信州下諏訪の畑にタマネギを入れました。8月25日に5000粒ほどネオアース(タキイ)を苗床に播種、陽気が良くて苗の生長が進みすぎの様相でしたので昨日と残りを今日、本畑に入れました。発芽率が悪くて50%くらいしか発芽しませんでした。大きくなりすぎた苗は葉を半分くらい切って、成長を押さえてみましたが、来春抽苔しなければいいのですが。いずれにしても約2000本を1日半かけて入れました。腰に来ました。
極早生のハクサイ(お黄に入りータキイ)の一部に黄化症と思われる症状がでました。ここに入れた株は、ハウスで芽だししたものです。芽だしの途中でアブラムシがついた株がありました。このアブラムシがウイルスを運んだとしか思えません。直播したところからは症状が出ていません。相手がウイルスではどうにもなりませんので、早めに抜いてしまいました。外葉を縦に割って葉脈を観察すれば、褐色になっているそうですが、良くわかりませんでした。植物の病理学も難しいものだと思いました。種屋さんに抵抗性のある品種を作ってもらうしかありませんかね。
里芋の収穫が始まりました。今年は「八つ頭」と「早川早生」をいれました。芋茎も食べられる「八つ頭」はもう少し経ってからの収穫がいいようですが、「早川早生」は芋が十分太ってきました。早速茹でて食べてみました。まことに美味。言っちゃあ悪いけど、スーパーで売っている里芋とこんなに味が違うものなのか。堆肥、土寄、潅水せなど手をかけると、それなりによく出来ます。
初夏に漬け込んだ甲州小梅が出来上がりました。やわらかくなってしまうのを防ぐために、卵の殻を入れたのですが少しやわらかくなってしまいました。しかし、塩加減もちょうど良く、色もきれいに出ました。朝寝起きに一つ二つ食べお茶を飲むと、すっきり目が覚めます。
今年の落花生はまずまずでした。多くの方々に生の落花生をお分けして喜んでいただきました。直売所にもたくさん出し、よく売れました。50キロくらいの収穫でしたが、豆をもぎ取るのに一人で7~8時間かかってしまいました。4~5日乾かして棒などにたたきつけてサヤをはずせばいい、とものの本には書いてあります。が新鮮なものを塩茹でして食べたいです。やはり一つずつ手でもぎ取るしかありますまい。新鮮な落花生の塩茹で熱々は美味。
今年は夏が長引き、秋口には少雨がたたり山のきのこが不作だそうです。ここ明野には、国有林があり管理している山仕事の人々がいます。この方たちの副業として山のきのこ狩りがあります。早朝、山に入り午後2時頃に下山。直売所に出荷しています。見事なシメジ、クリタケなどたくさん並びます。炊き込みご飯、味噌汁のみなど楽しめます。
北杜市武川の親戚から、今年も稲ワラを頂きました。昔は非常に貴重な農業資材でしたが、今は堆肥に使うくらいになっています。稲刈りはコンバインで行い、脱穀しながらワラは粉砕し田にすき込んでしまいます。しかし、サツマイモの畝の芯に入れますと、芋が曲がらず大きくなりいい具合です。夏野菜の畝間に敷けば保湿と雑草よけになります。また、干し柿、サツマイモの切り干しなどを作るとき最後の粉をふかすときには必需品です。
落花生の収穫が始まりました。今年のできばえはまずまず。豆類は収穫作業が大変、根気仕事です。300グラム一袋にして直売所に出します。堀りたての落花生の塩茹ではまことに美味。食べ始めたらとまりません。秋の楽しみです。
秋の長雨の合間をぬってサツマイモのツルの跡形付けをしました。サツマイモの栽培は手がかからず、畝立てし黒マルチをかぶせ苗入れすれば収穫まで手間いらず。ところが収穫しての跡形付けが重労働です。サツマイモの大規模農家なら、黒マルチをはずしツルはハンマーナイフモアなどですき込めば終了。私は重いツルをまとめて団子状にして乾燥、焼却をして始末します。この後作に玉ねぎを予定しています。
10月1日信州妻籠宿に行ってきました。9月下旬から秋雨前線が停滞し、今朝は早朝から結構な雨。これでは畑仕事はままならず。仕方なく家でごろごろしていたところ、わが女房殿は急に木曾の日帰り温泉に行き、ついでに妻籠宿も行って見たいと言い出したので出かけました。わが下諏訪から中央高速で飯田まで行き、そこから静内路峠を越えて木曾路温泉に入り、ちょっと足を伸ばして妻籠宿に行ってきました。雨だというのに観光客は結構きていました。昔のたたずまいを保存して、観光客を呼ぶ戦略は見事的中。末永い反映を祈りながら帰途に着きました。