明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

諏訪湖の全面結氷

2005-12-30 07:58:59 | Weblog
12月29日朝の気温は、我が家の寒暖計はマイナス12度。10時ころ諏訪湖に出てみたら、写真のようになっていました。岸辺に打ち上げられている氷の厚さは2センチくらい。まだ、スケートができるほどではありませんが、この調子だと滑走可能になると思います。御神渡りもできるでしょう。岸にいますと、結氷している諏訪湖特有の地鳴りが聞こえました。私が子供の頃の風景が思い出されます。昔は岸辺の厚さは30センチくらいはありました。毎日下駄スケートですべりに行きました。御神渡りの盛り上がりは、背丈ほどもありました。自転車で諏訪湖を渡りました。スケートで上諏訪に行きました。思い出はつきません。それにしても、今年の冬は、寒い。

諏訪地方にも白鳥が来ました

2005-12-28 18:04:46 | Weblog
今年の冬は何年ぶりかの厳しい寒さです。12月下旬に入り、諏訪湖も氷り真冬日も何日もありました。今年も諏訪地方に白鳥の集団が越冬しに来ました。この写真は上諏訪の上川(六斗川ともいいます。蓼科を源流に茅野市のほうから流れ上諏訪を通り諏訪湖に入る大きな川)に集まった白鳥たち。みんな同じ方向を向いているのは、川の流れに向かっているからです。首のあたりに、灰色の羽毛をつけている子供の白鳥も見られます。毎年このあたりにはたくさん集まります。市民の皆さんでかわいがって餌をまくので、集まってきます。川は凍らないので、越冬には都合が良いのでしょう。鴨なども多く、すごい数の水鳥が越冬します。諏訪湖にも来ますが、河口付近の凍らない部分にちらほら見られます。3月にはシベリア方面に帰るようです。見ていて飽きません。

干し柿の様子

2005-12-21 20:26:13 | Weblog
11月20日田無柿むき隊の皆さんのご協力により作った干し柿の様子。今年は寒さと乾燥に恵まれ、まったくカビもでず、見事に出来ました。この状態で一つずつもんで軟らかくします。こうしませんと形も良くないし、表面に糖分がよく析出してきません。けっこう大変な作業です。もう糖分が析出して表面が白くなってきました。この状態で食べても十分美味しいのですが、もうひと工程、養生に入ります。

干し柿の養生

2005-12-21 20:15:10 | Weblog
ひもをはずした干し柿はこのように山積みして2~3日置いておきます。こうすることで表面に糖分がにじみ出てきます。十分にじみ出て、汗をかいたようになったら、わらを敷いたダンボール箱に並べて乾燥させます。表面の水分が飛び糖分が析出して真っ白になりますと、出来上がり。あと2~3週間でものすごく甘くておいしい干し柿が出来上がります。

今年の作業が終わりました

2005-12-14 06:57:37 | Weblog
手前がニンニク、防風網の中はソラマメ、グリーンピースだけになりました。厳しい冬を無事越冬できるかしら。南アルプスは1500メートル以上は時雨れています。2作目が終わりました。今年の成績を再検討し、来年の作戦を考えています。評判の良かったもの、うまくゆかなかったものなど農業日誌をめくりながら、考えをめぐらせています。皆さんに喜ばれるものを作りたいものです。1月下旬のネギ、ハウス大根播種から始まります。

野焼き

2005-12-10 20:38:28 | Weblog
カボチャ、地はい瓜などのつるものの残渣を燃やしています。燃やさないとトラクターのロータリーなどにからまり、どうにもなりません。良く乾燥させてあるため、良く燃えました。広いところで火を燃やすのは、すごく楽しい。気分は爽快
です。灰は畑の有力な有機肥料になります。植物が吸い取った肥料成分のうち、チッソと炭素は熱でとんでしまいますが、微量元素などは灰に含まれています。畑に戻します。

押し切り

2005-12-10 20:30:28 | Weblog
昔からある農機具で、押し切りです。わらなどを切るのに使います。ここでは秋刈り取っておいたソルゴーを切っています。ソルゴーは緑肥として刈り取り、乾燥させて10センチくらいに切断して畑にすきこみます。腐植となり畑の有機肥料になります。

自然薯

2005-12-10 20:26:13 | Weblog
春に入れた自然薯を掘ってみたら、こんなにかわいい自然薯が出てきました。本来は1メートルもある立派な芋が取れるはずでしたが、栽培方法がわからず、ほっておいたら、やはりダメでした。直売所には名人の小林さんの自然薯が出ています。1本1000円以上。栽培方法が難しく、とても私の手に負えるものではないことがわかりました。それにしても、なさけなや。来年はやめときます。

12月6日の八ヶ岳

2005-12-07 19:52:48 | Weblog
今年の明野地区の初雪は大変早くて、12月4日昼から降り出し積雪は約10センチ。これにはまいりました。昨年と大違い。畑の片つけもまだだというのに、雪がきてしまいました。しかし比較的早く解けて6日には日向の畑の雪は消えてくれました。北にある八ヶ岳はだいぶ降ったようで、真っ白に化粧していました。

グリーンピースとソラマメの防風網

2005-12-07 19:14:48 | Weblog
明野は冬になると北風がものすごく吹く。畑の表土も飛ばされ、障害がでる。雨などで流出するものより、飛ばされてしまう土のほうがはるかに多い。それを防ぐためこの時期に麦を蒔き、芽を出させ表土を守ります。そんな条件の畑でソラマメ、グリーンピースを越冬させる作戦です。黒マルチをして、苗を入れてありますが、強風で苗が折れてしまうのを防ぐため、防風網で囲いました。これでどうなのかわかりませんが、来春風が収まるまで、様子を見ます。日陰になっている向こう側の土手には2日前に降った雪が残っています。それにしても明野の冬は厳しい条件です。

干し柿と初雪

2005-12-05 07:48:21 | Weblog
田無柿むき隊の皆様、干し柿は順調です。だいぶ軽くなってきましたが、まだ中がやわらかくなってきません。寒さと乾燥が続いたため、カビも見られずいい具合です。今年の諏訪地方の初雪は早いほうです。これでは外の仕事はできません。今日は乾燥させていたアズキ豆のサヤむきでもしましょう。明野にも雪が来てしまい、残りのアズキは収穫できませんでした。今年のアズキは比較的よい出来で、赤飯に入れたら、風味も抜群、ものすごく美味しい赤飯でした。ああ残念、畑に残してしまったアズキよ。

12月4日初雪

2005-12-05 06:28:30 | Weblog
12月上旬だというのに、明野に雪が来ました。村の古老にお伺いしたところ、最近では極めて珍しいことだそうです。秋野菜収穫の終盤で、ダイコン、ハクサイの農家は大急ぎで収穫していました。雪は野菜の高騰を招きますが、本格的に降られると、いくら高値でも収穫できません。畑から持ち出すこともできません。土が軟らかくなってしまい、運搬機が畑に入れません。私の畑も90%は終わっていましたが、これでは収穫もできません。残念なのは小豆(大納言)が雪の下になってしまいました。もし、雪がうまく溶けてくれれば、収穫できるのですが、このまま氷ってしまうと腐ります。とり遅れました。残りのダイコンも凍み上がり、ダメでしょう。地球温暖化だそうですが、この時期の、この雪は何だというのでしょうか。あと2週間待ってくれれば、良かったのですが。お天道様。