明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

9月26日の明野村

2010-09-27 16:44:36 | Weblog

稲穂が垂れて稲刈りを待つばかりの田んぼ。今年は秋が遅れて生育に問題があったようです。米粒が小さかったり、胴割れを起こしたり、米価が下落したり。コメ農家は浮かぬ顔です。一年一作ですから失敗は許されません。農業は面白いが難しい。八ヶ岳遠望です。

ようやく秋の雲が出てきました。南アルプスの上にはまだ夏雲が見えますが、天井は高い秋の雲です。夕方から雷雨が来ました。今年の夏と秋の境日は9月26日でした。昨年より3週間遅れです。どうなってしまったのでしょうか。地球は大丈夫でしょうか。

サツマイモ(ベニアズマ)の試し掘り

2010-09-27 16:38:02 | Weblog

9月22日サツマイモを掘ってみました。まずまずでした。これで3株。さっそく食べてみましたが味もまずまず。もう少し畑におけば、もう少しでんぷんが乗りそうです。

4株目を掘ったらこんな変形芋が出てきました。4本が一緒になってしまったようです。暑さと干ばつでこんな風になったのかしら。カボチャじゃあるまいし、こんなの初めてです。4キロありました。

赤シソ葉収穫

2010-09-27 16:26:44 | Weblog

甲州小梅には赤シソが必須です。ようやく涼しくなったので収穫しました。ところがお彼岸のころ一斉に花が咲きます。こうなる直前に株ごと抜いて葉を収穫しないといけないのに、もたもたしていたら花が咲いてしまいました。仕方ないのでマグロの刺身のツマにして2,3本とって食べました。もっとも葉を使いますから関係ないのですが。

家に持ち帰り葉をとって洗います。これが大変。二人で一日がかり。5キロほど取れました。塩もみしてアクを出し小梅の桶に入れました。2,3週間で色がついて真っ赤な「甲州小梅のパリパリ漬け」が出来上がります。

わらをいただきました

2010-09-27 08:53:00 | Weblog
9月22日武川村の義兄弟の家から、わらをいただきました。このわらはサツマイモ栽培の時、畝の芯に入れると非常に具合がいい。重要な資材です。今年の稲の栽培は、天候不順で栽培が非常に難しかったとのこと。特に受粉後いよいよ実が入る時期の猛暑でうまく実らなくて、「胴割れ」現象がみられたとのこと。今年は一等米が少ないそうです。最近、お米栽培は技術的に非常に進み凶作などということは少なくなったそうですが、今年は大変な年でした。

秋野菜の播種

2010-09-14 17:34:46 | Weblog

9月11日、残暑厳しく猛暑の中、秋に備えて大根、カブ、野沢菜の播種作業をしました。この日も昼には35度を超える暑さ。雨が降りませんので畑は砂漠状態。しかし何ぼ何でも今種を入れなければ収穫できません。大根は発芽適温が25度といわれています。朝晩はこのくらいにはなりますので、播種しました。今年は作付をグンと減らしました。たくあん用新八州、辛み大根、カブは中カブの「すわん」(タキイ)、野沢菜は昨年の2割減にし昨年同様穴あきマルチに播種しまた。うまく発芽してくれることを祈っています。右側は落花生3畝。乾燥にもめげず育っています。

これはお隣の畑。8月29日に播種しました。もう第一回の間引きをしたようです。観察したところ「トビハムシ」の発生が厳しいようです。暑さと乾燥で害虫の発生がみられます。「スミチオン」をかけないとダメかも。暑さと乾燥は害虫発生など本当に困ります。