うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

夢枕の祖母

2007年08月25日 12時01分46秒 | うちなー日記(沖縄編)
今朝、不意に亡くなった祖母が夢に出て来た。

祖母を夢で見るのは、久しぶりであった。

親族で集まっている宴席上の場面だった。

父、母、私と祖母が並んで座っていた。

私の左に祖母が、右に母がいて、ご飯を食べていた。

食べているご飯の内容はそれぞれ違うようだった。

祖母は、食べきれなかったご飯を私に「食べてくれる?」と差し出した。

それは何故か、私の大好きな鮭の柿の葉寿司だった。

美味しかった。

次に、祖母は、やはり食べきれなかったご飯を母に差し出した。

夢の中の母は、それを断って、席を立ってしまった。(あくまでも夢の中で、である)

私は母が断ったそれを、急いで手に取り、代わりに全て食べた。

食べているうちに、急に涙が出てきた。

私を見ている祖母は、怪訝そうな顔をしている。

私はひたすら泣いた。・・・


・・・そこで目が覚めた。気付くと、やはり泣いていた。涙が止まらなかった。今も、泣きながらこの文章を打っている。

実は、先日来、私の実家はちょっとした問題に行き当たっている。家庭存続の危機かもしれない。

祖母の話も絡んで、ややこしいことになり、昨晩には母と父から電話がかかってきて、相談を受けていた。

問題が絡むと、人は目が曇るのだろう。母は、祖母の生前の良かった記憶が思い出せないと嘆いていた。

・・・そして、私の夢枕に祖母が出て来た。・・・・

なにか、本当にありそうな風景だが、やけに悲しかった。

夢を見て泣いたなんて、幼いころくらいのものである。ましてや大泣きである。

祖母にとっては、今の我が家の状況は、不本意なことなのだと、感じた。

祖母は、私のそばにいるのかもしれない.。

奇しくも、今日は沖縄の旧盆の「ウンケー」(お迎え)の日である。・・・・・




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