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里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

たねの話。

2012年01月20日 | 野菜・花・植物

 昨日,今日ととてもいい天気になりました。昨夜は満天の星でした。今朝は雲ひとつない快晴です。気温も下がりました。今期一番のー21度でした。

 春が待ちどうしくなります。そろそろ種の準備もしなければなりません。

ところで、現在市販されてる種のほとんどはF1種というものです。

 野菜のビタミン・ミネラルは30年前と比べると驚くほど減っています。大量生産のために改良されたF1の種と、農薬・化学肥料づけにならざるを得ない農法の結果です。一代限りの、しかも農薬や化学肥料で微生物の連鎖まで破壊する、いわば「孤立した命」なのです。

一方「固定種」は、地元の風土と気候に合わせ自然に逆らわず少しづつ改良された後、おおかた同じ野菜が取れるよう、種を固定させたものです。実った野菜から種を採取して植えても来年、再来年と実をつけます。まさに「つながった命」なのです。昨年「いちりん」で販売したチマサンチュは「里の家ファーム」で自家採種した固定種です。

 これから数回にわたってたねの話をします。題材は野口種苗、野口勲氏の講演、著書から拝借しました。