平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

ビールもどき

2009年07月11日 | Weblog
ビールメーカー大手5社の1―6月期のビール系飲料(ビール・発泡酒・第3のビール)の出荷量(課税ベース)が2、3日前に発表された。
その結果をまとめると概ね以下のとおり。

①出荷量は前年同期比0.2%と増加し、3年ぶりのプラスとなった。
②各社のシェアは、キリン37.5%、アサヒ36.9%、サントリー12.7%、サッポロ12.1%で、キリンが3年ぶりに首位を奪取。あと1社はオリオン。
③各社別では、キリンは、ビール・発泡酒・第3のビールの合計で前年同期比2.5%増。「一番搾り」と第3のビールの「のどごし<生>」が好調。アサヒは1.3%減となり、前年同期比で8年連続のマイナス。サントリーは1.8%減。サッポロ0.4%増。エビスと第3のビール「麦とホップ」の効果で、3位サントリーとのシェアを縮小。
④酒類別の出荷量は、ビールが5.5%減で3年連続のマイナス。発泡酒は12.7%減で7年連続のマイナス。第3のビールは27.4%増で5年連続のプラス。全体の構成比は、ビール49.1%、発泡酒21.8%、第3のビール29.1%。

この結果から、「ビール以外のビール系飲料」(発泡酒と第3のビール連合軍を指す。以下、面倒なので「ビールもどき」とする)が「ビール」を上回った。=④後段)
これを受けて、テレビ報道では「ビールと味が変らない」という識者や一般人のコメントを報道している。

果たしてそうかな、という疑問もあるが、それは置いておくとして、この結果からはっきり言えることは、価格の安いものにシフトしているということだろう。第一に「味」より「価格」ではないか。
「味」の前にもう一つ言うと、「パッケージデザイン」である。これは、テレビでもコメントしている人がいた。価格の次にパッケージの善し悪し、力の入れ具合を上げておきたい。

「味」は難しい。
個人的にはビールも含めて「のどごしスッキリ系」は好きではない。苦くて黄色い炭酸飲料としか言いようがない。

今後、ビール系飲料で「のどごしスッキリ系」がシェアを伸ばしてくるようだと、おいしいビールが駆逐されてしまいそうでせつない気分になる。
酒場のも、続々と「ビールもどき」にとって代わられてしまうのだろうか?
小さな酒場だと「ビール」と「ビールもどき」の両方のサーバーを置くのは難しいだろう。そう考えるとやるせない。

そうなると、ここは是非ビールの税率をガクっと下げてもらうしかない。
選挙では、これを公約にする候補に一票入れたいが、そんな候補者がいるかどうか?
来るべき衆院選には一人でもビールの税金引き下げを公約にする候補者が現れてほしいし、できれば政党のマニフェストに掲げてほしいが、どうだろう。

な~んちゃってホッピー

2009年07月03日 | 酒場
諸般の事情で家で飲むことが多くなった。
クコ酒が出来たので、炭酸割りにして少しずつ飲んでいる。

新製品のビールやビール風飲料もついショップにあると買って飲んでしまう。
そうして飲んで見ると、概ね売り文句に「のどごしスッキリ」を謳っているものは、アルコール度数にかかわらず旨くない(と感じる)。

そうすると持て余してしまった「のどごしスッキリ系ビール(もどきを含む)」をどう処分するかだ。

1.アルコール度数の高いものは、レモン風味の炭酸飲料(キリンレモンなど)で割る。
2.アルコール度数の低いもの(ロー・アルコール・ビールなど)は、焼酎で割って「な~んちゃってホッピー」にして飲む。
3.梅酒で割る。

というふうにして飲んでいる。
これで、まずいビール系飲料の処分に困ることは無い。
「な~んちゃってホッピー」にしても、焼酎は「キンミヤ」や「宝」にこだわらず、色々と試してみると面白い。

前回のブログ以降飲みに行った主な店。
秋葉原「真澄」(ガード下酒場)
浅草「プロント」(喫茶酒場)
浅草・田原町「桐」(怪しくない地下酒場)
荒川一中前「もりちゃん」(焼肉屋)
鶯谷「十歩」(ラーメン店)
御徒町「加賀屋」(超有名な大衆酒場)
府中「駄駄羅亭」(少年時代懐古酒場)
三ノ輪「江戸の風」(日本酒バー)