里の家ファーム

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オレガノ(ハーブ)

2016年07月20日 | 野菜・花・植物

■ オレガノの特徴

◇古代ギリシャ、古代エジプトから利用
 オレガノは別名ワイルドマジョラムといい、マジョラムの仲間です。古代ギリシャ人は入浴後、このハーブの精油で頭や髪をマッサージし、香りを楽しんでしました。古代エジプトでもこのハーブの薬効は良く知られていたといわれています。ヨーロッパには中世になって入ってきて、当時の貴婦人たちが、花束、匂い袋、手を洗う水に入れるためにオレガノを求めました。

◇強い生命力と殺菌力
 葉のハーブティーには、頭痛や歯の痛み、生理痛を和らげる作用が。幸福のシンボルといわれる草で、花の時期には香りのブーケで、また摘んだ花でリースを作って飾るといいでしょう。強い生命力と殺菌力を持ちます。もし口臭が気になるなら、オレガノを煎じた液を口に含んですすいでみるといい。他にも、喉の腫れや咳、不眠や頭痛、消化の促進に効果があるそうだ。それだけではない。
 オレガノには強力なアントシアンが含まれている。アントシアニンは、ビタミンCより強い抗酸化物質で、動脈硬化などの血管の病気に対する有効性、抗潰瘍作用、循環改善作用、抗炎症作用が認められている。他にも、眼精疲労の予防・改善効果、視力の維持などに効果があるそうだ。オレガノは一世を風靡したブルーベリーの4倍のアントシアンを含んでいる。

 ◇トマトや肉・魚料理、ピザなどの香り付けに
 
トマトやチーズと相性が良いことから、ピザスパイスとして使用される。 オレガノは料理に多く使い、トマトや肉・魚料理に、チーズや卵料理の香り付けに。ピザや、プーケガルニにも利用できます。ドライでもフレッシュでもよく、ドライにしたほうが香りはよくなります。その他和食の野菜煮にも適し、応用範囲の広いハーブです。

一株、庭に植えておくと越冬し増えていきます。便利な常備菜です。