飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
古代から近代へと時空を越えた旅をします。
「リンクメニュー」(分類別目次)機能付。

1988年5月 当麻寺練供養

2010年09月06日 | 思い出の大和路探訪
 毎年5月14日に行われる「当麻寺練供養(たいまでらねりくよう)」を初めて参観した。
 5月14日は、中将姫が生身成仏した命日。午後4時から、本堂(曼陀羅堂)を西方極楽浄土に見たて、東の娑婆堂をこの世に見たてて、来迎橋の上で催された。

 近鉄南大阪線「当麻寺駅」下車。駅前から参道がつづく


二上山の麓に当麻寺が見える


当麻寺参道


当麻寺山門から寺内を望む


当麻寺の東塔と西塔


娑婆堂(写真手前にある)から曼荼羅堂に続く来迎橋
来迎橋は今日の練供養のために設置される


練供養の始まり、曼荼羅堂を出発


僧侶に導かれ中将姫が娑婆堂に向かう


僧侶と稚児


中将姫像を乗せた輿


曼陀羅堂に向かう僧侶達


檀家の人々や、稚児さんの行列






曼荼羅堂で法要が行なわれ、いよいよ、来迎会のはじまりとなる
今日の主役、観世音菩薩が蓮台をもち中将姫をお迎えに行く


観世音菩薩の蓮台の上にはまだ中将姫がのっていない
そのうしろは合掌をして後に続く大勢至菩薩
最後に天蓋をもつ普賢菩薩が娑婆堂に進む


娑婆堂に向かう


娑婆堂での法要のあと、
娑婆堂から曼陀羅堂へ・・西方浄土への渡りになる




蓮台に中将姫を乗せた観世音菩薩が先頭に立ち、曼陀羅堂(西方浄土)に向かう






曼陀羅堂に向かう菩薩達


曼荼羅堂に入る


稚児たちの行列がつづく




中将姫像をのせた輿が曼荼羅堂にもどる
中将姫が西方極楽浄土へ旅立たれた、という練供養が終わる

最新の画像もっと見る

コメントを投稿