平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

先週のレース(日本ダービーなど)

2007年05月30日 | 結果
○5月26日(土)
東京「欅ステークス」(3歳以上、ダート1400㍍)
トウショウギアがレコードタイムで優勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは☆1分22秒3(晴・稍重)。2番手から欅の向こう側で並び掛け、直線残り200㍍の手前で楽に抜け出し、2着に4馬身差を付けて押し切る。同馬はこのレース2年連続制覇。2着は唯一の3歳馬トロピカルライトが逃げ粘った。3着はクビ差でオフィサー。中団のイン。終始埒沿いでロスのないケイバ。上がり最速の36秒0で追い込むが、前を捉えきれず。1番人気のトーセンブライトは7着。勝馬とのタイム差は1秒1。後方から大外を回り、上がり最速タイの36秒0を繰り出すも前が止まらず。
トウショウギアは父オジジアン、母ターナートウショウ(母の父ナイスダンサー)、牡7歳、鹿毛。美浦・池上昌弘厩舎。馬主はトウショウ産業㈱、生産牧場はトウショウ牧場。

中京「白百合ステークス」(3歳、芝1800㍍)
オースミダイドウが逃げ切った。13頭立て3番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分47秒2(晴・良)。テンの1000㍍通過1分ちょうどというマイペースに持ち込み、クビ差押し切る。2着はコンティネント。押さえて2番手追走も捕まえ切れず。3着は1馬身1/4差でビンチェロ。縦長の展開の中団に押さえて大外を追い込み、接戦の3着争いを制す。ハナ差4着のダイレクトキャッチがレース最速の上がり34秒5を計時。1番人気のメイショウレガーロは、さらにハナ、クビの6着。道中は3着馬のイン。直線はごちゃつく中で3着争いまで。勝馬とのタイム差は0秒3。
オースミダイドウは父スペシャルウィーク、母ストームティグレス(母の父ストームキャット)、牡3歳、青毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は社台ファーム。

中京「第43回金鯱賞(GⅡ)」(3歳以上、芝2000㍍、12頭立て)
ローゼンクロイツが直線抜け出し、1番人気に応えた。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分57秒2(晴・良)。縦長の展開の中団から。3、4コーナーで外を回って差を詰め、直線抜け出す。2着はクビ差でスウィフトカレント。中団グループの後方。後方から3、4番手のイン。しかし、3、4コーナーでは大外に出して勝馬を追う。これで上がり最速の35秒0を繰り出し追い詰める。3着は2馬身1/2差でインティライミ。勝馬の1馬身程前の位置取りも先捲くりを打たれてしまう。最後追い込んでなんとか3着に届く。エンジンの掛かりが遅かった印象。
ローゼンクロイツは父サンデーサイレンス、母ロゼカラー(母の父シャーリーハイツ)、牡5歳、鹿毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。

○5月27日(日)
東京「第74回日本ダービー(JpnⅠ)」(3歳牡牝、芝2400㍍)
牝馬のウオッカが優勝した。牝馬のダービー制覇は昭和18年第12回のクリフジ以来64年ぶり。というより、現在のクラシックの体系となった昭和28年以降初めて。18頭立て3番人気。優勝騎手は四位洋文。勝ちタイムは2分24秒5(晴・良)。上がり33秒0はレース最速。好スタートを押さえて縦長の展開の中団、馬群のイン。直線弾けて、2着に3馬身差を付ける完勝。逃げたアサクサキングスが2着に粘る。ヴィクトリーの出遅れもあって先手を取る。縦長となったが早いペースではなかった。3着は1馬身3/4差でアドマイヤオーラ。1番人気フサイチホウオーの1馬身程後方から。直線、同馬の外から追い上げるが3番手に上がるのが一杯。以下4着サンツェッペリン、5着ドリームジャーニー。単勝オッズ1.6倍の断然人気だったフサイチホウオーは5番手の外追走も直線弾けず7着。勝馬とのタイム差は1秒ジャスト。3着のアドマイヤオーラは、後日、レース中に左前脚のヒザを骨折していたことが判明。全治6カ月の診断。
ウオッカは父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)、牝3歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は谷水雄三氏、生産牧場はカントリー牧場。
日本ダービーには皇太子殿下と安倍晋三総理大臣夫妻が来場。この日の入場者は13万人を超え、前年比23.5%増を記録した。一方、売上はダービー1競走が約308億円で前年比97.4%、東京競馬1日の売上が約452億円で同96.6%とダウン。最終レースの目黒記念に至っては10%以上も落ち込んだ。なお、管轄の松岡利勝農林水産大臣は来場せず。ドタキャンだったようだが、翌日に自殺を図る。競馬法改正法案の国会提出目前での出来事。

東京「第121回農林水産省賞典 目黒記念(JpnⅡ)」(3歳以上、芝2500㍍、ハンデ、18頭立て)
1番人気でトップハンデ58.5㌔のポップロックが優勝、このレース2年連続制覇となった。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分31秒4(晴・良)。インの先団。向正面で中団以降から何頭か上昇したため、中団まで順位を下げたが、直線馬群を捌いて差し切る。2着はクビ差で3歳馬のココナッツパンチ(51㌔)。中団から。同馬も動かず後方に下がったが、直線に向いて大外に出し、レース最速の上がり3F34秒3で追い込む。3着は1馬身1/2差でアドマイヤフジ(57㌔)。先行して粘る。2着のココナッツパンチは、後日、左第3中足骨の骨折が判明。全治未定ながら復帰には3~6か月かかる見込み。
ポップロックは父エリシオ、母ポップス(母の父サンデーサイレンス)、牡6歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は吉田勝己氏、生産牧場はノーザンファーム。

日本対香港

2007年05月28日 | 予定
今週は30日(水)に公営浦和でさきたま杯。
中央競馬の重賞競走は東京のみで、6月2日(土)がユニコーンステークス、3日(日)がGⅠの安田記念。
安田記念には海外から香港馬4頭が来日。日本対香港の様相。

今週は中央競馬の平地オープン競走は組まれていない。

《今週の格付け競走 5月28日~6月3日》
○30日(水)、浦和「第11回さきたま杯」JpnⅢ、4歳以上、ダート1400㍍
○2日(土)、東京「第12回ユニコーンステークス」JpnⅢ、3歳、ダート1600㍍
○3日(日)、東京「第57回農林水産省賞典 安田記念」GⅠ、3歳以上、芝1600㍍

先週のレース(オークスなど)

2007年05月26日 | 結果
○5月19日(土)
中京「昇竜ステークス」(3歳、ダート1700㍍)
ヒシカツリーダーが逃げ切った。16頭立て6番人気。優勝騎手は田島翔。勝ちタイムは1分45秒9(晴・良)。好スタートから叩いて先行、1コーナーから埒沿いを逃げ切る。2着はハナ差でパルティーレ。2コーナーで3番手、4コーナーでは勝馬から1馬身程の2番手。直線の脚色が同じで、最後は詰めたが及ばず。1番人気のホワイトメロディーは1/2馬身差3着。2着馬のすぐ後方の外。同馬も直線は脚色が同じで差が詰まらず。
ヒシカツリーダーは父フサイチコンコルド、母ヒシタエコ(母の父チーフズクラウン)、牡3歳、青毛。栗東・小島貞博厩舎。馬主は阿部雅一郎氏。生産者は中村雅明氏。

中京「テレビ愛知オープン」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ、18頭立て)
トップハンデ58㌔のペールギュントが快勝、1番人気に応えた。優勝騎手は上村洋行。勝ちタイムは1分07秒3(晴・良)。中団から大外を回って差し切る。完勝。2着は1/2馬身差でスピニングノアール(57㌔)。勝馬の2馬身程後方から。4コーナーでインに潜り込むが、前が開かず追い出しが遅れる。3着はハナ差でヴリル(55㌔)。勝馬の1馬身程前の位置取り。4コーナーで外から勝馬に交わされながらも、渋太く伸びる。トップハンデタイ58㌔のアンバージャックは4番人気で11着。勝馬とのタイム差は0秒5。先行して粘れず。着順は悪いが、差は僅か。
ペールギュントは父サンデーサイレンス、母ツィンクルブライド(母の父リファール)、牡5歳、黒鹿毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。

○5月20日(日)
東京「優駿牝馬 第68回オークス(JpnⅠ)」(3歳牝、芝2400㍍)
ローブデコルテがハナ差で1番人気のベッラレイアを下し、オークスレコードで優勝した。18頭立て5番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは2分25秒3(晴・良)。終始、1番人気馬の2馬身程後方を追走、直線は外に出して3着馬とともに追い込む。2着ベッラレイアは、好スタートを切り、押さえて6番手。直線、馬場の中程から抜け出す。勝馬と馬体が離れていたので、テレビカメラでは勝ったように見えた。不運としか言いようがないが、パドックから少しテンションが高かったのではないか。3着は3/4馬身差でラブカーナ。勝馬のさらに後方の位置取り。直線に向いて大外に出し、勝馬の外から上がり最速の34秒6で追い上げる。以下、4着ミンティエアー、5着ピンクカメオ。
ローブデコルテは父コジーン、母カラーオブゴールド(母の父シーキングザゴールド)、牝3歳、芦毛。栗東・松元茂樹厩舎。馬主は前田幸治氏。米国産。
オークスの売上は約203億7700万円で前年比99.5%と微減だった。この日1日の東京競馬の売上は約290億5000万円で同100%と前年並み。東京競馬場の入場人員は10万人を突破し、前年比110%の2桁増となった。

中京「第24回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)」(3歳以上、ダート2300㍍)
メイショウトウコンがゴール前差し切った。16頭立て2番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは2分26秒8(晴・良)。後方から外を回って上昇、4コーナーで大外を回って豪快に伸び、上がり最速の36秒5で差し切る。2着は1/2馬身差でワンダースピード。4番手を追走。5番手で直線に向き、埒沿いを伸びる。3着は1/2馬身差でシャーベットトーン。2番手から粘り込む。1番人気のキクノアローは9着。勝馬とのタイム差は0秒9。後方のまま、見処なし。
メイショウトウコンは父マヤノトップガン、母ルナースフィア(母の父ジェイドロバリー)、牡5歳、黒鹿毛。栗東・安田伊佐夫厩舎。馬主は松本好雄氏。生産牧場は新冠橋本牧場。

いよいよダービー

2007年05月21日 | 予定
中央競馬はローカルの新潟が終了して、今週から東京と中京の2場開催。
しかし、先週までの左回り3場同時開催というのは、どうなんだろうか。
JRA10場中、左回りは3場。
うまく、開催時期を配分出来ないのだろうか?

さて、いよいよ27日は日本ダービー。
ダービーは第10レース。この日は、前年同様、最終第12レースに伝統のハンデ戦、目黒記念が行われる。
26日には中京で金鯱賞が行われ、今週の重賞競走は3つ。

平地のオープン戦は26日(土)に2つ。東京でダート短距離の「欅ステークス」、中京で3歳の「白百合ステークス」が行われる。

《今週の格付け競走 5月21日~27日》
○26日(土)、中京「第43回金鯱賞」GⅡ、3歳以上、芝2000㍍
○27日(日)、東京「東京優駿(第74回日本ダービー)」JpnⅠ、3歳牡牝、芝2400㍍
○27日(日)、東京「第121回農林水産省賞典 目黒記念」JpnⅡ、3歳以上、芝2500㍍、ハンデ

先週のレース(ヴィクトリアマイルなど)

2007年05月19日 | 結果
○5月12日(土)
東京「第52回京王杯スプリングカップ(GⅡ)」(4歳以上、芝1400㍍)
エイシンドーバーがゴール前4頭が一線の争いを制した。18頭立て5番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイム1分20秒0(晴・良)はレコード。中団から4コーナーで内を突き、直線は馬群の中から抜け出す。上がり3F34秒0はレース最速タイ。4着まですべてクビ差で、2着はシンボリエスケープ。中団、勝馬の1馬身程後方の外。直線外に出して追い込む。勝馬と同じレース最速の上がり34秒0を繰り出す。位置取りの差が出た格好。3着はオレハマッテルゼ。外の3番手追走。逃げ馬を交わして際どい勝負に持ち込む。逃げたマイネルスケルツィが、直線一旦2番手以下を引き離して4着に粘る。1番人気のプリサイスマシーンは勝馬から1秒2差の9着。2番手追走も直線は早目に後退。
エイシンドーバーは父ヴィクトリーギャロップ、母エイシンジョージア(母の父クリスエス)、牡5歳、栗毛。栗東・小崎憲厩舎。馬主は平井豊光氏。米国産。

京都「第9回京都ジャンプステークス(J・GⅠ)」(4歳以上、芝3170㍍、ハンデ)
キングジョイ(59㌔)がゴール前差し切った。13頭立て5番人気。優勝騎手は白浜雄造。勝ちタイムは3分31秒0(晴・良)。最後方から徐々に進出。2周目向正面で先頭との差を詰め、4角を2番手で回って外から差す。2着は1馬身3/4差でブロードキャスター(60㌔)。中団から2周目向正面で先頭に立って粘る。1番人気でトップハンデタイのクールジョイ(61㌔)は2馬身の3着。好位2番手追走。2周目向正面で2着馬に早目に交わされるが粘り、最後は再び差を詰める。トップハンデタイ61㌔の他の馬は、マルブツトップが2番人気で5着。アグネスハットが3番人気で6着。メイショウイグアスとパレスチャンピオンが終盤の障害で落馬。
キングジョイは父マーベラスサンデー、母プリンセスエイブル(母の父ジェイドロバリー)、牡5歳、鹿毛。栗東・増本豊厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は川上牧場。

京都「葵ステークス」(3歳、芝1400㍍、12頭立て)
1番人気のカノヤザクラが5着まですべてクビ差の接戦を制した。優勝騎手は上村洋行。勝ちタイムは1分22秒6(晴・良)。2番手から3番手のインに進路を取り、直線埒沿いを伸びる。2着はアドマイヤヘッド。中団から、直線で5、6頭の外に出して追い込む。3着はマセラティスタ。逃げて一旦は4番手に後退も差し返して3着確保。4着はロードクルーザー。5着のシンデレラマンは、出遅れてダッシュが付かず後方から2番手を追走、外々を回り、4コーナーも大外を回って上がり最速の34秒0で追い込む。
カノヤザクラは父サクラバクシンオー、母ウッドマンズシック(母の父ウッドマン)、牝3歳、栗毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は神田薫氏。生産牧場は浜本牧場。

○5月13日(日)
東京「第2回ヴィクトリアマイル(JpnⅠ)」(4歳以上牝、芝1600㍍)
コイウタが直線、内から差して優勝した。18頭立て12番人気。優勝騎手は松岡正海。勝ちタイムは1分32秒5(晴・良)。中団から。直線、逃げるアサヒライジングが内をガッポリ開けたので、その内に入れて伸びる。2着は1/2馬身差でアサヒライジング。やや離して逃げ、直線は馬場のいいところを選んだようだ。3着はハナ差でデアリングハート。道中は勝馬と同じような位置で内外。勝馬が内で、同馬が外。同じように追い込むが届かず。以下、4着キストゥヘブン、5着に最速の上がり32秒9で追い込んだジョリーダンス。1番人気のカワカミプリンセスは出遅れて10着。中団のまま伸びず。勝馬とのタイム差は0秒9。
コイウタは父フジキセキ、母ヴァイオレットラブ(母の父ドクターデヴィアス)、牝3歳、栃栗毛。美浦・奥平雅士厩舎。馬主は㈲前川企画。生産牧場は社台ファーム。
このレースの売上は、174億7000万円余で前年比100.3%と微増を示した。この日一日の東京競馬の売上は約260億円で前年比99.9%とほぼ前年並を維持。入場人員は6万8523人で同116.6%と増加した。

京都「栗東ステークス」(4歳以上、ダート1200㍍、ハンデ)
バンブーエール(56㌔)が直線抜け出して優勝した。1頭取り消して15頭立て5番人気。優勝騎手は幸英明。勝ちタイムは1分11秒3(晴・良)。5番手追走から直線抜け出し、ゴール前もう一伸び。2着は1馬身1/4差で軽量51㌔のゴッドヘイロー。向正面では後方グループ。4角で勝馬の後方に付け、外から一緒になって追い込む。上がり36秒3はレース最速タイ。3着はクビ差でチョウカイロイヤル(54㌔)。道中は2着馬の外に位置。直線外から1、2着馬と連れて追い込む。3/4馬身差4着のタイキジリオン(54㌔)も上がり36秒3。1番人気でトップハンデ57.5㌔のニシノコンサフォスは9着。勝馬とのタイム差は1秒1。サイボーグ(6着)にハナを叩かれ、直線一杯。ハリーズコメットがスタート直後に落馬。
バンブーエールは父アフリート、母レイボーウッド(母の父レインボークエスト)、牡4歳、栗毛。栗東・安達昭夫厩舎。馬主、生産牧場とも㈲バンブー牧場。

西は中京開催に

2007年05月13日 | 予定
今週から中央競馬の主要場は開催替わり。
東は3回東京、西は場替わりで2回中京。
ローカルの新潟は最終週。
オープン戦は、今週から3歳以上となる。

ジーワンは日曜に東京でオークス。
同日、中京ではダートのGⅡ東海ステークス。

平地のオープン特別は19日(土)に中京で3歳限定のダート戦「昇竜ステークス」と芝の短距離戦「テレビ愛知オープン」が行われる。

《今週の格付け競走 5月14日~20日》
○20日(日)、東京「優駿牝馬 第68回オークス」JpnⅠ、3歳牝、芝2400㍍
○20日(日)、中京「第24回東海テレビ杯東海ステークス」GⅡ、3歳以上、ダート2300㍍

先週のレース(NHKマイルカップなど)

2007年05月12日 | 結果
○5月5日(祝・土)
東京「プリンシパルステークス」(3歳、芝2000㍍、13頭立て)
ゴール前外から抜け出したゴールデンダリアが1番人気に応えた。優勝騎手は柴田善臣。勝ちタイムは1分59秒(晴・良)。中団から4コーナーでは先行4頭から離れた5番手に上がり、直線差し切る。2着は1馬身3/4差でプラテアード。先行4騎の3、4番手の外。直線持ったままで先頭に見えたが、切れ味で劣る。3着は1馬身3/4差でコマンドールクロス。外枠から一気にハナを奪うが、同馬主のビンチェロが来ると譲って2番手。直線懸命に粘る。クビ差4着に入ったキングオブチャドがレース最速の上がり33秒7を計時したが、これはゴール前で不利があってのもの。この時斜行したウエイクアイランドは、玉突きとなったフサイチジュエル(8着)とマイネルランページ(11着)の走行妨害も取られ、6位入線も12着に降着。
ゴールデンダリアは父フジキセキ、母ナイストレビアン(母の父ノーザンテースト)、牡3歳、栗毛。美浦・二ノ宮敬宇厩舎。馬主は田中由子氏。生産牧場は大栄牧場。

京都「第55回京都新聞杯(JpnⅡ)」(3歳、芝2200㍍)
タスカータソルテが追い込んで優勝した。15頭立て2番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは2分13秒5(晴・良)。2頭が離して逃げる展開。3コーナーの坂の下りで各馬が一気に差を詰める。中団の位置取りから4コーナーで前と差を詰め、ゴール前外から抜けだす。2着は1/2馬身差でローズプレステージ。後方から直線に向いて狙っていたように一気に最内を突いて伸びる。上がり34秒1はレース最速。3着は1/2馬身差でサンライズベガ。離れた5番手を追走。他馬がスピードを増した坂の下りでは目立って差を詰めず(叩かれているが即応せず)、ゴール前渋太く伸びる。1番人気のフェザーケープは、さらに1/2馬身、クビ差の5着。6番手のイン。坂の下りで差を詰めて直線先頭も、勝馬に目標にされて交わされる。
タスカータソルテは父ジャングルポケット、母ブリリアントカット(母の父ノーザンテースト)、牡3歳、黒鹿毛。栗東・藤原英昭厩舎。馬主は㈲社台レースホース、生産牧場は社台ファーム。

新潟「第29回新潟大賞典(GⅢ)(4歳以上、芝2000㍍、ハンデ)
ブライトトゥモロー(55㌔)がゴール前差して、接戦を制した。16頭立て4番人気。優勝騎手は木幡初広。勝ちタイムは1分57秒7(晴・良)。先団の後方といった中団位置。直線、馬場の中程から一気に伸びる。1番人気のサイレントプライド(55㌔)はクビ差の2着。3番手のイン。直線埒沿いから抜け出す。3着もクビ差でトップハンデ57㌔のヴィータローザ(11番人気)。2着馬の外4番手追走で同じようなケイバ。2、3着の差は枠順、コース取りの差か。57㌔は他に3頭おり、さらにクビ差4着に2番人気のダンスインザモア(上がり3F33秒5でレース最速を計時)、1馬身1/2差5着に7番人気のマイネルレコルト。5番人気のエアセレソンは勝馬から0秒6差の11着だった。
ブライトトゥモローは父フレンチデピュティ、母ポピーデイ(母の父トニービン)、牡5歳、鹿毛。栗東・石坂正厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場は白老ファーム。

○5月6日(日)
東京「オアシスステークス」(4歳以上、ダート1600㍍、ハンデ、16頭立て)
イブロン(55㌔)が混戦を制して1番人気に応えた。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分36秒3(雨・稍重)。6番手から直線内から2頭目を抜け出す。2着はハナ差でゼンノストライカー(53㌔)。中団よりやや後方の位置取りから直線外を伸びる。3着はクビ差でメイショウホウオウ(54㌔)。勝馬の外、同じような位置から追い詰める。直線前が壁になるような場面も。ハンデ頭58㌔のストロングブラッドは10番人気で11着。勝馬とのタイム差は0秒7。ハンデ57.5㌔のカフェオリンポスは2番人気で8着。勝馬とのタイム差は0秒4。
イブロンは父マキャベリアン、母デザートビューティ(母の父グリーンデザート)、牡5歳、鹿毛。美浦・田村康仁厩舎。馬主は栗坂崇氏。愛国産。

東京「第12回NHKマイルカップ(JpnⅠ)」(3歳、芝1600㍍)
人気薄の牝馬、ピンクカメオが追い込んで優勝した。18頭立て17番人気。優勝騎手は公営大井の内田博幸。勝ちタイムは1分34秒4(雨・稍重)。中団よりやや後方、直線に向いた時は最後方に近い位置から大外を一気に追い込み、ゴール前まとめて差し切る。上がり34秒9はレース最速。2着は1/2馬身差で1番人気のローレルゲレイロ。好位5、6番手。直線は外目でかなり我慢して好機に追い出したようだが、外から勝馬に一気に交わされる。最低人気のムラマサノヨートーが1/2馬身差3着。同馬も直線に向いた時はシンガリの位置。馬場の真ん中、馬群に突っ込んで抜け出す。以下、アタマ差4着にシベリアンバード、5着はトーホウレーサー。
ピンクカメオは父フレンチデピュティ、母シルバーレーン(母の父シルヴァーホーク)、牝3歳、鹿毛。美浦・国枝栄厩舎。馬主は金子真人ホールディングス㈱。生産牧場はパカパカファーム。
NHKマイルCの売上は155億5500万円余で、前年比98.5%と減少。同日の東京競馬の売上は234億4000万円で同95.5%だった。この日の入場人員は5万5166人でこれは前年比108.3%と増加した。悪天候にもかかわらず、今年の好天のGⅠ競走と比べると健闘と思われる。GW最後の日曜ということと、在宅投票が増え、帰って天気が悪い方が売上が伸びるということかもしれない。同レースの3連単の払戻金は973万9870円で、これはJRA史上4番目の高配当、重賞競走に限ると最高配当ということである。

京都「都大路ステークス」(4歳以上、芝1600㍍、ハンデ、15頭立て)
1番人気のスーパーホーネット(55㌔)が快勝した。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分36秒4(雨・重)。7番手から4コーナー外を回り、直線抜け出す。快勝。2着は1馬身1/2差でマイネルハーティー(54㌔)。離れたシンガリ追走から直線伸びる。上がり35秒6はレース最速。逃げたニシノデュー(53㌔)がクビ差の3着に粘る。トップハンデ56㌔の1頭、ファイングレインは4番人気で6着。勝馬とのタイム差は0秒7。もう一頭のウインクリューガーは7番人気で12着。勝馬とのタイム差は1秒7。マヤノライジン(56㌔)は出走取消。
スーパーホーネットは父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(母の父エルセニョール)、牡4歳、鹿毛。栗東・矢作芳人厩舎。馬主は森本悳男氏。生産牧場はガーベラパークスタッド。

京都は最終週

2007年05月06日 | 予定
2回東京、3回京都は最終週。
今週のハイライトはジーワンの第2回ヴィクトリアマイル。
重賞競走はこのほか土曜に2鞍。東京で京王杯スプリングカップ、京都は障害の京都ジャンプステークス。

平地のオープン特別は、京都で2つ。12日(土)に3歳の短距離戦「葵ステークス」、13日(日)に古馬ダート短距離のハンデ戦「栗東ステークス」。

《今週の格付け競走 5月7日~13日》
○12日(土)、東京「第52回京王杯スプリングカップ」GⅡ、4歳以上、芝1400㍍
○12日(土)、京都「第9回京都ジャンプステークス」J・GⅠ、4歳以上、芝3170㍍
○13日(日)、東京「第2回ヴィクトリアマイル」JpnⅠ、4歳以上牝、芝1600㍍

先週のレース(かしわ記念など)

2007年05月06日 | 結果
○5月2日(水)
船橋「第19回かしわ記念(JpnⅠ)」(4歳以上、ダート1600㍍、14頭立て)
JRAのブルーコンコルドが直線インから抜け出して、1番人気に応えた。優勝騎手は幸英明。勝ちタイムは1分37秒4(晴・稍重)。インの好位4番手を追走。4角手前で激しく鞍上の手が動いた時には逃げるアジュディミツオーとの差が詰まらなかったが、直線に入ってグイグイと伸び残り100メートルで捉える。上がり3F36秒3はレース最速。逃げた地元船橋のアジュディミツオーが2着。着差は1馬身1/2。3着も船橋のディープサマーで、着差は2馬身1/2。勝馬の外、半馬身程前の3番手。3、4コーナーでサンライズバッカス(5着)に外から捲くられるが、直線差し返して3着を確保。サンライズバッカスはゲート入り前に騎手を振り落とす。
ブルーコンコルドは父フサイチコンコルド、母エビスファミリー(母の父ブライアンズタイム)、牡7歳、鹿毛。栗東・服部利之厩舎。馬主は㈱荻伏レーシング・クラブ。生産者は川上悦夫氏。

○5月3日(祝・木)
名古屋「第9回かきつばた記念(JpnⅢ)」(4歳以上、ダート1400㍍)
JRAのメイショウバトラーが直線、インから伸びて優勝した。1頭取り消して11頭立て2番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分27秒8(晴・良)。4番手を追走、1番枠から終始埒沿いを進み、直線抜け出す。上がり3F39秒0はレース最速。逃げたサチノスイーティーが粘って1馬身1/2差の2着。1番人気のリミットレスビッドは2番手を追走したが、サチノスイーティーを交わせず、並んでゴールもハナ差の3着。結局、JRAの人気上位3頭が1~3着までを独占。1コーナーでレイナワルツ(9番人気で9着)に不利があった。
メイショウバトラーは父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ(母の父ダイナガリバー)、牝7歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は松本好雄氏。生産者は三木田明仁氏。

○5月4日(祝・金)
園田「第8回兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)」(3歳、ダート1870㍍、12頭立て)
JRAのフェラーリピサが、大きく出遅れたものの快勝、1番人気に応えた。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは2分02秒9(晴・良)。隣の枠のサンキンカミカゼ(11着)とともに3、4馬身の出遅れ。2コーナー手前から一気に上昇、3コーナーでは先頭に並び掛け、直線競り勝つ。2着もJRAのヤマカツブライアンで着差は3馬身。2番手を追走し、勝馬が来た時には先頭。4角を先頭で回ったが、追い出されてからは外の勝馬に完敗。3馬身差の3着は地元兵庫の牝馬・エンタノメガミ。後方3番手から。4コーナーでは大外を回ったが、川原正一騎手に叩き出されて猛然と追い上げ、笠松・トミノダンディとの3着争いをハナ差制す。
フェラーリピサは父Touch Gold、母Dolly Talbo(母の父Capote)、牡3歳、鹿毛。栗東・白井壽昭厩舎。馬主は市川義美氏。米国産。

先週のレース(天皇賞・春など)

2007年05月05日 | 結果
○4月28日(土)
東京「第14回テレビ東京杯青葉賞(JpnⅡ)」(3歳、芝2400㍍)
ヒラボクロイヤルが追い込んで優勝した。18頭立て3番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは2分26秒3(雨・良)。中団やや後方から。直線は馬群に入れるが、前が壁になり、外に振って追い込む。前が開いてからはグイグイ伸びる。上がり34秒4はレース最速。2着は1馬身差でトーセンマーチ。3着はクビ差でフィニステール。2、3着馬は5、6番手の内外の位置取り。インのフィニステールを外のトーセンマーチがゴーリ前捕らえる。1番人気のオーシャンエイプスは勝馬と0秒8差の7着。中団で勝馬より1馬身程前の外目。不利なく直線追い込めたが、伸びず。その外に回った勝馬にあっさり抜き去られる。ナタラージャは向正面で競走中止。左第1指節種子骨粉砕骨折で予後不良。一つ前のレースから雨と雷。このレース発走前に2頭(エフティイカロス5着、ノワールシチー14着)が放馬。
ヒラボクロイヤルは父タニノギムレット、母マーズヴァイオレット(母の父ミスタープロスペクター)、牡3歳、黒鹿毛。栗東・大久保龍志厩舎。馬主は㈱平田牧場。生産牧場は辻牧場。

京都「端午ステークス」(3歳、ダート1800㍍、12頭立て)
1番人気のロングプライドが圧勝した。優勝騎手は河北通。勝ちタイム1分52秒1(晴・良)。道中は押さえて後方2番手。3、4コーナーで徐々に進出し、直線は楽に突き放す。上がり36秒2はレース最速。逃げたヒシカツリーダーが7馬身差の2着。3着は1/2馬身差でマコトスパルビエロ。3番手グループ3頭の最内。4コーナーでは既に勝馬に前に出られたが、渋太く追い上げて3着に届く。
ロングプライドは父サクラローレル、母ムゲン(母の父アジュディケーティング)、牡3歳、鹿毛。栗東・小野幸治厩舎。馬主は中井敏雄氏。生産牧場はフジワラファーム。

○4月29日(祝・日)
新潟「谷川岳ステークス」(4歳以上、芝1400㍍、16頭立て)
キンシャサノキセキが1番人気に応えた。優勝騎手は藤田伸二。勝ちタイムは1分20秒1(晴・良)。楽に4番手を追走。直線、馬なりで先頭に立って快勝。2着は3/4馬身差でペールギュント。3着は1馬身1/4差でラッシュライフ。2、3着馬は勝馬の2馬身程後方の内外という位置。2着馬は、直線勝馬の後を付いて追い込む。3着馬は外を回って追い込む。
キンシャサノキセキは父フジキセキ、母ケルトシャーン(母の父プレザントコロニー)、牡4歳、鹿毛。美浦・堀宣行厩舎。馬主は吉田和美氏。豪州産。

東京「スイートピーステークス」(3歳牝、芝1800㍍)
スマートカスタムが好位から抜け出して優勝した。18頭立て6番人気。優勝騎手は柴山雄一。勝ちタイムは1分47秒1(晴・良)。3番手の外目から4コーナーでは2番手に上がり、直線抜け出す。2着はハナ差でラブカーナ。先団の後方6番手辺りを追走。直線、勝馬を追って追い詰めたが届かず。3/4馬身差3着に1番人気のハロースピード。2着馬の後方から。直線一旦離されて、追い込むがわずかに差が詰まっただけ。
スマートカスタムは父マンハッタンカフェ、母フロムファースト(母の父ドクターデヴィアス)、牝3歳、鹿毛。栗東・大久保龍志厩舎。馬主は大川徹氏。生産牧場は社台ファーム。

京都「第135回天皇賞(春)(GⅠ)」(4歳以上、芝3200㍍)
メイショウサムソンが4角先頭から押し切り、ハナ差凌いで優勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は石橋守。勝ちタイムは3分14秒1(晴・良)。中団から2週目3コーナーで外を突いて上昇、4コーナーでは既に先頭に立ち、後続を断った。エリモエクスパイアがハナ差の2着。先団の後方6番手辺りの外追走。2週目3、4コーナーで勝馬に先に前に出られて追いかけるが届かず。クビ差の3着はトウカイトリック。発送前、ゲート内で落馬し再騎乗。2着馬と同じような位置のイン。こちらは直線に向いてからインに突っ込み、一瞬先頭に出たように見えたが。1番人気のアイポッパーは1/2馬身差の4着。3コーナー手前で最後方。大外を回り、レース最速の上がり34秒2で追い込んだが4着まで。5着はトウショウナイト。
メイショウサムソンは父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(母の父ダンシングブレーヴ)、牡4歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は松本好雄氏。生産者は林孝輝氏。
天皇賞(春)の売上は約237億円で前年比90.2%と減少、この日の京都競馬の売上は313億5371万円余で前年比91.3%だった。入場人員も8万5414人で90.9%とダウンした。前年のディープインパクト人気にも負けた上、東京競馬場のフジビュースタンド効果も発揮されなかった。