飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
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万葉アルバム(関東):府中、大国魂神社

2010年04月25日 | 万葉アルバム(関東)

武蔵野の草は諸向(もろむ)き かもかくも
君がまにまに 吾(あ)は 寄りにしも
   =巻14-3377 東歌=


 武蔵野の草が、あちらへもこちらへもそれぞれになびくように、あなたのお心のままに私は寄り添いましたのに・・・。という意味。

 府中市の大国魂神社けやき通りの一隅にこの歌碑がある。そこには、
「草が風に靡(なび)くよう、私は貴方にひたすら心を寄せたのに」という意味の歌で、自然と共に生きた女心を歌ったものです。碑文は万葉集古写本中、全巻を完備している西本願寺本に拠りました。とある。

 大国魂神社では5月初旬、年に一度の祭り「くらやみ祭」が行われ、大太鼓・山車・万灯などが登場し8基の神輿でクライマックスに達する。      

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