モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

ホンの少しトロピカル/2016年1月、雪へのボヤキと温室花。

2021年02月01日 | 熱帯植物

本ブログを始めて一年と少し。
当初、登山や山に咲く花から始めたが、冬の秋田は雪で山に行けないし(スキーはやらない)、
自庭にも花は咲いていない。

ところが温室に行けば、真冬でも花が見られる。
旧ホームページを見たら、冬場は温室植物や暖地の植物に関する話題がけっこう有ったことに気付いた
そのためブログの方にも急遽、「熱帯植物」のカテゴリーを設け、
これらの花についても少しだけ語ってみることにした。


(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

2016年1月中旬の秋田市自宅付近。

今年の積雪は少ないが、時おり地吹雪(ホワイトアウト)となり、日中でも薄暗い。




よく考えたら、昨年のクリスマス以降、半月以上も (-_-;)ワタシはお日様を見ていなかった。

どっか遠く、あったかいところに行ってみたい。

雪こまち。JR秋田駅にて。




出発ーっ!!





と言っても、当時はまだ勤め人だったので旅行するゆとりは無かった。

2016年1月30日。
この日は珍しく雪が晴れた。同じ秋田県内だが、大潟村までドライブしてみよう。

みゆき橋から中部排水路を眺める。
なんか日本離れした風景。行ったことは無いけど、オランダってこんな感じかな。




男鹿の山並み。左が寒風山、右奥が男鹿三山。

 



大潟村の樹木風景(メタセコイアの並木)。
この先に今日の目的地がある。




そこは生態系公園温室。
真冬でもいろんな花が咲いている。

ドンベヤ・ワリッキー Dombeya wallichii 



今頃の生態系公園温室、目玉のひとつ。
アオイ科、径20センチくらいのポンポン花は甘い香りを漂わせる。


 

白いドンベヤ(ドンベヤ・ティリアケア Dombeya tiliacea)も有った。
ポンポンはワリッキーに較べるとやや小ぶりだった。
 

ベトナムツバキ `ハイドゥン'(カイドウツバキ) Camellia amplexicaulis

 


金花茶(キンカチャ) Camellia chrysantha の蕾。 




バナナの花 

 



この説明はとても分かりやすい。

 



蔓もの二種。

オレンジ・トランペット・バイン Pyrostegia venusta
ノウゼンカズラ科の蔓性低木。原産はブラジル。
 

 


右上はヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys (Jade vine) 

こちらはマメ科。原産はフィリピン、翡翠色の花色が素晴らしいが、受粉はコウモリに委ねていると聞く。

生態系公園の後に、セリオンリスタ(秋田市土崎)にも寄ってみた。
ここでは早くも紅梅が咲いていた。

室内なればこそ成せる技。




あとひと月と少々の辛抱。秋田にも春が来る筈だ。

以上。




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2 コメント

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こんばんは (ミルク)
2021-02-01 21:38:30
この時期は、見る所も、行くところもなく・・・
私も昨年の今頃 生態系公園に行ってました。
振り返り記事が届き、あ~そうだったなぁ。です。
道路には、全く雪が無かったんです。
今年は、雪があると怖いので、じっと籠ってます(^^;
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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2021-02-02 08:04:47
コメントありがとうございます。
冬になると毎年のように生態系公園温室に出かけておりますが、
今年の冬はまだでした。
ドカ雪や地吹雪など今年は条件が良くないですね。
今日はこれから鳥海山や丸池様の過去記事をアップします。
早く春になるといいですね。
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