亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

Bye-bye 2020 

2020年12月31日 23時02分26秒 | 徒然(つれづれ)
コロナ禍に見舞われた今年は、個人的に、やはり例外にもれず行動範囲も狭まってしまい、出張も3月以降はほとんどなくなった。一方で、6月に中野サンプラザのセミナールームから参加人数を絞ったリアルのセミナーを、Zoomを使ってライブ配信するということを試すなど、新たな展開もあった。本も1冊書いたし。環境変化に応じて発生した流れに対応したものだけど、考えてみれば、いずれそうした展開になっていたのだろう。多くの分野でそうした例が多いと思われるが、金融経済面でも、コロナが展開を早めたということか。

それにしても大晦日の本日、東京の1日の感染者数は直近の過去最大を400人近く更新する1300人超で、全国の感染者数も過去最大の4000人台で2020年を終えるというもの、コロナ禍に揺れた今年を象徴するものでもある。個人的に、過去、記憶に残るというか印象深い年がいくつかあるが、その一つに間違いなくなった2020年。

ここ数日、毎朝NY市場のデータだけ、いつものように20年来やっているEXELLに落とし込む作業をやるものの、市場展開などはチェックしなかった。敢えて数字の変化だけ見て、関連ニュースなど見なかった。ここの更新もしなかった。ただ、タイトルがこれはというニュースや解説記事のスクラップだけやっていた。これらは、年明けにゆっくりチェックしようと思っている。

それにしても、結局、少なくともこの20年は米国は株式市場を離れずには経済運営(政策)は取れなくなっていることを実感する。しかし、この“始末”を金融当局はどう取るんだろう。

現時点で思うのは、迎える2021年は、大変動の2022、2023年への橋渡し、というか条件設定の年になるのかな、、、ということ。

いずれにしても、御身大切に良き年をお迎えください。

いまこれを書いている現在のNY金は1901.40ドル。1950ドル前後での越年と先週書いたけど、どうなるか。しかし、考えてみれば、従来感覚ではずいぶん高みに上ったものだとも思うが、モノガタリはまだまだ続くということに。バイバイ2020。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-01-02 08:13:28
昨年より再度の中国赴任ですが、コロナについては安全でマスクをしている人は半々といったところです。こちらは水際対策が徹底しており、日本からの渡航条件はさらに厳しくなっていますし、スマホの健康カードというもので危険な接触がないことを証明して公共の場に出入りします。それだけ個人情報が監視されているということでしょうが、発生元の中国がコントロールできて日本が感染拡大のコロナ禍中に見舞われているという事実、皮肉にも民主主義の弱さを露呈しているのか、トップダウンで決められない日本という国の体質なのか、中途半端なgoto 何とかなんぞやらずに一貫した感染対策を徹底して欲しいものです。2021年、コロナの早期収束を願っています。

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