うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

月が赤いんですけど・・・

2006年08月06日 11時39分12秒 | うちなー日記(沖縄編)
ああ、月が赤い!世界の終わりか・・・!?
・・・・というのは冗談として、この数日奈良では月が赤い状態が続いています。正確には、地平線に近い場所では赤く、天頂付近では赤みを帯びた黄色なのですが、ある噂では、大地震の前の晩に赤い月を見たとか・・・・。まあ、実際のところ因果関係はよく分からないそうです。ある方の説明では、地震前には、岩盤に大きな圧力がかかるため、エアロゾルが大気中に噴出するので、大気中を通して見える月の色は赤くなるとかなんとか・・・。
興味深いのは、この数日赤い月が広範囲で観測されているらしいことです。巨大ネット掲示板、「2ちゃんねる」でも、「月が赤い」というスレッドが林立している状況で、その書き込みによると、大阪、京都、愛媛、広島、秋田、新潟、埼玉、神奈川、静岡、長野、岐阜、千葉、奈良とかなり広い地域で赤い月が観測されているようです。
実は私は、これまで何度か赤い月は見たことがあります。
一昨年の10月ごろ、一昨年の11月、そして去年の10月と、はっきりと覚えているのはそのあたりですが、地震との因果関係が疑われるのは、最後の去年の10月のものです。
去年の10月初旬、大学祭の打ち上げで先輩の家に遊びに行ったとき、ベランダから見た月が異様に赤黒く、気になったので写真を撮ったのですが、その2、3日後に与那国島近海でマグニチュード6クラスの地震が発生。幸い震度は大したことはなく、本島は震度1でした。
多分偶然だと思うんですけどね・・・。
今回の赤い月は、どうも天候が関係ありそうです。ここのところ、まったく雨が降っておらず、空気中に埃がかなり混じっているようです。一般に、夕焼けや朝焼けというのは、地面に近いところにある埃や水分に光が吸収され、赤く見えるのだそうで、「赤い月」も同じ原理だと思われます。最近、昼間も霞がかっており、すっきりとした青空ではありません。多分少し雨が降れば、この状況も改善されると思うのですが・・・。
と、書いていたところ、8月5日付けの朝刊で、4日に奈良県地方で光化学スモッグ注意報が発令されたと出ていました。昨日5日も、同様に発令されたので、恐らくここ数日の月の赤さはスモッグの影響のようです。なお、東京など、他の都道府県でも光化学スモッグ注意報が発令されているそうなので、ここのところ全国的に晴れが続いているのが影響しているようです。

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