明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

明野りんごの花

2005-04-30 22:34:58 | Weblog
明野は標高が高く、夏比較的涼しいのでりんごの栽培がさかんです。桜も終わり、りんごの開花です。農家はこれから摘花作業に入ります。一本のりんごの木にもっとも適正な数の花をつけさせます。受粉作業をして着果させます。なかなか手のかかる作業は続きます。

ビニールハウス内の気温の変化

2005-04-30 20:43:18 | Weblog
ハウス内は、日内温度の変化がものすごくあります。この季節、朝は10度以下昼は太陽が出ますと40度を越します。中にある野菜の苗は、面食らってしまいます。低音に弱いもの、高温に弱いものなどいろいろあり、管理が難しい。トマトは低温に弱く、高温にも弱い。15度くらいから30度位にないといじけてしまいます。その点ナスは低温には弱いですが、高温にはめっぽう強く40度くらいになっても平気です。ハウスに常駐して朝晩ドアを開けたり、すそを上げたりできれば、もう少しいい苗ができるのですが・・・・・。

ナスの苗の様子

2005-04-27 20:44:56 | Weblog
2月28日に播種したナス(千両2号ータキイ種苗)の苗が順調です。そろそろもう少し大きいポットに移植した方がいいようです。あと30日くらい育苗が必要でしょう。花芽がついて、一番花が咲きそうなくらいのとき、本畑に移植しようかな、と思っています。

ジャガイモの発芽

2005-04-27 20:29:24 | Weblog
3月30日に入れたジャガイモが一斉に発芽しました。株により遅い早いはありますが、だいたい揃いました。芽が15センチくらいになったとき、1株3本に芽を間引きして、第一回の土寄せをします。この作業が大変です。管理機でやりますが、けっこう腰にきます。

赤シソの本畑への移植

2005-04-27 20:22:21 | Weblog
3月27日にリカさんが苗箱からポットに移植していただいた赤シソが本畑に移植できる大きさまで成長しました。まだ地温が低いので黒マルチをしています。順調なら6月中旬には収穫できそうです。梅漬けの赤い色は、この赤シソの色です。我が家では30キロくらいの梅の収穫があります。その梅を漬けるとき、使います。もっとも評判がいいのは「赤シソジュース」です。赤シソの色素を抽出して、甘味料、クエン酸などをいれ、作ります。夏の暑いとき冷たい赤シソジュースは格別です。

JA明野直売所

2005-04-25 09:30:10 | Weblog
わたしがお世話になっているJA明野直売所です。1階が野菜直売所です。もう少し暖かくなると、野菜類が外まで溢れ、活気があります。2階はレストラン。このレストランの一押しは、なんと言っても天ふら付き蕎麦セット(1000円)野菜の天ふらがすごく美味しい。おそばは一階の店舗の奥で、毎朝蕎麦打ちして食べさせてくれます。これは美味。とろろ蕎麦は名物明野長いもを使っています。風味が違います。私の定番は「大盛りざる蕎麦」。休日のお昼時はテラスまでお客さんでいっぱいになります。もう一つの名物は、風景。お天気がよければ、南アルプスは正面にあり、右手には八ヶ岳、左手に富士山。正面の下の方は韮崎市や甲府盆地がくっきり見えます。みなさんしばし見とれています。朝9時ころ、ここに納品しますとJAのトラックがきて、市内5ヶ所の直売所に振り分けて配送します。商品にはバーコードが着いていて、集計してくれます。便利になったものです。

本日のビニールハウス内

2005-04-24 21:37:12 | Weblog
現在ビニールハウスの中は、いろいろなものが発芽しています。サトイモ、ショウガ、ニラ、トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、かぼちゃ、キャベツ、赤シソ、マリーゴールド、ねぎなど本畑への移植準備中です。今朝は遅い霜に見舞われましたが、ハウス内は影響がありませんでした。また、春先特有の猛烈な北風も防いでくれます。5月10日ころには苗も一人前になり、本畑に移植可能になります。

キュウリ棚

2005-04-24 21:27:26 | Weblog
今年のキュウリ棚ができました。川村さん親子がお手伝いにきていただきました。非常に風の強い日でしたが、何とかうまく張れました。今年はキュウリのほかに、モロッコインゲン、ミニかぼちゃなどツル作物を作ろうと思っています。

ジャガイモの発芽

2005-04-20 08:58:32 | Weblog
3月30日に種芋を入れたジャガイモが発芽を始めました。予想より4,5日早い発芽です。ここで問題なのが、遅霜です。4月下旬に霜が降りる事があります。ジャガイモは霜など冷害に弱く、一度霜に遭いますとその芽は枯れてしまいます。がジャガイモは次から次へと芽を出しますので、ちょっと成長が遅れるだけで大丈夫なようです。霜が降りなければ、このまま成長して、早めに芋が太り収穫できます。若干リスクはありますが、早く芽を出した方が成熟期間もながくなり、よい芋が取れると思います。芽が出揃ったら一株3本立ちに芽掻きをし、土寄せをします。この作業がなかなか重労働で大変です。

直売所の店頭

2005-04-20 08:43:19 | Weblog
JA明野直売所。葉つき春大根。直売所の山本さんによりますと、今は葉つき大根は非常に珍しく、すぐ売れてしまうそうです。関東では千葉の物が多く、高値だそうです。ちょうど店頭に置いて伝票を書いていたら、2本買っていってくれたお客様がいました。後ろからついて行って「お買い上げありがとうございます。この大根の品種はこれで、ハウスでこんなに苦労して、無農薬で作りました。寒さでうまく成長してくれなくて、もしかしたらす入りかもしれません。葉は大変美味しくいろいろにつかえす。」などと説明したくなりました。農産物を生産する事の楽しさを感じるときです。