モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

横手実家での事始め(2024年4月10日)

2024年04月23日 | 実家のこと

4月10日は横手市十文字町にある実家を開けに行った。

実家の屋敷畑・東側の景観



「開け」とは例年ならば冬の間、雪で塞がっていた実家の玄関を開けることだが、
今年は暖冬少雪だったので玄関が雪で塞がることはほとんど無かった。

同時に冬の間に散らかった屋敷内のゴミを拾い、
その年の実家畑の除草作業を近所の知人に頼みに行くのが慣わしになっているが、
今年は諸事情あって冬の間、締めていた水道の元栓を開けに行く日と重なった。

諸事情とは昨年春の水道管破裂事故(詳細はこちら)。
昨年の事故に懲りて昨年末は実家近くの大工さんに頼んで水道の元栓を締めてもらった。
大工さんには他に頼み事も有ったので、今回は開栓に私も立ち会った。

どうでもいいことだが、開栓の模様を報告してみる。
実家の車庫と市道の間に量水器と書かれた蓋が有った。




これを開けると、次のような装置が現れた。これは「給水装置」と呼ぶようだ。




右の丸い栓を回すと、キャップが取れ、次のような四角形の小物体(栓)が現れた。




この四角栓を回して水を通したり止めたりするのだが、

素手では廻せない。何か特別な道具が必要だと思うが、実家にはそのような道具は無かった。
立ち会った大工さんは次のような器具を用いてチャチャッと四角栓を廻していた。




いやあ。驚いた。こんな道具が有るとは夢にも思わなかった。

写真の器具は後で秋田市内のホームセンターで買ったもの。
「共用水栓用カギ」と呼ぶらしいが、皆さんはご存じでしたかな。

次は実家一階屋根のみっともない弛み。




これをどう修繕するか、
しかし家屋は数年後には解体するつもりなのでそれまでどうやって凌ぐか

それを大工さんに相談したかったのだ。
まともに修繕すれば何十万、へたをしたら百万単位の費用がかかるかもしれない。
しかし住む人も居ないし、買い手のつかない家屋なので
相続したらほどなく解体するつもりでいた。
近く解体するものに数十万円以上のお金をかけるのは勿体ない。
しかし屋根が落ちたら・・・  (´π`;)みっともないったらありゃしない。
(-_-;) 困った。困った。

この件に関し、今回、大工さんから、ちょっと嬉しい提案があった。
なのでえがった。えがった。

その後は実家近所で最近亡くなられた方のお宅に弔問に行き、香典を置いてくる。
そして屋敷や畑の除草の依頼だ。
家から数百メートル離れたところにある畑(元はリンゴ畑)の除草は
十年以上前から近所の農家、Tさんにお願いしている。
実家屋敷の方(冒頭写真)は次写真のY画伯に今年もお願いすることにした。




どちらも快諾を頂く(御礼金を前払い)。なのでえがった。えがった。

その後、昼飯と除草剤購入で町のスーパーへ行く。
スーパーの近くから見た鳥海山は富士山似でとても奇麗だった。




午後からは除草剤散布と家の外のゴミ片付けを行った。




除草剤を今年はケチして三箱しか買わなかった。
昨年は9箱も買って3万円超掛かったが、思ったような除草効果は見られなかった。

今年は範囲を限定して除草剤を撒く。




実家で今咲いていた花はチオノドクサくらい。







実家から見た栗駒山。




実家の屋敷畑、午後の様子。



昨年、実家関係ではろくでもないことばかりだったが、

今年はすがすがしい幕開けとなった。

秋田県南の山々・春姿」へ続く。

コメント (4)
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