○5月26日(土)
東京「欅ステークス」(3歳以上、ダート1400㍍)
トウショウギアがレコードタイムで優勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは☆1分22秒3(晴・稍重)。2番手から欅の向こう側で並び掛け、直線残り200㍍の手前で楽に抜け出し、2着に4馬身差を付けて押し切る。同馬はこのレース2年連続制覇。2着は唯一の3歳馬トロピカルライトが逃げ粘った。3着はクビ差でオフィサー。中団のイン。終始埒沿いでロスのないケイバ。上がり最速の36秒0で追い込むが、前を捉えきれず。1番人気のトーセンブライトは7着。勝馬とのタイム差は1秒1。後方から大外を回り、上がり最速タイの36秒0を繰り出すも前が止まらず。
トウショウギアは父オジジアン、母ターナートウショウ(母の父ナイスダンサー)、牡7歳、鹿毛。美浦・池上昌弘厩舎。馬主はトウショウ産業㈱、生産牧場はトウショウ牧場。
中京「白百合ステークス」(3歳、芝1800㍍)
オースミダイドウが逃げ切った。13頭立て3番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分47秒2(晴・良)。テンの1000㍍通過1分ちょうどというマイペースに持ち込み、クビ差押し切る。2着はコンティネント。押さえて2番手追走も捕まえ切れず。3着は1馬身1/4差でビンチェロ。縦長の展開の中団に押さえて大外を追い込み、接戦の3着争いを制す。ハナ差4着のダイレクトキャッチがレース最速の上がり34秒5を計時。1番人気のメイショウレガーロは、さらにハナ、クビの6着。道中は3着馬のイン。直線はごちゃつく中で3着争いまで。勝馬とのタイム差は0秒3。
オースミダイドウは父スペシャルウィーク、母ストームティグレス(母の父ストームキャット)、牡3歳、青毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は社台ファーム。
中京「第43回金鯱賞(GⅡ)」(3歳以上、芝2000㍍、12頭立て)
ローゼンクロイツが直線抜け出し、1番人気に応えた。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分57秒2(晴・良)。縦長の展開の中団から。3、4コーナーで外を回って差を詰め、直線抜け出す。2着はクビ差でスウィフトカレント。中団グループの後方。後方から3、4番手のイン。しかし、3、4コーナーでは大外に出して勝馬を追う。これで上がり最速の35秒0を繰り出し追い詰める。3着は2馬身1/2差でインティライミ。勝馬の1馬身程前の位置取りも先捲くりを打たれてしまう。最後追い込んでなんとか3着に届く。エンジンの掛かりが遅かった印象。
ローゼンクロイツは父サンデーサイレンス、母ロゼカラー(母の父シャーリーハイツ)、牡5歳、鹿毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
○5月27日(日)
東京「第74回日本ダービー(JpnⅠ)」(3歳牡牝、芝2400㍍)
牝馬のウオッカが優勝した。牝馬のダービー制覇は昭和18年第12回のクリフジ以来64年ぶり。というより、現在のクラシックの体系となった昭和28年以降初めて。18頭立て3番人気。優勝騎手は四位洋文。勝ちタイムは2分24秒5(晴・良)。上がり33秒0はレース最速。好スタートを押さえて縦長の展開の中団、馬群のイン。直線弾けて、2着に3馬身差を付ける完勝。逃げたアサクサキングスが2着に粘る。ヴィクトリーの出遅れもあって先手を取る。縦長となったが早いペースではなかった。3着は1馬身3/4差でアドマイヤオーラ。1番人気フサイチホウオーの1馬身程後方から。直線、同馬の外から追い上げるが3番手に上がるのが一杯。以下4着サンツェッペリン、5着ドリームジャーニー。単勝オッズ1.6倍の断然人気だったフサイチホウオーは5番手の外追走も直線弾けず7着。勝馬とのタイム差は1秒ジャスト。3着のアドマイヤオーラは、後日、レース中に左前脚のヒザを骨折していたことが判明。全治6カ月の診断。
ウオッカは父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)、牝3歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は谷水雄三氏、生産牧場はカントリー牧場。
日本ダービーには皇太子殿下と安倍晋三総理大臣夫妻が来場。この日の入場者は13万人を超え、前年比23.5%増を記録した。一方、売上はダービー1競走が約308億円で前年比97.4%、東京競馬1日の売上が約452億円で同96.6%とダウン。最終レースの目黒記念に至っては10%以上も落ち込んだ。なお、管轄の松岡利勝農林水産大臣は来場せず。ドタキャンだったようだが、翌日に自殺を図る。競馬法改正法案の国会提出目前での出来事。
東京「第121回農林水産省賞典 目黒記念(JpnⅡ)」(3歳以上、芝2500㍍、ハンデ、18頭立て)
1番人気でトップハンデ58.5㌔のポップロックが優勝、このレース2年連続制覇となった。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分31秒4(晴・良)。インの先団。向正面で中団以降から何頭か上昇したため、中団まで順位を下げたが、直線馬群を捌いて差し切る。2着はクビ差で3歳馬のココナッツパンチ(51㌔)。中団から。同馬も動かず後方に下がったが、直線に向いて大外に出し、レース最速の上がり3F34秒3で追い込む。3着は1馬身1/2差でアドマイヤフジ(57㌔)。先行して粘る。2着のココナッツパンチは、後日、左第3中足骨の骨折が判明。全治未定ながら復帰には3~6か月かかる見込み。
ポップロックは父エリシオ、母ポップス(母の父サンデーサイレンス)、牡6歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は吉田勝己氏、生産牧場はノーザンファーム。
東京「欅ステークス」(3歳以上、ダート1400㍍)
トウショウギアがレコードタイムで優勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは☆1分22秒3(晴・稍重)。2番手から欅の向こう側で並び掛け、直線残り200㍍の手前で楽に抜け出し、2着に4馬身差を付けて押し切る。同馬はこのレース2年連続制覇。2着は唯一の3歳馬トロピカルライトが逃げ粘った。3着はクビ差でオフィサー。中団のイン。終始埒沿いでロスのないケイバ。上がり最速の36秒0で追い込むが、前を捉えきれず。1番人気のトーセンブライトは7着。勝馬とのタイム差は1秒1。後方から大外を回り、上がり最速タイの36秒0を繰り出すも前が止まらず。
トウショウギアは父オジジアン、母ターナートウショウ(母の父ナイスダンサー)、牡7歳、鹿毛。美浦・池上昌弘厩舎。馬主はトウショウ産業㈱、生産牧場はトウショウ牧場。
中京「白百合ステークス」(3歳、芝1800㍍)
オースミダイドウが逃げ切った。13頭立て3番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分47秒2(晴・良)。テンの1000㍍通過1分ちょうどというマイペースに持ち込み、クビ差押し切る。2着はコンティネント。押さえて2番手追走も捕まえ切れず。3着は1馬身1/4差でビンチェロ。縦長の展開の中団に押さえて大外を追い込み、接戦の3着争いを制す。ハナ差4着のダイレクトキャッチがレース最速の上がり34秒5を計時。1番人気のメイショウレガーロは、さらにハナ、クビの6着。道中は3着馬のイン。直線はごちゃつく中で3着争いまで。勝馬とのタイム差は0秒3。
オースミダイドウは父スペシャルウィーク、母ストームティグレス(母の父ストームキャット)、牡3歳、青毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は社台ファーム。
中京「第43回金鯱賞(GⅡ)」(3歳以上、芝2000㍍、12頭立て)
ローゼンクロイツが直線抜け出し、1番人気に応えた。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分57秒2(晴・良)。縦長の展開の中団から。3、4コーナーで外を回って差を詰め、直線抜け出す。2着はクビ差でスウィフトカレント。中団グループの後方。後方から3、4番手のイン。しかし、3、4コーナーでは大外に出して勝馬を追う。これで上がり最速の35秒0を繰り出し追い詰める。3着は2馬身1/2差でインティライミ。勝馬の1馬身程前の位置取りも先捲くりを打たれてしまう。最後追い込んでなんとか3着に届く。エンジンの掛かりが遅かった印象。
ローゼンクロイツは父サンデーサイレンス、母ロゼカラー(母の父シャーリーハイツ)、牡5歳、鹿毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
○5月27日(日)
東京「第74回日本ダービー(JpnⅠ)」(3歳牡牝、芝2400㍍)
牝馬のウオッカが優勝した。牝馬のダービー制覇は昭和18年第12回のクリフジ以来64年ぶり。というより、現在のクラシックの体系となった昭和28年以降初めて。18頭立て3番人気。優勝騎手は四位洋文。勝ちタイムは2分24秒5(晴・良)。上がり33秒0はレース最速。好スタートを押さえて縦長の展開の中団、馬群のイン。直線弾けて、2着に3馬身差を付ける完勝。逃げたアサクサキングスが2着に粘る。ヴィクトリーの出遅れもあって先手を取る。縦長となったが早いペースではなかった。3着は1馬身3/4差でアドマイヤオーラ。1番人気フサイチホウオーの1馬身程後方から。直線、同馬の外から追い上げるが3番手に上がるのが一杯。以下4着サンツェッペリン、5着ドリームジャーニー。単勝オッズ1.6倍の断然人気だったフサイチホウオーは5番手の外追走も直線弾けず7着。勝馬とのタイム差は1秒ジャスト。3着のアドマイヤオーラは、後日、レース中に左前脚のヒザを骨折していたことが判明。全治6カ月の診断。
ウオッカは父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)、牝3歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は谷水雄三氏、生産牧場はカントリー牧場。
日本ダービーには皇太子殿下と安倍晋三総理大臣夫妻が来場。この日の入場者は13万人を超え、前年比23.5%増を記録した。一方、売上はダービー1競走が約308億円で前年比97.4%、東京競馬1日の売上が約452億円で同96.6%とダウン。最終レースの目黒記念に至っては10%以上も落ち込んだ。なお、管轄の松岡利勝農林水産大臣は来場せず。ドタキャンだったようだが、翌日に自殺を図る。競馬法改正法案の国会提出目前での出来事。
東京「第121回農林水産省賞典 目黒記念(JpnⅡ)」(3歳以上、芝2500㍍、ハンデ、18頭立て)
1番人気でトップハンデ58.5㌔のポップロックが優勝、このレース2年連続制覇となった。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分31秒4(晴・良)。インの先団。向正面で中団以降から何頭か上昇したため、中団まで順位を下げたが、直線馬群を捌いて差し切る。2着はクビ差で3歳馬のココナッツパンチ(51㌔)。中団から。同馬も動かず後方に下がったが、直線に向いて大外に出し、レース最速の上がり3F34秒3で追い込む。3着は1馬身1/2差でアドマイヤフジ(57㌔)。先行して粘る。2着のココナッツパンチは、後日、左第3中足骨の骨折が判明。全治未定ながら復帰には3~6か月かかる見込み。
ポップロックは父エリシオ、母ポップス(母の父サンデーサイレンス)、牡6歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は吉田勝己氏、生産牧場はノーザンファーム。