うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

【春休みの思い出】九州墓参り旅行「そして長崎へ・・」1

2011年04月20日 23時38分28秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
こんばんは。
毎度ご無沙汰しております、もとすけです。
あっという間に4月も下旬に差し掛かり、来週は修士研究の中間審査会、再来週は雑誌会(ゼミ)と、早くも今期の最初のヤマ場を迎えつつあります。「なんくるないさー」と自らに言い聞かせつつ日々準備を進める今日この頃です。そういえば、先週半ばから風邪をひいていたのですが、ようやくほぼ快復しました。この体調・精神状態なら本番も乗り切れるはずです・・。

さてさて、既に春休みが遠くなりつつありますが、今日から春休みの家族旅行について書いていきたいと思います。
春休み中の記事でも書きましたが、この春休みの大きなイベントとして、「祖母の五年祭」、「九州墓参り(家族)旅行」、「弟の高専入学・入寮」の3つがありました。
祖母の五年祭は先月の28日に行い、恙無く終えました。5年前当時の葬儀の記事でも書きましたが、うちは神道式なので、この五年祭が一つの重要な区切りとなっており、とりあえずこれが無事に終わりホッとしました。今年は、私が北海道に移住するきっかけとなった祖母との北海道旅行(2001年夏)から10年目の年・・。今後5年、10年を見据えて自分の進路を考えようと改めて思った次第です。

のっけからやや重い話になってしまいましたが、今回の本題は「九州墓参り(家族)旅行」です。
我が家では、毎年春か秋の彼岸の時期に合わせて、累代の墓がある熊本へ墓参りに行くのが通例となっています。昨年は、右代表として私と母とで墓参りに行き、私最後の未踏の地・大分県を制覇したのは記憶に新しいです。今年は祖母の五年祭という区切りもあったので、家族揃って墓参りすることになりました。

3月30日夕方、昨年と同様、大阪・泉大津港からフェリーで九州へと出発しました。
今回の船は阪九フェリー「つくし」、この記事冒頭の写真の船で、同社で最も新しいタイプの船でした。


船内はこんな感じ。
乗船してすぐに、3層吹き抜けの大空間が迎えてくれます。私は、この「つくし」は関西~九州航路ではダントツの豪華フェリーだと思います。阪九フェリーは、我が愛しの豪華フェリー「すずらん」や「はまなす」を擁する新日本海フェリーと同じグループの会社ですから、“クルーズフェリー”としてのノウハウを提供して貰っているのかもしれません。殊、このロビーについては、新日本海フェリーの新造船でも採用してほしいくらい出来が良くて、木の色・質感や階段の配置が私の好みど真ん中でした。


今回の船室は、これも昨年と同様「2等指定A(シングル)」でした。昨年乗った「フェリーせっつ」では、ベッドはカプセルホテル形式で上下互い違いに配置されており、やや狭さを感じましたが、この船では完全なシングルベッドとなっています。洗面台も付いていて、とても「2等」の部屋とは思えません。(他の船会社では1人用個室は大概1等以上の扱いになります)
ただ、今回は4人家族での利用だったため、よく考えたら2等指定B(4人部屋)の方がベターだったかも・・。(予約時の私の一存でシングルにしました)ちなみに、運賃はネット予約で20%引きになるため、学割が無くてもかなりお安かったです。


泉大津港出航時には、見送りの人達が走って船を追いかけながら手を振り続けていました。(昨年も全く同じ光景を見たので、この港恒例なのかな・・?)
ちなみに、この春休みの時期にしては乗船客は少なく、甲子園帰りの某高校野球部や某バスケットボール部などのスポーツ遠征団体が数組と、一般客数十人程度でした。通常なら、韓国人の団体旅行客が多数乗っているのですが、例の地震や原発の影響でキャンセルしてしまったのかもしれません。


泉大津を出航して1時間程度で、この航路恒例の明石海峡大橋通過を迎えました。あれ?この時間だと既にライトアップしているはずが、真っ暗です。


こちらは昨年のフェリー上から撮影した明石海峡大橋。綺麗なレインボーカラーにライトアップされています。


そして、同じ方向から見た今年の明石海峡大橋。やはり真っ暗です。地震後の節電の一環なのでしょうね。(この後に行った長崎でも、やはり女神大橋のライトアップが中止されていました)
いつも見慣れた灯りが無いというのは、少々寂しいですね。


フェリーの中では、最高級のマッサージチェアー(7.5分100円)で癒されたり、営業終了間際の展望風呂を独り占めしたり、部屋のテレビでBSチャンネルを見たりして、ゆったりとした時間を過ごしました。昨年の今頃は、どうしても春休み中に終えねばならぬ研究作業を抱えていて、フェリーの船内でもひたすらノートPCと睨めっこしていたものですが、今年はそういう課題も特に無いので、本当にゆっくり眠れました。

翌31日午前6時に北九州・新門司港に入港。乗船客が少なかったので、殆ど列に並ばずに下船できました。
港からは、無料送迎バスで小倉駅に出ました。このバスは、昨年利用したときは門司駅までしか運行されていませんでしたが、最近ルートを延伸してくれたようで、JRへの乗り換えなしで小倉に出られて便利になりました。


小倉駅の偉容。
昨年も書きましたが、何度見ても斬新な構造です。間もなく開業する、大阪駅の新北ビル「ノースゲ-トビルディング」に通じるものがあります。(そちらについてはまた別の機会に紹介します)


内側から見ると、昭和の子供たちが夢見たであろう未来都市のような景観が広がります。沖縄のゆいレールなどもそうですが、街中をモノレールが走っているだけで何か未来的に感じてしまうんですよねぇ。

レンタカー屋が開く8時前まで、駅前のマクドナルドで朝マックして時間を潰しました。


そして、今回レンタカー屋で借りた車がこちら。そう、新型プリウスです。(最近、英語での複数形が「プリアイ」に決まったとかニュースになってましたね・・)
昨年はホンダのインサイト(フィットで予約したら、店側の都合でインサイトにアップグレードしてくれた)でしたが、今回はネットでプリウス限定の格安プラン(通常の半額相当!)を見つけてこれにしました。長距離ドライブになりますから、ガソリン価格高騰の昨今では有難い車です。
今年も私が専ら運転手として、遥かなる九州墓参りドライブの幕が開けたのでした・・。

~その2へ続く~




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