平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

気になる酒場ガイドと作法

2011年07月01日 | 酒場
暑くなった。
政府・電力各社がより一層の節電を訴える一方で、熱射病で倒れたというニュースが毎日ある。

暑いと言えば、地球温暖化。
これはCO2排出が原因というようなことが言われているが、これだけ地震や噴火などが起きると、CO2排出よりも地球内部にそもそもの原因があるのではないかと思わざるをえない。
そういう見解の学者はいないのだろうか?

電力使用料やピーク時を予測する「でんき予報」も始まった。
これまでの原発事故についての発表に全く信ぴょう性がない会社が予測しているので、全面的に信頼していいとは思えないが、ある程度の参考にはしている。
予測されたピーク時に家を脱出して、マクドナルドに行き、100円ドリンクで読書というのが、最近の生活パターン。

で、酒場ガイドの新刊書や図書館で借りた酒場ガイドの古書を読んでいる。
新刊では「東京シネマ酒場」、古書では「朝から飲める店 昼から飲める店」がいい。
最近紹介されることが多い店ではない店、つまり知らなかった店が掲載されていて楽しめる。

「東京煮込み横丁評判記」は、最近文庫になった。2008年に発行された同書を読んでいなければおすすめ(煮込みベスト店が痛快)だが、その本を既に持っている身としては必要なかったという気がしないでもない。特に「解説」がつまらない。

「東京飲み歩き手帳」はちょうど1000円。持ち運びに便利なサイズがうれしい。こういうのは、カレンダーをつけて毎年発行されると(ホントの手帳)、ずっと買ってしまいそうだ。
ぴあ発行で、気がついたら「ぴあ」は太田教授の居酒屋ゼミナールを出していて、作法にうるさい。この手帳にも作法が掲載されている。いずれも仰るとおりなのだが、やや説教臭いところもある。

それらに書いていないこと(あるいは書けない事?)を書いておくと、1.政治・宗教の話をしない。ましてや主義や思想を押し付けない。2.自慢話をしたら奢る。子や孫自慢、馬券獲った自慢は、聞かされる方はたまったものではない。
万が一、相手が話を振ってきた場合にもうっかり乗せられないようにしたい。
まぁ、こういう時代なので、ひっそり静かに飲みましょう。

そういうわけで、またまた2か月ぶりのこんな店で飲みました。
赤土小学校前・新三河島「七二三」(オリジナルの薄かつ煮やきつねピザという変わったメニューを頼む。ウコンハイが渋い)
上野広小路・湯島・上野御徒町「佐久」(この界隈で大勢集まるのに最適なのがここの2階。名物信州牛のスジ煮込みで
鶯谷「いちくら」(下町の高級洋食店などがある柳通りに店を構える。価格なりに小振りだが、もつ焼き1本税別50円は安い。各種2本から。7月6、7、8日の入谷朝顔市には混むだろうなと思ったら、今年は中止だって。忘れて入谷に行ってしまったら、ここで飲んでみたら)
大井町「庄や」(大庄グループ直営店。チェーン居酒屋だが、客の年齢層は高め。瓶ビールはモルツだった)
庚申塚・西巣鴨「木」(大正11年創業という地元の老舗酒場。年季の入った店で、焼酎の牛乳割りと大ナンコツが名物という骨太な酒場)
祖師ヶ谷大蔵「たかはし」(駅北側のウルトラマン商店街の脇を入ったところにある地元のもつ焼きの名店。メニューはほとんどがもつ焼きと野菜の串焼きで、品のいいもつ焼きが食べられる。どちらかというとスノッブ系)
六本木「名古屋今池 やぶ屋 六本木6丁目店」(生からホッピー。ホッピーは中外別々タイプ。名物手羽先に串かつ。手羽先というのは味付けだけが勝負で食べた気がしないのだが、どこでもそういうものなのか? それにしても味噌が甘い)