明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

平さやつるなしインゲンの様子

2005-06-28 20:44:55 | Weblog
4月30日播種したつるなしインゲン。少し株間が狭過ぎましたが、まずまずです。向こう側はスイートコーンです。南西の風除けにもなると思い接近させて作ってみました。ところが、今日は日本海側に大きな低気圧があると見えて、この時期としては珍しい北風が強く吹き、スイートコーンが吹き飛ばされそうでした。根の張りが弱い株は倒れてしまいそうです。昨年はこの時期に台風に襲われ、みな倒伏してしまい、収穫は皆無。今年こそはと気をもんでいます。インゲンは木が低いので、倒伏は免れています。スイートコーンは風防ネットで囲わないと、収穫できないかも。ああ、忙しい。

つるなしモロッコインゲンの収穫

2005-06-28 20:33:12 | Weblog
4月30日播種したつるなしインゲン豆が収穫できるようになりました。正式な名前は平さやつるなしインゲンー長うずら豆というそうです。発芽力も強く、作りやすい品種です。つるが伸びませんから、棚も必要なく、手軽です。今日は200グラム一袋にして直売所に出荷しました。一袋120円也。さっとゆでてマヨネーズつけてまことに美味。味噌汁に入れて緑鮮やかでこれまた美味。花が咲くころ、猛烈にアブラムシに襲われたとき、オルトラン乳剤を1回かけました。それ以来アブラムシもよらず、順調でした。無農薬栽培は難しい。

赤シソの収穫

2005-06-28 20:21:43 | Weblog
3月末にリカさんたちにお手伝いいただき移植した赤シソが大きくなり、収穫できるサイズになりました。ちょうど青梅の漬け込みの時期です。梅漬けの赤い色は、この赤シソでつけます。明野地区では今がちょうど漬け込みの時期です。直売所にはたくさんの赤シソがでています。わが家では、梅漬け用というより、赤シソジュース用に使います。作り方は、赤シソの葉をお湯で少々煮て、絞ります。赤い色素が出て、煮汁は赤というより黒に近い色をしています。それに食酢をいれますと、きれいな赤になります。それに砂糖をいれ、仕上げに還元剤としてクエン酸を少々入れて出来上がり。10倍くらいに薄めて飲みますと、これが美味。色はきれいだし、真夏の清涼飲料として最高です。野良仕事で大汗かいたあと、冷やした赤シソジュースは、夏ばて防止の必需品です。

トマトの様子

2005-06-28 06:59:27 | Weblog
トマトの収穫の時期が近ずいてきました。サターン(タキイ種苗)は4段目まで着果しました。木もまずまず元気で問題なさそうです。畝の中心に元肥をしっかりいれてありますので、追肥もせず今まで来ています。5~6日に一度畝間に潅水するだけで、水も欲しがりません。朝の葉水も上のほうに出ますし、全体に順調と見ています。ただ木によっては4段目の花が少なく、窒素不足の感じがします。5段目の花のつき具合では追肥を検討してみたいと思います。それにしても実が赤くなりません。時間がかかります。熟すには時間と温度が必要のようです。成長と生殖が同時に行われるナス科などの植物の管理は難しい。

雑草に占領されたオクラの畝

2005-06-23 08:08:00 | Weblog
ちょっと夕立があった2~3日後には、いっせいに雑草が生えてきます。土はやわらかくしてありますし、肥料はあるし雑草は思い切り生えてきます。オクラは初期成長がゆっくりタイプですから、雑草に負けてしまいます。しかたありませんので手取りします。左側の列はきれいにしたオクラの苗。注意しながら手取りしないと、オクラの苗ごと引き抜いてしまい、ガックリ。腰は痛くなるし、暑いし、単純作業でボーっとして苗を引き抜いてしまい、自己嫌悪に陥ります。農業も大変です。

ナスが成り始めました

2005-06-23 07:55:43 | Weblog
5月30日移植したナス(千両2号ータキイ種苗)の収穫が始まりました。まだ木は小さく頼りないですが、しっかりぶら下がっています。出荷サイズにするには木に負担がかかりますので、小さいうちに切り取り、自家用で食べてしまいます。そろそろ添え木をして木が折れないようにしなくてはなりません。大忙しの毎日です。

ジャガイモの疫病

2005-06-23 07:26:10 | Weblog
ジャガイモに疫病が発生したようです。多くの野菜は疫病に感染します。これは土中の糸状菌が植物の傷口などから入り込み、枯らします。憎き常在細菌です。土壌の菌数を減らす工夫とか、植物の葉などに泥はねなどさせないようにするとか、いろいろ工夫するのですが、防げません。土寄せしなければいいのですが、それでは多収が望めませんし困ったものです。殺菌剤で防御するしかありません。今が一番芋が大きくなる時期なのに、葉が枯れ上がって黄色くなってしまっては大きくなれません。小さいですが早堀してさっさと新いもで食べてしまいましょう。感染いもはゆでて食べれば問題はないし、美味。

ほっこり姫(ミニカボチャータキイ種苗)

2005-06-23 07:13:50 | Weblog
5月24日移植したミニカボチャ(ほっこり姫)がようやく動き出しました。地はい仕立てではなく、棚に這わせようと無理やりひもで吊ったりして、棚に這わせようとしています。棚に這わせたほうが風通しもよく、大敵のうどんこ病にかからないのではないか、と思っています。また、見た目も楽しそうです。大きな実がなれば重みでつるが切れますが、600グラムくらいにしかなりませんので具合がいい。雄花が咲き始め、雌花も咲き着果が見られますが、まだ葉も小さいので摘果し、2番果から大きくします。つるは放任させ伸びるにまかせます。8月には収穫できそうです。成りは小さいですが、ほくほくしておいしいカボチャです。

ほっこりえびす(カボチャータキイ種苗)の開花

2005-06-23 06:59:28 | Weblog
5月24日本畑に移植したカボチャ(ほっこりえびす)。乾燥と低温のためか、なかなか「つる」が動き出しませんでしたが、ようやく元気に動き出しました。雄花が咲き始めました。本葉も6~7枚になりましたので、先端を摘心しました。親つるを伸ばすより、わき芽の子つるを伸ばしてそこに着果させたほうが、成り疲れを防ぐことが出来ます。子つる3本仕立てを考えています。まだ葉も小さいので、この時期に雌花が咲いても、摘果してしまいます。葉が十分大きくなり、元気に成長し出したら着果させます。一つる2果を考えています。

下諏訪でタマネギの収穫

2005-06-20 06:27:09 | Weblog
昨年11月に苗入れしたタマネギを収穫しました。タマネギを初めて栽培した畑でしたので、畑の癖が分からず、思うようにいきませんでした。肥料の効き具合、排水性、雑草など思いがけないことがありました。思いのほか土地はやせていましたし、排水性は良すぎるくらいで、乾燥気味でした。雑草はものすごく、往生しました。特に笹がはびこり、これが問題でした。あまり豊作ではなかった大きな原因は、やはり昨年の苗が良くなかったことでした。昨年秋は台風など大雨で苗がうまく育ちませんでした。苗が小さく欠株が多く出てしまいました。苗入れのお手伝いをしていただいた皆さん、ありがとうございました。

トマトの異常果

2005-06-14 19:26:24 | Weblog
トマトの着果が順調です。が異常果が見つかりました。この形は苗のとき花芽が出来るのですが、そのとき冷害に会い花が傷んだと思います。トマトは3段までは苗の時に花芽が出来ているそうで、3段までの異常果は苗傷みとのこと。このままおいておいても、うまく実らず食べられませんので、摘果しました。後は順調です。

キャベツ、レタスの出荷

2005-06-14 19:14:43 | Weblog
ようやくキャベツ、レタスが出荷サイズになりました。それぞれ25個ずつ直売所に出してみました。葉物野菜は、名人が多く直売所も自慢のレタスなどがいっぱい。それぞれ見事な出来。並べておくのも恥ずかしく、値段もぐっと安くして隅のほうにおいてきました。それにしても葉物は難しい。虫食いがひどくて品物になりません。レタスは肥料の加減が難しく、専業の方の玉は見事です。山本さんから慰められて「お安くすれば、売れますよ」ときたもんだ。この次はもっといいもの作るぞ。いや自家用だけにして、出荷はあきらめるのもいいかな。それとも苗のうちに売ってしまうか、それも一考。秋のキャベツ、レタスは苗で勝負するとしますか。

下諏訪のタマネギの収穫

2005-06-14 18:57:02 | Weblog
昨年11月タマネギの苗入れのお手伝い隊が収穫のお手伝いに東京から来ていただきました。お二人とも畑に植わっているタマネギを見るのは初めてとの事。スッポン、スッポン抜けるタマネギ収穫作業を体験しました。梅雨の晴れまで、きれいに収穫できました。畑で根と茎を切り、持ち帰りました。お疲れ様でした。