明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

季節はずれのふきのとう

2007-12-31 07:26:20 | Weblog
いよいよ年の瀬。12月29日に下諏訪の自宅で、片隅にふきが植わっているところを見たら、ふきのとうがでていてビックリ。冬至が過ぎたところで、これから本格的な冬が来るというのに、もうふきのとうが出てきてしまいました。いくら温暖化が進んでいるとはいえ、早すぎるのではないかと思いました。ふきが目を覚ます温度とは何度くらいなのでしょうか。日のながさは関係ないのかしら。これから、ここ信州諏訪の本格的寒さは、零下15度にもなります。凍ってしまわないのかしら。いずれにしても、早速摘み取りふき味噌を作り食べました。ふきのとうを細かく刻み、さっと湯どうしして味噌、酢、砂糖をいれ「ふき味噌」にします。暖かいご飯に添えると誠に美味。それにしてもお正月まえにふき味噌とは、へんだなあ、と思いました。

今シーズン最終作業

2007-12-24 15:45:17 | Weblog
12月21日今シーズン最後の農作業になりました。天気予報によりますと、22日は雪が降るそうです。その前に畑の残渣などをきれいにし、残渣を燃やした灰などを畑に蒔きトラクターで耕運しました。冬至を明日に控えています。農業では冬至が年の暮れ。その日を境に日が長くなり、春に向かいます。農作業は1月下旬までお休みします。水道なども元栓を締めます。コタツに当たりながら、次作の種の注文でもしましょう。みなさま、良いお正月をお迎えください。

味噌蔵

2007-12-12 06:15:47 | Weblog
下諏訪の我が家には約150年前に先祖が建てたお蔵があります。今も修理しながら使っています。そこには味噌倉という部屋があり、漬物、味噌など保存食を入れておく2坪くらいの部屋があります。北側にあり暗く、夏は涼しくてまことに具合のいい部屋です。野沢菜漬け、タクアン漬け、その他保存食を入れています。昔の人は偉い!大切に使わせていただきます。

干し柿の養生

2007-12-11 18:56:17 | Weblog
約1ヶ月ベランダで吊るし柿にしておいたものが、白い粉を吹き始めました。中の水分が飛び、果糖が表面に析出し始めました。そおのままにしておきますと、乾燥しすぎ硬くなってしまいます。柿の中身が均等になるようにもんで、柔らかくし、外側が適当に歯ごたえがある状態がベスト。取り込んで箱に並べ、わらを敷いて風に当てずに乾燥させると、いい具合に真っ白い果糖の粉がふき、いよいよ美味になります。あと半月、楽しみです。

2007年お疲れ様でした

2007-12-09 08:45:45 | Weblog
越冬野菜(ニンニク、タマネギ、菜の花用野沢菜)を残して今年は終わりました。マルチをはがし、雑草を燃やし、野菜残渣は集めて燃やします。灰は畑に戻します。トラクターで耕運し、3月下旬まで畑はお休み。きれいになった畑を見回し、今年あったことを思い返します。いろいろあったなあ、来年はこうするぞ、ああするぞ。毎年今の時期は「来年は大豊作間違いなしだ!」。夢は膨らみます。

タクアン漬け

2007-12-09 08:37:45 | Weblog
今年は漬け大根干しを失敗してしまいました。11月中旬に思わぬ寒波が来襲。畑に常駐していない悲しさで、ハウスの中に干していた大根を凍らせてしましました。最高最低寒暖計はマイナス5度をさしていました。地球温暖化の傾向があるといわれていますが、しっかり寒波は来ます。漬け大根が凍ると、すが入ったようになりうまく漬かりません。残念至極。農業は1年1作。失敗すれば来年まで待つしかありません。この日、ハーレーさんとお友達2人でお手伝いに来ていただきました。よさそうな大根を選んで、漬けていただきました。処方は大根の重量に対し塩6%、糠25%、ザラメ砂糖7.5%、重し3倍。50日間寝かせて、1月中旬封を切ってみましょう。さあ、お味は如何。「大根が凍ってしまったからなあ」