平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

先週のレース(タケシバオーのレコード遂に破られる)

2006年08月31日 | 結果
26日(土)は札幌と小倉で2歳のオープン戦が行われた。
札幌競馬場で行われた「クローバー賞」(2歳、芝1500㍍、11頭立て)は、4、5番手のインに付けた1番人気のイクスキューズが、直線で先行する2頭の外に出して追い込み、終いさらに加速がついて2着以下を2馬身引き離した。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイム1分29秒3は、ストーミーカフェの記録を0.1秒破るレコード。逃げたビービーガルダンが二の脚を使って2着。3着はクビ差でスイングロウ。同馬は後方からのケイバ。4コーナー、直線とも前が壁になり、バックを踏む不利があった。終いだけ追い込んだけで、脚を余して負けた印象。それでも勝馬より早い上がりを繰り出しているので、2着はあったかもしれない。地方馬は5頭出走し、レース最速の上がりで追い込んだグランドカラーの5着(1着とのタイム差は0.5秒)が最高だった。
イクスキューズは父ボストンハーバー、母クリスティキャット(母の父マジェスティックライト)、牝2歳、鹿毛。美浦・藤沢和雄厩舎。馬主は岡田繁幸氏で、生産牧場はビッグレッドファームだから自家生産馬。福島の新馬を勝っての参戦で2戦2勝。

小倉の「ひまわり賞」(2歳、芝1200㍍、九州産、14頭立て)は、1番人気のコウセイカズコが好スタートから逃げ切った。優勝騎手は吉永護。勝ちタイムは1分10秒8。2着は中団から外を回って追い込んだイフウドウドウ。着差はクビ。3着は1馬身1/2差で、後方から大外を追い込んだキリシマスピード。
コウセイカズコは父ブラックホーク、母シンコペーション(母の父フジキセキ)、牝2歳、鹿毛。美浦・吉永正人厩舎。馬主は杉安浩一郎氏。生産牧場は杉安牧場なので、同馬も自家生産馬か。2戦2勝。

28日(日)はJRA3場で3歳以上のオープン戦が組まれていた。
札幌競馬場の新設重賞「第1回キーンランドカップ(GⅢ)」(3歳以上、芝1200㍍)は、地方馬モエレエスポワールが落鉄で発走遅延。レースはモアザンベストとギャラントアローが逃げてハイペースとなり、後方から外を回って追い込んだチアフルスマイルがゴール前で差し切った。16頭立て4番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイム1分08秒4。3番手の好位から直線抜け出した1番人気のシーイズトウショウは、ゴール前で捕まり1/2馬身差の2着。勝馬の後方インコースの位置取りから4コーナーで内目を回り馬群から抜け出したビーナスラインが3着。着差はクビ。1~3着を牝馬が占めた。ハナ差の4着にさらに後方から外を回って最速の上がりで追い込んだブルーショットガン。
チアフルスマイルは父サンデーサイレンス、母ゴールデンカラーズ(母の父ミスタープロスペクター)、牝6歳、黒鹿毛。栗東・池江泰郎厩舎。馬主は㈱アカデミー、生産者は清水克則氏。

小倉のメイン、オープン特別の「阿蘇ステークス」(3歳以上、ダート1700㍍、ハンデ)は水の浮く不良馬場で行われ、サンライズキング(56㌔)がレコードタイムで逃げ切った。15頭立て2番人気。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムの1分41秒8(雨、不良)は、コースレコード(従来は1分42秒3)だけでなく、昭和44年3月にタケシバオーが東京競馬場で記録した1分41秒9を破る日本レコード。なお、タケシバオーのレコードタイム現存する距離では最古の記録だった。3番手に付け最後まで勝馬を追いかけたメイショウホウオウ(53㌔)が1馬身1/4差の2着。後方から早めに追いかけたハンデ頭の1頭サイレントディール(57.5㌔)が3着に入ったが、3馬身1/2と離された。1番人気のミリオンベル(54㌔)は抑えて2番手を追走しながら、3~4コーナーで1、2着馬に離されてしまい8着と順位を落とした。ハンデ頭57.5㌔のもう1頭アンドゥオールは、中団から進出しての4着(8番人気)。
サンライズキングは父キンググローリアス、母ラブリーサンライズ(母の父ノーザンテースト)、牡7歳、鹿毛。栗東・石坂正厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は若林牧場。

新潟競馬場で行われた「第42回新潟記念(GⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍、ハンデ)はファンファーレ後、ソーユアフロストが競走除外となりレースが遅延。17頭立てで行われ、後方集団にいたトップガンジョー(57㌔)が長い直線で大外に持ち出し、内回りの出口か残り400㍍当たりで先頭に立って、クビ-クビの接戦を制した。6番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分57秒2。上がり33秒9は最速。2着も後方にいたサンレイジャスパー(51㌔)。3着は中団にいたトップハンデ58㌔ヴィータローザ。1番人気のスウィフトカレント(57㌔)も後方グループから追い込み、3着と3/4馬身差の4着に入り、「サマー2000シリーズ」のチャンピオンに輝いた。もう1頭のトップハンデ58㌔のサイドワインダーは、殿からのケイバで、11番人気で11着だった。
トップガンジョーは父マヤノトップガン、母ゴールデンノヴァ(母の父ゴールデンフェザント)、牡4歳、栗毛。美浦・和田正道厩舎。馬主は河内孝夫氏。生産牧場はハシモトファーム。

新潟記念で「サマー2000シリーズ」が終わり、スウィフトカレント(牡5歳、栗東・森秀行厩舎、馬主は㈲社台レースホース)が王者となったわけだが、これは盛り上がったと言っていいのだろうか。橋口調教師が「チャンピオンを決める最後のレースがハンデ戦ではなぁ」というようなことを言っているのを読んだが、夏場の出走頭数確保策と見るべきなのであろう。

新潟、小倉は最終週

2006年08月27日 | 予定
とうとう次の週末で、新潟と小倉は最終週。
それぞれ2歳ステークスが行われる。今週の中央競馬のグレードレースは9月3日(日)に行われるこの新潟2歳Sと小倉2歳S(いずれもGⅢ)の2つだけ。

平地のオープン特別は、2日(土)に新潟でダート短距離のハンデ戦「BSN賞」と3日札幌の芝長距離戦「札幌日経オープン」の2つ。

《今週のグレードレース 8月28日~9月3日》
○3日(日)、新潟「第26回新潟2歳ステークス」GⅢ、2歳、芝1600㍍
○3日(日)、小倉「第26回小倉2歳ステークス」GⅢ、2歳、芝1200㍍

先週のレース(札幌記念など)

2006年08月24日 | 結果
19日(土)に新潟競馬場で行われた「第8回新潟ジャンプステークス(J・GⅢ)」(3歳以上、芝外→内3250㍍、ハンデ)は、中団から2周目向正面で先団に取り付き、最後の直線残り200㍍からの叩き合いを制したストームセイコー(60㌔)が優勝した。14頭立て2番人気。優勝騎手は穂苅寿彦。勝ちタイムは3分31秒3。2周目向正面でハナを奪い、逃げ込みを図ったニシノヘブンズドア(57㌔)がクビ差2着。後方から大外を追い込んだユーワキングストン(57㌔)が1馬身3/4差3着。1~3着馬は前走、新潟での障害戦の連対馬。1番人気でトップハンデ62㌔だったテレジェニックは後方からの競馬で5着に終わった。マウントフォンテンが落馬。
ストームセイコーは父カリズマティック、母ミシュラン(母の父シャディード)、牡5歳、栗毛。美浦・増沢末夫厩舎。馬主は竹國弘氏。米国産。

同日、札幌のメイン「しらかばステークス」(3歳以上、ダート1700㍍、ハンデ)は、3~4コーナーで一団となり、ハンデ戦らしく接戦でゴールしたが、後方待機から残り400メートルで大外を捲くったヒカルウイッシュ(54㌔)が制した。12頭立て10番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイムは1分44秒8。2番手追走で粘ったハギノベルテンポ(55㌔)が3/4差2着。3着はクビ差で、出遅れて後方から追い込んだナリタプレリュード(53㌔)。1番人気のオーガストバイオ(56㌔)は、馬群から抜け出せないまま1着と0.3秒差の6着。トップハンデ58.5㌔のスターキングマンは先行したが、4番人気で10着だった。
ヒカルウイッシュは父アフリート、母ヒカルバリオス(母の父マルゼンスキー)、牡4歳、鹿毛。美浦・栗田博憲厩舎。馬主は高橋光氏。生産牧場は宇南山牧場。

20日(日)、札幌競馬場で行われた「第42回札幌記念(GⅡ)」(3歳以上、芝2000㍍、1頭取り消して15頭立て)は、後方から大外を回り最速の末脚でゴール前鋭伸のアドマイヤムーンが快勝。1番人気に応えた。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分00秒3。4コーナーで好位に取りついた連闘のレクレドールが2着。着差は1馬身。さらに1/2馬身差の3着に先行して粘ったマチカネキララが入った。
アドマイヤムーンは父エンドスウィープ、母マイケーティーズ(母の父サンデーサイレンス)、牡3歳、鹿毛。栗東・松田博資厩舎。馬主は近藤利一氏。生産牧場はノーザンファーム。

同日、小倉のメイン「小倉日経オープン」(3歳以上、芝1800㍍)は、ツルマルヨカニセが逃げ切った。8頭立て3番人気。優勝騎手は小牧太。勝ちタイムは1分47秒9。後方からの競馬でレース最速の上がりを繰り出したアルビレオは、追い込み届かず3/4馬身差2着。1番人気のブラックタイドは、中団から切れずに1/2馬身差の3着まで。
ツルマルヨカニセは父ダンスインザダーク、母ビーモル(母の父リファール)、牡6歳、栗毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は鶴田任男氏。生産牧場は白老ファーム。

同日、新潟競馬場では「NSTオープン」(3歳以上、芝1400㍍、12頭立て)が行われ、抑えて後方まで下げ、3~4コーナーでいつの間にか外に出した(フジTV「スーパー競馬」では確認出来ず)1番人気のシンボリエスケープが直線良く伸びて優勝した。優勝騎手は蛯名正義。勝ちタイムは1分20秒8。勝馬の外、ほぼ同じ位置から追い込んだ船橋のネイティヴハートが、一旦は先頭に出たものの差し返されてアタマ差2着。1馬身1/4差の3着に逃げたヒシフェアレディ。
シンボリエスケープは父サクラバクシンオー、母スイートケンメア(母の父ケンマール)、牡5歳、芦毛。美浦・久保田貴士厩舎。馬主がシンボリ牧場で、生産者が和田農林㈲となっているが、実質的にシンボリ牧場のオーナーブリーディングホースではなかろうか。

札幌記念のアドマイヤムーンは強かった。去年、この下をキャロットクラブで買えなかったのが残念だ。

続々・酒場の真実

2006年08月22日 | 酒場
王子駅近くの立ち飲みのおでん屋「H」に行く。
風呂上がりだったので、まず生。
エビスとキリンが同じ値段ならエビスでしょうが。
おでんは、「ロールキャベツにはんぺんに牛蒡巻き」。
おでん種屋なので、というか、かまぼこ屋だけに練り物を頼まないわけにはいかないでしょう。

ところが、ロールキャベツはともかく、はんぺんが不味かった!
う~ん。
臭いのである。
こりゃいかんでしょうが。
とはいえ、他の客ははんぺんを食っている。
口に合わないだけか?

これじゃ納得出来ないので、もう一軒。
都電に乗って町屋に出て「小林」。
梅ハイにガツ刺し。
ガツ刺しはニンニクで!
ここの梅ハイは梅干し。お代わりはチュウハイで。
最初からここにすれば良かった。
帰りの都電で隣に座った人はニンニク臭かったかもしれないが…

夏競馬もあと2週

2006年08月21日 | 予定
中央競馬の夏競馬も北海道シリーズを除けばあと2週。
今週のグレードレースは、公営には無く、中央競馬で2レース。
盛り上がっているのかどうか、サマースプリント&2000シリーズ。
それぞれ1競走ずつ行われる。
いずれも27日(日)で、札幌がスプリントの新設重賞「キーンランドカップ」、新潟が2000の「新潟記念」。新潟記念はハンデ戦。格はどちらもGⅢ。

平地のオープン特別は3競走。26日(土)に札幌で「クローバー賞」、小倉で「ひまわり賞」と2歳戦が組まれている。ひまわり賞は九州産馬限定。小倉では、27日には古馬のハンデのダート戦「阿蘇ステークス」が行われる。

《今週のグレードレース 8月21日~27日》
○27日(日)、札幌「第1回キーンランドカップ」GⅢ、3歳以上、芝1200㍍
○27日(日)、新潟「第42回新潟記念」GⅢ、3歳以上、芝2000㍍、ハンデ

先週のレース(グレードレース3競走)

2006年08月20日 | 結果
14日(月)に公営の盛岡競馬場で行われた「第11回クラスターカップ(GⅢ)」(3歳以上、ダート1200㍍)は、逃げるディバインシルバーを3番手で追い、ゴール前捕らえたアグネスジェダイが優勝した。14頭立て2番人気。優勝騎手は小牧太。勝ちタイムは1分09秒8。ディバインシルバーはクビ差負けの2着だが、前半笠松のクィーンロマンス(シンガリ負け)に絡まれたのが痛かった。1番人気のトウショウギアは勝馬の後ろ4番手から追い上げたが2着と3/4馬身差の3着だった。JRA所属馬が1~3着を独占。
アグネスジェダイは父アグネスワールド、母ラッキーパイシーズ(母の父Crafty Prospector)、牡4歳、鹿毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は渡辺孝男氏。生産牧場は社台ファーム。

翌15日(火)に佐賀競馬場で行われた「第6回サマーチャンピオン(GⅢ)」(3歳以上、ダート1400㍍、11頭立て)は、高知・ビッグフリートの逃げを2番手のメイショウボーラーとその後ろに付けていたメイショウバトラーが直線で捕らえ、外メイショウバトラーがアタマ差差して優勝。スタートは良くなかったが、すぐに外に出して好位に取り付き、1番人気に応えた。優勝騎手は佐藤哲三。勝ちタイムは1分26秒1。メイショウボーラーが2着。3着は2馬身差でワンダーハヤブサ。勝馬の内に位置していたが、勝負どころで勝馬に置かれてしまい、最後叩き出されてきた。このレースも1~3着を中央馬が独占。ビッグフリートが1/2馬身差4着と健闘した。
メイショウバトラーは父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ(母の父ダイナガリバー)、牝6歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は松本好雄氏。生産者は三木田明仁氏。

18日(木)、旭川競馬場ナイトレースで行われた「第18回ブリーダーズゴールドカップ(GⅡ)」(3歳以上、ダート2300㍍)は、JRA・タイミパラドックスがレース直前に競走除外となり12頭立て。道中3番手に付けた1番人気のハードクリスタルが4コーナーで先頭に立ち、2着に3馬身差を付けて快勝した。優勝騎手は横山典弘。勝ちタイム2分31秒0。逃げたパーソナルラッシュが2着を死守し、JRA所属馬のワンツー。中団から追い込んだ地元北海道のジンクライシスが1馬身1/2差の3着に入った。4着以下は6馬身ちぎられた。
ハードクリスタルは父クリスタルグリッターズ、母スイートミルド(母の父ダンスホール)、牡6歳、鹿毛。栗東・作田誠二厩舎。馬主は芹澤精一氏。生産牧場はシンボリ牧場。

先週のレース(クイーンステークスなど)

2006年08月15日 | 結果
12日(土)に新潟競馬場で行われた「ダリア賞」(2歳、芝1400㍍、9頭立て)は、埒沿いを逃げた1番人気のマイネルレーニアが直線で後続を突き放し、2着に5馬身差を付けて快勝した。優勝騎手は石橋脩。勝ちタイムは1分22秒1。上がり35秒6も最速。3、4コーナーで不利があり、下がりながらも直線外から追い込んできたマルカハンニバルが2着。4コーナーで好位に取りついたメイクユーハッピーは、ゴール前差されてクビ差3着。
マイネルレーニアは父グラスワンダー、母チェリーラブ(母の父サクラユタカオー)、牡2歳、栗毛。栗東・西園正都厩舎。馬主は㈱サラブレッド・クラブ・ラフィアン。生産牧場は岡田スタッド。

13日(日)に行われた札幌開幕週のメイン「第54回クイーンステークス(GⅢ)」(3歳以上牝、芝1800㍍)は、道中6番手から4コーナーで馬なりで先頭に立ったデアリングハートが優勝した。14頭立て3番人気。優勝騎手は藤田伸二。勝ちタイムは1分46秒7。向正面で、前の方は3頭ずつが雁行する展開。勝馬は4~6番手の第2集団。その後ろ7番手グループにいたレクレドールが4コーナーで内を掬い、さらにその後ろにいたヤマニンシュクルは外を回って追い込み、距離損しているヤマニンシュクルが2着、レクレドールが3着。着差は1馬身3/4―クビ。1番人気のマイネサマンサはアズマサンダースにハナを叩かれ3コーナーで先頭に立ったがそこまで。1着から2.1秒差の8着に終わった。
デアリングハートは父サンデーサイレンス、母デアリングダンジグ(母の父ダンジグ)、牝4歳、栃栗毛。栗東・藤原英昭厩舎。馬主は㈲社台レースホース。生産牧場は社台ファーム。

同日、小倉のメイン「第41回テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ)」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)は、スタートが悪かったサチノスイーティーに一旦は先頭を譲ったものの終始先行し、唯1頭直線で内を付いたコスモフォーチュン(52㌔)が快勝した。14頭立て11番人気。優勝騎手は角田晃一。勝ちタイムは1分08秒0。後方グループの8番手から外を回って追い込んだハンデ頭の1頭ゴールデンキャスト(58㌔)が1馬身3/4差2着。クビ差3着に3番手で粘ったホーマンテキーラ(56㌔)。ハンデ頭58㌔のもう一頭リミットレスビッドは、5番人気で5着(勝馬との差は0.4秒)。1番人気のマルカキセキ(57.5㌔)は先団グループの後方に付けながらも伸びを欠き、1着馬と0.6秒差ながら8着だった。
コスモフォーチュンは父マイネルラブ、母グレースマリヤ(母の父グルームダンサー)、牝4歳、鹿毛。栗東・宮徹厩舎。馬主は㈲ビッグレッドファーム。生産牧場は荒井ファーム。

同日、新潟ではオープン特別の「北陸ステークス」(3歳以上、ダート1200㍍)が行われ、3、4番手の外追走のエイシンボーダンがゴール前伸び、2着に1馬身1/2差で優勝した。9頭立て2番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは1分10秒6。上がりも最速。勝馬と同じ位置のインコースにいたリンガスローレルが、勝馬を追って脚を伸ばし2着。1番人気のチアズヒカリは逃げ馬ピッタリマークだったが、捕らえるのに苦労し、叩いて先頭に出たのも束の間、1、2着馬の末脚に屈した。2着との着差はハナ。
エイシンボーダンは父テイルオブザキャット、母ワークアウトワンダー(母の父モーニングボブ)、牡5歳、芦毛。栗東・鮫島一歩厩舎。馬主は平井豊光氏。米国産。

明日からは公営競馬でグレードレース

2006年08月13日 | 予定
今週は地方競馬でダートグレードレースが3つ。
早速明日から。
明日14日(月)は、盛岡で短距離の「クラスターカップ」、さらに翌15日(火)は佐賀でやはり短距離の「サマーチャンピオン」。
北と南で短距離戦だが、距離とコースが異なる。
クラスターカップは左回りの1200、サマーチャンピオンは右回りで1周する1400。さらに17日(木)は旭川で長距離の「ブリーダーズゴールドカップ」。これはGⅡ。
旭川はナイター開催。
昨日の「アド街ック天国」は、タイミング良く旭川だった。
動物園やりすぎもあるけど!

さて、中央競馬のグレードは今週は2つ。
19日(土)は、新潟で障害のハンデ戦「新潟ジャンプステークス」。
20日(日)は、札幌でGⅡの「札幌記念」。これはサマー2000シリーズの1つ。

最後に平地のオープン戦。
19日(土)に札幌で行われるダートの「しらかばステークス」は、秋のビッグレースに向けた注目のレース。公営のダートグレードレースとともに見逃せない。
20日(日)は、新潟で芝短距離の「NSTオープン」、小倉で芝中距離の「小倉日経オープン」が組まれている。

《今週のグレードレース 8月14日~20日》
○14日(月)、盛岡「第11回クラスターカップ」GⅢ、3歳以上、ダート1200㍍
○15日(火)、佐賀「第6回サマーチャンピオン」GⅢ、3歳以上、ダート1400㍍
○17日(木)、旭川ナイター「第18回ブリーダーズゴールドカップ」GⅡ、3歳以上、ダート2300㍍
○19日(土)、新潟「第8回新潟ジャンプステークス」J・GⅢ、3歳以上、ハンデ、芝3250㍍
○20日(日)、札幌「第42回札幌記念」GⅡ、3歳以上、芝2000㍍

先週のレース(関屋記念など)

2006年08月08日 | 結果
5日(土)の函館競馬のメインレース「みなみ北海道ステークス」(3歳以上、芝2600㍍、ハンデ)は、後方に待機し、3~4コーナーで大外まくりを決めたファストタテヤマ(57㌔)が快勝した。15頭立て4番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは2分42秒3。上がり36秒1もレース最速。2着は2馬身1/2差で好位から伸びたルーベンスメモリー(55㌔)。中団の内々に付けたハンデ頭58㌔のイングランディーレが渋太く伸びて3着。着差は1馬身3/4。1番人気のメジロコルセア(53㌔)は、1周目のゴール板過ぎでコスモテナシャス(52㌔、9番人気で7着)に交わされて2番手からの競馬となり、直線踏ん張れず5着に終わった。1着との着差は0.9秒。
ファストタテヤマは父ダンスインザダーク、母メインゲスト(母の父ターゴワイス)、牡7歳、鹿毛。栗東・安田伊佐夫厩舎。馬主は辻幸雄氏。生産牧場は秋田牧場。

同日、小倉競馬場で行われた「フェニックス賞」(2歳、芝1200㍍)は4コーナーを3番手で回ったシルバーストーンが先行する2頭の外からジワジワ伸びて優勝した。2頭出走取り消して11頭立て2番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは1分08秒3。上がり34秒7も最速だった。2、3着は先行争いした2頭で、1番人気のシャルマンレーヌが2着、3番人気のスーサンライダーが3着。着差は3/4―1/2。4着以下は6馬身離された。
シルバーストーンは父スペシャルウィーク、母ウインクアットデエンジャー(母の父Danzig)、牡2歳、鹿毛。栗東・瀬戸口勉厩舎。馬主は後藤繁樹氏。生産牧場はタイヘイ牧場。

6日(日)に函館競馬場で行われた「函館2歳ステークス(GⅢ)」(2歳、芝1200㍍)は中団から外を回って3、4コーナーで進出し、直線伸びたニシノチャーミーが2着に1馬身1/4差を付けて優勝した。1頭取り消して15頭立て7番人気。優勝騎手は四位洋文。勝ちタイムは1分10秒3。上がり35秒5もレース最速。逃げたローレルゲレイロが差し返して2着を確保。勝馬の前に位置し、直線で一旦先頭に立ったシャルトリューズがクビ差3着。5着までを外枠の馬が占めた。1番人気の3枠6番エイシンダームスンは好位で競馬を進めたが、「ガーっと行ってしまった」(秋山騎手談)ようで、末を無くし14着と惨敗。ホッカイドウ競馬から挑戦し“第2のコスモバルク”と騒がれたインパーフェクト(2番人気)は、抑えたレースをする作戦だったようで中団から後方に下がってしまい、最後は脚を伸ばしてきたが6着までだった。作戦失敗か、この経験を生かすか、今後のレースぶりが見物。
ニシノチャーミーは父サクラバクシンオー、母ブランドミッシェル(母の父ニシノエトランゼ)、牝2歳、鹿毛。栗東・浅見秀一厩舎。馬主は西山茂行氏。生産牧場は西山牧場。

同日小倉のメイン「KBC杯」(3歳以上、ダート1700㍍)は、馬場がパサパサだったのか、行った行ったの競馬。逃げた同枠サンライズキングをぴったりマークのミリオンベルが直線残り200㍍辺りで捕らえて快勝した。14頭立て6番人気。優勝騎手は太宰啓介。勝ちタイムは1分44秒1。上がり37秒4も最速。1馬身差2着にサンライズキングが粘り、2馬身1/2差を付けられながらも道中3番手のゼンノストライカーが3着に残った。1番人気の休み明けアンドゥオールは後方からの競馬で大外を回ってるようじゃ勝負にならず10着。
ミリオンベルは父フォーティナイナー、母ミナミノバレッツ(母の父イージーゴア)、牝5歳、栗毛。栗東・坂口正則厩舎。馬主は矢野文雄氏。生産牧場はカナイシスタッド。

新潟メインの「関屋記念(GⅢ)」(3歳以上、芝1600㍍)は、中団に付けたカンファーベストが直線残り400㍍からの叩き合いを制して優勝した。18頭立て14番人気。優勝騎手は江田照男。勝ちタイムは1分32秒5。2番手で先行したダイワバンディットは3/4馬身及ばず2着。1番人気のテレグノシスは、勝馬の後方からの競馬で、上がりが勝馬よりかかっては3着が一杯。2着との着差は1馬身1/2。
カンファーベストは父アンバーシャダイ、母カタリナラビット(母の父シンザン)、牡7歳、黒鹿毛。美浦・佐藤吉勝厩舎。馬主は奥村清晴氏。生産牧場は片岡牧場。

北海道は札幌開催に

2006年08月07日 | 予定
昨日で函館の開催を終え、今週から中央競馬の北海道シリーズは札幌に舞台を移す。
その札幌でのグレードレースは、13日(日)に行われるクイーンステークス(GⅢ)。
今週のグレードレースはもう一つ。同じ13日に小倉でサマースプリントシリーズの北九州記念(GⅢ)が行われる。

新潟はグレードレースが無く、今週は平地のオープン特別が2鞍。
12日(土)に2歳の「ダリア賞」、13日には古馬のダート短距離戦「北陸ステークス」が組まれている。

《今週のグレードレース 8月7日~13日》
○13日(日)、札幌「第54回北海道新聞杯クイーンステークス」GⅢ、3歳以上牝、芝1800㍍
○13日(日)、小倉「第41回テレビ西日本賞北九州記念」GⅢ、3歳以上、芝1200㍍、ハンデ

翌14日からの週は、地方競馬でダートグレードレースが3競走行われる。
14日(月)は左回りの盛岡で1200㍍のクラスターカップ、15日(火)は右回りの佐賀で1400㍍のサマーチャンピオン、17日(木)はナイター競馬の旭川で長距離のブリーダーズゴールドカップ。
盆開催に当たるこの時期は地方競馬の書き入れ時。昨年までは「サマードリームシリーズ」の名称が付いていたのが懐かしい。