平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

魔王飲む

2013年01月31日 | 酒場
1月が今日で終わるが、今年も馬券の成績は散々なスタートとなった。
昨年、長年の馬券の儲けを申告しなかったとして所得税法違反で起訴された男性のことがニュースになったが、凄い猛者というしかない。
裁判では、どうやって儲けたかを知りたいものである。

馬券もまるで駄目だったが体調も悪く、というか体調が悪かったから予想も悪かったとも言えるのだが、飲みに出る機会は少なかった。
もっぱら家で徳用焼酎のお湯割りなどをチビチビ飲っていたが、友人宅に招かれて飲んだ「魔王」は旨かった。

といったところで、1月はこんな店で飲みました。
浅草「水口食堂」(雪で中止となったレースの振替開催。ウインズ浅草へ出かけたが、いいとこなし。平日で早い時間から飲める店を探す。冷えきった体に燗酒を入れ、アジフライに入り豚)
鶯谷「信濃路」(最近はすっかりここで飲むことが多くなってしまっているのだが、実はいつも混んでいる。ビールで油淋鶏とハムカツ。ハムカツを食っても馬券は当たらない。もっと分厚いカツを食わないと駄目か?)
京成中山「山八」(中山競馬開幕。金杯だけは当てたが、ワイドではそれまでの負けを取り返せない。戻ってきた配当を最終レースに突っ込んでドボン。何を飲んだか忘れたが、山八の猫は四白だった)
田原町・浅草(TX)「もつ政」(ホッピーでもつ焼きとピーマン肉詰めを頬張る)

味覚・嗜好の変化

2013年01月27日 | Weblog
子供の頃には好き嫌いが多かった。
野菜類の多くが苦手だったし、魚の光り物も受け付けなかった。
だが、いつの間にか好き嫌いが極めて少なくなった。

嫌いなものが食べられるようになるいくつかの傾向を思い出してみると、単に歳を重ねるに従って味覚が変わった、酒を呑むようになって嗜好が変化した、美味いものを食べたらそれまで嫌いだったもののイメージが一変した、などだろうか。

もっとも最近になって苦手になったものもある。
脂たっぷりのモツ煮込み。
これはもういけない。
一人では頼まないようにしているが、下調べなしで店に入ると出されることがある。
そういうわけで、最近はまず「ビールに煮込み」と言うのを極力避けているが、つい口走ってしまう。
慣れは恐い。

悪魔の街

2013年01月21日 | Weblog
映画の話を連投。
「悪魔の街」。鈴木清順監督の1956(昭和31)年の作品。

騎手を買収して八百長をするようなヤクザな男(ノミ屋か予想屋か分からないが演じるのは河津清三郎)が、終いには警察に協力するという何とも鈴木清順監督らしいよく分からない映画。

興味は映画の舞台とも言える当時の大井競馬場と併設の大井オートレース場(後に移転して伊勢崎オート)が出てくること。
この頃は競馬場の周りに何もない。

映画自体は全然大したことないと言わざるを得ないが、昔の競馬場を見る事に価値がある。

たそがれ酒場

2013年01月19日 | Weblog
年が明けて1回くらいはブログを書いていると思い込んでいたが、そうではなかった。
これが今年最初のブログ。

酒場ではなく映画の話。
内田吐夢監督の「たそがれ酒場」を観る。

全編、酒場のシーンだけ。
酒場から一歩も外に出ない。
酒場に集まる様々な人間が描かれる凄い映画だった。

1955(昭和30)年の映画。
舞台となる酒場は、酒場といっても最近使われる飲み食いだけの「昭和酒場」とはちょっと違う。
ステージがあって歌を歌ったり、ストリップショーがあったりとか。

つい画面に映る品書きの料金を見てしまう。
昨年亡くなられた津島恵子がストリッパー役で出演していて、裸にはならないのだが、スタイルがいい。
こういう映画を見ると、酒場が出てくる古い映画をもっと見たくなってしまうなぁ。
そういえば、「洲崎パラダイス赤信号」(1956年)にも小さな酒場が出てくる。