ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

パンジョ寄席~塩鯛さん・トリの貫禄

2012-10-27 23:20:45 | パンジョ寄席
今日は久しぶりの、パンジョ寄席。
塩鯛さんの登場、演目は何か、楽しみですな。



一、桂弥太郎・・・・・・・・・・・「時うどん」

吉朝一門の時うどん。
大好きな「ひっぱりな」がないのが淋しいが。
師匠吉弥さん仕込みの、細かいうどんを食べる仕草がウリ。

うどんを食べるところで、前のおばさんから感嘆の声。
これだけで、弥太郎さんの「時うどん」は成功ですな。

「ひっぱりないな」


二、桂まん我・・・・・・・・・・・「替り目」

まん我さんの落語会に酔っ払いの客がいて、マクラをしていると、
「早よ、落語やれ」と野次がとんで、その客とのやりとりで、長く、長く引っぱる。

今日も、長いマクラに、いつ始まるのかと思っていると、「替り目」。
ようやく、スタート。

サゲはお馴染みの「酔っ払い」で・・・。
最後までいかなかったので、敢て「替り目」ではないのか思っていると、
帰りの本日の演目には、「替り目」と・・・・。

まあ、酔っているような、酔っていないような、妻を酒の肴にうだうだと、
かなり普段から、仲の良い夫婦でおますな。

まん我さんの「替り目」の味付けは、関東煮風の濃い味なのか、京風の薄味なのか、
なんとなく味の定まらない、「おでん」いや「替り目」でおましたな。



三、桂、吉弥・・・・・・・・・・・・「ちりとてちん」

結膜炎になったとか、左目に眼帯をして登場。
ハローウィンで売っていたので購入、手拭を切って貼ったとか、和柄の眼帯。

真室川音頭を出囃子に使っているので、真室川から招聘して頂き、
このまえ落語会をしてきましたと。

真室川音頭を歌う・・・二番まで歌う。

私しゃ真室川の 梅の花 コーオリャ
あなたまた このまちの鶯よ
花の咲くのを 待ちかねて コーオリャ
蕾のうちから 通って来る

蕾のうちから 通っては見たが コーオリャ
ひらかぬ 花とて気がもめる
早く時節が 来たならば コーオリャ
一枝ぐらいは折ってみたい

夢を見た夢を見た 夢を見た コーオリャ
あなたと添うとこ 夢を見た
三三九度の盃を コーオリャ
いただくところで目がさめた


結構、意味深の歌詞。でも町では下校時の小学生が歌っていたとか。、
聞けば、26番まであるとか・・・・。

噺は、「ちりとてちん」、確かパンジョで聴いたことがあるのにと調べてみると、
2007年の7月に聴いている。

仕草たっぷりの、吉弥さんの「ちりとてちん」。
やはり、TV流れでいまだ十八番で繰り返されてるんですな。


四、桂塩鯛・・・・・・・・・・・・・「素人浄瑠璃」

よろしいな・・・。

浄瑠璃好きの旦那と塩鯛さんがダブり。

「芸惜しみ」の一言に、にんまりの旦那、まさに、なりきいているのか、旦那そのもの。

卵屋の主人が亡くなって、病院で解剖すると、胸から浄瑠璃の塊が・・・
枝雀さんのバージョン。

途中で終わったが、まさに結構な「素人浄瑠璃」。
取りに相応しい、貫禄の塩鯛さんの高座でおましたで・・・・・。


パンジョ寄席
2012年10月27日(土)午後4:00開演
パンジョホール

一、桂弥太郎・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、桂まん我・・・・・・・・・・・「替り目」
三、桂、吉弥・・・・・・・・・・・・「ちりとてちん」
四、桂塩鯛・・・・・・・・・・・・・「素人浄瑠璃」


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