うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

事故機の左舷後部

2007年08月22日 00時40分09秒 | うちなー日記(沖縄編)
主翼から後ろを拡大した写真です。
これを見ると、主翼後方付近が最も激しく焼けていることがわかります。
爆発したエンジンも見えていますが、意外に主翼の根元付近は原形を留めています。その横には車輪が見えていますが、これも焼け残っています。対して、主翼の翼端は炭化するほど焼けており、興味深いところです。
この写真を一般の人が見て、最も強く感じるのは、飛行機に使われている鉄板(ジュラルミン)が意外に薄いことではないでしょうか?まるでアルミホイルのようにひしゃげています。もちろん飛行時の与圧に対する強度は確保されているのですが、軽量化のため、極限まで薄くなっているのです。

今回の事故では、エンジンの異常を知らせる警報は作動せず、初期消化が行なわれなかったのも気になるのですが、火災の延焼対策についても改善すべき点が出てくると思われます。

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