飛鳥への旅

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中将姫説話 インターネットの世界:明治の錦絵

2009年12月25日 | 中将姫伝説を訪ねて
浮世絵で見る奈良大和の歴史と伝説サイトの中に、
以下の中将姫説話に関する明治時代に発行された浮世絵が載せられているので紹介する。
 中将姫説話も江戸時代後半から歌舞伎・文楽などで取り上げられるようになり、また子女向けに物語版本が多く出版された。
これらは説話当初の内容に、その後に興味を引くような物語が多く追加されてきている。
ここに紹介する明治の錦絵も一見して大きく変貌している形が想像できるものである。


歌川国芳:「本朝二十四孝」
中将姫を描く。弘化頃(1844~48年)中判錦絵


歌川芳虎:「横佩右大臣豊成と中将姫」
文久~慶応頃(1861~68年) 小判錦絵2枚組
版本だったものが後にバラされたもの


揚州周延:「雪月花」
大和:歌比子 照日前 中将姫 明治17年(1884年) 大判錦絵
継母らに折檻される中将姫を描いたもの。


月岡芳年:「皇国二十四功」
當麻寺の中将媛 明治20年(1887年) 大判錦絵

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