平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

こんな店で食いました

2011年11月23日 | 立喰そば
今月は、「11月はこんな店で飲みました」を書くことはないだろう、と早目に宣言してしまう。
ほとんど酒場に出かけてない。後1週間ほどあるが、何軒か行けるかどうか。

馬券が当たらない。負のスパイラルに陥っている。
飲みに行く余裕の金がないので、もっぱら家飲み。
新作のビール類や焼酎を飲んでいる。

ビール系では、「札幌開拓使麦酒」はインパクトに欠けた。
これなら、東サラの馬名(※)みたいな「レッドロマンス」の方がいい。
ビアカクテルだが、そういうのも好きなものでね。

焼酎は、お湯割りの季節になった。
炭酸割りやホッピーよりもっぱらお湯割り。
宝焼酎のお湯割りに黒糖干し梅を入れ、甘酸っぱくして飲んでいる。
飲み干した後の黒糖干し梅は、まるで杏のようになる。

そう言えば、レッドロマンスも甘酸っぱいビールなので、そういう嗜好なのだろうね。

※東サラの馬名…「東サラ」とは株式会社東京サラブレッド(西川哲代表取締役)のこと。一口馬主クラブの愛馬会で、馬主名義会社は東京ホースレーシング。所有する馬名にレッドがつく。主な活躍馬はレッドディザイア(秋華賞、ブエナビスタのライバル)、イタリアンレッド(府中牝馬Sなど重賞3勝)、レッドスパーダ(東京新聞杯)。

明日の浦和記念や週末の中央競馬で一発大穴でも当てたら酒場へ行くかもしれない。季節柄「あらばしり」も出てきたことだし。
そういうわけで、金欠のため、酒場ではなく立喰そば屋に行くことが多くなったので、今回は「こんな店で食いました」。☆1~3で評価。
秋葉原「二葉」(繁盛店で、店内が大混雑していたので、外のベンチに腰掛けて食べる。かき揚げは今一だったので、次は別の天ぷらで)☆☆☆
浅草橋「自家製麺の店 そば処たけみ」(三井記念病院に近いので、「二葉」からも近い。生麺を使用していて、細麺でおいしい)☆☆☆
尾久「尾久そば」(ワンコインセット500円がお得。コロッケそばとミニカレーライスにした。カレーライスを注文する客多し。玉ねぎたっぷりのカレーだった。とんかつ屋のカレーと蕎麦屋のカレーは侮れない!)☆☆☆
北上野「ばとう」(カウンターで椅子が少々。かき揚げそばが450円で、立ち食いそば屋にしてはやや強気な値段設定。薄いナルト1枚と茹でもやしがトッピングされてきた。そのセンスとCPに難。テレビあり)☆
新三河島「笠丸そば」(コロッケそば350円。そば湯があるのはとっても嬉しい。次はコロッケ以外で)☆☆
日暮里「六文そば 日暮里2号店」(昔ながらの立ち食いそば屋で、ゲソ天。以前はもっとゲソが美味しかったような気がしたが…)☆
橋場「めん処 おばた」(本日のサービスランチ=ミニかき揚げ丼とたぬきそばのセット630円がお値打ちだった。つゆが甘めなので、天丼が旨い。かき揚げのほかに春菊、ナス、さつまいもが乗っていた。しば漬けもたっぷりで)☆☆☆
東浅草「コンバット」(100均ショップ併設の店で、安いけれども清潔感が?で再訪はないだろうと思っていたら、閉店してしまったようだ)☆
三ノ輪「峠のそば」(注文してから茹でるので時間がかかるが、おいしいそばを出す)☆☆

脱スッキリ、反スッキリ

2011年11月01日 | 酒場
7~9月期のビール類の売れ行きは過去最低だったというニュースがあった。
http://www.asahi.com/business/update/1013/TKY201110130216.html
この報道によると、その原因は、家で飲むことが増え飲食店での利用が減った、ハイボールやノンアルコールに移行した、新商品が少なかったなどと言うことだが、そうだろうか。

肝心なところは、まずく感じるようになったからではないのか?
ハイボールやノンアルコールへのシフトは、そういうことではないだろうか?

前回のブログでも書いたが、ビール会社がスッキリ系(あるいはキレ系、ドライ系)をニーズであると考えているところに破綻があるような気がする。
ビールもどき(発泡酒や第3のビール)が、ビール本来の旨みを消して味気なくなっていくなら、味を求めればウイスキーハイボールに行くことは不思議ではない。

10月は、新作としては、アサヒ「冬の贈り物」、サッポロ「麦とホップ(黒)」を飲んだ。
前回のブログに書いたようにアサヒは“爽快人間”の「ブルーラベル」が、スッキリ系で飲みごたえがなかったが、「冬の贈り物」では“やわらかなコク、すっきりとした飲み口”と多少、コクを意識してきた。
好感触だったので、これからは、そっち方面を重視して欲しい。

麦とホップは、つれ日はビール以外ではトップの評価をしているので、それの黒が出たことは喜ばしい。
ビールもどきの範疇なので、黒ビールとは一味、二味違うとはいえ、代用にはなる。

売上を回復したいなら、脱スッキリ、反スッキリに舵を切るべきだろうと思うので、その線の商品が出てきたことは注目される。
いつまでも「キレ」や「ドライ」ではないだろう。今後は、旨くて安いビールもどきの登場に期待したい。

そういうわけで、10月はこんな店で飲みました。ホッピーが多くて、ビールが少ないねぇ。
浅草(TX)・田原町「もつ政」(ホッピーで煮込みともつ焼おまかせ。煮込みは人参や大根、蒟蒻などが入るタイプ。ピーマン肉詰めもいい)
鶯谷「信濃路」(ホッピーを白黒チャンポンで飲む。中華風にこごりは珍味ながら美味。テレビを大井競馬のナイター中継に代えてくれた)
鶯谷「秀吉本店」(お得なチケットを買い、揚げたての天麩羅でホッピー)
京成中山「山八」(GⅠスプリンターズS開催日で混んでいたため、店の外で飲む。煮込みもおでんもおまけしてくれた。ビールはキリン秋味)
水道橋「加賀屋」(ホッピーに煮込み。どこの加賀屋でもこれが定番。後はもつ焼を適当に)
日暮里「中村屋丸康酒店」(店の奥で立ち飲み。乾き物で黒ホッピー。酒屋とは別会計)
日暮里「香港料理 申申(しんしん)」(晩酌セット980円。生ビールからジャスミンハイ。ビルの中にあってひっそりと飲める。何も付けないでそのまま食べる餃子は、ジュワッと肉汁が出るので受け皿を使用すること)