明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

大根の種まき準備完了

2005-08-30 18:46:31 | Weblog
秋大根の種まき時期が迫ってきました。明野は大根が非常に有名で、大規模栽培農家も多いようです。気候、土壌などが適しているからだと思います。頑張って40メートル畝3本作りました。高畝に作る農場はないようですが、私は昔ながらの高畝方式にしました。大根を抜くときもこの方が容易ですし、雑草取りもしやすいからです。肥料は醗酵鶏糞と化成肥料です。畝にすきこみ、管理機で25センチくらいの高畝を作ります。今の予定では、「新八州」(タキイ種苗の漬け大根)と宮重青首大根(タキイ種苗の浅漬け、生食用)、後は聖護院大根、辛味大根などを予定しています。9月上旬に株間30センチで播種予定です。他の農場は非常に密植しますが、私はゆったり作ります。農場は広いから。このまま一雨当ててから種まきが理想です。

いわし雲

2005-08-28 20:53:36 | Weblog
昨日は猛暑。畑の寒暖計は35度を超えました。午後は猛暑のため作業は中止。アイスノン枕で昼寝。今日は急に涼風が吹き始め、上空にいわし雲がでました。一日で夏から秋の様子です。畑は白菜の畝つくりが進んでいます。9月になれば、すぐ大根の播種、タマネギの播種、白菜の移植など大忙しです。

夏の雲

2005-08-28 20:46:44 | Weblog
先日千葉に上陸した台風の置き土産の猛暑。甲府は37度を超え、この夏一番の気温を記録しました。午後東側の茅が岳の上に入道雲がわきあがりました。今年最後の入道雲でしょう。それにしても暑い一日でした。

白菜の育苗

2005-08-28 20:35:21 | Weblog
いよいよ秋野菜が始まりました。白菜は直根性ですので、なるべく直播したいのですが、畑の準備ができていませんのでポットに播種しました。黄芯種の極早生種。播種後60日で収穫できます。ポットで本葉3~4枚になったら、畑に移植します。畑の準備を急がねばなりません。猛暑が続き作業が進みません。

明野ひまわり畑

2005-08-24 07:06:54 | Weblog
明野ひまわり畑に毎日大勢の観光客が訪れます。休日には観光バスを含め、大きな駐車場はすぐ一杯になり道路にあふれます。午前中が見ごろです。午前中はすべての花が東側を向いています。農道が東側の高いほうにありますので、花観賞にはうってつけ。映画のロケにもなったようで、すごい人気です。圃場整備が進み、一枚の畑が大きく農道も整備されています。本来は野菜を大規模栽培し、機械が入れやすいように整備したはずですが、作り手がなく花畑にして、観光客を呼んだほうが効率がよいようです。まあ、これも農業といえるかもしれません。

おくらの花

2005-08-24 06:34:44 | Weblog
オクラの収穫が始まりました。黄色の大きな花です。一日で終わりますが、きれいです。花落ちして4~5日で収穫されます。取り遅れますと実は大きく固くなり食べられなくなります。オクラの花を観賞するためにプランタ栽培する方もいるほど、花は見事です。

さらだゴボウの収穫

2005-08-24 06:28:01 | Weblog
掘り出したサラダ牛蒡。太めで短根です。掘り出した直後は肌は白く、においが強い。2~3本に束ね、直売所へ。大浦牛蒡は秋も深まる頃出荷されますので、この時期に新ゴボウは珍しいためか、すぐに完売してしまいます。皮つきのままさっと湯がいて、ゴボウサラダにしても、やわらかく、においも強く美味。キンピラにしても美味。

さらだゴボウ掘り

2005-08-24 06:17:23 | Weblog
さらだゴボウが収穫サイズになりました。このゴボウは短根種で、極早生種です。大浦ゴボウは1メートル位になりますが、この品種は30~45センチ位で成長は止まるようです。なるべく高畝にして、掘りやすいようにしますが、それでも大変。根を傷つけないように、いろいろの道具を使い掘り出します。ごぼう掘りは泥だらけになり、かなり重労働です。左側は収穫間近のサツマイモのつる。

赤うり

2005-08-18 08:24:01 | Weblog
昨年秋に長野県八ヶ岳山ろく茅野市穴山地区に住む従姉妹のさっちゃんから、地場伝統野菜の「赤うり」の種をもらいました。地はいキュウリで、樹勢は強く、白うりなどと比べても葉は大きく、つるも勢いがよい品種です。強いから代々作られたものと思います。実は大きく、果肉はみずみずしく、皮をむいて生食するとサクサクしてとても美味。地域の人に愛されてきた品種だと思います。自家採種して来年も植えたいと思います。山梨県農業試験所にも種を届け、保存をお願いしたいと思っています。地域の伝統野菜には、おいしいものが多く興味深い。

朝日に輝く茅が岳

2005-08-15 07:49:53 | Weblog
8月14日畑から見える日の出です。夏特有の朝もやの中、朝日が昇ります。周りの山々がいっせいに輝き始めます。下のほうは朝もやで雲海のようになります。この夏も今のところ平穏で助かります。昨年は、台風がいくつも来たり、低温になったり、猛暑になったりで困りましたが今年は順調です。

エダマメ出荷

2005-08-15 07:41:32 | Weblog
エダマメの収穫適期になりました。エダマメは大豆の未熟果です。美味しく食べられる時期はきわめて短く、3~4日くらいしかありません。それ以後は豆が硬くなり、おいしくありません。また、このころはカメムシにとっても繁殖期になり、緑色のカメムシがついて困ります。人間が美味しいと感じるものは、当然虫にとっても美味しいはず。この野菜は人間が種まきしたものですから、カメムシどもは遠慮願いたいのですがね。3~4本を1束にして、直売所に出します。おかげさまですぐ完売しました。

ジャガイモの後

2005-08-12 07:08:04 | Weblog
ジャガイモ畑の後を耕運しました。雑草がものすごく繁茂しましたので、石灰窒素を40キロまきトラクターで耕運しました。これは雑草ごと土と混ぜてしまい、一種の緑肥としてしまうには、窒素分を補給しませんと雑草が良く腐ってくれません。また、石灰窒素には除草作用もあり、また土中線虫などの駆除にもなるそうですので、使いました。欠点は高価なことです。2週間もすると草は土に返ってしまいます。さて問題はこの後に何を入れるか。白菜、大根をメインに播種を予定しています。秋野菜は種を入れる時期が非常に短く、気を使います。ずれても4,5日です。8月20日に白菜、8月30日に大根、9月1日にタマネギというように、播種には気を使います。

エダマメが収穫期になりました

2005-08-12 06:55:18 | Weblog
5月25日播種したエダマメ(富貴ータキイ種苗)が収穫期になりました。この大豆は早生種で、大豆にして食べるより、未熟果(エダマメ)で食べたほうが美味しい。先日、ある方とお話していたら、エダマメと大豆は違うものだと思っていたようです。同じものを未熟果として使うか、完熟豆として使うかの違いです。さっとゆでて食べると、夏の味です。ビールとよく会います。栽培している立場から言いますと、エダマメはカメムシ、アブラムシなど害虫に襲われやすく、栽培が難しい種類に入ると思います。昨年はカメムシの大発生で収穫は皆無。2年ぶりの収穫です。結局、アブラムシ駆除のため「オルトラン水和剤」を2回、「スミチオン乳剤」を1回使いました。それでもカメムシがつき、サヤに黒い穴を開けて豆を刺します。その豆はもう食べられません。エダマメは害虫駆除をどうするかが問題です。残留農薬をいかに少なくするかが課題です。

ジャガイモの収穫が終了

2005-08-08 15:43:33 | Weblog
ジャガイモの収穫は多くの方々のご強力により終了しました。男爵芋の種芋を130キロ18畝作りました。作付けにあたり、Mサイズを多く作ること、でんぷん価をあげて、ホクホクの美味しいものを作ることを心がけました。肥料、畝のつくりかた、土寄せなど工夫してみました。反省点も多く、来年の課題です。5月の少雨、6月末ころからの雑草との戦いなど苦労しました。予想収量よりだいぶ少なかったり、緑色に着色してしまったロスが出ましたが、サイズ、味ともまずまずでした。畑を整理して、秋野菜の準備です。