○3月21日(祝・水)
高知「第10回黒船賞(GⅢ)」(4歳以上、ダート1400㍍)
JRAのリミットレスビッドが好位から抜け出して快勝した。12頭立て2番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは1分28秒9(晴・良)。押さえて外の5番手を追走。3コーナーで進出し、直線入口で先行馬を捕らえると直線で突き放した。2着は3馬身差でJRA・ニホンピロサート。道中は勝馬とメイショウバトラーの後方、中団位置。直線勝馬を追ったが、差が詰まらず。3着は3/4馬身差で名古屋のキングスゾーン。勝馬より前でレースを進め、インで粘る。1番人気のメイショウバトラーは1着と1秒1差の5着。勝馬の1馬身後方でマークして進んだが、離される一方となった。
リミットレスビッドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ(母の父ノーザンテースト)、牡8歳、栗毛。栗東・加用正厩舎。馬主は㈲社台レースホース、生産牧場は社台ファーム。
○3月24日(土)
中山「第55回日経賞(GⅡ)」(4歳以上、芝2500㍍)
人気上位3頭の争いとなり、ネヴァブションが差し切った。14頭立て3番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイムは2分31秒8(雨・良)。中団やや後方から。1番人気のマツリダゴッホの仕掛けを追い、4コーナーは外を回ってゴール前で捕らえる。2着は1/2馬身差でトウショウナイト。マツリダゴッホの後方、勝馬の前の位置取り。反応が鈍いのか、先に勝馬に前に出られ、4コーナーは大外を回って追い込む。上がりは1、2着が35秒6の同タイムで、レース最速。マツリダゴッホはクビ差の3着。先団の後方、中団よりやや前の位置取りから、4角手前で一気に出て先頭を奪い粘り込む。上位3頭の負担重量は勝馬56㌔、トウショウ58㌔、マツリダ57㌔。
ネヴァブションは父マーベラスサンデー、母パールネックレース(母の父ミルリーフ)、牡4歳、黒鹿毛。美浦・伊藤正徳厩舎。馬主は㈱ティーエイチ。生産牧場は早田牧場新冠支場。
阪神「第54回毎日杯(GⅢ)」(3歳、芝1800㍍、14頭立て)
1番人気のナムラマースが直線抜け出して快勝した。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分48秒0(雨・稍重)。縦長の展開の中団あたりから3、4コーナーで進出し、大外を回って残り200㍍辺りで抜け出す。完勝。2着は1馬身1/4差でヒラボクロイヤル。勝馬を目標に後方待機。追撃するも上がりタイムで劣る。3着は1馬身1/4差でニュービギニング。最後方から上がり最速の33秒9を繰り出して追い込む。
ナムラマースは父チーフベアハート、母ビストロドゥパリ(母の父フレンチデピュティ)、牡3歳、黒鹿毛。栗東・福島信晴厩舎。馬主は奈村信重氏。生産牧場は八田ファーム。
○3月25日(日)
中山「第14回マーチステークス(GⅢ)」(4歳以上、ダート1800㍍、ハンデ)
クワイエットデイ(55㌔)が最後方から追い込んで優勝した。1頭取り消して15頭立て9番人気。優勝騎手は角田晃一。勝ちタイムは1分51秒4(曇・稍重)。外枠からすぐにインにコースを取り殿追走。内々を突いて4コーナー最内を掬う。上がり38秒2はレース最速。2着は1馬身差でトーセンブライト(56㌔)。先団でレースを運んだトップハンデ馬クーリンガーの1馬身程後方から追い上げ、粘る。3着はハナ差でヒカルウイッシュ(56㌔)。後方2番手で勝馬の外目の位置取り。勝馬と一緒に追い上げるが、馬群を裁いた分モタつく。トップハンデ57.5㌔のクーリンガーは5番人気で8着。勝馬とのタイム差は1秒1。先行して一杯。1番人気のビッググラス(57㌔)は勝馬と1秒2差の9着。1、3着馬同様後方から。3、4コーナーで大外を回って差を詰めたが、直線全く伸びず。
クワイエットデイは父サンデーサイレンス、母アリーズデライト(母の父アリダー)、牡7歳、黒鹿毛。栗東・松元省三厩舎。馬主はサンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
中京「第37回高松宮記念(GⅠ)」(4歳以上、芝1200㍍、18頭立て)
1番人気のスズカフェニックスが2着に2馬身1/2差を付けて快勝した。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分08秒9(晴・重)。中団の外から差を詰め、直線外から豪快に差し切る。2着はペールギュント。勝馬のすぐ後方に付け、その外を回って追い込む。勝馬の仕掛けに離された差が詰まらず。3着はクビ差でプリサイスマシーン。勝馬のすぐ前の位置取り。直線で勝馬に先に前に出られ、内の馬(5着のオレハマッテルゼ)がそれに馬体を合わせるようにしたため、前が塞がる場面もあった。上がり最速は1/2馬身差の4着のビーナスライン。殿から大外を回って追い込み34秒3。
スズカフェニックスは父サンデーサイレンス、母ローズオブスズカ(母の父フェアリーキング)、牡5歳、栗毛。栗東・橋田満厩舎。馬主は永井啓弐氏。生産牧場は稲原牧場。
高松宮記念の売上は130億1000万円余で前年比91.0%とダウン。当日の中京競馬の売上は約172億4000万円で同94.2%だった。また、入場人員は3万3885人で同88.5%と1割以上の落ち込みとなった。
高知「第10回黒船賞(GⅢ)」(4歳以上、ダート1400㍍)
JRAのリミットレスビッドが好位から抜け出して快勝した。12頭立て2番人気。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは1分28秒9(晴・良)。押さえて外の5番手を追走。3コーナーで進出し、直線入口で先行馬を捕らえると直線で突き放した。2着は3馬身差でJRA・ニホンピロサート。道中は勝馬とメイショウバトラーの後方、中団位置。直線勝馬を追ったが、差が詰まらず。3着は3/4馬身差で名古屋のキングスゾーン。勝馬より前でレースを進め、インで粘る。1番人気のメイショウバトラーは1着と1秒1差の5着。勝馬の1馬身後方でマークして進んだが、離される一方となった。
リミットレスビッドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ(母の父ノーザンテースト)、牡8歳、栗毛。栗東・加用正厩舎。馬主は㈲社台レースホース、生産牧場は社台ファーム。
○3月24日(土)
中山「第55回日経賞(GⅡ)」(4歳以上、芝2500㍍)
人気上位3頭の争いとなり、ネヴァブションが差し切った。14頭立て3番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイムは2分31秒8(雨・良)。中団やや後方から。1番人気のマツリダゴッホの仕掛けを追い、4コーナーは外を回ってゴール前で捕らえる。2着は1/2馬身差でトウショウナイト。マツリダゴッホの後方、勝馬の前の位置取り。反応が鈍いのか、先に勝馬に前に出られ、4コーナーは大外を回って追い込む。上がりは1、2着が35秒6の同タイムで、レース最速。マツリダゴッホはクビ差の3着。先団の後方、中団よりやや前の位置取りから、4角手前で一気に出て先頭を奪い粘り込む。上位3頭の負担重量は勝馬56㌔、トウショウ58㌔、マツリダ57㌔。
ネヴァブションは父マーベラスサンデー、母パールネックレース(母の父ミルリーフ)、牡4歳、黒鹿毛。美浦・伊藤正徳厩舎。馬主は㈱ティーエイチ。生産牧場は早田牧場新冠支場。
阪神「第54回毎日杯(GⅢ)」(3歳、芝1800㍍、14頭立て)
1番人気のナムラマースが直線抜け出して快勝した。優勝騎手は藤岡佑介。勝ちタイムは1分48秒0(雨・稍重)。縦長の展開の中団あたりから3、4コーナーで進出し、大外を回って残り200㍍辺りで抜け出す。完勝。2着は1馬身1/4差でヒラボクロイヤル。勝馬を目標に後方待機。追撃するも上がりタイムで劣る。3着は1馬身1/4差でニュービギニング。最後方から上がり最速の33秒9を繰り出して追い込む。
ナムラマースは父チーフベアハート、母ビストロドゥパリ(母の父フレンチデピュティ)、牡3歳、黒鹿毛。栗東・福島信晴厩舎。馬主は奈村信重氏。生産牧場は八田ファーム。
○3月25日(日)
中山「第14回マーチステークス(GⅢ)」(4歳以上、ダート1800㍍、ハンデ)
クワイエットデイ(55㌔)が最後方から追い込んで優勝した。1頭取り消して15頭立て9番人気。優勝騎手は角田晃一。勝ちタイムは1分51秒4(曇・稍重)。外枠からすぐにインにコースを取り殿追走。内々を突いて4コーナー最内を掬う。上がり38秒2はレース最速。2着は1馬身差でトーセンブライト(56㌔)。先団でレースを運んだトップハンデ馬クーリンガーの1馬身程後方から追い上げ、粘る。3着はハナ差でヒカルウイッシュ(56㌔)。後方2番手で勝馬の外目の位置取り。勝馬と一緒に追い上げるが、馬群を裁いた分モタつく。トップハンデ57.5㌔のクーリンガーは5番人気で8着。勝馬とのタイム差は1秒1。先行して一杯。1番人気のビッググラス(57㌔)は勝馬と1秒2差の9着。1、3着馬同様後方から。3、4コーナーで大外を回って差を詰めたが、直線全く伸びず。
クワイエットデイは父サンデーサイレンス、母アリーズデライト(母の父アリダー)、牡7歳、黒鹿毛。栗東・松元省三厩舎。馬主はサンデーレーシング、生産牧場はノーザンファーム。
中京「第37回高松宮記念(GⅠ)」(4歳以上、芝1200㍍、18頭立て)
1番人気のスズカフェニックスが2着に2馬身1/2差を付けて快勝した。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分08秒9(晴・重)。中団の外から差を詰め、直線外から豪快に差し切る。2着はペールギュント。勝馬のすぐ後方に付け、その外を回って追い込む。勝馬の仕掛けに離された差が詰まらず。3着はクビ差でプリサイスマシーン。勝馬のすぐ前の位置取り。直線で勝馬に先に前に出られ、内の馬(5着のオレハマッテルゼ)がそれに馬体を合わせるようにしたため、前が塞がる場面もあった。上がり最速は1/2馬身差の4着のビーナスライン。殿から大外を回って追い込み34秒3。
スズカフェニックスは父サンデーサイレンス、母ローズオブスズカ(母の父フェアリーキング)、牡5歳、栗毛。栗東・橋田満厩舎。馬主は永井啓弐氏。生産牧場は稲原牧場。
高松宮記念の売上は130億1000万円余で前年比91.0%とダウン。当日の中京競馬の売上は約172億4000万円で同94.2%だった。また、入場人員は3万3885人で同88.5%と1割以上の落ち込みとなった。