(本頁は「月山をあちこちから1(東から)」の続きである。)
新庄から庄内地方に向かうと、
月山は出羽丘陵の山々のかげに隠れて一旦見えなくなるが、
(庄内町)狩川を過ぎたあたりから、また見え出す。
2018/04/10 酒田市松山町付近から。
2018/04/10 酒田市松山町付近から。
参考マップ
2019/06/12 酒田市(鳥海山)大台野から。
2023/08/09 鳥海山から。
2017/09/01 月山高原牧場から。
月山の左手前にある台地状の地形は八合目の弥陀ヶ原湿原だ。
羽黒山ルートはここまで車で上がれる。
2017/09/01 弥陀ヶ原湿原から月山本体を望む。
狩川より西側の庄内平野ならば、どこからでも月山の姿を望むことが出来る。
しかし月山の姿は鳥海山ほどには話題にならない。
それは鳥海山の方があきらかに高く立派に見えるせいだろうか。
私は庄内から見た月山は内陸(新庄や山形市)から眺めた姿に較べると、
スリムで地味な印象を持っているが、皆さんはどうだろうか。
2021/06/30 庄内空港付近から。
2017/03/19 鶴岡市北西部から。
鶴岡やその周辺から見た月山は全体的にはゆるやかで笠のようだが、
前面は比較的急峻な山容になっている。
これは北西側斜面に長径2.5kmの馬蹄型カルデラが開いているせいだろう。
ウイキペディアによると、
「月山のなだらかな山容は楯状火山をイメージさせ、かつてはそう考えられてきたが、
頂上付近の輝石安山岩や、爆発カルデラ地形の中にある雨告山中央火口丘の存在は
成層火山の特徴であり、現在では楯状火山とは考えなくなった。」
とあった。
2020/03/19 鶴岡市北西部から。
鶴岡市も南の方に行くと、月山は前山に隠れて見えなくなる。
摩耶山(1020m)は月山のほぼ真西に位置している。
2019/06/02 鶴岡市摩耶山山頂から。
2019/06/26 鶴岡市以東岳から。
国道112号線(月山道路)の長いトンネル、月山第一トンネルを抜けると、
月山の姿がチラチラと見え出す。
西川町大井沢まで南下すると、いっときだけだが、全体が見えるようになる。
月山は単独峰のイメージが強いが、ここからは湯殿山、姥ヶ岳、月山と三山が並んで見える
(出羽三山は月山、湯殿山、羽黒山を指す)。
2015/06/07 西川町大井沢から。
2015/06/07 西川町大井沢から。
2015/06/07 山形道大井沢大橋と月山。
2015/06/07 姥ヶ岳への途中から。
最後にありったけ遠く、北から見た月山を。
次の二枚は秋田県横手市と美郷町の境にある黒森山から眺めた月山だ。
当時、私は奥羽山系ではここが北限かなと思ったら、更に北の真昼岳から見えたという話を聞いた。
2021/05/12 横手市美郷町境・黒森山(766m)から。
この日は距離は離れているが、月山と鳥海山が並んで見えた。
2021/05/12 横手市美郷町境・黒森山(766m)から月山と鳥海山を望む。
月山と鳥海山が並ぶ様子はもっと北、秋田市の太平山奥岳山頂(1170m)からも見えた。
ここからは鳥海山の少し左(南)に聳えていた。
2019/11/13 秋田市太平山奥岳山頂から。
私が月山を見た最遠の地は約150km離れた男鹿半島だった。
2020/09/03 男鹿半島から鳥海山と月山を望む。
参考までに。
以上。
(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)
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以上。