平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

8月27日(木)私を騎手にして

2020年08月27日 | 競馬ドラマ
前回のブログで世界一のコンピュータは活躍しているのかどうかというようなことを書いたが、タイミング良くすぐに↓こういうニュースがあった。
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200824-567-OYT1T50194

マスクの素材による飛沫を抑える効果や窓開け具合による換気の状況といったことを実証するのに果たして世界一のスパコンじゃなきゃ駄目なのか? 他のコンピュータじゃ駄目なのかとも思うのだが、どうだろう。
そう思うのは、大阪のうがい薬騒動があったからだけれども。

前回のブログで、高崎競馬場が登場するドラマのことを書いたが、それで思い出して「私を騎手にして」というドラマを観ることにした。
1990年(平成2年)7月にTBSで放送されている。
牧場の娘が生産馬に騎乗したいために騎手を目指し、レースに乗るところまでがドラマになっている。
主演は藤田朋子。
所属調教師が地井武男で、同期の騎手候補生は水島かおりと武田久美子。調教師会長は若山富三郎だ。
騎手になるまでなので、このドラマでは競馬場よりも境町トレーニングセンターがふんだんに登場する。

高崎競馬場所属の最初の女性騎手が誕生するのは2年後、JRAで初めてとなる女性騎手トリオがデビューするのが6年後ということを思うと、どういう経緯で制作されたのかなぁ。
JRAでジュリー・クローン騎手が騎乗するのが90年の秋だから、それよりも少し前なんだね。

8月24日(月)競馬場の女

2020年08月24日 | 競馬ドラマ
長梅雨が7月いっぱいまで続き、梅雨明けした8月はほとんど雨が降らない。
新型コロナウイルスは第2波だとかで収束に至らず、熱中症やゲリラ豪雨の被害がニュースになっている。

コロナと暑さで外出は控えざるを得ない。
週末は、まだ無観客とは言え中央競馬は開催を続けていて、グリーンチャンネルの競馬中継は無料視聴ができている。
地方競馬もすべて開催していて、観客が入り始めた場もあるが、浦和競馬はゲリラ豪雨で途中打ち切りになったり、今日は川崎競馬騎乗騎手がコロナで陽性になったということで中止になった。

ステイホームでテレビを見ていることが多いのだが、コロナに関する情報が少なくなった。
高温多湿になると弱まるとも言われていたが全くの外れで、専門家の予測も競馬の予想と同じで当たらなかったりするから情報が減っても良いのだが、まともな新情報が出て来なければどうしようもない。
専門家が当てにならならAIに頑張ってほしいものだが、世界一のコンピュータも活躍しているのかどうか?
二冠獲得の将棋の藤井聡太八段と比べると何やってんだかと言わざるを得ない。

「競馬場の女」というドラマを観た。
ネットで調べると1994(平成4)年2月に火曜サスペンス劇場で放送されている。
主演は倍賞美津子。
その夫は“競馬場の達人”阿藤快(阿藤海)である。
ちょっと無理があるなぁと思うところもあるが、ミステリーとして面白い。
原作は高村薫(「馬」)だった。これは原作を読んでみたい。

ドラマの舞台は高崎競馬場。
スタンドや投票所などが結構よく映っている。
足利競馬の場外発売の看板が見えるので、開催日か場間場外発売日に撮影されたのではないかと思う。
廃止されて消えた競馬場の当時の状況が分かるのは嬉しい。

10月3日(月)ばんえい

2016年10月04日 | 競馬ドラマ
雨が降ったり止んだり。

倉本聰脚本のドラマ「ばんえい」を観る。
1973(昭和48)年のテレビドラマで、フィルムでなく、ビデオで撮られていた。

主演は、小林桂樹と八千草薫。
その夫婦の息子で、高校生役を、最近は「BARレモン・ハート」のマスターの印象が強い中村梅雀が演じているが、もちろん梅雀というテロップではないので、分からなかった。

定年間近の役人の人生をばんえい競馬に例えようとするものだから、ハッキリ言って重いテーマだ。
今見ると夫婦関係の設定が凄いが、当時はこれで当たり前だったのだろうね。

競馬ファンとしては、今はなき岩見沢競馬場が見られたのがうれしい。
映るスタンドには多くの客が来ているのが分かる。

手元に古い本(昭和50年刊行の「北海道の競馬」)があるのだが、この頃のばんえい競馬人気は伸び盛りのようだ。
駐車場にはマイカーがびっしり。といった写真も掲載されているから、エキストラで動員をかけたわけでもなさそうだ。
もっとも競馬場を満員にするくらい集めるとなると大変だが、後に山形県の上山競馬場で西部警察がロケをしたときは、すごく集まっている。
スタンドに女性が多いので、明らかに違和感がある。

「ばんえい」が放送された昭和48年と言えば、あのハイセイコーブームの時代である。
ハイセイコーの引退とともに、空前の競馬ブームも沈静化していくから、この頃から2年ほどが競馬人気のピークだ。

八千草薫は、当時は40歳くらい。
車から降りると、モンローのようにスカートが舞い上がるシーンがあって、重いストーリー展開だったのでドキッとした。
ビデオテープが貴重だったので、そのシーンを残したのかもしれない。

酒場のカウンターで大滝秀治と小林桂樹が呑むシーンでの大滝秀治が渋い。
出走馬がスタンド前を行進するときのマーチもとても懐かしかった。
JRAの本馬場入場行進曲として使われていたものだが、ラジオ日本がラジオ関東と名乗っていた頃の、競馬ダイアリーという番組のテーマでもあったんじゃないかな。

11月に日本映画専門チャンネルで放送されるようだ。

5月30日(月)馬を売る女

2016年05月31日 | 競馬ドラマ
ごみゼロの日。
雨。午後は降ったり止んだり。
天気予報は外れて、降ってないように見えても細かい雨が降っていたり、上がったからもう大丈夫と思ったらまた降ってきたりと翻弄された。

ケーブルテレビで録画した「馬を売る女」を観る。
松本清張原作で、TBSで2度ドラマ化されているようだが、後発の1982年版であった。
当時の中山競馬場のレースが映って、内馬場のNCKの花文字がちらっと見える。

主演は風吹ジュンで、松本留美も出演しているが、どっちも役柄上ブスメイクであるのが残念。
従って、唯一の見どころは、泉谷しげるとの濡れ場で風吹ジュンがメガネを外しているところ言っていいかもしれない。

1982(昭和56)年というと、「中央競馬レコードブック」が初めてまとめられている(もちろん成績なので、冊子の発売は83年)。
日本ダービーはカツトップエースが勝ち、第1回ジャパンカップが開催された。

馬を売る女というタイトルは、小説の原題通りで、ここでは競走馬を売るのではなく、予想を売る女を意味している。
そういえば、当時と比べると今は“馬を売る女”が増殖している。

『馬映画100選』にあやかるとすれば、「競馬ドラマ100選」の1番目にしておこう。

今日の酒。
ウイスキーハイボール