夜中に英国のアスコット競馬場で行われた“キングジョージ”に出走したハーツクライは6頭立て3着。実質3頭立てと言われていて、その2頭(ハリケーンラン、エレクトロキューショニスト)に敗れる。着差は1/2、1/2。
本日30日(日)に函館競馬場で行われたオープン特別の「UHB杯」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)は大外枠からダッシュ良く好位に付けたツルガオカハヤテ(54㌔)がゴール前抜け出して優勝した。14頭立て6番人気。優勝騎手は横山典弘。勝ちタイムは1分10秒7。勝馬の後ろから外を回って追い込んだ1番人気のトールハンマー(54㌔)が2着。叩き合いで脚色が同じ。クビ差が詰まらず。インで脚を溜め、4コーナーで逃げ馬1頭分の外を突いたエアニックス(52㌔)も差が詰まらずの3着。クビ差。ハンデ頭57.5㌔のギャラントアローは、8番人気だったが、押して逃げ、3着とクビ差の4着に踏ん張った。ハンデ戦で10着まで勝馬とわずか0.3秒差、13着まで0.8秒差の大接戦だった。
ツルガオカハヤテは父エアダブリン、母エアパッション(母の父ヘイロー)、騸6歳、黒鹿毛。美浦・伊藤正徳厩舎。馬主は松本兼吉氏。生産牧場は藤原牧場。
同日小倉のメイン「第42回小倉記念(GⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍、ハンデ)は出負けして最後方から4コーナーで最内を掬って伸びたスウィフトカレント(55㌔)が、1分57秒8のレコードタイムで優勝した。13頭立て4番人気。優勝騎手は福永祐一。上がり34秒5も最速。3コーナーで一団となる競馬で、後方からまくりを打ったヴィータローザ(57.5㌔)が2着。着差は1馬身1/4。3コーナー最後方から大外をまくりで叩かれて伸びたニホンピロキース(54㌔)がさらに1馬身1/4差の3着。このレース3連覇がかかっていた小倉巧者のメイショウカイドウは、トップハンデ59.5㌔で1番人気。逃げ馬(コンゴウリキシオウ57.5㌔=5着)の後ろ絶好の位置につけたが、直線伸びず勝馬と0.5秒差の6着に終わった。
スウィフトカレントは父サンデーサイレンス、母ホワイトウォーターアフェアー(母の父マキャベリアン)だから半兄にアサクサデンエン。牡5歳、青鹿毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は㈲社台レースホース。生産牧場は社台ファーム。
愛馬ロジエールは新潟8R500万下、ダート1800㍍に出走。7着。スタートが悪く、先行したものの最後は一杯。馬体重は560kgで18kg増だった。