かつては自民党の強固な支持団体だった両宗教団体が安倍暴走政治を阻止しようと「支持しない」ことを表明しています。
生長の家が6月9日発表した参院選への方針で、安倍政権の立憲主義軽視、原発再稼働強行、原発の技術輸出への注力などを批判し、「与党とその候補者を支持しない」という態度を表明。立正佼成会は、これに「賛意を表し」6月21日「私たちの切実」を発表。昨年の安保法制の強行で「憲法を守るべき時の政権が恣意的に解釈を変更できる、という既成事実が生まれました」としたうえで、「いま一度、『信頼』できる政治を取り戻すために、私たちは主権者として、仏教徒として、この選挙に真摯に臨んでまいります」とのべています。
生長の家は、さらに22日、「参院選挙に対する方針(その2)不支持政党を追加」を発表。「憲法改正を急ぐ、『おおさか維新の会』、および安保関連法案に賛成した政党(自民党、公明党、日本のこころを大切にする党、日本を元気にする会、新党改革)とその候補者を支持しない」と表明。
宗教界にも大きな『地殻変動』です。創価学会は試練の時です。