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何事もそうだがモノを見る目というのは、その基点をどこに置くかで見えるものも大きく変わってくるし、それにより下した判断の結果も大きく異なる。他の国の人々よりも日本人に目立つ欠点として、無意識のうちに日本国内での日常生活を基準にして海外でも物事を捉えてしまうというのがある。それにより想定外のことがドンドン起きるし、仕事や投資の世界などでは「話が違うじゃないか!!」ということも起きがちだ。27日のここで「株式投資は予想以上に中国の一般市民の間に浸透している」ような書き方をしたが、これはあくまで上海という中国でも突出して成長している地域(都市)でのことであって、全体でみればまだまだ一般化など程遠いということになる。確かに人口は多いので都市部の市民だけでも一般的な国家の人口に匹敵するくらいの塊になるので、相応の影響力があるのは間違いなかろう。それでも「一般化している」という結論は誤解を招きかねず、使う場合は環境を示す修飾語を添えてということか。。
今回も南京や北京その他地方都市への陸の玄関口にあたる上海駅に行って見た(実は2駅先まで列車に乗ろうとしたが窓口の誤解と思われる対応で乗れなかった)。そこまでは市内中心部からは南北に地下鉄1号線が走っているのだが、この路線は物理的に地下鉄の駅自体のみならず車内までもが照明も暗く、それ以上に乗客も明らかに2号線とは異なる。もともと地方から上海に職を探して流れ着いた人々のターミナル駅という色彩が濃いように見える「上海駅」ならではということだが、駅前の広場では出身地へ向かう列車を待っていると思われる人々が、荷物(箱状のものや穀物用のビニール製の袋)をいっぱい携えて、たむろしている姿がここかしこにある。はっきり言うと、上海の中心部で見掛ける人々とは身なりも異なり、はっきり言って見るからに貧しそうに見える。地下鉄1号線車内は、そうした人々で混雑しており、車内の雰囲気もどこか殺気立っているように感じる。観光スポットである南京東路、南京西路、また浦東(プートン)とまさに発展上海の象徴となっている地域を東西に走る地下鉄2号線は、中央政府が政策的に力を入れて開発していることもあり、働く人も住まう人も、やはり豊かといえる。昨年も同じように感じたが、春節前の帰省ラッシュに重なっていたので、それもあって1号線車内は独特の雰囲気なのだと思ったが、今回も変わりはなかった。都市部と農村部の貧富の格差の拡大は既に政治問題化しているが、それを肌で感じることができる。
写真は、上海株式取引所。高層ビルの2階部分に取引所がある。ビルに入ると強気の象徴「ブル(雄牛)」の像がある。取引所内の一般公開はしていない。事前の申請のうえ許可が必要。
今回も南京や北京その他地方都市への陸の玄関口にあたる上海駅に行って見た(実は2駅先まで列車に乗ろうとしたが窓口の誤解と思われる対応で乗れなかった)。そこまでは市内中心部からは南北に地下鉄1号線が走っているのだが、この路線は物理的に地下鉄の駅自体のみならず車内までもが照明も暗く、それ以上に乗客も明らかに2号線とは異なる。もともと地方から上海に職を探して流れ着いた人々のターミナル駅という色彩が濃いように見える「上海駅」ならではということだが、駅前の広場では出身地へ向かう列車を待っていると思われる人々が、荷物(箱状のものや穀物用のビニール製の袋)をいっぱい携えて、たむろしている姿がここかしこにある。はっきり言うと、上海の中心部で見掛ける人々とは身なりも異なり、はっきり言って見るからに貧しそうに見える。地下鉄1号線車内は、そうした人々で混雑しており、車内の雰囲気もどこか殺気立っているように感じる。観光スポットである南京東路、南京西路、また浦東(プートン)とまさに発展上海の象徴となっている地域を東西に走る地下鉄2号線は、中央政府が政策的に力を入れて開発していることもあり、働く人も住まう人も、やはり豊かといえる。昨年も同じように感じたが、春節前の帰省ラッシュに重なっていたので、それもあって1号線車内は独特の雰囲気なのだと思ったが、今回も変わりはなかった。都市部と農村部の貧富の格差の拡大は既に政治問題化しているが、それを肌で感じることができる。
写真は、上海株式取引所。高層ビルの2階部分に取引所がある。ビルに入ると強気の象徴「ブル(雄牛)」の像がある。取引所内の一般公開はしていない。事前の申請のうえ許可が必要。
いつも役立つ情報ありがとうございます
私もサイトを開設しましたのでもしよろしければ
一回見に来てください
ではこれからも良い情報待っています
ではがんばってくださいね
うちの会社も最近中国に関連会社ができましたので、職場の人間が出張したりしてますが、私自身は20年前に行ったきりでして、当時はやたら貧しい人が汚いところに住んでいてびっくりしました。当時は何かを買いたいだのなんだの物の文化に染まっていると感じまして、自分の精神が貧しいなあとカルチャーショックを受けて帰ってきましたが、帰ってきたら感覚は元に戻ってしまいました。当時は物価の違いを痛感しましたけど、日本人平均をはるかにしのぐ収入を得る富裕層もいるようで、相当な格差があるのではと想像してます。中国で金を買う人はどんな階層の人たちでしょうか?
中国は青島ビールがありますが、先生もそっちで一杯やってますか?
うちの爺さんも戦前、海軍の遠洋航海訓練で中国に寄ったようでして記念写真が残ってます。・・・私事ですみません(笑)
結局これは水の問題ではないかと思うわけ。やっぱり日本は水がイイ!!うまいビール、酒が飲める我らの国土に感謝しましょ!!
しかも同じブランドでまずいなんて。
当時は、生水はのむなといわれ、ビールは常温で飲むのが当たり前の文化でしたが。
ビール、日本酒、ウイスキー。うまい水(軟水)があってこそのお酒です。おいしい水に恵まれてる日本はやっぱいいですね!!
阪神の新人小嶋投手、いいですね。