平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

酒場ガイドの真実

2010年06月07日 | 酒場
また一月更新が滞ってしまった。
その間、酒場ガイドというべき本を2冊買った。最近、酒場のガイドブックがたくさん出版されているように感じる。
書店だけでなく、コンビニにも置かれている。

そうした本をとても全部買うことは出来ないので、選定して購入することになる。
もちろんそのための基準を設けなければならない。
基準の一つは、過去に飲みに行ってガッカリした店ができるだけ掲載されていないこと、にしている。
所詮、ガイドブックなのだから広告・宣伝であると割り切る必要はある。
しかし、旅行ガイドと同じで、ハッキリ言って“がっかりスポット”もあるのだ。
そういう店を紹介している本の編集者や著者とは、嗜好が合わない可能性が高い。

購入した2冊は、新書本の「ひとりで楽しむ東京酒場」とムックの「TOKYO大衆酒場」。
「ひとりで―」は、神田の有名店「M」での体験談が秀逸。相変わらずトンデモな店なのだろう。事の顛末をうまく書いているので、ぜひ読んでもらいたい。
この手の本は常識的にはネガティブな情報は出ないので、そういう意味では貴重だ。

「TOKYO―」はカラー写真が多く綺麗で600円と比較的安かったので買ってしまったが、見出しの「せんべろ」という表現は微妙で分かりづらい。
「千円でべろべろ」というキャプションはあるのだが、本文の内容と一致しない。どう見ても「べろべろ」にはなれないだろうという店もある。
もっとも「べろべろ」という言葉の意味自体が極めてあいまいとも言えるので、それが逃げ道かもしれない。

そういうわけで、前々回のブログ以降こんな店で飲みました。
上野「串揚げじゅらく」(串揚げは悪くないが、生ビールと煮込みは?)
上野広小路「さくら水産」(ここでもホッピー。お約束のギョニソ以外では、塩こんぶキャベツが最近の一押し)
御徒町「味の笛」(16時前から開いていて、座れる2階の隅っこでウイスキーハイボール)
桜木町・日ノ出町「武蔵屋」(とりあえずビールを1本。後は日本酒で肴は店のお決まり。とても混んでいて相席だったが、店の雰囲気がいいのか落ち着いて飲めた)
神保町「三幸園 白山通り店」(餃子、ザーサイ、焼きそば等をつまみに生をグイっと。2人で入店し、内容の割りに安く飲めた)
東神奈川「ふくふく亭」(もつがゴロゴロしている煮込みは健在。競輪場にあった頃より深く煮込まれていて、ホッピーに合う。移転して日が浅いので、多少勝手が違うよう)
南千住「カミヤ」(ホッピー&黒ホッピーを飲む。もつ焼きはタレより塩がおすすめ。もつ焼き1種類5本からで最低2種というリャンハン縛りはちょっと困る)
南千住・三ノ輪「酔仙楼」(ビール大瓶にニラレバ炒め。もやし炒めのようなレバニラを出す店が増えていて嘆かわしいが、ここはニラもレバもしっかり!)