明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

キャベツの様子

2005-05-17 18:14:05 | Weblog
左に人参の芽が出ています。このキャベツは春用です。2月28日にビニールハウス内で播種。3月9日発芽。4月8日本畑に移植したものです。どうも成長にむらがあり、よくいありません。地下水が不均衡なのか、肥料が均一でないのか。大きいの小さいの混ざってしまいました。まだ害虫もきませんので、無農薬です。しかしそろそろ「モンシロチョウ」がひらひら見受けられます。春の菜の花とモンシロチョウは絵になりますが、実は害虫です。青虫になるたまごを生みつけ、孵化して虫食いのキャベツになってしまいます。モンシロチョウを見たら追い払うのですが。

つるなしインゲン平さや(長ウズラ)の発芽

2005-05-17 18:00:28 | Weblog
左はレタス、右側にスイートコーンの苗が見えます。中央がつるなしインゲンです。これは信州で栽培されている品種(別名長うずら)で発芽力が強く、寒さに強い早生種です。本当はマルチをして、出来たさやが泥に汚れないようにするのがよいのですが、すっかりマルチをする事を忘れてしまいました。もう少し大きくなったら、稲わらを敷き詰めて、雨で泥がはねるのを防ごうと思います。つるありインゲンも同じ日に播種したのですが、まだ芽が出たばかりです。つるなしはいっせいに花が咲き、実がなるのですが、つるありは下の方から順に花がさき、実もだんだんなります。

ズッキーニの本畑への移植

2005-05-17 17:45:28 | Weblog
ズッキーニはかぼちゃの仲間です。苗はかぼちゃと見分けがつきません。別名つるなしかぼちゃ。葉に切れ込みがありますので、よく見れば区別ができます。ハウス内で日昭不足のせいか、双葉が黄色くなってきましたので、ちょっと早いですが本畑に移植しました。プラスチックのキャップをして、寒さ、強風、乾燥から守ってやります。テッペンに穴があいていますので、昼間高温障害を防ぎます。本葉4~5枚までキャップはしておきます。便利なものができました。順調に行けば6月には花が咲き、7月には収穫可能でしょう。炒め物、浅漬けなど美味です。

機械で播種したジャガイモ畑

2005-05-11 08:16:11 | Weblog
ご近所のジャガイモ畑。私の畑と同じ日に種芋を入れました。私のところと同じくらいの広さの畑ですが、機械植えは2時間、私のところは手植えですので3日かかりました。機械植えに問題がおきました。均一に種芋が埋められなかったので、芽が出ないところ、寄ってしまったところがあります。機械の調子が悪く、均一に種芋が落ちなかったためです。3~4個飛ばしてしまい、次にどかっと落ちてしまうので、芽が寄ってしまうわけです。畑のオーナーのSさんは「これでは、金を払えん」と怒っていました。芋の播種を請け負った公社に抗議するそうです。「オペレーターが下手で話にならん」と言っていました。農業機械もまだまだ改良の余地ありです。

ジャガイモの培土

2005-05-11 07:56:27 | Weblog
本日ジャガイモの培土をしました。管理機の車輪幅を狭くし、ロータリーの爪を外側にしました。畝に雑草が生えてきましたので、除草もかねています。芽が出揃い根がはり始めてきましたので、畝を大きくしてやり芋ができやすくします。株元の雑草は機械では取れませんので、やはり手で丁寧に除草が必要です。また株元にも土を盛りたいので手作業になります。この作業が大変。がんばります。

ビニールハウスの作付け準備

2005-05-09 06:09:45 | Weblog
春大根も終わり、ハウスが開きました。雑草などを除き、耕運機で耕運しました。苦土石灰、過燐酸石灰などを入れ、1.5メートル畝2本作りました。雨が当たりませんから、中は乾燥していますので、散水が必要です。畝溝に水をいれ十分潅水しました。来週くらいに別のハウスで育苗中のトマトを移植の予定です。

ミョウガ

2005-05-09 05:56:42 | Weblog
昨年3月、諏訪から移植しました。昨年は移植したばかりであまり収穫できませんでしたが、今年は望めそうです。このミョウガの芽を「ミョウガ筍」として、このまま引き抜き「酢味噌」などで食べると、春の味です。あと1ヶ月もしますと根元からミョウガが出てきます。花が咲く前に収穫し、我が家では酢漬けにし、一年中食べます。

大根の花

2005-05-08 20:45:28 | Weblog
昨年の秋作した大根(八州ータキイ種苗)の花。同じアブラナ科の葉物は黄色の花が咲きます。この大根は白。昨秋に捨てた大根が、春になり息を吹き返し花が咲きました。このままにしておきますと、種が取れますが、八州にはなりません。F1種といい、一代交配種ですので同じものにはなりません。純粋種なら同じ大根が取れるのですが、最近の種は一代交配種にしてあります。種屋さんも種が売れなくなると困るので、自家採種できないようにしてあります。毎年、毎作、種は買わねばなりません。

今日の八ヶ岳

2005-05-08 20:30:48 | Weblog
明野から見る八ヶ岳です。雪もだいぶ少なくなりました。残雪の量で春の進み具合がわかります。ここまで雪が後退すれば、遅霜もこないでしょう。しかし、今朝は相当冷え込み、遅霜注意報が出ましたが、大丈夫でした。

諏訪のタマネギ

2005-05-05 06:27:45 | Weblog
植え付けをお手伝いいただいたタマネギの様子。ニンニクと違い病気にもならず、順調です。苗がよくなかったため、越冬できなかった株がだいぶ出てしまいましたが、なんとか収穫が望めそうです。6月中旬の取り入れの予定です。

諏訪のニンニク

2005-05-05 06:09:32 | Weblog
諏訪に入れたニンニクが病気になり、枯れました。「葉枯れ症」と思います。原因はいろいろ考えられます。引き抜いてみますと、地際が腐ってしまいました。
1、種を早く入れすぎ、厳冬期前に成長しすぎ、根が凍り断根した。
2、肥料が適正でなかった。
3、水分が適正でなかった。
いろいろ考えられますが、失敗です。難しいものです。

ジャガイモの芽欠き

2005-05-04 21:08:22 | Weblog
5月3日ジャガイモの芽欠をしました。ジャガイモはひとつの種芋からたくさんの芽を出します。教科書的には一株2本位にするのが普通のようですが、今年は3本仕立てでやろうと思います。2本ですと、どうしても芋が大きくなり過ぎる傾向にあります。ひとつの芋が100グラムくらいが食べやすく、美味です。人の握りこぶし以上の芋は大きすぎます。畝を歩きながら株をそろえます。これから20日くらい後に一回目の土寄せをします。これが重要な作業で、収穫量を決める作業となります。5月20日ころ雨が続いたりすると土寄せができずに困ります。