平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

トライアルの季節

2007年02月26日 | 予定
クラシックの足音が聞こえてきた。
今週は皐月賞と桜花賞のトライアルが行われる。
中央競馬のローカル競馬は1回中京が開幕。
地方競馬では、28日(水)に川崎競馬場で牝馬最大のグレードレース、GⅡエンプレス杯。

中央競馬の重賞競走は4つで、土日に2つずつ。
3日(土)は、中山で古馬短距離のGⅢオーシャンステークス、阪神で桜花賞トライアルのGⅢチューリップ賞。
4日(日)は、中山で皐月賞トライアルのGⅡ弥生賞、中京でハンデ戦のGⅢ中京記念。
平地のオープン特別は、4日に阪神で古馬ダートのハンデ戦「仁川ステークス」が行われる。

《今週のグレードレース 2月26日~3月4日》
○28日(水)、川崎「第53回エンプレス杯」GⅡ、4歳以上牝、ダート2100㍍
○3日(土)、中山「第2回夕刊フジ賞オーシャンステークス」GⅢ、4歳以上、芝1200㍍
○3日(土)、阪神「第14回チューリップ賞」GⅢ、3歳牝、芝1600㍍
○4日(日)、中山「第44回報知杯弥生賞」GⅡ、3歳、芝2000㍍
○4日(日)、中京「第55回トヨタ賞中京記念」GⅢ、4歳以上、芝2000㍍、ハンデ

先週のレース(フェブラリーSなど)

2007年02月23日 | 結果
○2月17日(土)
東京「第42回デイリー杯クイーンカップ(GⅢ)」(3歳牝、芝1600㍍)
イクスキューズが2、3番手の好位から直線抜け出して快勝した。16頭立て3番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイムは1分34秒5(曇・良)。抑えて2番手に付け、3コーナーでは3番手。3、4コーナーでインを回り、残り200㍍で抜け出した。2着は1馬身1/2差で1番人気のカタマチボタン。勝馬の後方の位置取り。4コーナーで馬場の中程を通って、残り200㍍で勝馬との差を詰めるも最後は逆に離された。3着は3/4馬身差でハロースピード。ダッシュが悪く中団やや後方の位置取り。直線馬群の中から上がり最速の33秒9で追い込んだ。
イクスキューズは父ボストンハーバー、母クリスティキャット(母の父マジェスティックライト)、牝3歳、鹿毛。美浦・藤沢和雄厩舎。馬主は岡田繁幸氏、生産牧場はビッグレッドファーム。

京都「第100回農林水産省賞典京都記念(GⅡ)」(4歳以上、芝2200㍍)
中団から直線抜け出したアドマイヤムーンが完勝。14頭立て2番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分17秒2(雨・稍重)。直線は外目に出して追い込んだ。59㌔を克服。1番人気のポップロックは、クビ差2着。後方からのケイバ。直線勝馬の外から上がり最速の34秒9で追い込んだが届かず。3着は好位で粘ったトウショウナイト。着差は1馬身1/4。
アドマイヤムーンは父エンドスィープ、母マイケイティーズ(母の父サンデーサイレンス)、牡4歳、鹿毛。栗東・松田博資厩舎。馬主は近藤利一氏。生産牧場はノーザンファーム。

2月18日(日)
東京「ヒヤシンスステークス」(3歳、ダート1600㍍、13頭立て)
1番人気のフェラーリピサが2番手から直線突き放して快勝。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは1分35秒9(晴・不良)。ダートコースに出てから先頭に立ったトロピカルライト(8着)を追って2番手。直線残り400㍍辺りで馬なりでこれを交わすと後は一気に引き離した。上がり最速の36秒6。2着は4馬身差でピサノデイラニ。中団のインに付けて上がり最速タイの36秒6で追い込むも、既に勝負が決っした後。2馬身差の3着は2頭同着。好位3番手で粘るホットマニューバーに外のラインストームがジリジリ追い込む。僅かに外から交わしたように見えたが…
フェラーリピサは父タッチゴールド、母ドリータルボ(母の父カポウティ)、牡3歳、鹿毛。栗東・白井寿昭厩舎。馬主は市川義美氏。米国産。

東京「第24回フェブラリーステークス(GⅠ)」(4歳以上、ダート1600㍍)
サンライズバッカスが直線外から一気に伸びて優勝した。16頭立て3番人気。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分34秒8(晴・不良)。好発のトーセンシャナオー(15着)をダイワバンディット(13着)が交わし、800㍍46秒8の早いペースで引っ張る縦長の展開。スタート一息の勝馬は中団やや後方を追走。直線、前団が横一線となるところを大外から一呑み。上がり35秒0はレース最速。2着は1馬身1/4差でブルーコンコルド。勝馬の少し後方の位置取り。先にスパートした勝馬を追って上がり最速タイの35秒0で追い込んだが。3着は2馬身1/2離されてビッググラス。中団、勝馬より前でケイバ。一団から抜け出す勢いだったが、外から追い込んだ2頭にはあっさり交わされた。1番人気のシーキングザダイヤは0秒8差の9着。勝馬のすぐ前の位置にいたが、先に勝馬に前に出られて外に出すが、後ろから来た2着馬にもアッサリ交わされる。
サンライズバッカスは父ヘネシー、母リアルサファイヤ(母の父リアルシャダイ)、牡5歳、黒鹿毛。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場はヤナガワ牧場。
フェブラリーSの売上は147億8000万円余で前年比88.7%と1割以上のダウン。当日の東京競馬の売上は247億1000万円余で同90.8%だった。この日は朝から雨。午後まで残る悪天候の上、東京マラソンが開催されていた。入場人員は5万1111人で同79.2%と落ち込んだ。

開催替りで中山、阪神

2007年02月19日 | 予定
中央競馬は開催替り。今週から中山、阪神。
重賞競走は阪神で2つ、中山で1つ。
24日(土)は阪神で3歳のマイル戦、アーリントンカップ(GⅢ)。
25日(日)は古馬戦。中山で中距離の中山記念(GⅡ)、阪神で短距離の阪急杯(GⅢ)。
平地のオープン特別は、25日に阪神で3歳の「すみれステークス」。

《今週のグレードレース 2月19日~25日》
○24日(土)、阪神「第16回アーリントンカップ」GⅢ、3歳、芝1600㍍
○25日(日)、中山「第81回中山記念」GⅡ、4歳以上、芝1800㍍
○25日(日)、阪神「第51回阪急杯」GⅢ、4歳以上、芝1400㍍

先週のレース(きさらぎ賞など)

2007年02月17日 | 結果
○2月10日(土)
京都「すばるステークス」(4歳以上、ダート1400㍍、ハンデ)
直線中程で抜け出したモンテタイウン(53㌔)が優勝した。16頭立て13番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは1分23秒2(曇・良)。1番枠で後方からのケイバ。3、4コーナーで外目馬群の中を付いて上昇。直線は外から一気に伸びた。2着は3/4馬身差で、後方2番手から上がり最速の35秒5で追い込んだスズジャパン(53㌔)。3、4コーナーをロスなく回って直線に向いてから外に出したのが良かった。12番人気で公営名古屋の岡部誠が騎乗した。後方にいた馬が上位を独占し、3着は1馬身1/2差でワイルドワンダー(56㌔)。2着馬の外、後方から3番手。先に2着馬に前に出られる。アタマ差4着が勝馬の1馬身外にいたトップオブワールド(53㌔)で、殿追走のハンデ頭58㌔のサカラートは、さらに1馬身1/4差の5着。大外を回って、3着馬らより先に前に出たが、最後は止まる。1番人気のアイルラヴァゲイン(56㌔)は勝馬から0.8秒差の7着。先手を取ったが、途中からトウショウギアがハナを奪う展開となり潰れた。
モンテタイウンは父ダンスインザダーク、母モンテカモン(母の父スイフトスワロー)、牡8歳、鹿毛。美浦・松山康久厩舎。馬主は毛利喜昭氏。生産牧場は里深牧場。

○2月11日(祝・日)
東京「第57回ダイヤモンドステークス(GⅢ)」(4歳以上、芝3400㍍、ハンデ)
1頭取り消して15頭立て。トウカイトリック(57㌔)がゴール前差して優勝、1番人気に応えた。優勝騎手はクリストフ・ルメール(仏国)。勝ちタイムは3分30秒6(晴・良)。中団より後方の位置取り。4コーナー手前で一団となり、馬群の中を突いて、割って伸びる。上がり34秒5はレース最速。クビ差の2着はエリモエクスパイア(53㌔)。2頭が離して逃げる展開を2週目向正面で早目に差を詰め、粘り込む。3着は4馬身離されてアドバンテージ(52㌔)。リキサンポイント(52㌔で9着)とともに離して逃げ、最後まで粘った。ハンデ頭57.5㌔のアドマイヤフジは中団で伸びを欠き、3番人気で13着。
トウカイトリックは父エルコンドルパサー、母シルヴァード(母の父ヘイロー)、牡5歳、鹿毛。栗東・松本省一厩舎。馬主は内村正則氏。生産者は土田扶美子氏。

京都「第47回きさらぎ賞(GⅢ)」(3歳、芝1800㍍)
アサクサキングスが逃げ切った。8頭立て3番人気。優勝騎手は武幸四郎。勝ちタイムは1分48秒8(晴・良)。6、7馬身程離したまま直線に向き逃げ込む。2着は1馬身3/4差でナムラマース。5番手からレース最速の上がり33秒9で外を追い込む。3着はアタマ差でサムライタイガース。2番手追走。インで粘る。キャリア1戦で1番人気となったオーシャンエイプスは、6番手から直線一旦は2番手に上がったが、最後は垂れて4着。3着との着差は1馬身3/4。
アサクサキングスは父ホワイトマズル、母クルーピアスター(母の父サンデーサイレンス)、牡3歳、鹿毛。栗東・大久保龍志厩舎。馬主は田原慶子氏。生産牧場は社台ファーム。

○2月12日(休・月)
佐賀「第34回佐賀記念(GⅢ)」(4歳以上、ダート2000㍍)
サイレントディールがレコードタイムで優勝した。12頭立て4番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイム2分07秒4(晴・良)はレコード。2コーナーのポケットからのスタートで最初の3、4コーナーを中団の外で回ったが、正面スタンド前で一気に先頭を奪い、そのまま押し切った。好位で勝馬を追った1番人気のクーリンガーが1/2馬身差2着。3着は6馬身千切れて名古屋のキングスゾーン。一旦中団まで下がったが、最後の4コーナーで内目を付いて伸びる。先行したJRA2頭は、サイレントディールに早目に交わされて、末脚を失い、マイネルボウノットが7着、ハナを切ったバンブーエールはシンガリ負け。
サイレントディールは父サンデーサイレンス、母フェアリードール(母の父Nureyev)、牡7歳、栗毛。栗東・池江泰郎厩舎。馬主は金子真人ホールディングス㈱。生産牧場はノーザンファーム。

今週もGⅠ

2007年02月13日 | 予定
今週の中央競馬は2場開催。
週末の18日(日)は東京でフェブラリーステークス(GⅠ)。
この日は東京マラソンが行われるので、競馬場に行かず、場外で馬券を買ってマラソンを生で観るというのが理想。マラソンを観てから場外でもフェブラリーには間に合うか。
前日の17日(土)に東西で重賞があり、東京は3歳牝馬のGⅢクイーンカップ、京都はちょうど100回目を迎えるGⅡ京都記念。

平地のオープン特別は一つだけ。フェブラリーS当日に恒例の3歳の重要なダート戦「ヒヤシンスステークス」が組まれている。

《今週のグレードレース 2月13日~18日》
○17日(土)、東京「第42回デイリー杯クイーンカップ」GⅢ、3歳牝、芝1600㍍
○17日(土)、京都「第100回農林水産省賞典京都記念」GⅡ、4歳以上、芝2200㍍
○18日(日)、東京「第24回フェブラリーステークス」GⅠ、4歳以上、ダート1600㍍

先週のレース(川崎記念など)

2007年02月10日 | 結果
○1月31日(水)
川崎「第56回川崎記念(GⅠ)」(4歳以上、ダート2100㍍)
1頭競走除外で13頭立て。逃げるアジュディミツオーの2番手から4コーナーで先頭に立った1番人気のヴァーミリアンが2着に6馬身差を付けて圧勝した。優勝騎手はクリストフ・ルメール(仏国)。勝ちタイムは2分12秒9(晴・良)。スタート一息もすぐに2番手に取り付き、最後の直線はあっさり引き離した。2着は逃げ粘ったアジュディミツオー。レマーズガールのダッシュが良かったこともあり、楽にハナを切れず。3着はさらに2馬身離されてようやくドンクール。4番手追走も差を詰められず。
ヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(母の父サンデーサイレンス)、牡5歳、黒鹿毛。栗東・石坂正厩舎。馬主は㈲サンデーレーシング。生産牧場はノーザンファーム。

○2月3日(土)
東京「白富士ステークス」(4歳以上、芝2000㍍、13頭立て)
後方4番手から埒沿いを回って追い込んだ1番人気のネヴァブションが優勝した。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分58秒3(晴・良)。ニシノデュー(8着)が離して逃げる展開。中団よりやや後方から、直線は内から4頭目程のところを馬群を割って伸びる。2着は3/4馬身差でジャリスコライト。勝馬の1馬身程後方の外。直線も外に出して追い込む。上がり34秒5はレース最速。勝馬とは枠順、コース取りの差か。3着は1馬身1/2差でコスモテナシャス。離れた2番手だったので、逃げていたようなもの。人気薄だったが粘る。
ネヴァブションは父マーベラスサンデー、母パールネツクレース(母の父ミルリーフ)、牡4歳、黒鹿毛。美浦・伊藤正徳厩舎。馬主は㈱ティーエイチ。馬名はどういう意味かと思ったら、ネヴァ(Never)が冠でブション(ボトルの栓)。

京都「エルフィンステークス」(3歳牝、芝1600㍍、9頭立て)
中団5番手から外を回って追い込んだ1番人気のウオッカが快勝した。優勝騎手は四位洋文。勝ちタイムは1分33秒7(晴・良)。レース最速の上がり34秒0で楽に差し切る。2着は3馬身差でニシノマナムスメ。道中は勝馬の1馬身後方のイン。やはり4コーナーで外に出して勝馬を追ったが完敗。3着はクビ差でハギノルチェーレ。1、2着馬の後方から4コーナーで最内に進路を取って追い込む。
ウオッカは父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)、牝3歳、鹿毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は谷水雄三氏、生産牧場はカントリー牧場。

小倉「第41回小倉大賞典(GⅢ)」(4歳以上、芝1800㍍、ハンデ)
後方から4コーナーで外を回って追い込んだトップハンデ57.5㌔のアサカディフィートが優勝した。1頭取り消して15頭立て10番人気。優勝騎手は小牧太。勝ちタイムは1分46秒8(晴・良)。後方4番手から、レース最速の上がり34秒9で直線一気。2着は1馬身1/2差でエイシンドーバー(56㌔)。終始内々。1コーナーを2番手で入るも一旦中団まで下げ、直線は逃げ馬の外に出して伸びる。3着は3/4馬身差でマヤノライジン(56㌔)。好位で粘る。1番人気のマルカシェンク(56㌔)は中団で伸びを欠き、勝馬から0.6秒差の7着。
アサカディフィートは父パラダイスクリーク、母スプリームクィーン(母の父アリダー)、騸9歳、黒鹿毛。栗東・鶴留明雄厩舎。馬主は林順子氏。生産牧場は協和牧場。

○2月4日(日)
東京「第41回共同通信杯(GⅢ)」(3歳、芝1800㍍、9頭立て)
1番人気のフサイチホウオーが道中6番手から直線外を伸びて優勝した。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分47秒7(晴・良)。2着はクビ差でダイレクトキャッチ。勝馬の1馬身程後方の外に付け、直線大外から伸びる。上がり34秒0はレース最速。好位3番手に付けたフライングアップルが粘って3着。着差は1/2。ディープインパクトの半弟ニュービギニングはロスのないレースをし、直線は馬群の中に入れて追い込み4着も3着との差は1馬身3/4。
フサイチホウオーは父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー(母の父サンデーサイレンス)、牡3歳、鹿毛。栗東・松田国英厩舎。馬主は関口房朗氏。生産牧場はノーザンファーム。

京都「第12回シルクロードステークス(GⅢ)」(4歳以上、芝1200㍍、ハンデ)
4コーナーを3番手で回ったエムオーウイナー(55㌔)が残り200㍍過ぎに先頭に立ち2着の1馬身1/2差で快勝した。16頭立て7番人気。優勝騎手は小牧太。勝ちタイムは1分07秒8(晴・良)。2着以下はハンデ戦らしく大接戦。馬場の中程を抜け出して来たハンデ頭57㌔の1頭タマモホットプレイが2着。上がり33秒7はレース最速。3着はハナ差で、4コーナー中団から外を伸びてきたビーナスライン(54㌔)。ハンデ頭57㌔で1番人気のアンバージャックは、4コーナーで好位も伸び一息で3着とクビ差の4着。もう1頭の57㌔マルカキセキは11番人気で12着。勝馬との差は0.9秒。
エムオーウイナーは父ニホンピロウイナー、母ミラクルムテキ(母の父キャロルハウス)、牡6歳、黒鹿毛。栗東・服部利之厩舎。馬主は大浅貢氏。生産牧場は門別牧場。

1回小倉は最終週

2007年02月05日 | 予定
建国記念の日が日曜に重なって、振り替え休日の12日は公営佐賀で佐賀記念(GⅢ)が行われる。

中央競馬の重賞競走は、11日(日)に東京で長距離のダイヤモンドステークス(GⅢ)と京都できさらぎ賞(GⅢ)の2つ。
きさらぎ賞は3歳の芝1800㍍戦で、これは昨日の共同通信杯と同じ。右回り、左回りの違いくらいか。

平地のオープン特別は、10日(土)に京都でダート短距離のハンデ戦「すばるステークス」が行われる。
最終週の小倉には、オープンレースなし。

《今週のグレードレース 2月5日~12日》
○11日(日)、東京「第57回ダイヤモンドステークス」GⅢ、4歳以上、芝3400㍍、ハンデ
○11日(日)、京都「第47回きさらぎ賞(NHK杯)」GⅢ、3歳、芝1800㍍
○12日(祝・月)、佐賀「第34回佐賀記念」GⅢ、4歳以上、ダート2000㍍

先週のレース(東京新聞杯など)

2007年02月02日 | 結果
○1月24日(水)
大井「TCK女王盃(GⅢ)」(4歳以上牝、ダート1800㍍)
後方から大外を回って追い込んだJRAのサウンドザビーチが優勝した。14頭立て2番人気。優勝騎手は勝浦正樹。勝ちタイムは1分52秒7(晴・良)。立ち遅れて後方からの競馬。3、4コーナーで勢い良く大外を回り、ゴール前差し切る。1、2、3着はクビ、アタマ差の僅差だった。1番人気の船橋・トーセンジョウオーが2着。逃げ馬の後ろ、インの3番手の好位。直線、勝馬と並んで伸びるが、捕まる。3着も船橋のクリムゾンルージュ。外枠から先行し、1コーナーではインの5番手。終始内々を回り、直線は最内を掬って2着馬より先に前に出るが、外2頭の伸びに屈した。このレース笠松のクインオブクインが突進してしまい、ゲート入れ直し。同馬は逃げて粘り4着。3着との着差は1馬身1/2。
サウンドザビーチは父アフリート、母ナギサ(母の父マークオブディスティンクション)、牝6歳、鹿毛。美浦・藤原辰雄厩舎。馬主は飯田正氏、生産牧場は千代田牧場。

○1月27日(土)
東京「クロッカスステークス」(3歳、芝1400㍍)
サープラスシンガーが逃げ切った。10頭立て3番人気。優勝騎手は田中勝春。勝ちタイムは1分22秒1(晴・良)。2着に1馬身1/4差の快勝。2着は1番人気のウィズディクタット。逃げた勝馬の後方、インの3番手。直線、勝馬を追うも外に出したり、インに入ったりで差が詰まらず。3着は1馬身1/2差でメダイヨン。外の4番手から追い上げるも同馬も1、2着馬と脚色同じで差が詰まらず。
サープラスシンガーは父ソングンドアプレイヤー、母デイジーデュークス(母の父ガジ)、牡3歳、鹿毛。美浦・宗像義忠厩舎。馬主は青木基秀氏。米国産。父はミスタープロスペクター系、母の父はノーザンダンサー系。

東京「第57回東京新聞杯(GⅢ)」(4歳以上、芝1600㍍)
1頭取り消して15頭立て。後方から直線外を追い込んだ1番人気のスズカフェニックスが差し切った。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは1分32秒7(晴・良)。抑えて後方4、5番手。4コーナーで外を回ってレース最速の上がり33秒3で差し切る。2着は1/2馬身差でエアシェイディ。道中は勝馬とほぼ同じ位置。直線インに入り、馬群を割る。勝馬と同じ33秒3の末脚を繰り出すも惜敗。3着も1/2馬身差でイースター。やはり後方から。1、2着馬の1馬身程前を進むが、最後は切れ味で劣り2頭に差される。
スズカフェニックスは父サンデーサイレンス、母ローズオブスズカ(母の父フェアリーキング)、牡5歳、栗毛。栗東・橋田満厩舎。馬主は永井啓弐氏。生産牧場は稲原牧場。

○1月28日(日)
東京「第21回根岸ステークス(GⅢ)」(4歳以上、ダート1400㍍)
後方から追い込んだビッググラスがゴール前抜け出して優勝した。16頭立て11番人気。優勝騎手は村田一誠。勝ちタイムは1分23秒5(晴・良)。後方5番手当たりの位置取りから直線馬群の間を割って、ゴール前突き抜ける。1番人気のシーキングザベストが2着。着差は1馬身1/4。外の5番手から直線残り200㍍過ぎに先頭に立ったところを一気に差される。3着はハナ差でニホンピロサート。勝馬よりさらに後方。道中はおっつけながらの追走も終い切れる。大外を回ってレース最速の35秒9で上がるも2着に届かず。同馬の12番人気はいかにもバカにされすぎ。
ビッググラスは父エルコンドルパサー、母ドラゴンリリー(母の父イブンベイ)、牡6歳、鹿毛。栗東。中尾秀正厩舎。馬主は坪野谷和平氏。生産牧場はマークリ牧場。

京都「バイオレットステークス」(3歳、ダート1400㍍)
9頭立て。1番人気のシャドウストライプが後方から直線追い込んで快勝した。優勝騎手は安藤勝己。勝ちタイムは1分24秒5(晴・良)。上がり36秒0はレース最速。後方2番手から3、4コーナーで差を詰め、直線5番手から一気に差し切る。2着に1馬身3/4差を付け、最後は抑える余裕。2着は兵庫ジュニアGP(GⅢ)優勝、全日本2歳優駿(GⅠ)2着のトロピカルライト。逃げ粘ったが最後は一杯。3着は3馬身と離され、全日本2歳優駿5着のビクトリーテツニー。殿から追い込むも、既に勝負が着いた後。
シャドウストライプは父サクラバクシンオー、母ムーディーサンダー(母の父ガルチ)、牡3歳、栗毛。美浦・加藤征弘厩舎。馬主は飯塚知一氏。生産牧場は社台ファーム。

京都「第42回京都牝馬ステークス(GⅢ)」(4歳以上牝、芝1600㍍)
16頭立て。後方から馬場の中程を一気に伸びた1番人気のディアデラノビアが2着に4馬身差を付けて快勝した。優勝騎手は岩田康誠。勝ちタイムは1分33秒0(晴・良)。中団よりやや後方。4コーナーを内から2頭目で回り、前との差を詰めると、直線難なく馬群を捌き上がり最速の33秒9の末脚で完勝。2着は先行して粘ったウイングレット。3着は1/2馬身差で、中団から外を回って終い伸びたアグネスラズベリ。
ディアデラノビアはサンデーサイレンス、母ポトリザリス(母の父ポトリラゾ)、牝5歳、栗毛。栗東・角居勝彦厩舎。馬主は㈲キャロットファーム。生産牧場はノーザンファーム。母の父はナスルーラ系。