うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

ミクミクにされた週末 その2

2011年02月19日 10時26分19秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
「雪ミク」のため、奔走(翻弄)した先週末の話の続きです。

引き続き、第62回さっぽろ雪まつりに合わせて催された「雪ミク」イベントを紹介していきます。

まずは雪まつりのメインとも言える、雪像から・・。


2月6日日曜日の夜、雪まつり開始前夜の雪像の様子です。
既に他の大雪像などは完成しており、先行ライトアップが行われていました。
しかし、この雪像を最初に見たとき、私は少し「これじゃない」感を感じました。今年の雪像は、雪ミクの左右に鏡音リン・レンという「初音ミク」の後輩キャラクターが並ぶ構図なのですが、鏡音レン(右側の男の子)はまだ良いとして、左側の鏡音リン(女の子)は何かがとても違う気がします・・。(製作会社のサイトを参照)
この雪像の出来については、某巨大掲示板でも話題になっていました。

しかし、雪まつり開催中の週末に再び確認したところ・・、



おお、鏡音リンが可愛くなってる!どうやら、開催期間中に修正が入ったようです。とりあえず安心しました。
最近の雪まつりは、来場者に占める外国人観光客の割合が年々高くなっていますが、外国の方もこの雪像の前で立ち止まって撮影している様子が見られました。

そして、今年は大通会場の雪像に加えて、すすきの会場で氷像が展示されていました。



ホテルの氷像製作の方が作ったようですね。可愛い・・。
昨年版の「ねんどろいど 雪ミク」が隣で氷漬けにされていました。
こちらも、やはり観光客の注目を集めていました。

続いて、雪像・氷像以外のイベントについて紹介します。
大通会場から地下鉄とバス(雪まつり期間中は直通シャトルバスも運行されていました)に乗って着いたのはこちら。

札幌市円山動物園です。以前から一度行ってみたいとは思っていたものの、微妙な距離感から未だ未踏でしたが、今回初めて行きました。


円山動物園に行った理由はこれ。なんと雪ミク柄の入園料年間パスを販売していたのです。このイラストが「雪ミク」イベントの公式サイトに載っているのを見つけたとき、余りの可愛さに卒倒しそうになりましたよ。ミクが白クマ(円山動物園の名物)の着ぐるみを着て、「おいでよ!」とポーズしています。本当に可愛いので、観賞用と使用用の2枚買ってしまいました。1枚当たり、2回の入園で元が取れるので、今年は4回行かねば・・。

お次はこちら、

中央バスが運行した、大通・すすきの会場とつどーむ(丘珠)会場シャトルバスです。
外観はライオンキングですが、車内放送が特別でした。

雪まつりシャトルバス車内放送完全版(by藤田咲さん)プラスおまけ

車内放送を「初音ミク」の中の人(合成用音声の素材の声)である、声優の藤田咲さんが担当されていたのです。
シャトルバスはJRバスも運行していましたが、この特別車内放送は中央バスの車両のみでのサービスでした。
と言っても、普通に喋っているので、気付かない人が殆どでしたでしょうけどね。

最後に、今回の一連の「雪ミク」連動イベントの極めつけを紹介します。

それがこちら、札幌市電の「雪ミク電車」です。
雪まつり開催期間中の2月11日から運行を開始、3月26日まで札幌市内を走ります。


初音ミクは札幌市電を応援しているのです。
この「雪ミク電車」は単なる外装ラッピング車輛ではなく、中身も札幌市交通局の溢れんばかりの「雪ミク愛」が感じられます。
雪まつり最終日の午後に市電事業所で一般公開していたので、私も見に行ってきました。(見ての通り吹雪でした・・)


まずは側面から。
今年版の「ねんどろいど 雪ミク たのしい雪あそびエディション」が所狭しと駆け回っています。


続いて前面から。
特別ヘッドマークが掲示されています。しかも・・・、

運転手は「はちゅねミク」!下仁田ネギのパワーで市電を動かすのだ・・!


そして車内に入ると、中吊りも側面広告も初音ミク一色!
イメージ広告から、マナー啓発広告、さらに札幌市電の歴史を雪ミクが紹介する広告まで様々な広告が貼られています。


前方降り口の周辺には、「はちゅね顔」の風船や、雪ミクペーパークラフトが飾られています。


初音ミクの中の人、藤田咲さんのサインも車内に書き込まれていました。猫が可愛い・・。
藤田咲さんは、この「雪ミク電車」の車内放送の声も担当されています。(上のシャトルバス動画の最後に「雪ミク電車」の車内放送も紹介しています)
ちなみに、私が「雪ミク電車」を見に行った際に、ちょうど鏡音リン・レンの声優である下田麻美さんも会場を訪問されていて、すれ違いました。

この「雪ミク電車」一般公開では、予想以上の札幌市交通局のノリノリさに圧倒されてしまいました。

そうそう、「雪ミク電車」見学のおかげで、良いものを見られました。

じゃーん!ササラ電車です。私は沖縄在住時代から一度生で見てみたいと思っていたので、感激しました。
通常は夜間(午前4時過ぎ)に出動するのですが、この日は不意に降り始めた雪が急速に積もったからか、昼間に出動して行きました。
ササラ電車は、竹製のブラシで線路上の雪を跳ね飛ばす車輛です。この電車の初出動は札幌の冬到来の風物詩になっており、全国ニュースでも毎年報じられます。ちなみに、竹は山口県阿武郡福栄村産だそうです。


それにしても、今年の雪まつり連動「雪ミク」イベントの急拡大、背景には札幌市の内部の2次元住人暗躍があったに違いありません。
今後も、初音ミクと札幌市の関係はますます強まっていくはずです。果たして来年はどんなイベントが開催されるのか、今から心配です・・。

今年の戦利品。実用的なものを揃えたつもり・・です。orz












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