うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

【ブログ補完計画第2弾】にっぽん丸に乗ってきました。5

2010年04月23日 23時29分36秒 | えぞ日記(北海道編)・・趣味
しばらくにっぽん丸船内見学会の話が続きましたが、いよいよ今回で完結となります。
非日常的なネタとも、もうすぐおさらばです・・。

さて、前回5階を巡って船尾までやってきた私たち、その続きです。

5階カジノラウンジ「ビギナーズラック」
ドルフィンホールは4階と5階の2層吹き抜け構造になっています。その2階席の外周にはカジノラウンジが設置されており、生演奏をBGMにゲームに興じることができます。(にっぽん丸は日本船なので、現状ではお金を賭けることはできません。)



4階、5階ドルフィンホール
この船のメインホールです。座席数は400席あり、ダンスホールにもなります。航海中はこのホールで連日連夜コンサートやパーティーが開催されるのです。最も豪華客船らしい施設の一つですね。後方にはバーがあり、飲食しながらゆったりとした時間を過ごせます。
今日はステージ上で女性トリオによるバイオリンとピアノのアンサンブルが行われていて、私もしばらくここで演奏に聴き入りました。ちょっとマイクの音量が大きめでしたが、短時間ながら船上生活の一端を感じられました。


ドルフィンホール4階出入り口近くでは、記念品の配布が行われていました。今回の記念品は改装記念柄のメモ帳でした。他のいくつかの施設でも絵葉書が用意されていて、エントランスロビーではポスターやクルーズのパンフレットも置いてあったので、最終的には結構な量のお土産になりました。



4階ドルフィンホール出入り口前廊下にて。
5階のカードルーム飾られていたのと同様の寄港記念盾が壁一面に飾られていました。
盾の銘文をよく読んでみると、この船のことを「HER(彼女)」と呼んでいることがわかります。船が女性として扱われることをよく示しています。
ちなみに「MV. “NIPPON MARU”」のMV.とは、Motor Vessel・・発動機船の略です。これに対応する言葉として、SS.=蒸気船という略語があります。

4階では、この後ステートクラスの客室を見学しました。また、見学コースではありませんでしたが、この階は船首から船尾までの外周およそ300mを、プロムナードデッキが一周しており、朝のジョギングや散歩のコースとしてよく使われるそうです。

3階はほぼ全てが客室のフロアで、公室の見学はありませんでした。
ただ、この階には船尾に日本船ならではの設備があります。

それは大浴場です。(船内案内ディスプレイの画像を写したものです)
大浴場を日本の豪華客船で初めて導入したのが、商船三井だったそうです。導入当時は、「旅館みたいで船の雰囲気に合わない」といった意見もあったそうですが、今では日本の豪華客船に必須の設備となりましたね。


3階から2階への中央階段の辺りは吹き抜けになっており、壁にモニュメントが飾られていました。うーん、シャンデリアが眩しいです。


2階フロントデスク
階段近くにカウンターやクルーズデスクが纏められており、船内生活での相談から次回のクルーズの予約まで、ここで行えます。


2階メインダイニング「瑞穂」
見学コース最後の船内施設となりました。乗客の主な食事の場です。さぞかし美味しい食事が出るのでしょう。(夕食は原則的にフランス料理のフルコースです)想像しただけで涎がでてきてしまいます。
右奥の壁画の手前のテーブルが、キャプテンズテーブルと呼ばれる席で、文字通り船長を囲んで乗客が座る席です。(タイタニックとかでそういう光景は見たことありますね)

それにしても、飲食できる施設だけでかなりの数がありますね。
私が把握しているだけでも、
メインダイニング「瑞穂」
プレミアムダイニング「春日」・・新設
寿司バー「潮彩」・・新設
ホライズンラウンジ・・新設
リドテラス
ネプチューンバー
ミッドシップバー
ドルフィンバー
スポーツバー・・新設
eカフェ&ライブラリー・・新設
スパ&サロン・・新設
こう見ると、今回の改装によって船内で寛げるスペースが相当に増えたことがわかりますね。食事に飽きる心配はほとんど無さそうです。


メインダイニングを後にした私たちは1階のサブエントランスに降り、名残惜しみながらも、にっぽん丸を後にしました。
今回はほんの2時間ほどの船内滞在でしたが、いずれはクルーズでゆっくりと過ごしてみたいものです。


最後に、船尾側からのにっぽん丸を背景に、家族の記念写真を撮影し、帰路に着きました。
帰りも高速道路が空いていたため、とてもスムーズに走れ、1時間半ほどで実家の町に帰り着きました。
家に帰ってみると、ほんのさっきまで豪華客船という非日常空間に居たのが嘘みたいで、今日一日、夢を見ていたかのように感じられました。
夢で無くなる日はいつか来るのでしょうか・・。いや、きっと来るはず・・!
その日を目指して、こつこつ頑張っていこうと心に誓ったのでした。

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