モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

栗駒山天馬尾根を駆ける。1(2018年10月3日)

2022年10月13日 | 栗駒山

(本頁は「2018年の栗駒山は9月26日に偵察、10月3日に本番。」の続きです。)

天馬尾根を歩くルートは天狗の庭分岐点から始まり、ホンの10分ほど歩けば展望岩頭に至る。

展望岩頭から昭和湖の眺め。



と言っても、わかりにくいと思うので、非合法マップを再度表示する。

黄色破線が今回、歩いたルート(本マップは原本を無断転用)。



展望岩頭からの北側、西側の眺めはタイヘン素晴らしいのだが、

いつも風が強く、ひどい時は呼吸もままならず、足を掬われて転倒したこともあった。
しかし今日は不思議と風が弱い。こんな日もあるんだ。
今日の鳥海山は雲に包まれ、ほとんど見えなかったが、それ以外の山々は大丈夫だった。

展望岩頭から西側、秣岳や龍仙ヶ原湿原、須川湖を眺める。



現在、龍泉ヶ原湿原は立ち入り禁止になっているが、
大昔、まだ立ち入り出来た頃に、二回ほど入っている。ヒナザクラが一面に咲いていたのが印象的だった。
この湿原の名はわからない。




展望岩頭から先に立ち入るのは今回が初めて・・・ではない。

大昔、高校二年生の時だから、50年近く前に一度歩いている。
個人的には初めての栗駒登山だったので、いまだに記憶しているが、
天気には恵まれず、景色の記憶は無い。

今回は晴天の下、紅葉もベストの時に当たり、その風景の素晴らしさに息を呑んだような次第。

展望岩頭から先はしばし降下し、灌木の茂みに突入する。ミネカエデの赤が素晴らしい。


ミネカエデの紅葉



展望岩頭の下りから秣岳を望む。



展望岩頭の下りから虎毛山を望む。



ナナカマドの実
 

                                          サラサドウダンの紅葉と実


こちらのサラサドウダンの紅葉は青味が強かった。




来し方を振り返れば、

展望岩頭(1573mピーク)



展望岩頭(1573mピーク)はかつて馬糞森というひどい名前だったが、いつの間にか呼び名が変わっていた。

ここから眺める姿はかつての名前を彷彿させるものがある。

これから辿る天馬尾根の稜線は草紅葉の領域が多くなる。




左から1397mピーク、モンサンミシェル峰、秣岳。



1397mピークへの登り



1397mピークを登り切り、草紅葉がいいあんばいのしろがね草原を進んだら、目の前に島のような形の小山が現れた。




最近、この小山は一部登山者の間でモンサンミシエル(モンサンミッシェル)峰と呼ばれている。

有名な世界遺産にその形がなんとなく似ているからだろう。
秋田駒ヶ岳・ムーミン谷同様、好い呼び名なので、ワタシも使わさせて頂くことにした。

しろがね草原越しにモンサンミシエル(モンサンミッシェル)峰。



遠く北には、
焼石岳。




振り返れば、

しろがね草原越しに栗駒山と展望岩頭の重なり。




モンサンミシエル峰の山頂岩場からの眺めは最高だった。

まずは西側の紅葉と山々の展望。




禿岳から虎毛山、神室連峰、高松岳など。



神室連峰のあたりをクローズアップ。



禿岳から虎毛山にかけてクローズアップ。



南西側の眺め。




(2)へ行く。


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2 コメント

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今年も行きますか? (迷える羊)
2022-10-13 10:37:58
栗駒山の素晴らしい大パノラマ、健脚者たちに与えられるご褒美ですね、ほぼ毎年登山されているようですが、あの年のあの風景をもう一度の期待感が解るような気がします。'18 10/3の眺めが一番ですか?
返信する
迷える羊さんへ。 (モウズイカ)
2022-10-13 19:32:03
コメントありがとうございます。
栗駒には毎年欠かさず行っておりますが、今年は行かないで終わりそうです。
理由は今年の紅葉はダメ、それなのに人が多すぎる。登山時、団体さんの後になったり、団体さんと交叉するのはうんざりです。
個人的には2018,2019年の紅葉が好かったなと思っております。
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