「”強い”先生だけが、残っていってしまうね。そういう先生も必要なんだけど、あなたみたいな”やわらかい先生”が通用しなくなってしまう学校は、子どもにとってかわいそう」初任のころ、民間の教員サークルでかけてもらった言葉だ。「自分は威圧感がなくて、子どもになめられているかもしれません。周りの先生も,もっと怖くならなきゃだめよっていうし・・・」という一言に対して、そういってくれた。・・・自然と涙も出てきた。私にとって、自分を語るということはとても大事なことだ。その場がなかったら、つらかった1年目は乗り越えていけなかったと思う。自分を否定されると何も言えなくなってしまうが、大切に思ってくれる仲間とつながっていることはとても意味のあることだ。一人の援助者として、自分自身も人間らしい生き方をしていないと、子どもと温かく向き合っていけない。」 都立小教諭 桜井夏美
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