平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

先週のレース(GⅡ3競走など)

2006年09月28日 | 結果
先週のグレードレースはGⅡばかり3競走。
20日(水)に公営船橋競馬場で行われた「第53回日本テレビ盃(GⅡ)」(3歳以上、ダート1800㍍、8頭立て)は、1番人気のシーキングザダイヤが3番手から3コーナーでスーっと進出、4コーナーで先頭に立ち、そのままの勢いで押し切った。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分51秒6。2着は後方から勝馬を追ったスターキングマン。着差は3/4馬身。2馬身差の3着は中団から伸びたレマーズガールで、人気を集めたJRA勢が3頭出走で3着まで独占。
シーキングザダイヤは父ストームキャット、母シーキングザパール(母の父シーキングザゴールド)、牡5歳、鹿毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は青山洋一氏。米国産。

23日(祝・土)はグレードレースなし。中山競馬場で行われたオープン特別の「ペルセウスステークス」(3歳以上、ダート1200㍍)は、ウインレジェンドがゲート内で膠着し、とんでもない出遅れ。中団というか後方のインコースを進んだミリオンベルが4コーナーを回り切ってから外に出し、鋭く追い込んで優勝した。11頭立て3番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイムは1分10秒9。1番人気のサクラビジェイは先団グループの後方に付け、勝馬の追い込みに合わせるように突っ込んだが、先に前に出られてしまい1馬身1/2差2着。殿から馬群の中を最速の上がりで追い込んだオーゴンサンデーが3/4馬身差3着。
ミリオンベルは父フォーティナイナー、母ミナミノバレッツ(母の父イージーゴアー)、牝5歳、栗毛。栗東・坂口正則厩舎。馬主は矢野文雄氏。生産牧場はカナイシスタッド。

24日(日)に中山競馬場で行われた「第52回産経賞オールカマー(GⅡ)」(3歳以上、芝2200㍍)は、インの2、3番手を進んだバランスオブゲームが4コーナー手前で逃げ馬を交わして先頭に立ち、後続を抑えて接戦を制した。15頭立て4番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは2分12秒1。中団の埒沿いに控えて、直線も最内を突いて猛追した公営北海道のコスモバルクがハナ差2着。2着馬の1馬身程前でレースをしたディアデラノビアはクビ差の3着。ハナ差の4着に後方から伸びたスウィフトカレントが入り、3着馬と同じような位置取りで外を回った1番人気のエアシェイデイはさらにクビ差の5着だった。
バランスオブゲームは父フサイチコンコルド、母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)、牡7歳、鹿毛。美浦・宗像義忠厩舎。馬主は薗田博之氏。生産牧場はヤマダファーム。

同日、中京のメイン「第54回神戸新聞杯(GⅡ)」(3歳、芝2000㍍)は、2冠馬メイショウサムソン(1番人気)が出走したがクビ差の2着だった。優勝したのは、抑えて中団から直線大外を伸びたドリームパスポート。16頭立て3番人気。優勝騎手は高田潤。勝ちタイムは1分58秒1。勝馬は、2冠馬の3馬身程後方の外に付け、4コーナーではそのすぐ後方の外目を回ったが、直線は馬体を寄せずに、離して外に出して鋭く伸びた。外(右)にヨレていたのか、馬体を併せに行かず避けたのか。2着の2冠馬は3、4番手のインの好位をガッチリ。闘志のある馬で競り合いでは負けなかったが、大外を一気に差された。3着は1/2馬身差で、2番手に付け、4コーナーで一旦は先頭に立ったソングオブウインド。直線では一旦、外のフサイチリシャール(1/2馬身差4着)に先頭を奪われたが、差し返した。
ドリームパスポートは父フジキセキ、母グレースランド(母の父トニービン)、牡3歳、青鹿毛。栗東・松田博資厩舎。馬主はクラブ法人のジョイ・レースホース㈱。生産牧場はノーザンファーム。同馬は皐月賞を高田潤で2着、ダービーは四位洋文で3着だった。きさらぎ賞(GⅢ・京都)の勝馬。

国内GⅠも忘れないでね

2006年09月25日 | 予定
今週のグレードレースは3つ。
札幌は30日(土)に札幌2歳ステークス(GⅢ)。
土曜は中京ではダートのシリウスステークス(GⅢ)。
中山では10月1日(日)にGⅠ、スプリンターズステークス。
夏の北海道シリーズは最終週。中山、中京も今週まで。

平場のオープン特別は、2歳戦が3つと古馬が1つの計4つ。
2歳戦は30日が、中山でマイルの「芙蓉ステークス」と中京で1200㍍の「ききょうステークス」、1日が札幌で1200㍍の「すずらん賞」。
古馬戦は中京で、1日に1800㍍の「ポートアイランドステークス」。

《今週のグレードレース 9月25日~10月1日》
○30日(土)、中京「第10回シリウスステークス」GⅢ、3歳以上、ダート1700㍍、ハンデ
○30日(土)、札幌「第41回農林水産省賞典札幌2歳ステークス」GⅢ、2歳、芝1800㍍
○1日(日)、中山「第40回スプリンターズステークス」GⅠ、3歳以上、芝1200㍍

先週のレース(ダービーグランプリなど)

2006年09月23日 | 結果
先週の中央競馬は2場ずつ3日間の変則開催。
16日(土)は、中山と札幌で開催。中山競馬場で行われた「カンナ賞」(2歳、芝1200㍍)は、メジロアダーラが1枠から埒沿いに逃げ、2着に1馬身1/2差を付けて優勝した。8頭立て3番人気。優勝騎手は吉田豊。勝ちタイムは1分09秒0。2着には好スタートを切り、2番手に控えたトロピカルライトが粘った。3着はハナ差で最後方からレース最速の上がりで追い込んだマイネルサニベル。逃げた優勝馬の後方をガードレール沿いに進み、直線もイン突いたトップコメットは2度行き場を無くし、2度目は審議になるほどバックを踏んで5着(対象は1着馬だったが、制裁なし)。1番人気のシャイナムスメは1着と0.9秒差の7着。
メジロアダーラは父フレンチデピュティ、母メジロダーリング(母の父グリーンデザート)、牝2歳、鹿毛。美浦・大久保洋吉厩舎。メジロ牧場のオーナーブリーディングホース。

17日(日)は、中山と中京で開催。中山競馬場で行われた菊花賞トライアルの「第60回セントライト記念(GⅡ)」(3歳、芝2200㍍)はニシノアンサーの逃げを2番手のインで追走、4コーナーで先頭に立ったトーセンシャナオーが優勝した。17頭立て12番人気。優勝騎手はニュージーランドから短期免許で騎乗中のリース・イネス。勝ちタイム2分13秒1。3コーナー辺りでは2番手以降は一団となり、インコースで一旦やや順位を下げたトウショウシロッコが勝馬を追って上昇し2着。着差は1馬身1/2。中団より後方、終始埒沿いでロスの無いケイバをしたミストラルクルーズが1/2馬身差3着。以上、3着まで菊花賞の優先出走権を獲得。桜花賞馬で唯1頭の牝馬キストゥヘブンは5番人気で5着。1着との差は0.3秒。さらにハナ差で1番人気のフサイチジャンクは6着。なお、4コーナー手前でマツリダゴッホ、ネヴァブションの2頭が落馬。
トーセンシャナオーは父サンデーサイレンス、母ジョウノエンジェル(母の父トウショウボーイ)、牡3歳、栗毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は島川隆哉氏。生産牧場は三城牧場。同馬は若葉S、プリンシパルSで僅差3着もその後500万下を勝ち上がれず、これが公営佐賀の交流戦に次いで2勝目。

中京競馬場で行われた「野路菊ステークス」(2歳、芝1800㍍)は地方馬2頭を含む10頭で争われ、1番人気のオースミダイドウが逃げ切った。優勝騎手は武豊。勝ちタイム1分49秒3。上がり34秒2もレース最速。2着は2馬身差で、2番手を追走のケイアイマイスキー。クビ差3着にキングスデライト。
オースミダイドウは父スペシャルウィーク、母ストームティグレス(母の父ストームキャット)、牡2歳、青毛。栗東・中尾正厩舎。馬主は㈱オースミ。生産牧場は社台ファーム。

同日中京のメイン、秋華賞トライアルの「第24回ローズステークス(GⅡ)」(3歳牝、芝2000㍍、17頭立て)は、13番枠から1コーナーまでに埒沿いの最内を確保したアドマイヤキッスが、逃げるシェルズレイをゴール前で交わして優勝した。アドマイヤキッスは4コーナーでも際どくインに切れ込むなどロスの少ないレースで1番人気に応えた。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分58秒2。向正面で先頭に立ち、5、6馬身離して逃げたシェルズレイは、ゴール前で勝馬の差し脚に屈して1/2馬身差2着。3着は4馬身切れてフサイチパンドラ。離れた2番手を進みながらもほとんど差が詰まらなかった。以上3着までが秋華賞の優先出走権を獲得。
アドマイヤキッスは父サンデーサイレンス、母キッスパシオン(母の父ジェイドロバリー)、牝2歳、栗毛。栗東・松田博資厩舎。馬主は近藤利一氏。生産牧場はノーザンファーム。


18日(祝・月)は中京と札幌で開催。中京競馬場で行われた「第8回阪神ジャンプステークス(J・GⅢ)」(3歳以上、芝3330㍍)はコウエイトライが逃げ切った。13頭立て3番人気。優勝騎手は小坂忠士。勝ちタイム3分37秒8は、基準タイムを破るレコード。最後の直線で3頭の争いに絞られ、1~3着はクビ、クビ差だった。2着は、2、3番手で粘った1番人気のノボリハウツー、3着は中団から進出したラージヒルジャンプ。
コウエイトライは父オペラハウス、母ダンツビューティ(母の父ホリスキー)、牝5歳、鹿毛。栗東・田所清広厩舎。馬主、生産者とも伊東政清氏。

札幌のメイン「第11回エルムステークス(GⅢ)」(3歳以上、ダート1700㍍)は、逃げるサカラートの2番手に控えたヒシアトラスが直線抜け出して快勝した。13頭立て5番人気。優勝騎手は横山典広。勝ちタイムは1分43秒0。インコースの4番手で勝馬を追い詰めた公営北海道のジンクライシスが2着。着差は1/2馬身。中団から大外を回って最速の上がりで伸びてきたオーガストバイオが1馬身1/2差3着。1番人気のトーセンブライトは4、5番手に付け直線入り口で先頭争いに加わったが伸び一息で3着と1/2馬身差の4着。
ヒシアトラスは父ティンバーカントリー、母タックスヘイブン(母の父アリダー)、牡6歳、黒鹿毛。美浦・中野隆良厩舎。馬主は阿部雅一郎氏。生産牧場は社台ファーム。

同日に公営盛岡競馬場で行われた「第21回ダービーグランプリ(GⅠ)」(3歳、ダート2000㍍)は枠入りで名古屋のターセイスーパーが放馬し、発走が20分ほど遅延。再びファンファーレが鳴り、今度はJRAのバンブーエールが枠入りに手こずった。レースは、そのバンブーエールがスタート後に右にヨレ、隣の馬の前をカットするも先手を取り、2番手にマンオブパーサー。直線でこの2頭の競り合いになり、追うマンオブパーサーがゴール前クビだけ差して優勝した。14頭立て5番人気。優勝騎手は木幡初広。勝ちタイムは2分06秒9(曇・稍重)。3着も3番手で粘り込んだ地元岩手のサイレントエクセルで、前残りの決着だった。1番人気のナイキアースワークは中団のまま、勝馬と1.6秒差6着。
マンオブパーサーは父タヤスツヨシ、母タップユアトウズ(母の父ステートディナー)、牡3歳、鹿毛。栗東・大久保龍志厩舎。馬主は鈴木義孝氏。生産牧場は社台ファーム。

今週はGⅡが3つ

2006年09月18日 | 予定
今週の競馬はGⅡが3つ。
まず、20日(水)に公営船橋で「日本テレビ盃」。
中央競馬は24日(日)に中山で古馬の「オールカマー」、中京で3歳の菊花賞トライアル「神戸新聞杯」。

平地のオープン特別は23日(土・祝)に中山でダート短距離の「ペルセウスステークス」。

《今週のグレードレース 9月19日~24日》
○20日(水)、船橋「第53回日本テレビ盃」GⅡ、3歳以上、ダート1800㍍
○23日(日)、中山「第52回産経賞オールカマー」GⅡ、3歳以上、芝2200㍍
○23日(日)、中京「第54回神戸新聞杯」GⅡ、3歳、芝2000㍍

先週のレース(セントウルステークスなど)

2006年09月13日 | 結果
9日(土)に札幌競馬場で行われた「コスモス賞」(2歳、芝1800㍍)は、離れた4番手から追い上げたナムラマースが直線抜け出して快勝した。レース最速の上がりで、勝ちタイム1分48秒4はレコード。2着に3馬身1/2差を付けた。12頭立て3番人気。優勝騎手は藤岡佑介。2着は後方から追い込んだローブデコルテ。3着に途中から逃げた公営北海道のインパーフェクト。着差は3/4。1番人気のミスティックベルは好位で先行したものの直線一杯で5着。
ナムラマースは父チーフベアハート、母ビストロドゥパリ(母の父フレンチグローリー)、牡2歳、黒鹿毛。栗東・福島信晴厩舎。馬主は奈村信重氏。生産牧場は八田ファーム。同馬はこれが6戦目。2勝②着3回。

同日、中山競馬場で行われた秋華賞トライアル「紫苑ステークス」(3歳牝、芝1800㍍)はバラバラのスタートからユーロペが離して逃げ、2番手のコスモプラチナも3番手以下を大きく離す縦長の展開になった。4コーナー手前で逃げた2頭が早くも3番手グループに飲み込まれたが、そのグループもゴールまで持たず、中団から追い込んだサンドリオンが一気に交わして優勝した。15頭立て2番人気。優勝騎手は川田将雅。勝ちタイムは1分47秒2。2着は勝馬の後方から最速の上がりで追い込んだキープユアスマイル。着差はクビ。さらに1馬身1/4差の3着にアイスドールが健闘。早めに捲くった集団の1頭で、直線、前が壁になる場面もあった。1番人気のオリオンオンサイトも先団で不利無く直線先頭に立ったが、一気に交わされて4着。3着との差は3/4。1、2着馬のサンドリオンとキープユアスマイルが秋華賞の優先出走権を獲得。
サンドリオンは父コマンダーインチーフ、母シネマスコープ(母の父トニービン)、牝3歳、鹿毛。栗東・安田隆行厩舎。馬主、生産牧場とも㈲ノースヒルズマネジメント。同馬はこれが5戦目で、牝馬限定未勝利、牝馬限定500万下平場(いずれも圧勝)に次いで3連勝。このレースが初芝だった。

同日、中京のメイン「第57回朝日チャレンジカップ(GⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍)は、逃げる1番人気のコンゴウリキシオウを4番手から追い込んだトリリオンカットが叩き合いの末、ゴール前クビ差交わして優勝した。12頭立て7番人気。優勝騎手は和田竜二。勝ちタイム1分57秒4。コンゴウリキシオウは2コーナーで先頭に立って逃げ込みを図ったが惜敗。3着は1/2馬身差で後方から追い込んだケイアイガード。さらに3/4馬身差4着に殿から最速の上がりで追い込んだスズカフェニックス。
トリリオンカットは父スウェイン、母サベリン(母の父カーリアン)、牡6歳、栗毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主はクラブ法人のキャロットファーム。米国産。

10日(日)に中山競馬場で行われた「第51回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)」(3歳以上、芝1600㍍、ハンデ)は、人気薄の3歳馬ステキシンスケクン(54㌔)が逃げ切った。1頭取り消して15頭立て10番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイム1分32秒0。2着はハナ差で、後方から最速の上がりで馬群を割って追い込んだカンファーベスト(57㌔)。3着は1馬身3/4差で、2番手で粘った3歳馬マイネルスケルツィ(54㌔)。トップハンデ58㌔のローエングリンは、位置取りが2着馬の後方で、しかも4コーナーで大外を回っては、いくらレース最速の上がりを繰り出しても3着とハナ差の4着(3番人気)が精一杯。1番人気のインセンティブガイ(57㌔、安田記念以来の休み明け)は好位に付けたものの、直線はいっぱいで1着と1.6秒差の14着だった。
ステキシンスケクンは父ダンチヒ、母オータムムーン(母の父ミスタープロスペクター)、牡3歳、鹿毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は榮義則氏。米国産。

同日、中京競馬場で行われたサマースプリントシリーズ最終戦「第20回セントウルステークス(GⅡ)」(3歳以上、芝1200㍍、18頭立て)は、好スタートを切った1番人気のシーイズトウショウが外目好位から直線鋭く伸びて優勝した。2着に3馬身差を付ける完勝だった。優勝騎手は池添謙一。勝ちタイムは1分08秒6(雨、稍重)。2着は豪州から遠征のテイクオーバーターゲット。3番手から直線先頭に立ったがシーイズトウショウの切れに屈した。1/2馬身差3着は公営船橋のネイティヴハート。後方から4コーナーでは中団まで進出、直線外に出して追い込んだ。
シーイズトウショウは父サクラバクシンオー、母ジェーントウショウ(母の父トウショウフリート)、牝6歳、鹿毛。栗東・鶴留明雄厩舎。馬主はトウショウ産業㈱、生産牧場はトウショウ牧場。同馬はサマースプリントシリーズのチャンピオンとなった。

今週は公営盛岡でGⅠ、中央競馬は3日間開催

2006年09月11日 | 予定
今週の中央競馬は土、日、月(祝)の3日間開催。
16日(土)は中山と札幌、17日(日)は中山と中京、18日(月・祝)は中京と札幌という変則開催。
18日までにグレードレースは5競走。中央で4つ。公営盛岡で1つ。このうち障害のグレードレースが1つ。
最大のレースは18日に盛岡競馬場で行われるGⅠ、ダービーグランプリ。
17日はGⅡが2競走。中山でセントライト記念、中京でローズステークス。
いずれも3歳の重要なレース。ダービーGPはダートの№1決定戦。ローズSは秋華賞トライアル、セントライト記念は菊花賞トライアル。
他に18日に札幌でダートのGⅢエルムステークス、中京でJ・GⅢの阪神ジャンプステークス。

平地のオープン特別は2歳戦が2つ。16日に中山で「カンナステークス」、17日に中京で「野路菊ステークス」が行われる。

《今週のグレードレース 9月11日から18日》
○17日(日)、中山「第60回ラジオ日本賞セントライト記念」GⅡ、3歳、芝2200㍍
○17日(日)、中京「第24回関西テレビ放送賞ローズステークス」GⅡ、3歳牝、芝2000㍍
○18日(祝・月)、盛岡「第21回ダービーグランプリ」GⅠ、3歳、ダート2000㍍
○18日(祝・月)、札幌「第11回エルムステークス」GⅢ、3歳以上、ダート1700㍍
○18日(祝・月)、中京「第8回阪神ジャンプステークス」J・GⅢ、3歳以上、芝3330㍍

酒場の真実(その4)

2006年09月08日 | 酒場
酒飲みの複数の友人から「もつ焼きとホッピーが好きなら、是非行くべし」と評判の店に行く。
最初に言ってしまうが「難しい」店であった。

京浜東北線の東十条にある「S」という店である。
東十条駅は初めて降りる駅である。
南口改札を出て左に進む。
京浜東北線の引き込み線、つまり車庫の上にかかる高架を右に回り込むように降りると五叉路であった。

間違えそうになりながらもSに入ったのは7時を少し回っていただろうか。
20人ほど入れるのだろうか。
カウンターとテーブル席があった。
ちょうど入口の前のカウンターが空いていたのでそこに座るように言われる。
初めて入る店は緊張する。
生ホッピーがあったので、まずこれを注文。
それと煮込みにオニオンサラダ。

生ホッピーはすぐに出てきたが、つまみがなかなか出て来ない。
そのうちに、目の前でモツ焼きを焼いている親方が、生野菜を食べるかと訊いてきた。
いただきましょう。

生野菜はたっぷりのクレソンと大根のサラダで、さっぱりしておいしい。
そのうちに、親方が何を焼くか注文を訊いてきた。
「カシラ、ナンコツ、ガツ、上シロ」

しかし出てきたものは、頼んだ物ばかりではなかった。
しかも2本ずつ。
生ホッピーから、ソルティードッグのようなレモンハイを飲み、結局1時間ほどいて御勘定。
3000円弱であった。

煮込みとオニオンサラダは出なかった。
いや、出さなかったのであろう。恐らくは初めての客でここのシステムが分からない客であるから、若旦那が気を利かしたのではないかと思う。

「難しい」と最初に言った。
モツは確かに旨い。とりわけ上シロが良かった。
ほとんど塩で食った。まぁタレとは言えない雰囲気があるもの確かだが。
しかし自分のペースで飲み食い出来ないのはちょっと困る。
まず、ホッピーに煮込みが食いたいのだ。
基、煮込みでホッピーが飲みたいのだ。
サラダは脂っこくなった口の中をさっぱりさせたいんだ。

中年のカップルが後から入ってきて、コブクロ刺しを頼んだくらいで、1杯ずつ飲んで、さっさと帰って行った。
きっと、すぐに店に合わないことを察したのであろう。

カウンターの右側にいた若い二人組は、さかんに出されるものを「旨い旨い」と食っていた。
最後に領収書をもらっていたが、何かの取材で来たのか。
極端な客を見てしまった。

最後にもう一つ。
この店、一人客だと2本ずつ供し、2人以上だと一人1本ずつ食わせる。
1本ずつ食いたんだけど。
なんだか寿司屋を思わせる。
常連の一人客は淡々と飲んでいた。

ちなみに、店に入る前に寄った「やなぎ湯」という銭湯が良かったので、東十条にはまた来ることになるであろう。
その時はどうするか。
S屋の近くにN屋というモツ焼き酒場があった。
一人なら今度はそっちにするか。
少しネットで検索してみよう。
S屋は、推薦してくれた酒飲み仲間と来るのが良いかもしれない。
親方が、今度は早く来て、レバやアブラを食ってみてくれと言う。
これらのネタはすぐに売り切れるらしい。
食いたいことは、食いたいが、ガツやシロの方が好きなんだよね。
参考までに店名のSもNも県名である。

先週のレース(新潟、小倉両2歳Sなど)

2006年09月06日 | 結果
9月2日(土)に新潟競馬場で行われた「BSN賞」(3歳以上、ダート1200㍍、ハンデ、15頭立て)は1番人気のジョイフルハート(56㌔)が逃げ、2着に4馬身差を付けて完勝した。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分10秒1。2着は後方2番手から大外一気に追い込んだオフィサー(54㌔)が、中団からラチ沿いを伸びたドローアウター(49㌔=最軽量)をハナ差捕らえた。オフィサーは上がり最速。トップハンデ57㌔の2頭は、掛かって好位に押さえながら勝馬を追った2番人気のトウショウギアが3着ときクビ差の4着。7番人気のディバインシルバーは2番手付きバテで1着と1秒差の5着。
ジョイフルハートは父サクラバクシンオー、母マイワイルドフラワー(母の父トップサイダー)、牡5歳、栗毛。栗東・小野幸治厩舎。馬主は名古屋友豊㈱。生産牧場はノーザンファーム。

3日(日)に札幌競馬場で行われた「札幌日経オープン」(3歳以上、芝2600㍍)は中団で1番人気のコスモバルクを射程圏に置いてレースをしたトウショウナイトが直線残り200㍍で並びかけると一気に突き放し、2着に4馬身差を付けて快勝した。11頭立て2番人気。優勝騎手は武士沢友治。勝ちタイムは2分39秒9。上がりも最速。ホッカイドウ競馬のコスモバルクは、賞金別定で負担重量62㌔(勝馬と6㌔差)の上に、主戦の五十嵐冬樹から武幸四郎に騎手変更。好スタート決め、一旦4番手に控えたが1コーナーで早くも先頭を奪取。最後まで粘ったものの2着が一杯だった。3着は1馬身1/4離れて後方からインを追い込んだブリットレーン。
トウショウナイトは父ティンバーカントリー、母ミッドナイトオアシス(母の父ジャワゴールド)、牡5歳、栗毛。美浦・保田一隆厩舎。馬主は藤田衛成氏、生産牧場はトウショウ牧場ということで自家生産馬。

同日小倉のメイン「第26回小倉2歳ステークス」(2歳、芝1200㍍)は逃げるストラテジーの外2番手ぴったりマークから3、4コーナーで早くも交わしたアストンマーチャンが、最速の上がりで他馬を寄せつけず快勝した。14頭立て3番人気。優勝騎手は鮫島良太。勝ちタイムは1分08秒4。2着は2馬身1/2差でインの好位から外に出して追い込んだニシノマオ。同馬も上がり最速。3着は3番手で粘ったスーサンライダー。着差は1馬身1/4。1番人気のシルバーストーンは後方で揉まれて11着に敗れた。
アストンマーチャンは父アドマイヤコジーン、母ラスリングカプスマイワイルドフラワー(母の父トップサイダー)、牝2歳、栗毛。栗東・小野幸治厩舎。馬主は戸佐眞弓氏。生産牧場は社台ファーム。

一方、同日新潟の「第26回新潟2歳ステークス」(2歳、芝1600㍍)は、中団から直線に入って馬場の中程を伸びたゴールドアグリが、競り合いをハナ差制した(フジテレビの「スーパー競馬」では、スタンドの影に驚いたのか一瞬躓くようなところが見られ、ゴールではマイネルーチェ優勢に見えたが…)。18頭立て2番人気。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイム1分35秒2。上がり33秒0もレース最速。2着のマイネルーチェは好位グループからやはり馬場の中程、各馬が外に行く中ではコースロスを少なくし、ゴールドアグリとの叩き合いに持ち込んだ。11番人気で大健闘だが、これでハナ差は牡牝の差か、腕の差か。1番人気のマイネルレーニアはダッシュの差で逃げ、直線大外に持ち出したが2馬身差の3着。外に出しすぎということはないだろうか。
ゴールドアグリは父タニノギムレット、母タッチオブゴールド(母の父ヘクタープロテクター)、牡2歳、鹿毛。美浦・戸田博文厩舎。馬主はスターホースメンズクラブ。生産牧場は社台ファーム。

中央競馬は秋競馬

2006年09月04日 | 予定
中央競馬はローカルの札幌を残して、東西主要場は秋番組。
東は4月以来の中山、西は中京。
札幌も「はくぼ」ではなく通常開催時間帯に戻る。

重賞競走は3レース。9日(土)は中京でGⅢの朝日チャレンジカップ。10日(日)は中山でGⅢの京成杯オータムハンデ、中京でGⅡのセントウルステークス。セントウルSは、「サマースプリントシリーズ」の最終戦。

平地のオープン特別は、9日に札幌で2歳の「コスモス賞」と中山で3歳牝馬の「紫苑ステークス」。紫苑Sは秋華賞トライアル。

《今週のグレードレース 9月4日~10日》
○9日(土)、中京「第57回朝日チャレンジカップ」GⅢ、3歳以上、芝2000㍍
○10日(日)、中山「第51回京成杯オータムハンデキャップ」GⅢ、3歳以上、芝1600㍍、ハンデ
○10日(日)、中京「第20回セントウルステークス」GⅡ、3歳以上、芝1200㍍