平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

先週のレース(セントライト記念など)

2007年09月22日 | 結果
○9月15日(土)
中山「カンナステークス」(2歳、芝外1200㍍)
牝馬のルルパンブルーが優勝した。6頭立て4番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは1分08秒6(晴・良)。好スタートを控えて後方グループの4番手。4角手前でムチが入ってジワジワ差を詰め、ゴール前で単オッズ1.9倍の1番人気・ダイワマックワンを捕らえる。上がり3F34秒8はレース最速タイ。ダイワマックワンはクビ差の2着。先団3頭の3番手から。先手を取ったコウユーココロコロ(大差のシンガリ負け)を残り600㍍辺りで交わし、逃げ込みを図ったが。3着は1馬身1/4差でメジロアリス。先団でケイバ。渋太く粘る。
ルルパンブルーは父ジャングルポケット、母ガトーショコラ(母の父フジキセキ)、牝2歳、鹿毛。美浦・坂本勝美厩舎。馬主は飯田良枝氏、生産牧場は千代田牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:G前差す、2着馬:3角先も、3着馬:先行粘る

○9月16日(日)
中山「第61回セントライト記念(JpnⅡ)」(3歳、芝外2200㍍、17頭立て)
単オッズ2.9倍で1番人気のロックドゥカンブが快勝した。優勝騎手は柴山雄一。勝ちタイムは2分12秒2(晴・良)。好位4、5番手のインを手応え良く進み、4コーナーで前を行く3頭の外から一気に追い込む。2着は1馬身1/4差でゴールデンダリア。向正面後方2番手から外に出して捲くり気味に追い込む。4コーナーで大外から2頭目を回り、上がり最速の35秒0。直線内にささり、追い辛そうな場面も。3着は3馬身離されて人気薄のスクリーンヒーロー。道中は勝馬の1馬身程後方でマーク。3、4コーナーで3番手に上がる積極的なケイバ。
ロックドゥカンブは父レッドランサム、母フェアリーライツ(母の父フェアリーキング)、牡3歳、青鹿毛。美浦・堀宣之厩舎。馬主は吉田和美氏。ニュージーランド産。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直抜出、2着馬:後方鋭伸、3着馬:好位粘る

阪神「野路菊ステークス」(2歳、芝外1800㍍)
オースミマーシャルがレコードタイムで優勝した。8頭立て5番人気。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムは1分47秒6(雨・良)で、基準タイムの1分47秒8を0.2秒破るレコード。前の4頭が離し、後方グループ4頭の6番手から。外を回って追い込み、直線の叩き合いを制す。2着は1/2馬身差でベンチャーナイン。離れた最後方から。直線に向いて一旦は大外に持ち出すも、馬群の中に入れて、上がり35秒1で追い込む。単オッズ2.1倍で1番人気のキャプテントゥーレは3着。着差は1馬身1/4。後方2番手から直線大外を追い込む。
オースミマーシャルは父ダンスインザダーク、母アルーリングアクト(母の父エンドスゥイープ)、牡2歳、鹿毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は白老ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:後直競勝、2着馬:殿鋭伸も、3着馬:後方追込

阪神「第25回ローズステークス(JpnⅡ)」(3歳牝、芝外1800㍍、14頭立て)
単オッズ1.6倍で1番人気のダイワスカーレットが順当勝ちを収めた。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分46秒1(曇・良)。抑えきれない感じでハナに立ち、逃げ切る。2着は1/2馬身差でベッラレイア。5番手のイン。直線、どこから追い込むかだったが、埒沿いのまま最内を追い込む。上がり最速の33秒2を繰り出すも、勝馬に33秒6で上がられては届かない。3着も1/2馬身差でレインダンスが入り人気順の決着。3番手のイン、勝馬の後ろ、2着馬の前という絶好の位置に潜り込む。直線、勝馬の外に出して追込が同馬も上がり33秒6で脚色一緒。
ダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母スカーレットブーケ(母の父ノーザンテースト)、牝3歳、栗毛。栗東・松田国英厩舎。馬主は大城敬三氏。生産牧場は社台ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ快勝、2着馬:内鋭伸も、3着馬:好位伸も

○9月17日(祝・月)
阪神「第9回阪神ジャンプステークス(J・GⅢ)」(3歳以上、芝3140㍍、14頭立て)
単オッズ2.4倍で1番人気のコウエイトライがレコード勝ちを収めた。優勝騎手は小坂忠士。勝ちタイムは3分27秒9(晴・良)で、基準タイムの3分30秒6を2.1秒破った。1週目4番手、グリーンウオールで2番手に上がり、向正面先頭で押し切る。2着は2馬身差でメイショウタロー。後方から最終向正面で進出、直線埒沿いを伸びる。3着は7馬身差でオースミサムソン。道中は勝馬の後方、一旦位置取りを下げるが、再び盛り返す。テイエムジェネラス競走中止。
コウエイトライは父オペラハウス、母ダンツビューティ(母の父ホリスキー)、牝6歳、鹿毛。栗東・田所清広厩舎。馬主、生産者とも鹿児島の伊藤政清氏。同馬は前走の小倉サマージャンプに続いて、このレースも2年連続制覇。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:向正先頭、2着馬:後方漸進、3着馬:下り盛返

阪神「エニフステークス」(3歳以上、ダート1400㍍)
サンライズキングが逃げ切った。13頭立て3番人気。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムは1分23秒5(晴・良)。埒沿いを逃げ、ギリギリハナ差残る。単オッズ3.2倍で1番人気のメイショウサライが2着。残り800㍍で最後方。ここから馬群の中に入って追い込むが、直線追い辛い場面があり、外に出して終い鋭く伸びる。前が壁になったが、上がり35秒9はレース最速タイ。3着はクビ差でワキノカイザー。中団グループ7番手辺りから4コーナーではスーっと先行3頭の後方に進出し、前を追う。
サンライズキングは父キンググローリアス、母ラブリーサンライズ(母の父ノーザンテースト)、牡8歳、鹿毛。栗東・石坂正厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は若林牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ辛勝、2着馬:G前鋭伸、3着馬:中団伸も

札幌「第12回エルムステークス(JpnⅢ)」(3歳以上、ダート1700㍍)
後方から捲くったメイショウトウコンが圧勝した。1頭取り消して12頭立て2番人気。優勝騎手は池添謙一。勝ちタイムは1分43秒3(曇・稍重)。中団よりやや後ろ、後方4番手の位置取り。向正面から捲くりをかけ、大外を回って4コーナーで捲くり切り圧勝。上がり34秒5はレース最速。3馬身1/2後方で3歳馬2頭が2着争い。2着はマコトスパルビエロ。2番手追走で粘る。単オッズ3.1倍で1番人気のロングプライドはハナ差届かず3着。4、5番手のイン。4角手前で手が動き、捲くられた後に外に出して追い込む。相変わらず反応が遅い印象。
メイショウトウコンは父マヤノトップガン、母ルナースフィア(母の父ジェイドロバリー)、牡5歳、黒鹿毛。栗東・安田伊佐夫厩舎。馬主は松本好雄氏。生産牧場は新冠橋本牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:捲り圧勝、2着馬:2位粘る、3着馬:先団伸も

先週のレース(セントウルステークスなど)

2007年09月15日 | 結果
○9月8日(土)
札幌「コスモス賞」(2歳、芝1800㍍)
ヤマカツオーキッドが逃げ切った。6頭立て2番人気。優勝騎手は池添謙一。勝ちタイムは1分55秒5(晴・良)。超スローで抑え先行。直線だけの競馬で逃げ切る。2着は1馬身差でリッカロイヤル。3、4コーナーでシンガリに後退。大外を回って上がり最速の34秒9で追い込む。3着はハナ差でグリフィス。3、4番手のイン。直線もインを伸びる。単オッズ2.8倍で1番人気のバーキングウルフはシンガリ6着。勝ち馬とのタイム差は0.4秒。3、4番手の外。末切れず。
ヤマカツオーキッドは父ダンスインザダーク、母ヤマカツスズラン(母の父ジェイドロバリー)牝2歳、青毛。栗東・池添兼雄厩舎。馬主は山田博康氏。生産牧場は岡田牧場。母のヤマカツスズランは阪神3歳牝馬S(GⅠ)の優勝馬。芝とダートの重賞競走を制している。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ切り、2着馬:殿外鋭伸、3着馬:好位内粘

中山「紫苑ステークス」(3歳牝、芝内2000㍍)
アルコセニョーラが捲くり切った。16頭立て5番人気。優勝騎手は中舘英二。勝ちタイムは1分59秒6(晴・良)。ハイペースを後方3、4番手の外目追走。3、4コーナーで大外を捲くり直線で先頭に立って押し切る。2着はクビ差でラブカーナ。中団馬群の中。4コーナーでは少し位置を下げるが、馬群を割って強襲。吉田隼人は直線内斜行で罰金10万円。3着は1馬身1/4差でアスクデピュティ。離れた最後方から直線一気。上がり最速の34秒5で追い込むが届かず。単オッズ3.3倍で1番人気のミンティエアーは9着。勝馬とのタイム差は0.6秒。好位集団の中。直線一瞬先頭に並び掛けるがそこまで。
アルコセニョーラは父ステイゴールド、母サイレーン(母の父モガンボ)、牝3歳、黒鹿毛。美浦・畠山重則厩舎。馬主は中村政勝氏。生産牧場は畠山牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:後外捲る、2着馬:中団中割、3着馬:殿直鋭伸

阪神「第58回朝日チャレンジカップ(GⅢ)」(3歳以上、芝内2000㍍、10頭立て)
単オッズ2.8倍で1番人気のインティライミが直線大外から鋭く伸びて快勝した。優勝騎手は佐藤哲三。勝ちタイムは2分00秒0(晴・良)。2頭が離して逃げる展開の6、7馬身程後方の7番手を追走。直線外から豪快に伸びる。2着は1馬身1/2差でブライトトゥモロー。勝馬の1馬身程後方から勝馬を追って直線外に出して伸びる。一旦は勝馬に離されるが、終い差を詰める。1、2着馬が上がり最速の33秒3を計時。3着も1馬身1/2差でゴールデンメイン。離れた3、4番手の外目。4コーナーで位置取りを下げるが、ゴール前はいい脚を使う。
インティライミは父スペシャルウィーク、母アンデスレディー(母の父ノーザンテースト)、牡5歳、鹿毛。栗東・佐々木晶三厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直叩出、2着馬:殿外鋭伸、3着馬:好下再差

○9月9日(日)
中山「第52回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)」(3歳以上、芝外1600㍍、ハンデ)
トップハンデタイ57㌔のキングストレイルが好位から直線抜け出して快勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは1分32秒6(晴・良)。好スタートを抑えて6番手。残り1100㍍辺りから馬なりで前との差を詰め始め、4角3番手から直線は前を行く2頭の外に出して一気に突き放す。2着も57㌔のカンファーベストで着差は1馬身3/4。勝馬を1馬身程後方でマーク。直線で進路を勝馬に抑えられたようにも見えたが。単オッズ5.8倍で1番人気の3歳馬マイネルシーガル(53㌔)は3/4馬身差の3着。2着馬までの先団グループから3、4馬身離れた後方集団の先頭。位置取りとしては中団。4コーナーで大外を回って追い込むが3着まで。もう一頭のトップハンデ馬マイネルレコルトは7番人気で7着。勝馬とのタイム差は0.7秒。上がり最速は4着のマイケルバローズで34秒0。フジTVのレース中継は後方を長く映しすぎる。
キングストレイルは父サンデーサイレンス、母サンタフェトレイル(母の父ノーザンテースト)、牡5歳、黒鹿毛。美浦・藤沢和雄厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直突放、2着馬:勝馬追走、3着馬:中団外回

阪神「第21回セントウルステークス(GⅡ)」(3歳以上、芝内1200㍍)
伏兵サンアディユが圧勝した。16頭立て11番人気。優勝騎手は川田将雅。勝ちタイムは1分07秒1(晴・良)。楽に差のない2、3番手追走。直線一気に抜け出し、差を広げる。2着は5馬身差で3歳牝馬のカノヤザクラ。中団からゴール前中割る。単オッズ2.6倍で1番人気のキンシャサノキセキはクビ差の3着。ガッチリ抑えて中団。2着馬と同じような位置の外目。直線追い出されるが、他馬と脚色が同じで2着争いまで。上がり最速は殿から33秒1をマークした6着のスピニングノアールで勝馬とのタイム差は1.1秒。
サンアディユは父フレンチデピュティ、母シェリーザ(母の父カーリアン)、牝5歳、鹿毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は下河辺牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直抜出、2着馬:中団末伸、3着馬:中団伸も

先週のレース(札幌記念など)

2007年09月08日 | 結果
○9月1日(土)
新潟「第9回 新潟ジャンプステークス(J・GⅢ)」(3歳以上、芝外→内3250㍍、ハンデ、14頭立て)
2コーナーで先頭に立ったトップハンデタイ61㌔のミヤビペルセウスが1番人気に応えて優勝した。優勝騎手は穂苅寿彦。勝ちタイムは3分32秒4(晴・良)。2着は4馬身差でノボライトニング(57㌔)。最終4角のコーナリングで2番手に上がる。3着はアタマ差でデンコウグリーン(59㌔)。向正面で勝馬を追うも直線一杯。もう一頭の61㌔テレジェニックは5番人気で12着。
ミヤビペルセウスは父バブルガムフェロー、母スリードーター(母の父サンプリンス)、牡7歳、栗毛。美浦・戸田博文厩舎。馬主は村上義勝氏。生産牧場は千代田牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:2角先頭、2着馬:中位追上、3着馬:好位追も

新潟「BSN賞」(3歳以上、ダート1200㍍、ハンデ)
ワキノカイザー(54㌔)が直線鋭く伸びて優勝した。15頭立て3番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは1分10秒3(晴・稍重)。外の5番手から上がり3F最速の35秒5の脚を繰り出し、直線で逃げ馬を捕らえて快勝。逃げた1番人気の3歳馬トロピカルライト(54㌔)が1馬身3/4差の2着。さらに1馬身3/4差3着に中団から外を追い込んだエアアドニス(54㌔)が入った。トップハンデ55㌔の3頭はダイワバンディットが4番人気で8着(勝馬とのタイム差は1.1秒)、サイレンスボーイは15番人人気で14着、サミーミラクルは6番人気でシンガリ15着だった。
ワキノカイザーは父マヤノトップガン、母サンデーエイコーン(母の父サンデーサイレンス)、牡7歳、鹿毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は脇山良之氏。生産牧場は白老ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直鋭伸、2着馬:逃げ粘る、3着馬:中団直伸

○9月2日(日)
札幌「第43回 札幌記念(JpnⅡ)」(3歳以上、芝2000㍍)
フサイチパンドラが逃げ切った。16頭立て5番人気。優勝騎手は藤田伸二。勝ちタイムは2分00秒1(晴・良)。最内枠からハナを切って逃走。2着はクビ差でアグネスアーク。インの5、6番手を追走。4角手前で3、4頭程の外に出し、ゴール前急追。3着は1馬身差でサクラメガワンダー。後方から5、6番手の位置取り。3、4コーナーで大外を回って、上がり33秒9で追い込む。1番人気のマツリダゴッホは7着。勝馬とのタイム差は0.5秒。好位追走から4コーナーでは2番手に上がるも直線伸びず。上がり最速は6着のアサカディフィート(勝ち馬とタイム差0.3秒)で33秒8。モノポールが競走中止、右第一指骨複骨折で予後不良。
フサイチパンドラは父サンデーサイレンス、母ロッタレース(母の父ヌレイエフ)、牝4歳、栗毛。栗東・白井寿昭厩舎。馬主は関口房朗氏。生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好枠逃切、2着馬:好直追込、3着馬:後外追込

小倉「第27回 小倉2歳ステークス(JpnⅢ)」(2歳、芝1200㍍)
1勝馬のみで争われ、マルブツイースターが優勝した。12頭立て5番人気。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムは1分09秒3(雨・良)。ダッシュが良く、前に2頭行かせて馬なりで3番手。馬場の悪い内を嫌って4コーナーで外に出すと、そのまま押し切る。2着は2馬身差でミリオンウェーブ。勝馬の外の位置。4角手前で勝馬にスッーと離されるが、最後また詰める。クビ差3着に1番人気のマイネレーツェル。後方3番手から上がり最速の35秒2で追い込む。
マルブツイースターは父サクラバクシンオー、母ミスイースター(母の父ウォーニング)、牡2歳、鹿毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は大澤毅氏。生産牧場はガーベラパークスタッド。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好楽抜出、2着馬:好位差詰、3着馬:後方鋭伸

新潟「第27回 新潟2歳ステークス(JpnⅢ)」(2歳、芝外1600㍍)
唯一頭の2勝馬エフティマイアが直線抜け出して優勝した。18頭立て4番人気。優勝騎手は蛯名正義。勝ちタイムは1分34秒1(曇・良)。抑えて好位追走。直線叩き出される。2着は1馬身1/2差でシャランジュ。殿から上がり最速の33秒0で大外を追い込む。3着はクビ差でゴールドプレストン。中団馬群の中から、直線は勝馬の後方に付けて追い込む。勝馬マーク。1番人気のタケミカヅチは6着。勝馬とタイム差は0.5秒。勝馬の外前方の位置取り。3、4コーナーのコーナリングで勝馬に前に出られる。直線横一線の追い比べでややフラつく。
エフティマイアは父フジキセキ、母カツラドライバー(母の父ニホンピロウイナー)、牝2歳、鹿毛。美浦・矢野進厩舎。馬主は吉野文雄氏。生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直叩出、2着馬:殿外鋭伸、3着馬:勝馬追も

先週のレース(新潟記念など)

2007年09月01日 | 結果
○8月25日(土)
札幌「クローバー賞」(2歳、芝1500㍍)
ウイントリガーが直線抜け出して優勝した。1頭取り消して7頭立て3番人気。優勝騎手は藤田伸二。勝ちタイムは1分31秒9(晴・良)。好スタートを抑えて5番手。逃げ馬から3馬身程の差を保って追走。直線、逃げ馬の外、インから2頭目のコースを付いて伸びる。上がり3F34秒4はレース最速。2着は1馬身1/2差でグリフィス。逃げ馬の2馬身程後方の外、3番手追走から4コーナーは3、4頭の外を回って追い上げ、ゴール前2番手に上がる。3着はアタマ差でバーキングウルフ。2番手から4角手前で先頭に並び掛け、直線一旦は先頭に立つもインから勝ち馬に交わされ、競り合いの2、3着争いにも敗れる。1番人気のイイデケンシンはインで絶好のスタート。道中は勝馬のインを並走。しかし、勝馬に先に前に出られると、直線バッタリ。いいところなくシンガリ負けの7着。勝馬とのタイム差は1.2秒。
ウイントリガーは父スターオブコジーン、母エピーメロン(母の父サンデーサイレンス)、牡2歳、鹿毛。栗東・山内研二厩舎。馬主は会員制クラブ法人の㈱ウイン。生産者は松本信行氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:直内抜出、2着馬:好位外伸、3着馬:2位付粘

小倉「ひまわり賞」(2歳、九州産、芝1200㍍、13頭立て)
単オッズ1.3倍で1番人気のメッサーシュミットが優勝した。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムは1分10秒3(晴・稍重)。インから逃げ切る。最後詰められるが楽。2着は3/4馬身差でハンターキリシマ。インでムチを入れられて4番手から3番手に上がり、直線外にヨレながらも勝馬を追う。3着は1馬身1/4差でファーマウォラト。インの中団やや後方から直線に向いて外に出し、レース最速の上がりで追い上げる。ただし、上がりは36秒0。
メッサーシュミットは父スクワートルスクワート、母アバンダンメント(母の父カーリアン)、牡2歳、鹿毛。栗東・川村禎彦厩舎。馬主は釘田秀人氏、生産牧場は鹿児島の釘田ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ切り、2着馬:好位追上、3着馬:後方伸も

○8月26日(日)
札幌「第2回キーンランドカップ(JpnⅢ)」(3歳以上、芝1200㍍)
別定で51㌔のクーヴェルチュールが4角先頭から押し切った。1頭取り消して15頭立て4番人気。優勝騎手は横山典弘。勝ちタイムは1分08秒6(晴・良)。好スタートを切り2番手追走。4コーナーで先頭に並び掛け、後続の追い込みを凌ぎ切る。2着は1/2馬身差でアグネスラズベリ。中団の外。3、4コーナーで大外を回って猛追するが、僅かに届かず。3着はハナ差でワイルドシャウト。スタートで躓き、後方から。2着馬の1馬身程後方のイン。3、4コーナーで埒沿いの経済コースを通り、直線、内から2頭目を伸びる。上がりは2着馬より早いが、これはコース取りの差。1番人気のローレルゲレイロは、埒沿いの好位3番手追走も直線手前で手が動き、伸びを欠いて11着。勝馬とのタイム差は0.8秒。
クーヴェルチュールは父ブラックホーク、母ヒカリクリスタル(母の父ラッキソブリン)、牝3歳、黒鹿毛。美浦・国枝栄厩舎。馬主は会員制クラブ法人の㈱ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。生産牧場は富菜牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:4角先頭、2着馬:大外伸る、3着馬:後直内伸

小倉「阿蘇ステークス」(3歳以上、ダート1700㍍、ハンデ)
大外を伸びたハスフェル(52㌔)がゴール前で差し切った。12頭立て4番人気。優勝騎手は芹沢純一。勝ちタイムは1分43秒2(晴・稍重)。向正面後方3番手から捲くり。3、4コーナーで大外を回りながら息の長い捲くりで、上がり最速の35秒8を繰り出し、ゴール前差し切る。2着はクビ差でグランドハリケーン(52㌔)。インの2番手。4角手前で外から人気のエイシンロンバードが交わしに掛かると、3頭の真ん中でムチが入る。直線の叩き合いを制して先頭に立ったところを、勝馬にズブリと。3着は1馬身1/2差でラッキーブレイク(56㌔)。後方4番手から直線追い上げる。トップハンデ57㌔のサンライズキングは2番人気でクビ差の4着。4コーナー手前で、2頭に競り込まれるも逃げ粘る。1番人気のエイシンロンバード(55㌔)はハナ差の5着。5番手から早目に前を捕らえに行くが、直線の叩き合いでは一番遅れてしまう。
ハスフェルは父アフリート、母ケイエイローズ(母の父スルーオゴールド)、牡5歳、栗毛。栗東・南井克己厩舎。馬主は㈱アカデミー。生産牧場は千代田牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:大外捲差、2着馬:2位粘る、3着馬:後方追上

新潟「第43回新潟記念(GⅢ)」(3歳以上、芝外2000㍍、ハンデ)
ユメノシルシ(56㌔)が直線抜け出して優勝した。18頭立て2番人気。優勝騎手は吉田豊。勝ちタイムは1分57秒8(晴・良)。好スタートを切り、控えて外目3番手を追走。直線、馬場の中程を伸びる。2着は1/2馬身差でトウショウヴォイス(52㌔)。後方4番手の外。直線は外に針路を取り、上がり最速タイの33秒9で追い詰める。3着は1馬身1/4差でヤマニンアラバスタ(54㌔)。中団やや後方の外目、2着馬の1馬身程前の位置。直線、外から2着馬が来ると併せて前を追うが、前が塞がる場面があって2着馬に置き去られてしまう。1番人気のアドマイヤモナーク(55㌔)は、向正面では2、3着馬より前方のインに付けていたが、3、4コーナーで位置取りを下げ、直線に向いた時は後方から2番手。そこから上がり最速タイの33秒9を繰り出して追い込むも6着。勝馬とのタイム差は0.5秒。前年の覇者でトップハンデ58㌔のトップガンジョーは3番人気で15着。屈腱炎(新聞によっては繋靭帯炎)で1年振りのレース。掛かるように3コーナー手前で先頭に立つが、直線一杯。勝馬とのタイム差は1.7秒。
ユメノシルシは父フジキセキ、母ユメシバイ(母の父トニービン)、牡5歳、黒鹿毛。美浦・大久保洋吉厩舎。馬主は吉田照哉氏。生産牧場は社台ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好位抜出、2着馬:後外鋭伸、3着馬:直不利も

馬インフルエンザ騒動で中1週の休みがあり、2週間ぶりの開催。
開催する、しない。いつ発表する。どういう馬ならレースに出られる――等のドタバタがあっての決行。売上がどうなるかが注目されたが、3場とも前年同開催比を下回った。

先週のレース(ダートグレード3競走)

2007年08月24日 | 結果
○8月14日(火)
佐賀「第7回サマーチャンピオン(JpnⅢ)」(3歳以上、ダート1400㍍、ハンデ、12頭立て)
1番人気公営名古屋のキングスゾーン(55㌔)が優勝した。優勝騎手は安部幸夫。勝ちタイムは1分27秒4(晴・良)。逃げ馬の後方2馬身程の2、3番手の外。向正面中間過ぎに上昇し、3コーナーで先頭に並びかけ、ゴール前オフィサーの猛追を斥けた。一旦は交わされたように見えたが、差し返す。2着はアタマ差でオフィサー(55㌔)。後方待機。3コーナーから大外を捲くり気味に進出、直線も良く伸びて差し切りと思った瞬間、差し返される。1馬身差3着に名古屋のムーンバレイ(55㌔)。中団から2着馬より前に仕掛けて上昇。直線で外から2着馬に交わされるが、3着を確保。トップハンデ56㌔のディバインシルバーは7番人気で10着。勝馬とのタイム差は1秒4。残り600㍍あたりで勝馬に並び掛けられ食い下がるもゴール前バッタリ。4コーナー手前で兵庫のモエレトレジャーが落馬。今年からハンデ戦にしたことが要因か、5着までに4頭の地方馬が入った。
キングスゾーンは父キングヘイロー、母マチスマリン(母の父Al Nasr)、牡5歳、黒鹿毛。名古屋・原口次夫厩舎。馬主は杉本富士也氏。生産者は辻和明氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:G前差返、2着馬:後捲鋭伸、3着馬:中位伸も

○8月15日(水)
水沢「第12回クラスターカップ(JpnⅢ)」(3歳以上、ダート1400㍍、12頭立て)
メイショウバトラーが1番人気に応えて快勝した。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分25秒7(晴・良)。逃げるアグネスジェダイの2番手に抑え、残り400㍍過ぎに並びかけると、ゴール前楽に突き放した。アグネスジェダイが3馬身差の2着。スタートから一騎討ちムード。3コーナーから他馬を離す。最後突き放されるが、負担重量はメイショウ55㌔でアグネス58㌔。9馬身離された3着に地元岩手のテンショウボス。2着馬の後方3馬身程の中団の外。3コーナーから1、2着馬が引き離しにかかるとこれを追って3番手に上がり、流れ込む。名古屋のタイキサファリがスタート直後に落馬(バンコロ)。
メイショウバトラーは父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ(母の父ダイナガリバー)、牝7歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は松本好雄氏。生産者は三木田明仁氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:直楽突放、2着馬:逃げ残る、3着馬:中位追上

○8月16日(木)
旭川ナイター「第19回ブリーダーズゴールドカップ(JpnⅡ)」(3歳以上、ダート2300㍍)
突然の馬インフルエンザ発生でJRA4頭が競走除外。地方馬のみの8頭立てで行われ、1番人気の地元北海道・ギルガメッシュが順当勝ちを収めた。優勝騎手は齊藤正弘。勝ちタイムは2分36秒2(曇・重)。逃げるバンブーボカ(4着)の2番手に抑えるも気合十分。最終3、4コーナーで並び掛け、直線突き放す。2着は3馬身差でビーファイター。3着は1/2馬身差でオースミシュネル。地元馬が上位5着まで独占。遠征馬3頭は大差負け。
ギルガメッシュは父サクラローレル、母ギルガドール(母の父コリムスキー)、牡4歳、栗毛。北海道・角川秀樹厩舎。馬主は原口輝昭氏。生産牧場は三石ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:4角先頭、2着馬:中位追上、3着馬:好位流込

先週のレース(クイーンSなど)

2007年08月18日 | 結果
○8月11日(土)
新潟「ダリア賞」(2歳、芝内1400㍍)
スズジュピターがレコードタイムで優勝した。12頭立て2番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムの1分21秒4(晴・良)は従来の記録を0秒2上回るレコード。好発も一団の後方3番手まで下げて、3コーナーでは埒沿いに入る。4コーナー手前で3、4頭分の外に出して直線追い込む。上がり最速の3F34秒7の末脚で、残り100㍍程のところで抜け出す。2着は1馬身3/4差でフォーチュンワード。スタート一息も3コーナーでは5番手まで進出。4コーナーでは既に外に勝馬が来ていたが、同馬は内を突いて伸び、2着を確保。1番人気のダイワマックワンはハナ差の3着。好スタートから控える形で3番手追走。人気馬らしく4角で先頭に立つが、直線外から勝馬に、ゴール前で内から2着馬に交わされる。
スズジュピターは父タニノギムレット、母ジュピターズジャズ(母の父サンデーサイレンス)、牡2歳、黒鹿毛。美浦・高橋裕厩舎。馬主は小紫芳夫氏。生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好直抜出、2着馬:漸進内伸、3着馬:4角先粘

○8月12日(日)
札幌「第55回クイーンステークス(JpnⅢ)」(3歳以上牝、芝1800㍍)
タイレコードでアサヒライジングが逃げ切った。12頭立て2番人気。優勝騎手は柴田善臣。勝ちタイムの1分46秒7(晴・良)はタイレコード。最内枠からハナを主張し、マイペースの逃げ。3、4コーナーで引きつけて、直線逃げ込む。2着は1馬身3/4差で3歳馬のイクスキューズ。3、4番手のイン。勝馬と2馬身程の差を保って追走するが、詰まらず。競輪だと決まり手はマーク。3着はクビ差でディアチャンス。馬群から離れた殿追走。4コーナーで馬群の中に入り、上がり最速の34秒0で外目を鋭く伸びる。1番人気のアドマイヤキッスはハナ差の4着。逃げた勝馬から6、7馬身程、中団よりやや後方の位置取り。3コーナーでは後方2番手に下がり、4コーナーで馬群のド真ん中の狭いところから伸びる。3着馬に比べて距離得をしているが、切れ味で劣る。
アサヒライジングは父ロイヤルタッチ、母アサヒマーキュリー(母の父ミナガワマンナ)、牝4歳、鹿毛。美浦・古賀慎明厩舎。馬主は寺内正光氏。生産者は本巣一敏氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:埒沿逃切、2着馬:好位流込、3着馬:離殿鋭伸

小倉「第42回北九州記念(JpnⅢ)」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)
伏兵キョウワロアリング(52㌔)が大外を捲くって優勝した。16頭立て11番人気。優勝騎手は角田晃一。勝ちタイムは1分07秒7(晴・良)。後方から勢いを付けて大外を一捲くり。残り200メートルで先頭に並び掛け、ゴール前抜け出す。小倉で大外捲くりが決まるのは馬場の形態か。2着はクビ差でアルーリングボイス(52㌔)。勝馬の前の位置から先捲くりの形。4コーナーで勝馬が外から来て、馬体を合わせて直線。叩き合いで惜敗。3着は1/2馬身差でワイキューブ(51㌔)。勝馬のさらに後方から追い上げて、直線外から鋭伸、3着に届く。上がり34秒7は、クビ差4着のニホンピロブリュレ(4角最後方から大外鋭伸)と同タイムでレース最速。単オッズ1.8倍で1番人気の3歳牝馬アストンマーチャン(53㌔)は、勝馬から0秒4差の6着。控えて好位追走も直線一息。トップハンデ57㌔のゴールデンキャストは8番人気で9着。勝馬とのタイム差は0秒6。後方から伸び欠く。
キョウワロアリングは父サンデーサイレンス、母アサカフジ(母の父シーキングザゴールド)、牝6歳、栗毛。栗東・飯田明弘厩舎。馬主は林順子氏。生産牧場は協和牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:後大外捲、2着馬:先捲競負、3着馬:後外鋭伸

先週のレース(函館2歳Sなど)

2007年08月11日 | 結果
○8月4日(土)
小倉「フェニックス賞」(2歳、芝1200㍍、8頭立て)
ビーチアイドルが単オッズ1.5倍の1番人気に応えた。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは1分08秒6(晴・良)。逃げたメッサーシュミットを半馬身程後方の外でピッタリマーク。4コーナーで並び掛け、残り200㍍辺りで抜け出す。2着はクビ差でマイネレーツェル。勝馬の2馬身程後方のインから直線、前を行く2頭の外に出して鋭く追い込む。上がり3F35秒4はレース最速。3着は4馬身差でメッサーシュミット。直線で交わされてから離される。
ビーチアイドルは父ファルブラヴ、母ビーチフラッグ(母の父バウンダリー)、牝2歳、鹿毛。栗東・加用正厩舎。馬主は㈲社台レースホース、生産牧場は社台ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:2位抜出、2着馬:好位鋭伸、3着馬:逃げ残る

函館「みなみ北海道ステークス」(3歳以上、芝2600㍍、ハンデ)
メジロコルセア(52㌔)が2着に5馬身差を付けて優勝した。13頭立て10番人気。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは2分48秒6(曇・重)。2番手追走から残り400㍍辺りで先頭に立つと、直線は馬場の中程に出して突き放す。上がり38秒7はレース最速。2着はゴーウイズウィンド(53㌔)。好位3番手のイン。3角で先行2頭に少し離され、勝馬との差が詰まらず。3着は1馬身差でマイネルダイナモ(52㌔)。中団のイン。直線もインからスルスルと。台風が接近していたが、開催。馬場が荒れて軽量馬が活躍。トップハンデ58.5㌔のファストタテヤマは、さらに2馬身差の4着。3着馬の少し前の位置取りだったが…。1番人気の3歳馬マンハッタンスカイ(52㌔)は7着。勝馬とのタイム差は1秒8。ファストタテヤマの後方、マイネルダイナモの外。3、4コーナーで少し差を詰めるが、そこまで。
メジロコルセアは父メジロライアン、母メジロビューティー(母の父パーソロン)、牡5歳、鹿毛。美浦・大久保洋吉厩舎。馬主はメジロ商事㈱、生産牧場はメジロ牧場。全姉に名牝メジロドーベル。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:2抜引離、2着馬:好位粘込、3着馬:中位内伸

○8月5日(日)
函館「第39回函館2歳ステークス(JpnⅢ)」(2歳、芝1200㍍)
公営北海道のハートオブクィーンの完勝だった。11頭立て6番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは1分13秒8(曇・重)。好発。逃げ馬と差のない3番手の外。4角手前、残り400㍍辺りで先頭に立ち、直線叩かれると後続を引き離す。前走と同じようなレース振りで、今回は後続に差をつける。2着は4馬身差でジョイフルスマイル。最後方から4コーナーで大外を回って伸び、2着に届く。3着は1/2馬身差でイイデケンシン。向正面で2着馬に交わされて最後方。同馬はそのまま終始埒沿を進み、レース最速の上がり37秒7で追い上げる。2着馬に比べてかなり距離得をしているのだが…。1番人気のエイブルベガは6着。勝馬とのタイム差は1秒3。やや立ち遅れてしまい、後方から差を詰めるだけのケイバ。
ハートオブクィーンは父ジョリーズヘイロー、母マイシークレット(母の父ウッドマン)、牝2歳、青鹿毛。北海道・若松平厩舎。馬主は滝澤孝純氏。生産牧場は木村牧場。前走のラベンダー賞に続いて、特別、重賞を連勝。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好抜引離、2着馬:殿大外伸、3着馬:殿埒沿伸

小倉「KBC杯」(3歳以上、ダート1700㍍)
ゼンノストライカーが直線一気に差し切った。12頭立て4番人気。優勝騎手は川田将雅。勝ちタイムは1分44秒1(晴・稍重)。先行4頭から少し離れた5番手の中団グループも3、4コーナーでは一旦位置取りを下げ、直線外からレース最速の上がり35秒8でまとめて差し切る。2着は1馬身3/4差でメイショウサライ。勝馬の後方から3コーナーで先に外を回って前に出るが、差される。ジリジリ伸び2着には届く。3着は1/2馬身差でメイショウシャフト。先団3番手。直線で先頭に立って粘り込む。1番人気のサンライズキングは6着。2番手追走、4角先頭も、直線交わされて一杯。勝馬とのタイム差は0秒8。
ゼンノストライカーは父カースンシティ、母ケイティディド(母の父ヌレイエフ)、牡7歳、栗毛。栗東・藤岡範士厩舎。馬主は大迫久美子氏。生産者は佐藤信広氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:直外鋭伸、2着馬:先捲切劣、3着馬好位粘込

新潟「第42回関屋記念(GⅢ)」(3歳以上、芝1600㍍、18頭立て)
1番人気のカンパニーが2着に3馬身1/2差をつけて快勝した。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは1分31秒8(晴・良)。中団から後方に下げ、外回りの直線に向いて徐々に大外に針路を取って一気に差す。上がり33秒3はレース最速。2着はシンボリグラン。中団から前へ前へというケイバ。4コーナーでは外の4番手。先行勢で唯一粘り、2着を確保。3着は1馬身差でマイケルバローズ。最後方から、直線大外に出して伸びる。1、3着馬は直線1000㍍のレースで一番伸びるコースを通った。ちょうど、スタンドの影が出来ていたのもこの2頭が通ったところ。
カンパニーは父ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー(母の父ノーザンテースト)、牡6歳、鹿毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は近藤英子氏。生産牧場はノーザンファーム。父のミラクルアドマイヤは3戦1勝。新馬勝ちのみ。父がトニービン、母がバレークイーンでフサイチコンコルドの半弟。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:直外鋭伸、2着馬:好位漸進、3着馬:殿大外伸

先週のレース(小倉記念など)

2007年08月04日 | 結果
○7月29日(日)
函館「UHB杯」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)
ブービー人気のタニノマティーニ(55㌔)が途中からハナを奪って逃げ切った。9頭立て8番人気。優勝騎手は須貝尚介。勝ちタイムは1分11秒4(曇・稍重)。1番枠から終始埒沿い。スタートダッシュが良かったわけではないが、スピードに乗ると残り800㍍手前で既にハナに立って逃げ込む。2着は1馬身差で1番人気のエイシンツルギザン(55㌔)。中団やや後方から上がり最速の35秒9で追い込み、2着に届く。3着はクビ差でダンスオブサロメ(51㌔)。押して先手を取ったが、すぐにインから勝馬に交わされて2番手。そのまま粘る。トップハンデ56㌔のブルーショットガンは7番人気で5着。勝馬とのタイム差は1秒1。
タニノマティーニは父ウォーニング、母タニノメール(母の父リヴリア)、牡7歳、鹿毛。栗東・須貝彦三厩舎。馬主は谷水雄三氏、生産牧場はカントリー牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:埒沿逃切、2着馬:後方鋭伸、3着馬:先行粘る

小倉「第43回小倉記念(JpnⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍、ハンデ)
牝馬のサンレイジャスパー(53㌔)が大外から追い込んで差し切った。12頭立て6番人気。優勝騎手は佐藤哲三。勝ちタイムは1分58秒7(晴・良)。中団から4コーナーで大外を回って、上がり最速の34秒7で追い込む。2着は1馬身差でニホンピロキース(54㌔)。先行3頭の後方のイン。直線抜け出したところを勝馬に差される。3着は1馬身1/4差でアラタマサモンズ(52㌔)。2番手追走、最後まで良く粘り4頭の3着争いをギリギリ凌ぐ。1番人気のスウィフトカレント(58㌔)は勝馬と0秒7差の7着。勝馬と同じような位置から伸び欠く。トップハンデ59.5㌔のメイショウカイドウは5番人気で11着。1年ぶりのレースで、後方のまま。勝馬とのタイム差は1秒5。
サンレイジャスパーは父ミスズシャルダン、母サンレイクイン(母の父コジーン)、牝5歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は永井啓弍氏。生産牧場は岡野牧場。マイナー種牡馬のミスズシャルダンはトニービン産駒。同馬も永井啓弍氏の所有馬で小倉大賞典の勝馬。名前のシャルダンで分かるようにヤマトシャルダン~シラオキの牝系。馬主の永井氏はスズカの冠号でも有名。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:中位追込、2着馬:好位抜も、3着馬:先行粘る

新潟「北陸ステークス」(3歳以上、ダート1200㍍)
テイエムアクションが直線抜け出して優勝した。11頭立て6番人気。優勝騎手は中舘英二。勝ちタイムは1分10秒6(曇・良)。5番手のイン。直線に向いて逃げ馬の外に出して抜け出す。単オッズ1.6倍で1番人気のトウショウギアはクビ差の2着。勝馬の少し前の位置どり。最後詰めるが、届かず。3、4コーナーのコース取りの差かもしれない。3着は3/4馬身差でエアアドニス。立ち遅れて後方から。徐々に差を詰めていくが、4コーナーではまだ後方。直線に向いて大外に出し、上がり最速の35秒4で追い込む。
テイエムアクションは父フジキセキ、母フリートスティード(母の父ダンシングブレーヴ)、牡6歳、鹿毛。栗東・福島勝厩舎。馬主は竹園正繼氏。生産牧場は聖心台牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:直線抜出、2着馬:好位伸も、3着馬:立遅巻返

先週のレースより 函館の男?

2007年07月28日 | 結果
○7月16日(月・祝)
盛岡「第11回マーキュリーカップ(JpnⅢ)」(3歳以上、ダート2000㍍、14頭立て)
JRAのシャーベットトーンが2着に9馬身差を付けて圧勝、単オッズ1.2倍の1番人気に応えた。優勝騎手は吉田豊。勝ちタイムは2分04秒4(晴・良)。先手を取って、直線楽に突き放す。2着はクーリンガー。半馬身ほどの差で2番手追走。4コーナーから直線にかけて一旦、3着馬に前に出られるが、渋太く差し返す。3着は1馬身1/4差でエイシンロンバード。3番手の外から。一旦2番手に上がるも粘り込めず。このレース、小倉競馬の順延日と重なり、JRA栗東所属馬の乗り替わりあり。
シャーベットトーンは父ヘクタープロテクター、母ジェラート(母の父バウンダリー)、牡5歳、鹿毛。美浦・奥平雅士厩舎。馬主は㈲社台レースホース、生産牧場は白老ファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃楽突放、2着馬:2位粘る、3着馬:3位流込

○7月21日(土)
新潟「マリーゴールド賞」(2歳、芝1400㍍、1頭取り消して6頭立て)
単オッズ1.6倍のエフティマイアが快勝した。優勝騎手は蛯名正義。勝ちタイムは1分23秒7(曇・稍重)。4番手から徐々に前へ。4コーナーで3番手に並び掛け、直線残り100㍍辺りで逃げ馬を捕らえる。マイペースで逃げたゴールデンリングが1馬身1/2差の2着に残る。3着はアタマ差でリーベストラウム。後方から外に回してレース最速の上がり34秒5で追い込むが届かず。
エフティマイアは父フジキセキ、母カツドライバー(母の父ニホンピロウイナー)、牝2歳、鹿毛。美浦・矢野進厩舎。馬主は吉野文雄氏。生産牧場はノーザンファーム。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:好位差切、2着馬:逃げ粘る、3着馬:後方追込

小倉「第9回小倉サマージャンプ(J・GⅢ)」(3歳以上、芝3390㍍、ハンデ、14頭立て)
トップハンデタイの62㌔で1番人気のコウエイトライが逃げ切り、2年連続制覇となった。優勝騎手は小坂忠士。勝ちタイムは3分42秒4(曇・良)。2着は3馬身差でキングジョイ(61㌔)。終始3着馬の後方から。ゴール前で2着に届く。昨年に続いて2着。3着は1馬身3/4差でデンコウグリーン(59㌔)。好位で流れ込む。もう一頭の62㌔アズマビヨンドは9番人気で5着。
コウエイトライは父オペラハウス、母ダンツビューティ(母の父ホリスキー)、牝6歳、鹿毛。栗東・田所清広厩舎。馬主、生産者とも伊藤政清氏(鹿児島)。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ切り、2着馬:好位終伸、3着馬:好位粘る

函館「ラベンダー賞」(2歳、芝1200㍍)
最低人気の公営北海道・ハートオブクィーンが優勝した。12頭立て12番人気。優勝騎手は武幸四郎(JRA)。勝ちタイムは1分11秒5(曇・良)。大外枠から好スタートを切るも6番手まで控える。徐々に進出し4角では先頭に接近。3頭の外を回って直線抜け出し、後続を抑える。2着はアタナ差でアイリスモレア。先行争い3頭の後方に下げてインに入り、直線埒沿いを追い込む。3着は1/2馬身差でリーガルアミューズ。後方から4コーナーで大外を回って追い込む。1番人気のルミナリエはクビ差の4着。4角で後方から2頭目。勝馬の後ろから鋭く追い込み、上がり35秒7のレース最速をマークするが、勝負が決した後。直線での掛かりが遅かった感。
ハートオブクィーンは父ジョリーズヘイロー、母マイシークレット(母の父ウッドマン)、牝2歳、青鹿毛。北海道・若松平厩舎。馬主は滝澤孝純氏。生産牧場は木村牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:4角先頭、2着馬:先行内伸、3着馬:後方追込

○7月22日(日)
函館「第43回函館記念(JpnⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍、ハンデ)
エリモハリアー(57㌔)が優勝し、同レース3年連続制覇を達成。1頭除外で10頭立て7番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは2分02秒8(晴・良)。中団のイン。直線馬場の中程から伸び、ゴール前抜け出す。2着は1馬身差でロフティーエイム(52㌔)。4、5番手のイン。直線、外から勝馬が来ると併せて伸びる。3着はクビ差でサクラメガワンダー(57㌔)。勝馬の後方、1馬身程の位置から。3コーナーでは後方2番手。レース最速の上がり35秒1で追い込むが届かず。トップハンデ57.5㌔で1番人気のアドマイヤフジは、さらに1/2馬身差の4着。好位2、3番手追走も直線案外。エリモハリアーは父ジェネラス、母エリモハスラー(母の父ブレイヴェストローマン)、騸7歳、鹿毛。栗東・田所秀孝厩舎。馬主は山本敏晴氏、生産牧場はえりも農場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:G前抜出、2着馬:好位追上、3着馬:後方追込
同一レース3連覇は、JRA平地重賞では鳴尾記念のセカイオー(S56~58年)、金鯱賞のタップダンスシチー(H3~5年)に続いて3頭目。

新潟「関越ステークス」(3歳以上、ダート1800㍍)
3歳馬マコトスパルビエロがレコード勝ち。12頭立て5番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイム1分49秒7(稍重)はコースレコード。51㌔の軽量を利して逃げ切る。単オッズ1.7倍の1番人気ドンクールは、少し離れた3番手からレース最速の上がり37秒2で懸命に追うが差が詰まらず、3馬身差の2着。3着は6馬身離されてニシノナースコール。中団から追い上げる。
マコトスパルビエロは父ブライアンズタイム、母マコトシュンレイ(母の父リンドシェーバー)、牡3歳、芦毛。栗東・鮫島一歩厩舎。馬主は眞壁明氏。生産者は出口繁夫氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:逃げ切り、2着馬:好位追上、3着馬:中位追上

先週のレース(アイビスサマーダッシュほか)

2007年07月21日 | 結果
○7月15日(日)
函館「マリーンステークス」(3歳以上、ダート1700㍍、9頭立て)
1番人気のフィールドルージュが4角先頭から押し切った。優勝騎手は横山典弘。勝ちタイムは1分44秒9(雨・良)。スタートは一線も最後方からのケイバ。向正面、外から徐々に位置取りを上げ、押して4角先頭。2着は2馬身差でタガノゲルニカ。外枠から好位が取れそうだったが、抑えて中団6番手。勝馬に先に前に出られてこれを後ろから追う形。レース最速の上がり3F36秒4で追い上げるも届かず。3着は3馬身差でサカラート。2着馬の1馬身程前の位置取り。4角では既に1、2着馬に前に出られてしまうが、終い追い込み3着に届く。
フィールドルージュは父クロコルージュ、母メジロレーマー(母の父リンドシェーバー)、牡5歳、鹿毛。栗東・西園正都厩舎。馬主は池田勝三氏。生産者は中田英樹氏。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:捲4角先、2着馬:中位追上、3着馬:中位終伸

新潟「第7回アイビスサマーダッシュ(JpnⅢ)」(3歳以上、芝1000㍍)
人気薄のサンアディユが中団から差し切った。18頭立て13番人気。優勝騎手は村田一成。勝ちタイムは55秒1(晴・重)。テンに早い馬が外ラチ沿いにコースを取る中、中団から前を行く6頭の一番内に針路を取って、レース最速タイの上がり32秒9で差し切る。1番人気のナカヤマパラダイスは1/2馬身差の2着。追っつけながら先行グループの1馬身程後方を追走。終い渋太く一伸び。3着はクビ差でクーベルチュール。前々で競馬。馬場の7分処まで外に出し、一旦先頭に立つが、差される。馬場の外ラチ側にも残り距離が分かる標識を設置して欲しいものである。
サンアディユは父フレンチデピュティ、母シェリーザ(母の父カーリアン)、牝5歳、鹿毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は下河辺牧場。
【1、2、3着馬のレース内容】1着馬:中位差切、2着馬:好位追上、3着馬:先行粘る