明野友愛農場

農業日記ー新規就農事情
  山梨県北杜市明野町浅尾にて

大豆の播種

2006-06-29 08:32:39 | Weblog
下諏訪の畑に大豆(エンレイー信濃種苗)を播種しました。実をとる大豆です。いわゆる味噌マメ。昔から農家は田んぼの畦などに播種して、秋には収穫し自家製の味噌を作りました。わたしもこれに挑戦しようと思います。「手前味噌」といって自家製の味噌が一番うまい。「エンレイ」は信州の気候によく合う中早生種の大豆。お隣の古老に伺ったら、味噌マメは「カッコウ鳥」が鳴いたら播種せよ、と言うことらしいのですが、私は早すぎると思います。10月下旬の取り入れなら今が適期と思います。この古老に伺ったら、先日のヒョウ害でやられたといっていました。信州の春はこれがあるから怖い。冷害はつき物。さて、うまく発芽してくれることを願って約1キロ播種しました。

大豆播種した畑の鳥よけ

2006-06-29 08:19:18 | Weblog
大豆を播種したあと1週間くらいで発芽します。この時期は野鳥に発芽直後のモヤシ状態の芽を引き抜いて食べられてしまいます。このモヤシは人間が食べても美味しい。いわゆる「大豆のモヤシ」です。播種している最中も、柿木にはカラスが2,3羽と電線にはノバトが5,6羽 こちらを見ていました。特にノバトはクークー鳴きながら、仲間と話し合っていました。芽が出たら必ず食べるぞ、といっているようでした。そこで鳥よけの糸を張り巡らせました。丈夫な糸で色は黄色。この色は鳥には見えないようです。畑に下りてきてこの糸に触れると、鳥は見えないので、非常に怖がり仲間ともども以後決して降りてきません。本来は4メートル間隔で糸を張れば効果があるといわれていますが、危ないので非常に密に張り巡らしました。鳥さんたちよ、これは人間の播種したものだから、君たちにはやらないよ!

トマトの大規模露地栽培

2006-06-26 07:00:32 | Weblog
トマトを専門に作っている畑。私の畑のすぐ上の畑です。加工用の品種だそうです。苗つくりも露地で行い、見事なものです。昨年、このチームの栽培を見て、私も露地にしてみました。苗の定植はお手伝いの方々が来ていましたが、後は老夫婦が面倒見ておられます。時々お話を聞きながら、ノウハウを頂戴してゆこうと思っています。畑に入るとトマトの香りが心地よいです。

赤シソの収穫

2006-06-26 06:50:56 | Weblog
梅の収穫が始まり、梅の赤シソ漬けが始まりました。直売所の山本さんから、収穫の依頼があり、ちょっと小さいのですが収穫しました。今年の春は寒い日があり、成長が遅れていました。梅は平年作で収穫時期になりましたので、仕方なく収穫しました。もう1週間待てば立派になるのですが。

豆ごはん

2006-06-26 06:45:41 | Weblog
グリーンピースの収穫が終わりになりました。露地でつくりましたので、ここ4~5日の高温でいっぺんに樹が弱り、うどんこ病になり枯れ上がってしまいました。残りの実をとり豆ご飯にしました。実をむき薄塩でゆで、そのまま煮汁と豆が冷えるのを待ち、ざるに空け、その煮汁でご飯を炊きます。炊き上がったらゆでておいた豆を炊き立てご飯にいれ蒸して出来上がり。ご飯にほんのりグリーンピースの味が付いて、それはそれは美味。来年も作りましょう。

今のカボチャの様子

2006-06-26 06:29:29 | Weblog
カボチャの様子です。ほっこり(タキイ種苗)という西洋カボチャです。このごろの天気はかぼちゃにとって良いらしく、ものすごい勢いで成長しています。本葉6枚くらいで芯止めして、子ツル3本仕立て。孫ツルは放任しました。隣の畝まで伸びたら芯止めしています。着果も多く見られ、一応順調です。長雨などでうどんこ病にならなければ、豊作なのですが、昨年と違い今年は曇天が多く湿度が高いのでうどんこ病は避けられそうもありません。木酢などで防除してみます。

ニンニクの収穫

2006-06-21 08:12:17 | Weblog
。明野でニンニクの収穫を迎えました。一昨年、下諏訪の畑で種を入れたのですが、収穫は皆無。大失敗でした。そこで明野友愛農場でリベンジ。昨年9月に種片をいれました。今年はうまく収穫にこぎつけました。終盤になり、葉が赤くなる「アカサビ病」と思われる症状が見られましたが、球根がほぼ出来上がっていましたので、問題はありませんでした。19日梅雨の晴れ間、急いで引き抜き、根を切って圃場で風乾。20日に収穫しました。大きさは不ぞろいでしたが、まずまずの出来でした。網に入れて車に乗せましたが、ものすごい臭いで参りました。はね出しのニンニクをフライパンで弱火で焼き、ちょっとお醤油をたらして食べてみました。新鮮ニンニクはものすごく美味。臭いもあまりなく、甘味がありほくほくで美味しい。幸せです。それにしてもニンニクは収穫までに大変時間がかかる作物です。でもギョウジャニンニクは4~5年かかるそうです。それに比べれば。まあ、いいか。

下諏訪のタマネギ収穫

2006-06-17 08:17:27 | Weblog
昨年よりだいぶ遅れましたが、タマネギの収穫です。この冬はことのほか寒く、表土が氷り根が切れてしまったのか減収でした。しかし、昨年よりは良いできと言えると思います。春先、明野農場が忙しく、この畑の除草、追肥など遅れてしまい、満足の行く出来とはいえません。百姓がこんなに忙しいものだとは。しかし、ビジネス社会の忙しさとは根本的に違い、ストレスを感じないのがうれしい。自然相手だから、腹も立たないからでしょう。

トマトの雨よけ

2006-06-13 07:26:15 | Weblog
11日は梅雨らしい雨模様でしたが、サクラちゃんとお父さんお母さん、ご近所の吉野さんが真っ赤なボルボでお手伝いに来ていただきました。あいにくの雨が降ったりやんだりの天気でしたが、頑張っていただきました。サクラちゃんの怪我も全治し元気一杯。畑におりてお母さんなどと一緒にお手伝い?のため、泥だらけになってしまいました。お父さんにお手伝いいただき、トマト畝に雨よけを設置しました。こうしませんと熟してきたとき雨にあたると裂果してしまいます。露地栽培の場合は雨よけが必要です。左側の3列は夏取りのニンジン。順調です。草だらけの畑もすっかりきれいにしていただきました。またお昼はカレーライスを作っていただき、美味しくいただきました。ありがとうございました。またよろしくお願いします。

スイートコーンの土寄せ

2006-06-13 07:14:37 | Weblog
4月16日に播種したスイートコーンの様子。サクラちゃんのご近所の吉野さんにお手伝いいただきました。銀マルチしてあったものを取り除き、除草し土寄せしました。また、14オールで追肥しました。後は穂が出るのを待ちます。穂が出るのを楽しみにしているのは人間だけでなく、アワノメイガなどの害虫とカラス、野ねずみなどの動物たち。負けないように収穫までこぎつけたいと思います。左側はミニカボチャの「ほっこり姫」。ツルが伸び始めてきました。右側は地這いの漬け瓜を播種しました。発芽までもう少しです。

ねぎぼうず

2006-06-13 07:04:19 | Weblog
下諏訪の畑の一本ネギに花が咲きました。いわゆる葱坊主。別に種を採取するつもりはなかったのですが、取り遅れてこんなに抽苔してしまいました。こうなるとネギは硬くなり食べられません。右側は収穫を待つタマネギ。あまり良い出来ではありませんが、そろそろ収穫します。

トマトの幼果

2006-06-08 07:13:58 | Weblog
露地植えの大玉トマト(甘太郎ーホクレン)。今年初めて露地植えしました。これから雨よけビニールを張ろうと思います。梅雨に入ると、虫との戦いが始まります。昨年はハウスで栽培しましたが、オオタバコガなどにずいぶんやられました。見回り時に注意して、食われないようにしなくては。7月中旬から収穫できると思います。

ジャガイモの開花

2006-06-08 07:03:22 | Weblog
ジャガイモが花盛りです。困ったことに、畝により成長にむらがあります。これは、昨年作ったものの残肥にむらがあったためです。左側から5列目などは、まことに情けない現状です。追肥でカバーしようといろいろしましたが、成長の差は回復できそうにありません。村の古老に笑われてしまいました。「栽培計画をきちんとしなさい」。ごもっとも。

シシトウの定植

2006-06-08 06:54:19 | Weblog
ハウス内で2月26日播種したシシトウ(甘とう美人ータキイ)がようやく定植サイズになりました。苗の生長が遅い品種です。家庭菜園の教科書にはシシトウ、ピーマン類は育苗が難しいので購入苗で栽培することを進めています。確かに。昨年は、わが農園の甘とう美人は直売所で人気でした。今年は増産を目指して昨年の倍を目論んでいます。この日は半分植えました。あと50本植える予定です。タキイさんのシシトウは大きくて美味。頑張ります。

ゴボウと根きり虫

2006-06-08 06:45:21 | Weblog
4月15日播種した短根ゴボウ(サラダむすめータキイ)の様子。畝の途中の発芽が途切れています。にっくき「根きり虫」の仕業です。畝を捜索したら、大きい虫が2匹も出てきました。捕殺後ため息です。無農薬でなどと思ったのが失敗。急いで「ネキリトン」をまきました。今年は減収です。