「2008年世界恐慌(米・中経済が牽引する成長の終焉)」。今朝の新聞広告でみた週刊エコノミストの特集がこれ。以前に比べるとセンセーショナルな見出しが増えたこの雑誌だが、おそらく企画は3~4週間前に立てたのではなかろうか。原稿の執筆依頼から入稿、ゲラのチェックと進む間に、大揺れの金融市場では中東、アジアの政府系ファンドが膿を出そうともがき苦しむ米欧の大手金融機関に次々と手を差し伸べるという事態が進展していた。そして刷り上がり書店に配本されたところで、メリル・リンチへのテマセク(シンガポールの政府系投資ファンド)の出資が正式に発表されるという状況。じつはまだ中身を読んでないので不明だが、金融が最悪の事態を回避されてなお、世界恐慌突入の警鐘を鳴らそうとする内容なのだろうか。政策の舵取りを誤り、あるいは誤らなくともタイミングを逸した場合、その可能性はなくはないが、現状では「2008年に恐慌突入」などないでしょう。事態の進展スピードが速いので編集者も大変なのだ。これより外出につき、出先で目を通してみます。
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あながち嘘とも思えない根拠もありそうだし、日本の住専処理も20兆といいながら100兆になったし政府系ファンドが数千億の注入でこの問題が済むとは思えないのですがどうでしょうか?
為替の心理的節目がドル円で116円
から114円に変化しています。これが長期トレンドのキーワードと見ます、
ザプライム問題はこれからが本番だと思います。
グローバル経済のプラス要素から当面「恐慌」はありませんね。でも再び円高は進行するはずです。なぜなら、日本はこれだけバブル崩壊の処理に苦しんで、無駄遣いをしてこなかったじゃないですか。