明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

なす、ぴーまん、ししとうを移植しました

2005-05-31 06:23:18 | Weblog
雨が降るかもしれない、というので苗の本畑への移植をしました。ナス(千両2号ータキイ種苗)ピーマン、シシトウ(甘とう美人)は2月28日ビニールハウスに播種しました。ようやく移植できるサイズになりましたが、雨が降らないので移植を延期していました。ナスはわらを敷き、乾燥予防をしました。このやり方は地温が上がりにくいので考え物ですが、今年は少雨傾向と見ましてわらを敷きました。ピーマン、シシトウは地温が低いと成長しませんので黒マルチしました。この春は乾燥と朝晩の気温低下傾向です。入梅が遅れるのではないかと心配です。ナスの右側はインゲンですが、雨がないので成長が遅れています。関東地方は雨だというのに、甲州は降ってくれません。笹子山が邪魔しているようです。南側の山々は厚い雲に覆われています。もしかすると今夜は降ってくれるかも、と期待しているのですが。

どうしの同志さん夫妻散水手伝い隊で来訪

2005-05-31 06:01:23 | Weblog
どうしの同志さん夫妻がみえました。道志村で農協の家庭菜園を借りて野菜つくりをしています。いわば同志。道志村は朝から雨だそうで、明野まで足を伸ばしてもらいました。こちらは相変わらずの雨なし村。早速ジャガイモの散水をしていただきました。初めての方にとっては、農業用水栓からホースで散水するのは大変。二人で力をあわせてやっていただきました。それにしてもこちらは雨が降らないなあ、と天を仰ぐ今日この頃です。しかし、天気図は雨の近いことを示しています。

明野は少雨、日照りで苦悩しています

2005-05-29 07:25:29 | Weblog
このところ雨がまったく降ってくれません。明野は全国でも有数の日照時間が長いことで知られています。地形的にも雷雨などが発生しにくいころかもしれません。今月はこの地方全体で好天が続き、からからに乾燥しています。農業には春の少雨は悩みの種です。畑に直接播種しても、発芽してくれません。私のところも早生系の大豆(枝豆用の早生種ー富貴)を播種したのですが、発芽しません。ジャガイモも成長するときで、今が一番重要なときです。畝間に農業用水を入れています。一畝40メートルありますから、18畝全部に水を入れるのに一日中かかります。終わったあと、消防用ノズルで頭から水をかけてやります。これが大変重労働で、水圧が高いですから筒先を維持するのに腕が棒になってしまいます。乾燥していますから畝間に雑草があまり生えません、が少し出ている雑草を手取りしながら水を入れています。今日は我が家の婿殿が手伝ってくれています。3畝もやってくれましたが、これ以上やると腰が壊れると大変ですので中止。コンピューター技師さんにとって農作業は辛すぎますかね。これで収穫したジャガイモを貰う権利は十分ですね。

春キャベツの様子

2005-05-26 14:22:26 | Weblog
最近の暖かさで、キャベツが急に大きくなりだしました。葉数も増え、外葉も立派になってきました。6月末ころには収穫できそうです。葉がちじれていて、玉もゆるく巻きます。秋キャベツはしっかり巻きますが、春はやわらかさが売りで、レタスのようなキャベツになります。一枚の葉の内側と外側の成長に違いがあり、外側の成長が早いので葉が巻くわけです。不思議な性格をもった野菜です。白菜なども同じ性質をもっています。

赤シソの様子

2005-05-26 09:42:22 | Weblog
3月27日にリカさんにポットに移植していただいた赤シソです。本畑に移植した後も低温、乾燥などにより成長が遅く、心配でしたがようやく成長し始めました。梅漬けを赤色にするために使いたいと思っていますが、梅の実はどんどん大きくなるし、困ったなあ、と思っていました。この調子で行けば自家用はなんとか間に合うと思います。真夏に飲む赤シソのジュースは美味。期待しています。

サトイモの移植

2005-05-26 08:21:30 | Weblog
4月10日に購入した「石川早生」です。ビニールハウス内で芽だしをしていましたが、目が出てきましたので移植しました。この品種は丸くて比較的小さな「こいも」がたくさんできる品種です。水分と多肥が必要です。葉が座布団くらいの大きさになれば、多収間違いなし。この乾燥では難しそうです。せいぜい水やりをして、育ててみます。10月に収穫できそうです。掘りたての芋で「サトイモご飯」は美味。楽しみです。

かぼちゃ(ほっこりえびすータキイ種苗)移植

2005-05-26 08:08:11 | Weblog
4月22日に播種したかぼちゃ苗を本畑に移植しました。畝にわらを敷き詰め、乾燥と土はね予防しました。このかぼちゃは粉質で、いわゆる栗かぼちゃ。1.5キロくらいになります。この乾燥でうまく活着してくれればいいのですが。梅雨明けに畝にごろごろかぼちゃができると、うれしいものです。左の黒マルチは雑草予防とつるを這わせるところです。夏に暑くなるのでつるをつかませる目的もあり、専用の資材を敷きます。右側はジャガイモです。

ごぼうが発芽しました

2005-05-26 07:54:40 | Weblog
4月27日に播種した短根サラダごぼうです。ごぼうは種が小さく殻が厚く、なかなか発芽しません。双葉が出る前に、まず根が伸び水分などを吸えるようになったあと、双葉を出すようです。また、この新芽は根きり虫が大好きで、昨年はずいぶんやられました。今年は「ネキリトン」という薬をまきました。おかげで一株もかじられなくてすみました。後はアブラムシくらいの害がある程度で収穫期になります。短根ですので比較的早く8月には収穫できそうです。「大浦ごぼう」のように長い根を持つ種類は掘り出しが大変ですが、この品種は30センチくらいですから掘りやすい。収穫直後のごぼうは風味もよくものすごく美味しい。生食、サラダで食べられます。右側にサツマイモの畝、左はニンジンです。

スイートコーン(カクテル60-タキイ種苗)

2005-05-26 07:15:44 | Weblog
4月30日播種しました。鳥害にもあわず、異常乾燥にもめげず発芽しました。明野は全国一の日照時間を誇っていますが、裏を返せば乾燥地帯ということになります。それにしても5月に入り雨らしい雨は降っていません。土地の方に聞いても、異常気象だそうです。雷雨がこないか周りの山々を見るのですが、残念ながら「ピーカン」の毎日です。空梅雨だったらどうしよう。スイートコーンは7月末ころには収穫予定です。

ビニールハウスのトマト

2005-05-22 08:36:13 | Weblog
2月28日に播種したトマト。一番下に花がついた苗から移植しました。まだ気温が低いですから、花の受粉がうまくいきませんから、「トマトトーン」という植物ホルモン剤をかけてやります。そうしますとうまく着果してくれます。一番下に実がつきませんと、木が大きくなりすぎて実留りが悪くなり収穫が望めません。トマトは適温幅が比較的少なく、湿害に弱いのでなかなか言うことを聞いてくれない野菜です。私は毎年挑戦していますが、満足のゆく収穫はできていません。今年も苗作りの段階で、ずいぶん失敗していますので、この木がうまくゆくか自信がありません。7月から収穫が始まる予定です。

ナスの苗

2005-05-22 08:23:41 | Weblog
2月28日に播種したナス(千両二号ータキイ種苗)の苗姿です。ようやくここまで大きくなりました。苗に花がつき、咲きそうになった頃本畑に移植します。ナスは低温には弱いですが、かなりの高温でも平気のようです。乾燥に弱く、今年の春は雨が少ないので移植のタイミングが難しい。一雨来てから移植したいものです。

人参の様子

2005-05-22 08:14:20 | Weblog
4月24日播種した人参(向陽二号ータキイ種苗)がようやく芽が出揃いました。人参は先に根が地中深くのびてから葉が出るので、遅い発芽になるのでしょう。雑草の方が先に大きくなり、悩みの種。芽の近くの雑草はピンセットで慎重に抜きませんと、人参の方を引き抜いてしまったりします。黒マルチをしてみましたが、穴から人参より先に雑草が出てしまい困りものです。ここまでくればかなりのスピードで成長します。7月には何とか出荷サイズになると思います。

サツマイモの移植

2005-05-22 08:04:32 | Weblog
ようやく暖かくなり、農協からサツマイモの苗が入荷したとの知らせがありました。早速購入。ベニアズマ(皮が赤い品種)です。金時系は昨年あまりよくなかったので、今年はベニアズマだけにしました。組合では金時系が美味だからと推奨していました。お隣のSさんは鳴門金時を1500本入れたようです。私は控えめに300本いれました。ここのところ雨がなく、すごく乾燥しています。はたしてうまく活着してくれるかが問題です。活着さえしてくれれば、後は手間要らず。9月には収穫できるでしょう。畑で作る焼いもは、とんでもなく美味。楽しみです。

ほっこり姫(ミニカボチャ  タキイ種苗)

2005-05-22 07:37:39 | Weblog
4月22日に播種したミニカボチャ(ほっこり姫)が育苗終了。本畑に移植しました。地這いに作るのが手間要らずですが、野鼠、カラスなどにやられないように、泥はねでカボチャが汚れないように、見た目も楽しいので、キュウリ棚を利用してみました。川村さん親子にお手伝いしていただいた棚です。7月末下旬には収穫できると思います。一つ700グラムくらいのかわいいカボチャができます。大人の握りこぶし2つ分くらいの大きさです。直売所でも人気の野菜です。株元にワラを敷き乾燥と雑草除けをします。

タマネギの様子

2005-05-17 18:21:08 | Weblog
諏訪のタマネギの様子です。タマネギは地際がふくらんで、たまになるから「タマネギ」になります。タマネギは畑でどのようになるか、絵に描いてもらうとほとんどの人は、地中にタマネギがふくらんでいるように書きます。それではニンニクになってしまいます。タマネギの根だけは地中に入りますが、食べるところは地際です。あと1ヶ月くらいで、葉が倒れて収穫期になります。肥料が少なかったのか、発育が思ったよりよくありません。心配です。