かつてジョンレノンは
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
と詠ったが、
我が実家のお花畑は永遠ではなかった。
母が介護施設に入所したら、僅か四年で荒地に変わってしまった。
以下の写真二枚はかつて母が家屋の隣に作っていたお花畑。
2016年6月4日
2017年6月20日
かつてのお花畑の詳細はこちら。
横手実家の草刈りは8月19日にも行っているが、
それは主にかつてリンゴや野菜を植えていた元・屋敷畑のエリアで、
家屋に接したお花畑エリアは手を付けていなかった。
たぶんそこの草が暴走しているのではないかと思い、
9月12日、行ったら、次のような有様だった。
お花畑エリアは母が施設に入所した2018年の一年前、2017年あたりから、新たな花はいっさい植えていない。
その後増えるのは雑草ばかりで、
当初はハルジオンやヒメジョオン、オオアレチノギクなどロゼットを作るキク科の種類が多かった。
見つけ次第、手抜きで対応していたが、抜いても抜いても新たなロゼットが湧き出て来て、
昨年あたりからお手上げ状態。
かつて咲いていた庭花はめっきり減って風前の灯火状態になって来た。
更に今年からは雑草の種類も大きく変わって来た。
これが9月12日の朝の状態だ。
かつてのお花畑をびっしりと覆っているのは、ネコジャラシ、イネ科のエノコログサだった。
場所によっては、同じくイネ科のメヒシバに覆われている。
メヒシバは今のところ最強の雑草だ。
茎は細くしなやかで草刈り機の刃によく絡み、その回転を停める。
とは言っても、粘り強く刈っていたら、なんとかなるものだ。
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after
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after
お花畑の隣、家屋の南側のスペースは築山のように盛り土をしており、
かつて父が和風庭園を造っていた。
父が亡き後は、母がツツジやヒバなどの樹木や石灯籠を断捨離し、
草花を植えていたが、ここも今年はイネ科に覆われてしまった。
ここは何故かキンエノコロが多かった。
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after
樹木は母が少しずつ始末していたので、現在、屋敷内にほとんど無いが、
前回来た時、農作業小屋の裏側に桐の木がでかくなっているのに気づいた。
この木は植えたものではない。
どこかからタネが飛んできてでかくなったのだろう。
この木の生長は極めて速い。
このまま放っておくと、あとで大変なことになりそう。
今回、思い切って枝葉を全て切り落とした。
可哀そうだが、仕方がない。
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最後に今朝、実家に入る前、横手市平鹿町の果樹園から見た鳥海山を。
この山姿は今のところ不変だ。
以上。
本当に稲科の雑草は、強くてすぐ茂ります。
ずいぶん広大な、場所をがんばりましたね。
お母様のお花畑 色々な花できれいでしたね。
横手実家の草関係出動は今回で今年六回目でした。
草の猛威は年々強まる一方です。
除草剤の使用にはずっと消極的でおりましたが、もう我慢なりません。
悲しいですが、来年以降は使用領域を更に広げざるを得ないですね。
悲しいことですが、ここまで来てしまったら、除草剤でしょうねえ。冬のない屋久島でも、年4回も散布すれば、何とかなります。ただ屋久島では除草剤がほぼ効かないハマヒサカキだけは、手で抜かないと最終的にはユンボを入れなければ、ならなくなりますけど。
種が相当落ちてしまっているでしょうから、1回目撒いた後、芽生えた雑草が種をつける前にもう1回まけば、後はしばらく置けるのではないかと。
ついでに家の脇に生えた木も幹にハンドドリルで穴をあけて除草剤原液を流し込めば、枯れます。
今年は暖冬で雪消えも早かったので、雑草の活動も早まっています。
除草剤の大量投与検討中です。