平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

今週もGⅠがあるんだなこれが。

2006年10月30日 | 予定
今週はGⅠが2競走。いずれも公営川崎競馬場で行われる。
11月2日(木)はナイターでJBCマイル、3日(金)の祝日はJBCクラシック。

中央競馬の東西主要場は、引き続き東京、京都の開催だが、開催替わり。重賞は、東京でハンデの長距離GⅡアルゼンチン共和国杯、京都で2歳牝馬のGⅢファンタジーステークス。いずれも5日(日)。

平地のオープン特別は4日(土)に京都で芝中距離の「カシオペアステークス」。5日に福島で「福島2歳ステークス」。

《今週のグレードレース 10月29日~11月5日》
○2日(木)、川崎ナイター「JBCマイル(第6回JBCスプリント)」GⅠ、3歳以上、ダート2100㍍
○3日(祝・金)、川崎「第6回JBCクラシック」GⅠ、3歳以上、ダート1600㍍
○5日(日)、東京「第44回アルゼンチン共和国杯」GⅡ、3歳以上、芝2500㍍、ハンデ
○5日(日)、京都「第11回KBS京都賞ファンタジーステークス」GⅢ、2歳牝、芝1400㍍

先週のレース(菊花賞など)

2006年10月26日 | 結果
10月21日(土)、東京競馬場で行われた「いちょうステークス」(2歳、芝1600㍍)は、向正面でごちゃついて内外から挟まれて後退する不利があったマイネルシーガルが外に出して、直線坂下から叩かれると鋭進、クビ差差して優勝した。9頭立て2番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分35秒9。上がり34秒5はレース最速。2番手で最後まで粘ったエイシンイチモンジが2着。3番手を進んだマイネシャリマーが1/2馬身差3着に残り、後方から勝馬と同じ上がり34秒5で追い込んだ岩手(水沢)のボスアミーゴがアタマ差4着に健闘。1番人気のプラテアードは、馬群に包まれる競馬で伸び一息、勝馬と0.7秒差の7着に敗れた。
マイネルシーガルは父ゼンノエルシド、母エイシンアイノウタ(母の父サンデーサイレンス)、牡2歳、黒鹿毛。美浦・国枝栄厩舎。馬主は㈱サラブレッドクラブ・ラフィアン。生産者は小河豊水氏。

同日の東京のメインレース「第9回富士ステークス(GⅢ)」(3歳以上、芝1600㍍)は、18頭が一団となる流れで、先頭から3、4馬身後方の外、7番手あたりを進んだキネティクスが直線早目先頭から一気に押し切った。16番人気。優勝騎手は勝浦正樹。勝ちタイムは1分32秒8。2着は1/2馬身差で、後方3番手から直線最速の上がり33秒3で追い込んだエアシェイデイ。1番人気のスズカフェニックスは後方から2頭目のケイバで、大外を回って2着馬と同じ最速の上がりを繰り出したが、クビ差の3着。
キネティクスは父フォーティナイナー、母インキュラブルロマンティック(母の父ストップザミュージック)、牡7歳、栗毛。栗東・新川恵厩舎。馬主は㈲ノースヒルズマネジメント。生産者は笹島政信氏。

同日、京都競馬場で行われた「オパールステークス」(3歳以上、芝2000㍍、ハンデ)は、インの4番手を追走したペールギュント(55㌔)が、直線残り200㍍過ぎで差し切り、2着に1馬身差を付けて優勝した。10頭立て3番人気。優勝騎手は上村洋行。勝ちタイムは1分59秒8。勝馬の外目後方に付けて直線追い込んだトップハンデ57㌔のワンモアチャッターが2着。3着はクビ差で、後方2番手の位置から4コーナー手前では最後方に下がり、レース最速の上がり33秒9で大外を強襲したアサカディフィート(トップハンデ頭57㌔)。1番人気のケイアイガード(56㌔)は勝馬と同じような位置の外を追走、4コーナーでムチが飛んだように反応が悪く、最後は伸びてはいたがモタついた分、5着に終わった。3着からはクビ、アタマ。もう1頭のトップハンデ57㌔のダンツジャッジは10番人気で8着。
ペールギュントは父サンデーサイレンス、母ツィンクルブライド(母の父リファール)、牡4歳、黒鹿毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング。生産牧場はノーザンファーム。

22日(日)に福島競馬場で行われた「福島民友カップ」(3歳以上、芝1200㍍)は、外4番手から4コーナー手前では2番手に上がり、直線で逃げ馬を交わしたコパノフウジンが優勝した。16頭立て6番人気。優勝騎手は鮫島良太。勝ちタイムは1分07秒5。2着は逃げ粘ったエムオーウイナー。3着は、後方2番手から33秒1の最速の上がりでインの馬群を割って追い込んだオーゴンサンデーで、着差は1/2。1番人気のフサイチホクトセイは3、4番手の好位を進みながら切れを欠き、3着から1馬身1/2差の4着。
コパノフウジンは父ヘネシー、母ウェディングベリー(母の父スキャン)、牡4歳、栗毛。栗東・宮徹厩舎。馬主はDr.コパこと小林祥晃氏。生産牧場はヤナガワ牧場。

同日、京都競馬場で行われた「第67回菊花賞(GⅠ)」(3歳、芝3000㍍)は、アドマイヤメインが10馬身以上離して逃げる展開になり、後方3番手待機から2周目3、4コーナーの坂の下りで競輪の山おろしのように勢いを付け、4コーナーを回り切って叩き出されたソングオブウインドが優勝した。4コーナーで大外を回り、33秒5のレース最速の上がりで差し切った。16頭立て8番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイム3分02秒7(晴・良)はコースレコード(従来の記録を0.1秒更新)。2着はクビ差でドリームパスポート。2冠メイショウサムソンをマークするように1馬身半後方を進み、直線も持ち味の末脚を繰り出したが、勝馬の切れに屈した。逃げ粘ったアドマイヤメインが1馬身3/4差の3着。3冠がかかっていた1番人気のメイショウサムソンは、4番手の外目を進んだが、直線内にササるようなところもあって伸びず、3着アドマイヤメインから2馬身1/2離れた4着と凡走。
ソングオブウインドは父エルコンドルパサー、母メモリアルサマー(母の父サンデーサイレンス)、牡3歳、青鹿毛。栗東・浅見秀一厩舎。馬主は㈲社台レースホース。生産牧場は追分ファーム。
菊花賞の売上は207億4015万円余で前年比80.5%と大幅ダウン。同じ3冠がかかったレースだったが、去年のディープインパクトと比べるとガクンと落ち込んだ。また、2年前のデルタブルースの年との比較では90.4%、3年前やはり3冠がかかっていたネオユニヴァースの年(勝馬ザッツザプレンティ)とでは83.4%と厳しい落ち込みとなった。

盛り上がるだろうか

2006年10月23日 | 予定
今週のGⅠは天皇賞。
どうもディープインパクトは回避を決めたようで、盛り上がるか。天皇賞は29日(日)。
その他のグレードレースは、26日(木)に公営札幌でGⅢ北海道2歳優駿、中央競馬は28日(土)に2つ組まれ、東京でダートのGⅢ武蔵野ステークス、京都で短距離のGⅡスワンステークス。

平地のオープン特別は28日に京都で2歳の「萩ステークス」が行われる。

〈今週のグレードレース 10月23日~29日〉
○26日(木)、公営札幌「第33回北海道2歳優駿」GⅢ、2歳、ダート1700㍍
○28日(土)、東京「第11回東京中日スポーツ杯 武蔵野ステークス」GⅢ、3歳以上、ダート1600㍍
○28日(土)、京都「第49回毎日放送賞 スワンステークス」GⅡ、3歳以上、芝1400㍍
○29日(日)、東京「第134回天皇賞(秋)GⅠ、3歳以上、芝2000㍍

先週のレース(秋華賞など)

2006年10月18日 | 結果
10日(火)に公営金沢競馬場で行われた「第26回白山大賞典(GⅢ)」(3歳以上、ダート2100㍍)は、道中3番手に付けたJRAのレマーズガールが3、4コーナーで先行集団から抜け出すと引き離して快勝した。1頭競走除外で11頭立て2番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは2分15秒9。2着は3馬身差で地元金沢のビッグドン。4番手グループで健闘、渋太く追い上げた。3着は5馬身差を付けられ、2番手で粘った名古屋のレイナワルツ。1番人気のグラッブユアハートは逃げバテで、さらに1馬身1/2差の4着。
レマーズガールは父デフレール、母タイムレスツイスト(母の父タイムレスモーメント)、牝6歳、鹿毛。栗東・湯浅三郎厩舎。馬主は平井豊光氏。米国産。

12日(木)公営旭川競馬場で行われた「第9回エーデルワイス賞(GⅢ)」(2歳牝、ダート1600㍍)は、インの3番手から直線外に出して鋭く伸びた岩手のパラダイスフラワーがレコードタイムで優勝した。13頭立て7番人気。優勝騎手は小林俊彦。勝ちタイム1分43秒1(晴・重)は、マルタカオーカンのレコードを0.1秒更新。中団に付け、勝馬のさらに外を最速の上がりで追い込んだアグリフェスタがクビ差2着。3着はアタマ差で2番手で粘ったフェアリーライド。1番人気のタガタメは逃げて4着。3着との着差は3/4馬身。2~4着を地元北海道勢が占め、5着が後方から最速の上がりで追い上げたJRAのマイネバイレだった(4番人気、1着とは0.3秒差)。
パラダイスフラワーは父ティンバーカントリー、母ダイナコマネチ(母の父ノーザンテースト)、牝2歳、栗毛。盛岡・櫻田浩三厩舎。馬主は山本武司氏。生産牧場は今井牧場。

14日(土)に東京競馬場で行われた「第8回東京オータムジャンプ(J・GⅢ)」(3歳以上、芝3300㍍、ハンデ)は、コウエイトライ(61㌔)が逃げ、レコードタイムで圧勝した。1頭取り消して13頭立て2番人気。優勝騎手は小坂忠士。勝ちタイム3分36秒9(晴・良)は、メジロロンザンのレコードを1秒4更新。2着は8馬身差で、4コーナーでインを突いて伸びたマイネルオーパー(61㌔)。1番人気のブロードキャスター(60㌔)は3、4コーナーで逃げる勝馬に迫ったがそこまで。2着と1/2馬身差ながらギリギリの3着。ハンデ頭62㌔の3頭は、テレジェニックが3番人気で4着。メルシーエータイムが9番人気で6着、7番人気のダイワウインダムは、正面の生け垣で落馬。また、コネクトフォー(57㌔)が最終障害で落馬した。
コウエイトライは父オペラハウス、母ダンツビューティ(母の父ホリスキー)、牝5歳、鹿毛。栗東・田所清広厩舎。馬主、生産者とも鹿児島の伊東正清氏。

同日、京都競馬場で行われた「エニフステークス」(3歳以上、ダート1400㍍、ハンデ、1頭取り消し15頭立て)は向正面4番手から3コーナーで先頭に立った1番人気のジョイフルハート(ハンデ頭58㌔)が押し切った。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分22秒8。逃げて早めに勝馬に前に出られながら懸命に追い詰めたニシノコンサフォス(56㌔)が3/4馬身差2着。もう一頭のハンデ頭58㌔のサカラートがクビ差3着。中団のインを追走、4コーナーで内から2頭目を回り鋭く追い込んだ。4着タイキエニグマ(57㌔)、5着ミリオンベル(55㌔)まで勝馬と0.2秒差。
ジョイフルハートは父サクラバクシンオー、母マイワイルドフラワー(母の父トップサイダー)、牡5歳、栗毛。栗東・小野幸治厩舎。馬主は名古屋友豊㈱。生産者はノーザンファーム。

同日、京都のメイン「第41回デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)」(2歳、芝1600㍍、13頭立て)は、抑えるケイバを試みた1番人気のオースミダイドウが、前半折り合いに苦労したものの、中団から直線前が開くと豪快に伸びて優勝した。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分34秒3。2着との着差は1/2馬身。混戦の2着争いはインの好位から直線も最内を突いて伸びたローレルゲレイロ。勝馬の後方、埒沿いの位置取りから、勝馬と同じ上がりで伸びたマルカハンニバルがアタマ差の3着。さらにアタマ差で、最後方から大外を最速の上がり33秒7で強襲したクラウンプリンセスが4着。
オースミダイドウは父スペシャルウィーク、母ストームティグレス(母の父ストームキャット)、牡2歳、青毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は社台ファーム。

15日(日)、東京競馬場で行われた「第54回府中牝馬ステークス(GⅢ)」(3歳以上牝、芝1800㍍)は、マドモアゼルドパリがゲート内で負傷、競走除外となり5~6分遅れで発走。逃げるエイシンテンダーを少し離れた2番手で追走、直線残り300㍍付近で一気に追い出したデアリングハートが、追撃をクビ差凌いで優勝した。16頭立て(1頭出走取消、1頭競走除外)2番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイム1分47秒5。追い出しが絶妙のタイミングだったといえる。追い込んだ2頭の2着争いは、中団の外を進んだサンレイジャスパーが、後方から最速の上がり33秒3で鋭く伸びた1番人気のディアデラノビアをハナ差抑えた。
デアリングハートは父サンデーサイレンス、母デアリングダンジグ(母の父ダンチヒ)、牝4歳、栃栗毛。栗東・藤原英昭厩舎。馬主は㈲社台レースホース。生産牧場は社台ファーム。

同日、京都競馬場で行われた「第11回秋華賞(GⅠ)」(3歳牝、芝2000㍍)はトシザサンサン、コイウタ、シェルズレイの3頭が離して逃げる展開を中団から最速の末脚を繰り出したカワカミプリンセスが、2着に1/2馬身差ながら快勝した。18頭立て2番人気。優勝騎手は本田優。勝ちタイムは1分58秒2。離れた4番手を進んだアサヒライジングが2着。3着は1馬身1/4差で、勝馬と同じような位置でケイバをしたフサイチパンドラ。1番人気のアドマイヤキッスは勝馬から2、3馬身後方からのケイバ。勝馬と同じ上がりタイムで追い込んだが、3着から1/2馬身差の4着。先行3頭で唯一粘ったシェルズレイがアタマ差の5着。
カワカミプリンセスは父キングヘイロー、母タカノセクレタリー(母の父シアトルスルー)、牝3歳、鹿毛。栗東・西浦勝一厩舎。馬主・生産者とも㈲三石川上牧場。同馬はオークス以来のレースで、オークスに次いでGⅠ2勝目。デビュー以来負けなしの5連勝。
秋華賞の売上は151億7000万円余で前年比96.7%とダウン。

秋の福島開幕

2006年10月16日 | 予定
今週から中央競馬は再び3場開催。
秋の福島競馬が開幕する。3歳未勝利戦は前半2週4日間で終了、過酷な最後の戦いが繰り広げられる。

今週の重賞競走は2つだけ。
もちろん22日(日)京都のGⅠ菊花賞が最大の注目レースで、このレースにメイショウサムソンの3冠がかかっている。
昨年のディープインパクトに続いて3冠馬が誕生するか楽しみだ。
もう一つは21日(土)に東京で行われるマイルのGⅢ富士ステークス。

平地のオープン特別は、21日に東京で2歳戦の「いちょうステークス」、京都で芝2000㍍のハンデ戦「オパールステークス」。22日福島で短距離の「福島民友カップ」が行われる。

《今週のグレードレース 10月16日~22日)
○21日(土)、東京「第9回富士ステークス」GⅢ、3歳以上、芝1600㍍
○22日(日)、京都「第67回菊花賞」GⅠ、3歳、芝3000㍍

先週のレース(南部杯など)

2006年10月11日 | 結果
10月4日(水)にトゥインクルの大井競馬場で行われた「第40回東京盃(GⅡ)」(3歳以上、ダート1200㍍)は、中団のインから外に出して追い込んだリミットレスビッドが直線鋭く伸び、残り200㍍からの叩き合いを制して優勝した。15頭立て3番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは1分11秒1。2着は1/2馬身差でシーキングザベスト。先行馬が潰れる中、好位4番手から抜け出したが、勝馬と一騎討ちになって末脚に屈した。3着は1馬身1/2差でニホンピロサート。後方から追い込んだが、既に2頭が抜け出して勝負は決まっていた。1~3着をJRA所属馬が独占。1番人気のアグネスジェダイは先行争いを避けるように控えたが、窮屈になる場面があったようで、中団のまま7着(1着と1.6秒差)に終わった。
リミットレスビッドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ(母の父ノーザンテースト)、牡7歳、栗毛。栗東・加用正厩舎。馬主は㈲社台レースホース。生産牧場は社台ファーム。

8日(日)に東京競馬場で行われた「第57回毎日王冠(GⅡ)」(3歳以上、芝1800㍍)は、2番手に付け4コーナーで先頭に並びかけたダイワメジャーが、直線の競り合いを懸命に凌いで優勝した。16頭立て3番人気。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分45秒5。2着はクビ差でダンスインザムード。向正面6番手から3、4コーナーで進出、直線一旦は先頭に立ったように見えたが、勝馬に差し返された。1馬身1/4差の3着争いは大接戦。2着馬の後方から追い上げていったローエングリンが、なんとか凌いで3着。1番人気のアサクサデンエンはインコースの好位を進み、直線も最内を伸びかけたが、末脚不発で勝馬から0.8秒差の13着だった。
ダイワメジャーは父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケ(母の父ノーザンテースト)、牡5歳、栗毛。美浦・上原博之厩舎。馬主は大城敬三氏。生産牧場は社台ファーム。

同日、京都競馬場のメイン「第41回京都大賞典(GⅡ)」(3歳以上、芝2400㍍)は、ローゼンクロイツが離して逃げもスローペースで流れ、中団のインにいたスイープトウショウが、直線鋭く伸びて優勝した。11頭立て2番人気。優勝騎手は池添謙一。勝ちタイムは2分31秒5。坂の下りで各馬が外を回って差を詰める中、じっと我慢、直線に向いて追い出され弾けるように内から2頭目を抜け出した。2着は最後方の外目の位置から坂の下りで進出、直線大外を伸びたファストタケヤマ。着差は3/4馬身。1、2着馬の上がり32秒8はレース最速。3着は好位に付け、4コーナーで一旦下がったものの盛り返してきたトウショウナイト。2着との着差はクビ。1番人気のインティライミはインコースの好位で勝馬の前の位置取り。終始、最内を回ったが伸びが無く1着と0.5秒差の7着に敗れた。
スイープトウショウは父エンドスゥイープ、母タバサトウショウ(母の父ダンシングブレーヴ)、牝5歳、鹿毛。栗東・鶴留明雄厩舎。馬主はトウショウ産業㈱。生産牧場はトウショウ牧場。

9日(祝・月)に公営盛岡競馬場で行われた「第19回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)」(3歳以上、ダート1600㍍)は、6番手位のインコースを進んだブルーコンコルドが直線で中を割って鋭く伸び優勝した。14頭立て2番人気。優勝騎手は幸英明。勝ちタイムは1分36秒6。直線入り口で前を塞がれたようにも見えたが、最後は突き抜けた。クビ差の2着にヒシアトラスが入り、JRAの1、2着。2番手に付け、4コーナーでは既に先頭も粘り込むところを勝馬に差された。3着は勝馬の後方外に付け、先に前に出た北海道のジンクライシス。着差は1/2。1番人気のシーキングザダイヤはさらに1/2馬身差の4着。道中3番手で直線ガードレール沿いを伸びかけたが切れず。
ブルーコンコルドは父フサイチコンコルド、母エビスファミリー(母の父ブライアンズタイム)、牡6歳、鹿毛。栗東・服部利之厩舎。馬主は㈱荻伏レーシング・クラブ。生産者は川上悦夫氏。

酒場の真実(その5)

2006年10月10日 | 酒場
そこここでマンション建設が進行中で、昭和のニュータウン開発時代を思わせる街の「居酒屋」に行く。
ここM町は都心から少し離れており、昼間はのんびりとしていて廃品回収車が回っていた。
スピーカーから「ご不要になりましたパソコン、CDラジカセ……」とやるから現代と分かる。
しかしこれが、「毎度お馴染み、ちり紙交換……」とやられたら、完全にタイムスリップする。

夜に飲みに出て、商業ビルの2階の一角にある「鉄板居酒屋」に入る。
「居酒屋」というわりには家族連ればかり。まるでファミレスのようだ。
ビールはともかく、出されたサワー類は酒の味がしない。
名物のなんとかの玉子焼きも、店員が「焼きます」と言うので見ていたが、味も何も、まるで子供だまし。
@3000円程で腹一杯になったのはいいが、酒飲みとしては気分的に納得がいかない。

このところ飲酒運転には、かなり厳しいが、「居酒屋」という名の下で営業して家族連れが多いというのも、どうなんだ。
居酒屋チェーンには、売上至上主義で家族連れをあおっているようなところも多いのか?
大手チェーンのWタミの社長などはどういう意見なのだろうか。
酒場が食卓代わりでいいんでしょうか。

チェーンの「居酒屋」は、そういうこともあって好きではないので、最近は敬遠している。大人数の時は利用価値はあるけれども。

「酒場」は“大人の店”でなければいけない。
既に非常におかしな世の中になってしまっている。

ちなみに名店と紹介されることの多い根岸のKは「子連れお断り」である。

明日もグレードレース

2006年10月09日 | 予定
今週はグレードレースラッシュ。
明日10日から15日までに6レース行われる。

10日(火)は公営金沢でGⅢ白山大賞典。
1日置いて12日(木)は公営札幌でGⅢエーデルワイス賞。
14日(土)は東京で障害の東京オータムジャンプと京都でGⅡのデイリー杯2歳ステークス。
15日(日)は、京都でGⅠ!秋華賞。東京でGⅢ府中牝馬ステークス。

その分、平地のオープン特別は少なく1つだけ。14日に京都でダート短距離のハンデ戦「エニフステークス」が行われる。

《今週のグレードレース 10月10日~15日》
○10日(火)、金沢「第26回白山大賞典」GⅢ、3歳以上、ダート2100㍍
○12日(木)、札幌「第9回エーデルワイス賞」GⅢ、2歳牝、ダート1700㍍
○14日(土)、東京「第8回東京オータムジャンプ」J・GⅢ、3歳以上、芝3300㍍、ハンデ
○14日(土)、京都「第41回デイリー杯2歳ステークス」GⅡ、2歳、芝1600㍍
○15日(日)、東京「第54回府中牝馬ステークス」GⅢ、3歳以上牝、芝1800㍍
○15日(日)、京都「第11回秋華賞」GⅠ、3歳牝、芝2000㍍

60分9本勝負

2006年10月07日 | ギャンブル
オープンしたばかりの「ボートピア習志野」で競艇を打つ。
公営競技では初の4場併売がウリの場外である。

まず、専門紙売場でいつものように「一番売れている新聞を下さい」。
売店のお姉さんが「何気に今日はコレです」と言ってくれたのが、下関の「ファイティングボートガイド」だった。500円支払って購入。
下関の第9Rに間に合った。

しかし今日の目的は、とにかく4場買うことである。
この日の発売場は下関、平和島、住之江、蒲郡であった。住之江と蒲郡はナイター開催である。
従って、蒲郡の1Rが始まらないことには4場の舟券が買えない。
その蒲郡の第1R発走は15時03分。さぁここから忙しくなる。
ちなみに午後3時から4時までの1時間の発走時間のタイムテーブルは以下の通りである。

15:03 蒲 郡 1R
15:15 平和島 10R
15:20 下 関 10R
15:22 住之江 4R
15:29 蒲 郡 2R
15:45 平和島 11R
15:50 住之江 5R
15:56 蒲 郡 3R
15:58 下 関 11R

なんと1時間に9レース打てる。
実は、インフォメーションのお姉さんにこういう「タイムテーブルは配布してないのか」と聞いたら、「ありません」とキッパリ言われてしまったが、これは置くべきだろう。
仕方がないので、4場の出走表を突き合わして自作。そのせいで、蒲郡の1Rを買い損ねてしまった。
事前検討をしてなかったので、マークカードを塗りまくる。

まず、平和島10R~蒲郡2Rを買って大画面で観戦。
ところが、大画面では平和島と下関しか放映せず、住之江と蒲郡を見逃してしまった。
住之江と蒲郡は、もちろん別のモニターでは放映されていたが、音声実況が流れないのであった。
その一方で、締切時間や変更情報などのお知らせは4場交錯しながら流れるのである。おかげで住之江10Rの1番出走取消を聞き逃し、カードが弾かれてしまい慌てて書き直す羽目になった。

蒲郡の2Rが終わった後もわずかな時間を利用して4場分塗りまくった。
そうして今度は、4場ともしっかり生映像を観たのであった。
競艇は6艇しかないので、ソコソコ当てやすい。
このうち、数レース2連単が当たったので、最後にまとめて(買った券全部を)払戻の機械に投入。
「この券は的中していません」と吐き出されるものも多かったが、いくらかの払戻金が出てきたのはうれしかった。

じっくり予想して買う人は1場に集中して買うのもいいのだろうが、短時間にテンポ良くレースが行われるというのもいい。初めての経験で1時間が目まぐるしかったが、こういう遊び方もダラダラ間延びしなくていいと思うのである。

あぁニッポン

2006年10月06日 | 結果
先週は、国内でもフランスでも日本馬完敗でした。

9月30日(土)に中山競馬場で行われた「芙蓉ステークス」(2歳、芝1600㍍)は後方10番手から外々を進出、直線鋭く伸びたドリームジャーニーが優勝した。13頭立て2番人気。優勝騎手は蛯名正義。勝ちタイムは1分35秒2。上がり3ハロン34秒0も最速。2着は1馬身差で1番人気のローズオットー。中団から直線伸びたが、勝馬の切れに屈した。3着は3馬身1/2離されて4、5番手で粘ったマイネシャリマー。
ドリームジャーニーは父ステイゴールド、母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)、牡2歳、鹿毛。栗東・池江泰寿厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング。生産牧場は白老ファーム。

同日、中京競馬場で行われた「ききょうステークス」(2歳、芝1200㍍)は殿から大外をまくったマイネルサニベルが、直線追われると豪快に伸び、ゴール寸前クビ差差して優勝した。10頭立て3番人気。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分00秒8。上がり34秒5はレース最速。1番人気のスーサンライダーは逃げ粘ったものの惜敗。2番手で粘ったクインズプレイヤーが1馬身1/4差3着。
マイネルサニベルは父スウェプトオーヴァーボード、母カプティヴァン(母の父ダンスインザダーク)、牡2歳、芦毛。美浦・高橋義博厩舎。馬主はサラブレッドクラブラフィアン。生産者は小泉学氏。

中京のメイン「第10回シリウスステークス(GⅢ)」(3歳以上、ダート1700㍍、ハンデ)は、先団5頭の中、逃げ馬の1馬身程後方のインの絶好位を進んだメイショウバトラー(56㌔)が直線抜け出し、2着に1馬身1/2差を付けて快勝した。15頭立て2番人気。優勝騎手は佐藤哲三。勝ちタイムは1分43秒1。中団から最速の上がりで追い込んだツムジカゼ(54㌔)が2着。3着も1馬身1/2差で、終い鋭く追い込んだキネティクス(55㌔)。ハンデ頭57.5㌔の3頭は、カフェオリンポスが0.8秒差の6着(8番人気)、サイレントディールが1.1秒差の9着(5番人気)、アンドゥオールは1.2秒差の10着(4番人気)だった。1番人気のサンライズキング(57㌔)は、トラストスター(52㌔で7着)のハナを叩けず、4コーナー手前で既に一杯。直線入り口で勝馬らにパチンコを食らってさらに減速してしまい14着と大敗。
牡牝の差を考慮すると実質的にトップハンデで優勝したメイショウバトラーは、父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ(母の父ダイナガリバー)、牝6歳、鹿毛。栗東・高橋成忠厩舎。馬主は松本好雄氏。生産牧場は若林牧場。同馬は7月のプロキオンS、8月のサマーチャンピオンに続いてGⅢ3連勝。

同日札幌のメイン「第41回札幌2歳ステークス(GⅢ)」(2歳、芝1800㍍、12頭立て)は、先団の6番手を進んだナムラマースがゴール前3頭を外からまとめて抜き去り、1番人気に応えた。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分49秒7。上がり35秒1はレース最速。勝馬の1馬身程前のインに付け、4コーナーは逃げ馬のすぐ後方を回って直線伸びたアドマイヤヘッドが1/2馬身差2着。行き脚がつき1コーナーで膨れ気味になりながらも先頭に立って逃げ込みを図った牝馬のイクスキューズはハナ差3着だった。
ナムラマースは父チーフベアハート、母ビストロドゥパリ(母の父フレンチグローリー)、牡2歳、黒鹿毛。栗東・福島信晴厩舎。馬主は奈村信重氏。生産牧場は八田ファーム。

10月1日(日)、札幌競馬場で行われた「すずらん賞」(2歳、芝1200㍍)は、地方馬7頭を含む11頭立てで行われ、逃げた3番人気の北海道・ベリーベリナイスが繰り上がって1着となった。優勝騎手はJRAの菊沢隆徳。勝ちタイムは1分10秒4。2、3着は後方集団から追い込んだバクシンヒロイン、タカラタロウ(北海道)。1~3着の着差は1/2-1馬身1/4。先団5頭の中のインの後方を進み、直線で先頭、2番手の間をこじ開けて差し切った1番人気のクーヴェルチュール(塚田祥雄騎手)は、トウカウファイン(9着)を弾いてしまい、走行妨害のため10着に降着。
ベリーベリナイスは父ブラックタキシード、母ピーチ(母の父グルームダンサー)、牝2歳、黒鹿毛。北海道・伊藤隆志厩舎。馬主は冨沢敦子氏。生産者は高橋誠次氏。

同日、中京競馬場で行われた「ポートアイランドステークス」(3歳以上、芝1800㍍、11頭立て)は、押して先行した1番人気のコンゴウリキシオーが一杯に逃げ切った。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイムは1分47秒3(雨・稍重)。後方から、直線内に突っ込んで最速の上がりで追い込んだイースターがハナ差2着。先行2頭が離して逃げ、その4番手あたりを追走したケイアイガードが1馬身1/4差3着。
コンゴウリキシオーは、父ストラヴィンスキー、母プリンシピアム(母の父ハンセル)、牡4歳、鹿毛。栗東・山内研二厩舎。馬主は金岡久夫氏。愛国産。

中山競馬場で行われた「第40回スプリンターズステークス(GⅠ)」(3歳以上、芝1200㍍、16頭立て)は、1番人気の豪州馬テイクオーバーターゲットが逃げて直線突き放し、快勝した。優勝騎手はジェイ・フォード。勝ちタイムは1分08秒1。ゲート入りが悪く、騎手が降りて引き込まれたメイショウボーラーが2馬身1/2差2着。勝馬の後方、インの4番手から伸びた。3着はクビ差で最後方から最内を最速の上がりで追い込んだタガノバスティーユ。昨年の優勝、香港のサイレントウイットネスは、先行してアタマ差の4着に粘った。
テイクオーバーターゲットは、父セルティックスウィング、母シェイディストリーム(母の父アーチリージェント)、騸7歳、鹿毛。馬主、調教師はタクシー運転手のジョセフ・ジャニアック氏(豪州)。豪州産。

日本時間2日午前0時35分頃、フランスのロンシャン競馬場で行われた「第85回凱旋門賞(GⅠ)」(3歳以上、芝2400㍍、8頭立て)はディープインパクトのすぐ後方5番手を進んだレイルリンクが、テレビ中継で岡部幸雄元騎手が「まだまだ」と言っている時に先頭に立ったディープインパクトを差して優勝した。ディープインパクトは最後方から追い込んだプライドにも差されて3着。着差はクビ-1/2。ハリケーンランは4着。シロッコは8着。