それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

ナイジェリア人と出会う

2009-11-07 05:58:06 | イギリス生活事件簿
最近、インドの彼の友達であるナイジェリア人に出会った。

彼のことはインドの彼からしばしば聞いていた。

お金持ちで(イギリスに留学するくらいだから)、やたら下ネタが好きな人物だという。

そんな陽気な噂の持ち主は、実際に会ってみるととても陽気だった。

歩いている最中、常に何かを歌っている。すれ違う女の子を常にチェックしている。

とても面白い。

しかし質問は常に鋭い。頭が良く、度量があり、少しわがまま(自由奔放)な感じがある。

さて、ナイジェリアといえば、フェラ・クティというアフロ・ファンクのミュージシャンが有名。僕の大好きなミュージシャンのひとりだ。

そういうわけでフェラ・クティについて質問したところ、これが異常にウケた。

ナイジェリアでは彼が逝去した日に今でも大規模なフェスティバルがあるのだという。

今日、再び会ったところ、おまえは彼の言っていることが理解できるかと聞くから、英語のところ以外、全く分からんと答えた。

じゃあ、一体どこが好きなのかと彼が聞くから、リズムの独自性、楽器の音色の独自性などが魅力だと答えた。アメリカのファンクとは全く違うのだ。

すると、そうかそうかと彼は納得した。そして、フェラ・クティはアフリカにおいてもユニークであり、誰も真似は出来ないと言っていた。

さらに、有名な一曲の歌詞を解説してくれた。ナイジェリアにはナイジェリアの英語があるのだという。面白い。

その後、僕たちは実際にフェラ・クティを聴き、彼を知らないインドの彼にジャズのリズムとの違いなどを語った。

もっといろんな人に会えるか知らん。