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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ほっとあわとく寄席・梅田新道~2022.06.04

2022-06-04 20:20:20 | 落語
ほっとあわとく寄席・梅田新道~2022.06.04

今日は、梅田新道にある「あわとく」さんで、伯枝師匠の落語会が。
このお店、私が生まれ育った処から50ⅿも離れていない元酒屋さんで、ご近所ではよく遊んだもんです。気になってたんですが、通るのはいつも昼間で、伯枝師匠の行きつけのお店とは聞いていたんですが、こうして訪問できるのは嬉しいもんでおます。・・・・少し前に行って、近くを探索致します。





⑪、ごまめとあわとくのマスター
55年ぶりの出会いですが、一目見てわかりました、変わりませんな。
近くのお店、“衣笠”や“川並”に“遠州”、“キャビン”の話など次々わいてきて、懐かしおました。
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「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・13」~2022.04.16

2022-04-16 13:13:13 | 落語
「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・13」
(2022.04.16)

ついに、第三クール、二年目に突入。
生徒さんも11時の部は変わらず、皆さん気心の知れたメンバーで楽しく始まる。

皆さんの新しい演目は、
人支亭白木さんが「看板の一」、ごま亭きなこさんが「あたま山」
善哉亭あずきさんが「皿屋敷」、和泉家ジャスコさんが「代脈」
五条亭楽園さんが「開帳の雪隠」、そして散歩亭ごまめが「狸賽
」ですが、
 
初稽古の日なんですが、みなさん、既に稽古されておられて素晴らしい出来。落語の作り方(台本等)も皆さん独自の方法で、アプローチの仕方がまちまちでおもしろおます。
 
この発表会は、9月ごろにあるようです・・・。


②、伯枝師匠と楽園さん。
 
③、白木さんとジャスコさん、あずきさんときなこさん。
 

④、2022年度・第1期(4月、5月、6月)
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さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

2022-01-21 16:16:16 | 落語
さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

笑点新メンバーの宮治さんも登場。
江戸の方も入ると出番の並び難しいですな・・・。

一、全員・・・・・「トーク」
最初に六人全員が登場、春蝶さんが進行役で東京勢から紹介、まずは時の人笑点新メンバーに決定の宮治さんから、内定、内示は8月にあったとか。仲間にも親にも言えなったのは辛かったでしょうな。そしてやんちゃな小痴楽さん、小辰さんはこの夏に十代目扇橋さんを襲名するとか。上方も名跡襲名お願いしたいですな。上方は、おとなしめに菊丸さん、雀太さんは雪駄を忘れて一人だけスリッパで舞台に、そしてそつなくまとめられた春蝶さん。でも落語家さんが集まるのフリートークもにぎやかで楽しいもんですな。

二、入船亭小辰・・「初天神」

小気味よい江戸風味の「初天神」江戸の方で最後まで聴いたことがないんですが凧あげまであるんでしょうか。でも、江戸の子供の方が生意気ですな。

三、桂雀太・・・・「代書」

雀太さんの十八番「代書」。よろしいな、ご自分の得意をぶつけて貰うと全体にスパーク、どんどん高座も客席も熱っぽくなっていきますな。

四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」

これも十八番「粗忽長屋」。小痴楽さんの口調よろしいな。江戸落語って感じ、ぜひ「大工調べ」なんぞ聴いてみたいですな。

五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」

この頃よく聞くんですが新作の「貢ぐ女」。まあ、モタレの位置なんで軽めは解かるんですが、ここはやはり古典をぶつけて欲しかったですな。「癪の合薬」や「湯屋番」、「ふぐ鍋」あたりで同じ噺でもこれぐらい江戸とは違うと見せつけて欲しかったですな。

六、桂宮治・・・・「棒鱈」

これは、江戸らしい噺「棒鱈」。それでも、東京の寄席で小里んさんと市弥さんで聞いたことのある話。この田舎侍の訛りとヘタな歌いっぷりがキモですな。明るいご陽気な高座。これからの宮治さん注目ですな。

七、桂春蝶・・・・「死神」

これも、この頃よく聴く春蝶さんの「死神」さん。ここは「立ち切り」かあの江戸とは一味も二味も違う「やかん」見せつけてやって欲しかったですな

今日は東西対抗で言えば、52対48で、残念ながら東軍の勝ちでおましたな。まあ、花のお江戸からわざわざ来られたので、花を持たしたとしときましょう。


さやか寄席・東西吟選落語協演会
2022年1月21日(金)午後2:00開演
SAYAKAホール・小ホール

一、全員・・・・・「トーク」
二、入船亭小辰・・「初天神」
三、桂雀太・・・・「代書」
四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」
中入り
五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」
六、桂宮治・・・・「棒鱈」
七、桂春蝶・・・・「死神」

①、SAYAKAホール


②、小ホール


③、さやか寄席・新春東西吟選落語競演会

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2021年・ごまめの落語・BEST20・・instagram OK

2021-12-30 08:08:08 | 落語
2021年・ごまめの落語・BEST20

今年は、コロナの緊急事態宣言でチケットを買っていて中止になった落語会が七公演、大阪へ出るのも自粛、近くの落語会、「和泉ワンコイン寄席」や、「せんしゅう亭」などを中心に足を運んで楽しませてもらいました。
ただし、11月末からの大阪落語会はチケットも安く、今年のストレス発散と4公演もお世話になりました。
落語会は都合34回、158の演目の中から、今年はBEST30ではなく、BEST20でおます。

例年のごとく、一人の噺家さん、ベスト、一演目にしております。


①、笑福亭鶴二、「中村仲蔵」・(4.10)~新生名人は誰だ
大当たり・・鶴二さんの「中村仲蔵」、大当たり。
仲蔵の奥さんよろしいな、旦那を励まし、旦那を遠回しに諭す。男ってやはり認めて貰いたいという動物、それが得られないときは失意のどん底、一番近くにいる師匠であり、一番のファンである、そういう意味で良い女房でおますな。
仲蔵が芸を磨き、役の工夫をして「五段目」の斧定九郎の役作りをするところ、踊りの素養のある鶴二さん、きれいな立ち姿、かっこいいですな。「百年目」「らくだ」に続いて聞きたい大ネタまた一つ「中村仲蔵」できましたな

②、桂春若、「京の茶漬」・(2.20)~泉州上方噺の会
本日の秀逸。もう何度も聴かせてもろうている春若さんの「京の茶漬」、一番前の近い席で見ただけに大阪の客人の顔の表情、心の動きが細かに伝わってくる。あまり台詞のない奥さんの表情まで伝わってくる。
続けてもう一度「京の茶漬」であっても聞きたくなるのは、春若さんの落語完成度の高い証ですな。


③、笑福亭伯枝、「ざこ八」・(11.14)~笑福亭伯枝独演会
三か月前のネタおろしも聞いたんですが、さすが本番、最高の仕上がり。やはりネタを練り上げるというのは凄いですな。「ざこ八をつぶしたんは、鶴さんおまはんのせいや」で始まる小父さんとのけんか腰の言い合い。よろしいな、変に人情噺にならずして、ざこ八とお糸さんのこれまでの年月が語られる。
ここのところだけで、鶴さん、お糸さん、小父さん、すべての人の心情が明かされる。・・・最後の終わり方は、優しさあふれる伯枝さんらしいですな。


④、桂春蝶、「やかん」・(8.8)~笑福亭鶴二独演会
よかったですな。最高でおます春蝶さんの「やかん」。知らぬものはないと広言している隠居のもとへ無理難題を吹っかけてくる主人公。その質問が秀逸、春蝶さんのセンスが際立つ。後半は「やかん」の由来を語るのに隠居大好きなデタラメの講談で煙に巻こうとする。このくだりあの「狼講談」を彷彿させる。大熱演、一つの落語で二つの落語を聞いたような充実感、何度でも聞きたくなる、十八番とも云える春蝶さんの「やかん」でおました。
知ったかぶりするものを東京の噺家仲間では「やかん」というらしい・・・知らんけど。


⑤、桂梅團治、「井戸の茶碗」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
本日の秀逸。本格落語でおました。この日16名の落語家さんが落語を、こんなM-1みたいに他の咄家さんを意識しながら、ご自分のベストの高座をぶち当てる。初めて落語に接するお客さんも多い中、お茶を濁すのではなくマクラもなしに「井戸の茶碗」を本寸法で話される梅團治さん、その真摯な姿勢に感動。良いものはやはり良い、良いものは熱く伝わりますな。


⑥、笑福亭仁智、「ハード・ラック」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
「ハードラック」・・何度聞いても楽しい名作。今日初めてこの落語に出合えた方は、「グッド・ラック」でおますな。


⑦、桂文珍、「たちきり線香」・(2.16)~動楽亭・昼席
文珍さんの「立ち切れ線香」が聞けるとは、笑いは少ないが船場の若旦那と芸妓小糸との悲恋物語、しんみりと聞かせてもらいました。
終わったら、隣のお嬢さんが涙ぐんでるのを見てこちらまでグッときましたな、コロナ禍で人との関りが避けられていますが、やはり心の襞にしみいる落語の世界ってよろしおますな。


⑧、笑福亭松枝、「軒付け」・(2.16)~泉州上方噺の会
浄瑠璃の噺なので、「寝床」か「猫忠」と思いきやなんと「軒づけ」めったに聴くことのない噺。今のカルチャーセンターではないですが、趣味の者が集い会うのはたのしみで、早くコロナ禍もおさまって天さんの「テンツテンテン」、気兼ねのう聞ける日が来てほしいですな。


⑨、桂南天、「時うどん」・(2.16)~動楽亭・昼席
モタレ役の南天さん、そこは軽く「時うどん」ですが、もちろん、南天ワールド全開に、喜六が翌日ひとりで行ってうどん屋に「おつれさんもつけましょか」というくだりで、「ここに居てるんやから、ちゃんとここを見て言うていや」と、独特のこだわりをほり込む、南天さんのこんなとこ大いに好きですな。

⑩、柳家喬太郎、「小言幸兵衛」・(7.23)~柳家喬太郎独演会
借家を借りに来た仕立て屋に息子がいると聞いてからの心中騒ぎ。こんな無茶ぶりの狂気さは喬太郎さんの十八番。


⑪、桂雀々、「代書」・(12.11)~大阪城歳末大寄席
「代書」・・十八番の、「ポーンです」。寒い冬でも、汗がでてくる大熱演。

   
⑫、立川志らく、「芝浜」・(11.27)~立川志らく独演会
これも志らくさんの十八番。恒例の師走にかけられる「芝浜」。これは東西の方で聴いていますが、やはり最初に聴いて泣かされた柳家さん喬さんのが忘れられませんな、その後の二度目の時にも泣かされました。
私にとっては「芝浜」は、泣くために聴く噺で、その涙の量が良し悪しの基準になってます。まあ、歳をとると、解かっていながら涙もろくなってますな


⑬、桂南光、「鴻池の犬」・(9.23)~上方落語競演会
南光さんの「鴻池の犬」は初めて、兄弟愛がしんみり泣かせどころですが、南光さん以外にあっさりと、でも「鯛の浜焼き」「う巻き」と次々ごちそうを。遠慮するシロに「わしゃ、こういうもん食いあきてんねん。今晩あたりあっさりと奈良漬けで茶漬けでも食いたいとおもうてんねん」この台詞よろしおますな、弟への思いが溢れてますな。落語には、お気に入りの台詞というのがありますな・・・。


⑭、笑福亭松喬、「尻餅」・(12.2)~大阪城歳末特大寄席
師走にピッタリの噺をじっくりと。


⑮、桂文鹿、「おみくじ制作所」・(12.11)~大阪落語祭・お楽しみ落語会岸和田
良かったですな、楽しい、たのしい一席、名作「おみくじ製作所」がようやく聞けましたおみくじ製作所にかかってくる電話の先の神社の名前が、米紫神社に、菊丸寺院、かい枝神宮、春蝶宮、三若寺院、福矢寺に吉弥大社などすべて同期の噺家さんが勢揃い、三金さんがないのがやはりさみしいですが。
これから初詣での季節、各神社では書き入れ時、この落語に近いおみくじや絵馬の発注、利は元にありでいろんなものの仕入れ、飾りつけの準備など、始まってるんでしょうな。


⑯、桂小春団治、「職業病」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
小春団治さんの十八番の創作落語。私にとって「職業病」とはなんなんでしょうな。気になりますな。


⑰、桂文三、「四人癖」・(6.27)~ラクゴリラ・25周年記念会
「四人癖」最高。落語の楽しさ全開ですな。変な蘊蓄ではなく、バカバカしくても、楽しい、そんな落語の原点みせてくれる文三さんの高座でおました。


⑱、笑福亭呂好、「盆唄」・(10.24)~角座・呂好一人勉強会
立川談四楼さんで、「ぼんぼん唄」というのを聞いたことがあるのですが、
噺が進むにつれてあの時の温かみのある落語が思い出されてきました。
呂好さんの、穏やかでしっとりとした噺よろしおますで、こんな良い落語どんどん聴かせてほしいもんでおます。


⑳、笑福亭生寿、「近日息子」・(6.27)~ラクゴリラ・25周年記念会
生寿さんもう入門15年とか、東京ならぼちぼち真打ち襲名の話が出るころですな。凄い「近日息子」見せて貰いました。言い間違いしてあやまらんとのくだり、すべてオリジナルでしょうか、斬新で、おもしろくて、噺のキモの部分に敢えてさらにバージョンアップに挑戦するとは・・・これは、ますます進化する生寿さんの高座、見逃したらあきまへんな。



来年は、落語ではなく文楽で幕開けの予定です。

一年間お世話になりました、
「ごまめ~の~いちょかみ」
来年もよろしくお願いいたします。
①、天満天神繁昌亭

②、和泉シティプラザ

③、浪切ホール

④、TTホール

⑤、太融寺

⑥、心斎橋角座
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第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11

2021-12-11 18:18:18 | 落語
第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11


①、11:30のTTホール(開演前)


②、18:30のTTホール(終演後)


③、6時間の長丁場の落語会
この16の落語に大喜利大会もありました。

④、大阪城・歳末特大寄席

今回の大阪落語祭りの目玉落語会、なんと6時間の超ロングラン落語会。
2,500円の落語会が4つも観れて、それでいて1,000円、十分の一の超お買い得。



第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席
2021年12月11日(土)12時~18時
COOL  JAPAN PARK OSAKA TTホール


一、月亭希遊・・・・「時うどん」・・希遊さん上手い、うどん旨そう。
二、桂三象・・・・・「憧れのカントリーライフ」・・三枝さんの作。
三、笑福亭松喬・・・「尻餅」・・師走にピッタリの噺をじっくりと。
四、桂雀々・・・・・「代書」・・十八番の、「ポーンです」。

一、笑福亭智六・・・「相撲場風景」・・まれの出会い、不思議なフラ。
二、桂ひろば・・・・「真田小僧」・・見た目も落語もスラリに変身。
三、桂雀三郎・・・・「ちしゃ医者」・こんな雀さんの落語好きです。
四、桂小文枝・・・・「孝行糖」・・珍しい孝行糖、やってみな、おいしいな

一、桂かい枝・・・・「初天神」・短い時間で笑いのエッセンス濃縮。
ニ、桂まん我・・・・「風邪うどん」・じっくり聴かせてもらいましたで。
三、月亭八方・・・・「SDGsエコノミ焼き」・・吉本の舞台そのまま。
四、桂梅團治・・・・「井戸の茶碗」・・本日の秀逸。本格落語でおました

一、桂三河・・・・・「お忘れ物承り所」・・三枝さん作・・・。
二、桂小春團治・・・「職業病」・・小春団治さんの十八番の創作落語。
三、桂文之助・・・・「片棒」・・次男で終わってしまったのは残念。
四、笑福亭仁智・・・「ハードラック」・・何度聞いても楽しい名作。

大喜利・司会・八光
    八方チーム (三実、小梅、あおば、生寿)の勝利
    小文枝チーム(愛染、治門、ちきん、咲之輔)


第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11

第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席
2021年12月11日(土)12:00開演
COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール


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大阪落語祭・お楽しみ寄席~2021.12.02

2021-12-02 21:39:08 | 落語
大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席~2021.12.02

良いメンバーですよね、この落語会が1000円とは、多くの人に笑っていただきたいですよね。

チケットが一枚余ったので、鶴二さんの落語仲間のB3かわさきさんにお声かけすると、ご自分は都合が悪いので奥方が代わりにとご参加、妙齢の方との落語会、こちらの方が良かったりして・・・。

一、桂雪鹿・・・・・「桃太郎」

今、落語講座であずきさんが稽古されてるのがこの「桃太郎」。聞きなれているだけに、仕草も含めてしっかりと聞き、見ると、やはりプロの噺家さん、発信の情報量の多さに、大感心。これだけやって、笑いというのが起きるのかと、押しの強さが見受けられる感心の一席でおました。

二、露の紫・・・・・「狼講釈」

今や紫さんの十八番か「狼講釈」。次から次へとでたらめ講釈が出てくるところがキモ。新治さんからの「狼講釈」か、露のの十八番でおますな。

三、桂文鹿・・・・・「おみくじ製作所」

良かったですな、楽しい、たのしい一席、名作「おみくじ製作所」がようやく聞けましたおみくじ製作所にかかってくる電話の先の神社の名前が、米紫神社に、菊丸寺院、かい枝神宮、春蝶宮、三若寺院、福矢寺に吉弥大社などすべて同期の噺家さんが勢揃い、三金さんがないのがやはりさみしいですが。

これから初詣での季節、各神社では書き入れ時、この落語に近いおみくじや絵馬の発注、利は元にありでいろんなものの仕入れ、飾りつけの準備など、始まってるんでしょうな。

四、笑福亭たま・・・「鼓ヶ滝」

文鹿さんの師匠、文福さんの話をマクラで大いにつかむ。「なぞかけ」「相撲甚句」「河内音頭」どれも「漫談」風であっても落語。そして落語には「地噺」というジャンルがあると蘊蓄を語ってから「鼓ヶ滝」へ。
智丸さん、伯枝さんと立て続けに「鼓ヶ滝」、結構ネタってブームがありますな。でもここはさすが、たまさん。一味も二味も違った語り、たまさんの狂気に満ちた西行さんでおましたで。

五、桂小枝・・・・・「動乱の幸助」

さすが“大阪落語祭”、小枝さんで「動乱の幸助」、大ネタの落語が聞けるとは・・・。途中、レポーター口調が出てくるのは愛嬌で、軽い、軽い、ふんわりとした「動乱の幸助」でおました。

大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席
2021年12月2日(木)午後2:00開演
南海浪切ホール・交流ホール

一、桂雪鹿・・・・・「桃太郎」
二、露の紫・・・・・「狼講釈」
三、桂文鹿・・・・・「おみくじ製作所」
四、笑福亭たま・・・「鼓ヶ滝」
五、桂小枝・・・・・「動乱の幸助」


①、南海浪切ホール・交流ホール


②、大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席
小枝師匠、浪切初登場では・・・。

③、大阪落語祭・岸和田
こんな落語会があると知って、即買いに走ったので、
整理番号、1,2、でおます。

④、“B3かわさき”さんにいただいた“あまなっと”
二色の浜・旧紀州街道筋・御菓子舗「井上甘納豆製菓」さん。
甘いのは大好き、熱いお茶と共に楽しみにつまさして貰います。

⑤、その包み紙をさっそくブックカバーに
和菓子屋さんの包み紙は、紙の厚さといい、意匠的にもピッタリ、重宝しています。


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笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・2~2021.07.17

2021-07-17 10:30:00 | 落語


笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・2~2021.07.17

5月15日分が、緊急事態宣言延長につき、7月31日に延期に、今回が二回目の講座


散歩中であったり、整形外科の腰骨伸ばす機械の上では、マスク越しに遠慮しながらぶつくさと、風呂の中であったり、部屋では窓してめて近所に遠慮しながらも大声で、もう百回以上はネタ繰りって言うのを繰り返してほぼ腹に入りましたが・・人前で演るのは別物、さてどうなりますか・・でも今から、たのしみでおます。

今日はおひとりが欠席で七人が受講。演目は「初天神」がお二人、「時うどん」がお二人、「つる」、「酒の粕」、「青菜」と。
わたしは「青菜」で、キモは植木屋夫婦の仲の良さと、言葉は激しいですが割れ鍋に綴じ蓋のような関係が表現できたらと思っています。そこで嫁さんの勢い、「船弁慶」のお松か、「遊山船」のおかみさんを思って勢いよく喋っていますが。
でも伯枝さんからは、それはそれでOKですが、お屋敷の旦那さんはもっとゆっくり喋ってメリハリをと・・・全編勢いで突っ走ってしまったようで、次回はお屋敷の旦那さんと奥方の上品さを考えて喋ってみようと・・・。

それと五人の方の、お名前が決定。

散歩亭ごまめ、ごま亭きなこ、善哉亭あずき、和泉家しん吉、泉北亭ライナー、
和菓子の美味しそうな名前が続きますし、皆さん素敵なお名前でおます。


今日は、作務衣を着て、講習に。

 

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第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~

2021-06-27 11:11:11 | 落語


第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~

25周年・150回・「ラクゴリラ」記念公演

平成三年入門の同期生四人組。今や各一門の実力中堅噺家となった、生喬、南天、文三、花丸、さんの落語会に、
人数制限ながら、満員御礼の会場に上方落語ファンが駆けつける。

桂天吾・・・・「時うどん」
南天さんのお弟子の天吾さん、しっかりとしたなかに師匠南天さんのふぁっとした空気、DNAを感じる。これからいsバラクは南天さんのクローンが見れそうで、たのしみでおますな。

桂小文三・・・「東の旅・もぎ取り」
小文三さんは、文三さんのお弟子さん。東の旅の発端ではなく、見世物小屋のもぎ取りを。師匠の明るさ、陽気さ、名一杯受けてすくすく育つんでしょうな、たのしみでおます。

笑福亭生寿・・「近日息子」
生寿さんもう入門15年とか、東京ならぼちぼち真打ち襲名の話が出るころですな。凄い「近日息子」見せて貰いました。言い間違いしてあやまらんとのくだり、すべてオリジナルでしょうか、斬新で、おもしろくて、噺のキモの部分に敢えてさらにバージョンアップに挑戦するとは・・・これは、ますます進化する生寿さんの高座、見逃したらあきまへんな。

二十五周年記念口上
25年前に同期四人ではじめた落語会。最初に文三さんが作ったチラシは赤に黒字でひどい出来、そのせいではないですが、10人か20人しか集まらない会が続きましたが、芸には精進する四人ですが、営業や特にお金には無頓着で・・そのせいか、大きなもめごともなく25年続けられてきましたと・・噺家になって三十年、そのうちこうして噺家の青春時代を一緒に過ごしてきた、同士という皆さん感慨深い面持ちでいっぱいでした。更に各一門の名看板になっていただいて、令和の新四天王になってもらいたいもんですな。


桂文三・・・・「四人癖」「持参金」
「四人癖」最高。落語の楽しさ全開ですな。変な蘊蓄ではなく、バカバカしくても、楽しい、そんな落語の原点みせてくれる文三さんの高座でおました。

笑福亭生喬・・「中学生ブルース」「稲荷の侍」
長坂賢太郎さんと小佐田定雄さんの創作落語二席。普段楷書の落語を演じてくれる生喬さん、変化球の軟投派で二席とは、やはり周りの仲間がどんな落語をするか予想できるので、遊べるんでしょうな、私にとっては普段見れない生喬さんが見れて、得した感じでおました。


林家花丸・・・「茗荷宿」「替り目」
花丸さんはめったに聴くことのない「茗荷宿」と、“ごぼう天”連呼の「替り目」、実力のある噺家さんが、ちょいと遊ぶ高座、見ていて楽しおますな。

桂南天・・・・「青菜」「三十石」
あの、植木屋が剪定しているしぐさから始まる南天さんの「青菜」。そして、どぶんちょどぶんちょと舟歌たっぷりの「三十石」、声からしての南天さんの熱演と生喬さんとの下座からの掛け合い、よろしおましたな。

まずは、200回、30周年目指して、どぶんちょどぶんちょ、でおますな。

 

第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~
2021年6月27日(日)午前11:00開演~午後4:00終演
梅田・太融寺・本坊2階

一、桂天吾・・・・「時うどん」
二、桂文三・・・・「四人癖」
三、笑福亭生喬・・「中学生ブルース」
中入り
四、桂小文三・・・「東の旅・もぎ取り」
五、桂南天・・・・「青菜」
六、林家花丸・・・「茗荷宿」
ミニミニ抽選会
中入り
二十五周年記念口上

七、笑福亭生寿・・「近日息子」
八、笑福亭生喬・・「稲荷の侍」
九、林家花丸・・・「替り目」

中入り
十、桂文三・・・・「持参金」
十一、桂南天・・・・「三十石」
三味線・・・豊田公子、はやしや香穂


太融寺さん・本堂


人数制限のゆったりとした、満員御礼の会場。



行商に来られた風喬さんの、上方落語家似顔絵ファイル

 


風喬さんの、上方落語家似顔絵ファイル



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第五回・泉州上方噺の会~2021.02.20.

2021-02-20 16:16:16 | 落語

第五回・泉州上方噺の会~2021.02.20.

今日は、ごまめの落語の日、なんと昼、夜のダブルヘッダーでおます。
夜には鶴二さんの独演会はあるんですが、この松枝さんの泉州上方噺の会も見逃せんですな。

一、笑福亭縁・・・「桃太郎」
マクラは師匠仕込みか、医者にまつわるのを連発、このマクラだけで客の心をわしづかみ。いっきに落語の世界にいざなう、ゆかりさん凄い。噺は「桃太郎」女性を意識させないというだけで好きですな。よく見ると、着物も男前で着てそれだけで落語への姿勢がうかがえますな。前座さんらしいすがすがしい「桃太郎」を聴かせてもらいました。

ニ、桂春若・・・・「京の茶漬」
本日の秀逸。もう何度も聴かせてもろうている春若さんの「京の茶漬」、一番前の近い席で見ただけに大阪の客人の顔の表情、心の動きが細かに伝わってくる。あまり台詞のない奥さんの表情まで伝わってくる。
続けてもう一度「京の茶漬」であっても聞きたくなるのは、春若さんの落語完成度の高い証ですな。

三、旭堂南華・・・「野狐三次」
江戸で有名だった火消しの野狐三次が小さいときの物語。得意先で出された羊羹を病身の母親へ持って帰って上げようと、落語の「しじみ売り」などに出てくる親思いの子供のいじらしさにほろり、威勢の良い講談も良いですが人情噺の講談好きですな。この泉州上方噺の会の準レギュラーかこれからもいろんな噺読んでてほしいですな。

四、笑福亭松枝・・「軒付け」
浄瑠璃の噺なので、「寝床」か「猫忠」と思いきやなんと「軒づけ」めったに聴くことのない噺。松枝さん以外で聞いたのは文太さんと春雨さんぐらい、・でも一番印象に残っているのは高校時代に聞いた松之助さんの「軒づけ」。何でも最初に美味しいもん食べるのはやはりよろしいな。でも、今のカルチャーセンターではないですが、趣味の者が集い会うのはたのしみで、早くコロナ禍もおさまって天さんの「テンツテンテン」、気兼ねのう聞ける日が来てほしいですな。

次回は、5月22日(土)辺りだったような、是非お伺いしたい落語会でおます。

 

第五回・泉州上方噺の会
2021年2月20日(土)午後2:00開演
岸和田天神宮

一、笑福亭縁・・・「桃太郎」
ニ、桂春若・・・・「京の茶漬」
三、旭堂南華・・・「野狐三次」
四、笑福亭松枝・・「軒付け」

 岸和田天神宮

本殿

高座
ソーシャルディスタンスの客席
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第四回・泉州上方噺の会~2020.011.28

2020-11-28 14:14:14 | 落語

第四回・泉州上方はあの会~2020.011.2、
 
本日は地元での、松枝師匠の「泉州上方噺の会」でおます。
今回は岸和田高校出身の文昇さん,貝塚出身の南華さんも参加、
 
充実の二時間たっぷりの落語会でおました。
 
一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「胴切り」
松五さん、ええ味出てますな。派手さはないが本格的お出汁の味が滲みだしてきます。
飄飄とした雰囲気が今や松五さんの芸風に思える。
是非松五さんで、「始末の極意」、「くやみ」、「あくびの稽違い」、「日和ちがい」、「死ぬなら今」、「まめだ」、「一眼国」などちょっとひねった落語、聞いてみたいですな。
 
二、桂文昇・・・・・・・・・・・・・・「代脈」
文昇さんで時々聞く「代脈」。落語にでてくる医者はたいしたことはないですが、そのさらに見習いの周達、その頓珍漢ぶりは押して知るべし。でも、この弟子を代脈に送り込むとは、大先生なかなかのつわもの、勇気ある行為ですな。
文昇さんののほほんとした芸風、癒されますな。
 
三、旭堂南華・・・・・・・・・・・・「三方良しのめで鯛」
講談噺から落語になって良く演じられるのが「井戸の茶碗」、「柳田格之進」、などがありますが、いずれもでてくる武士が“武士はくわねど高楊枝”と気骨のあるところをみせてくれるのですが、この「三方良しのめで鯛」も同じような噺。
本来、上に立つもの、政治にかかわるものはこうあるべきなんですが、今の世では、まるで拝金で汚れまくっているだけに、このような噺を聞くとスカッとしますな。
 
四、笑福亭松枝・・・・・・・・・・「住吉駕籠」
 
最初にマクラ替わりでお弟子さんの縁さんに貸してあったスケッチブック(ネタ帖)が今日返ってきたので、それを使ってご披露と・・・・「悪の十字架」(開くの十時か)、「猫の怨霊(ねえ、この、音量)、など10ほどご披露・・・・昔を思い出して懐かしかったですな。
 
噺は「住吉駕籠」、ワンコインのお値段で、フルバージョンで聞けるとはありがたいことです。語りの上手さ、足し算と掛け算ばかりでなく引き算と割り算の上手さ、半歩下がっての笑い、上品でよろしおますな、毎回楽しみにお伺いしまっせ。
 
第五回・泉州上方落語の会は
来年、2021年2月20日(土)の予定です。
 
 
第四回・泉州上方落語の会
2020年11月28日(土)午後2:00開演
岸和田天神宮・常盤殿
 
一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「胴切り」
二、桂文昇・・・・・・・・・・・・・・「代脈」
三、旭堂南華・・・・・・・・・・・・「三方良しのめで鯛」
四、笑福亭松枝・・・・・・・・・・「住吉駕籠」

岸和田天神宮・(沼天神)
 
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第三回・泉州上方噺の会~2020.08.22

2020-08-22 13:23:33 | 落語
第三回・泉州上方噺の会~2020.08.22

もったいない、これだけの演者が揃って、三味線も入って
なんと500円、コロナ禍の影響か少なめの会場。

四月の会が流れて、今日の日もなかなかチラシを配る落語会さえ
ない状況で、心配されながらの開催・・・・次回は11月28日(土)の予定。


岸和田天神宮・(通称、沼天神)

岸和田に住んで25年、初めて寄せていただきました。
きれいな神宮で、会場の館も立派でおます。


ゆったりとした会場

ソシアルディスタンスで、ゆったりとした客席。

一、桂雪鹿・・・・・・・・・「阿弥陀池」

阪南市にお住いの雪鹿さん。阪南大学は松原に、阪南高校、阪南中学、
阪南小学校は大阪市内にあって、阪南とつく学校は阪南市には一切なし。
あるのは、鳥取中学校・・・鳥取といえば、バスフィッシングにはまっているとき
よく鳥取のダムに入りましたな。

落語は「阿弥陀池」、多少くどい部分は省略して、シンプルにまとめる。
昔は字が読めん人がいて、新聞を読む人が稀だったんでしょうな、
昨今は、スマホやパソコンで情報収集、新聞読む人が稀になって、
令和版、阿弥陀池が出来そうですな。

二、笑福亭純瓶・・・・・「野ざらし」

師匠は鶴瓶さんで、キリストのユダと同じ三番弟子。
でも鶴瓶さん、コロナの時こそお弟子さんたちを大事にされてるんですな。

落語は「野ざらし」、さすがベテラン貫禄の一席。

三、旭堂南華・・・・・・・「無心の力」

南華さん、久しぶりの出会い。
本日は、道場荒らしというか、詐欺というか、
でも何事も「無心」というのは強いですな、反対に「野心・下心」は、
みえみえで、見苦しいものです。

政権交代も腹の探り合いで始まっているんでしょうな。

四、笑福亭松枝・・・・・「船弁慶」

音曲の「我が恋」、「八島」、「竜田川」、なんぞが入って、
川遊びの風景がいかにも夏らしいお噺。

でも、川にはまったお松さん、とっさに平知盛の亡霊の真似ができるなんて、
うるさいだけではなく、教養ありまんな。

季節噺の「船弁慶」、コロナで行ける落語会も少ない中、
この2020年も聞くことができました、・・・・店頭にも秋物がちらほら、
朝晩には虫の声も聞こえだして、季節は変わり始めていますな。

ああ、でもコロナはしぶとおます。
もう、ええ加減に、せえよ・・・・。

第三回・泉州上方噺の会
2020年8月22日(土)午後2:00開演
岸和田天神・常盤殿

一、桂雪鹿・・・・・・・・・「阿弥陀池」
二、笑福亭純瓶・・・・・「野ざらし」
三、旭堂南華・・・・・・・「無心の力」
四、笑福亭松枝・・・・・「船弁慶」
        三味線、不明(顔覗きに行ったんですが、マスクでわからず)
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第16回・紫雲の会~2020.06.21

2020-06-21 16:16:16 | 落語

第16回・紫雲の会~2020.06.21

初めて、紫雲の会へ・・・でも、いつでも谷九の交差点、
高津さんへ行くときもあれば、生魂国さんへ行くときもあって
どちらへ進むか悩みますな。
今日も行きながらも、心配になってすれ違う人に聞きましたで。

谷九・大倫寺

幟が見えて、ほっと。

本殿

立派な本殿、会場はB1ですが、きれいな会場です。


高座
ここまで高いと、ほんま見やすいです。

一林家染八・・・・・・・・「東の旅・軽業」

東の旅の「発端」、「煮売屋」、そして続く「軽業」。
お囃子大活躍のお噺。
生の落語、生のお囃子、生の笑い声、やはり生はよろしおますな。

二、露の紫・・・・・・・・・「あいかぎの変・(くまざわあかね作)」

紫さん、このコロナでの自粛生活で、ダイエットを慣行中。
打ち上げ等の飲み会もなく、チャンスだったんですが・・・・・・。

噺は、嫁、姑のイザコザ・・・鍵1つ、渡す、渡さんでもめるんですな。
まあ、ありそうなはなし、いずれにしても間にはいった、亭主、
どちらの味方をする訳にはいかず、辛うおますな。

三、桂阿か枝・・・・・・・「花筏」

久しぶりの阿か枝さんの落語。
あの師匠の鼻にかかった声は少し薄れたが、
あの清々しさはさらにまして上品、よろしおますな。

師匠の十八番で、色っぽさのある
「立ち切れ」「悋気の独楽」「稽古屋」「猿後家」あたり聴いてみたいですな。

四、露の紫・・・・・・・・・「桜の宮」

ネタおろしとか、凄いですな。
あの、判りにくい六部は使わず、すっきりとまとめる、
やはり、教えていただいた、九雀さんの成せる技。

今年は、コロナで花見の機会も飛んでしまいましたが、
今日桜満開の、桜の宮へ連れていってもらいましたで。

ボチボチ、落語会開催・・・・どれに行こうか悩みだす、
これも愉しみでおますな。

第16回・紫雲の会~2020.06.21
2020年6月21日(日)午後2:00開演
谷九・大倫寺

一林家染八・・・・・・・・「東の旅・軽業」
二、露の紫・・・・・・・・・「あいかぎの変(くまざわあかね作)」
三、桂阿か枝・・・・・・・「花筏」
仲入り
四、露の紫・・・・・・・・・「桜の宮」
                    三味線・・・・岡野鏡




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道修町・たなみん寄席~2019.11.23

2019-11-23 12:43:42 | 落語

道修町・たなみん寄席〜2019.11.23 

本日は、たなみん寄席です。

元会社の同僚、Mっさんと一緒に、
落語の前にちょいと軽くひっかけてから、落語会に。

満員のお客様、其れなりのお年の方で落ちついた客席。

一、桂米輝・・・・・・・・・・・・・「擬宝珠」

珍しい噺。たしか柳家喬太郎さんが、堀起こした噺。
私も喬太郎さんで一度だけ聞いただけですが。
そんな珍しい噺を選ぶなんて、
米輝さんの落語センスを端的にあらわしていますな。

上方も300人弱の落語家さん、
モチねたを選ぶ段階で、個性がでてくる時代になりましたな。

例えば「荒茶」、「一眼国」、「祝いの壺」、「牛の丸子」、「宇治の柴船」
「重ね扇」、「嬶違い」、「釜猫」、「木津の勘助」、「首の仕替え」、「権助提灯」
「三年酒」、「蚤取り」、「須磨の浦風」、「提灯屋」、「鶴満寺」、「箒屋娘」など
あげていくと、如何に、生喬さんが噺の伝承に貢献されているのがよう解りますな。

米輝さんの落語に、ますますの期待が膨らむ一席でございました。

二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・「松山鏡」

福知山出身の田舎者のキャラなのか、
どこか背伸びして都会派になったのがキャラなのか、
分かりずらいマクラ、どこか焦点がまとまらないのが、由瓶さんか。

でも、田舎臭い、素朴な味がニンに合っているいるような、・・・・。
由瓶さんの「試し酒」、「強情灸」なんぞ好きですな。


三、講演「お説教が落語に生まれ変わるには」・・・髙島幸次


お説教ですか、少し長めの落語セミナー。
最後のトリの出番だったら、何人の方が早めに退席されるか興味ありますな。

良い勉強にはなりますが・・・
素人には「落語なんて、難しいことは言わず、
アハハ、と笑えればそれで良いと思うので」・・
いつも長く感じる、高島先生のお話でおました。

四、笑福亭松喬・・・・・・・・・「お文さん」

お妾さん、おてかけさんが、普通に居られた時のハナシ。
昔の正妻、御寮さんはまあ、ご主人様の決め事と単に服従だったのか、
今と違って気持ちの大きな方だったのか、諦め三分、納得七分、か。
それにしても、今とは世間の目が大いに違いますな・・・・・・・。

昔の商売人さんの“道徳”、“宗教”、観に興味ありますな。

この、「たなみん寄席」、年二回で、6月にもされるそうで、
早く情報得て、申し込みしなければですな。

第6回たなみん寄席「お説教から落語へ」
2019年11月23日(祝・土)午後6:30開演
田辺三菱製薬株式会社

一、桂米輝・・・・・・・・・・・・・「擬宝珠」
二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・「松山鏡」
三、講演「お説教が落語に生まれ変わるには」・・・髙島幸次
四、笑福亭松喬・・・・・・・・・「お文さん」


200名のお客様

 
“たなみん”ちゃんと“ごまめ”

田辺三菱製薬のキャラクター“たなみん”ちゃん。


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アーバン寄席in堺筋本町

2019-07-29 21:31:41 | 落語

😰 

アーバン寄席in堺筋本町

会社の近くの落語会
一、笑福亭智丸・・・・・「千早ふる」
この頃出会いの多い智丸さん、好青年だけに、
色んな会の前座に呼ばれてるんでしょうな。

マクラもそこそこに、落語をしっかりと語る、
正統派の落語家、登場、また楽しみの落語家さん一人増えました。

二、林家菊丸・・・・・・・「湯屋番」


今はときめく、吉本興行所属の菊丸さん。
丁度、今日面談があったそうです・・・・。

いずれにしても、顔が売れてなんぼの世界。
顔が割れていると逃げることができないので、
案外黒い闇の手も伸ばしやすいんでしょうな。

噺は「湯屋番」、東京のたい平さんに付けて頂いた噺とか。
番台に座るとか、探偵になるとか、指揮者になるとか、
男ならしてみたい仕事の一つですな。

でも、実際座ってみると、目のやり場、視線のやり場に気つかいそうですな。
吉本興行、一押しの噺家、菊丸さんでおました。

三、笑福亭松喬・・・・・「借家怪談」


このまえ、お弟子さんの喬介さんでも聴いた「借家怪談」。
幽霊には誰にでもなれるものではないと、・・・オチを言うには、本日、女性のお客様が少ないので、気を使うと・・・・案外繊細な気遣いされてるんですな。

噺は、豪快かつ繊細の、両面持ちあわせた松喬さんの良さを発揮。
松喬さんの大阪弁、前回の噺って好きですな。
出会いが少ないのでチャンスが無いのか、松喬さんで、
「向う付け」「金の大黒」「無いもん買い」「馬の田楽」など聴いてみたいですな。

アーバン寄席in堺筋本町
2019年7月29日(月)午後7時30分開演
ビジネスプラザおおさか

一、笑福亭智丸・・・・・「千早ふる」
二、林家菊丸・・・・・・・「湯屋番」
三、笑福亭松喬・・・・・「借家怪談」

 

 

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7月・松竹若手咄家の会~お化け・幽霊噺の会~

2019-07-17 21:21:21 | 落語
7月・松竹若手咄家の会~お化け・幽霊噺の会~

今日は、久しぶりに角座へ。
大好きな咄家さんが勢揃い。

DAIHATSU  心斎橋角座


大入り満員のお客様

開演前にどんどんお席を増やすぐらい、
大入りの客席。

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・「借家怪談」

日頃は大活躍の喬介さん、久しぶりの高座に期待いっぱい。
幽霊特集だけに、マクラは幽霊になれる5つの条件。
女性で、色白、美人で、足が細くて、華奢なからだ・・・
美人でなければ、化けて出たら、それは単に化物。
師匠譲りのネタだが、すべて喬介さんの言葉で語られ、
講義っぽさが抜けて、解りやすい。

落語も、同様解りやすく、たのしさが全面に・・・・・
すべてが喬介さん落語に・・・久々に喬介さん主催の会に行き、
大ネタ聴いてみたくなってきましたな。

二、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「茶漬け幽霊」

鉄瓶さんのマクラも秀逸、師匠のハナシの上手さを一番習得しているのが
鉄瓶さん。義理のお母さんの天然ぶりから、その娘すなわち鉄瓶さんの奥さん
の天然ぶりを・・・でも、家の中ではそれぐらいのおおらかさが、家庭円満の
秘訣ですな。

噺は、俗にいう「三年目」。

幾つ何十、幽霊になっても、見栄えを気にするなんて、可愛いですな。
化けたらあきまへん、好きな人のユウのレイ、幽霊やったらやはり歓迎ですな。

でも、茶漬けとは・・・「茶漬け幽霊」、「茶漬け間男」、「茶漬けえんま」と、
緊張感とは正反対で、茶漬けを・・・「茶漬け国会」、「茶漬け政権」、
ああ、今週参議院選挙でおますな、「茶漬け選挙」にならんように・・・。

三、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「もう半分」

一番、ぞくっとする怪談噺。
忘れていった、大金50両をネコババする居酒屋の夫婦。
正直者の夫と、悪いと解かっていても強かに生きる嫁さん。
やはり、女は強いですな・・・・・・。

ダイエット中のうちの嫁さんも、「ああ、どうしよう」と、言いながら、
ごはんのおかわりを「あと半分」・・・・・・ああ、こわ。

四、笑福亭喬若・・・・・・・・・・「野ざらし」

ここでも、近くの毛馬の閘門で大声を出して落語の稽古。
そこでの出来事を、マクラに・・・・。

噺は川べりつながりで、「野ざらし」へ、十八番の強み、こなれた感じで
笑いをすくう。

仕草、顔芸、すべて駆使しての「野ざらし」、
一度、唄と喋り主体のジャズみたいな耳に心地よい「野ざらし」
喬若さんで聞いてみたくなりましたな。

五、桂咲之輔・・・・・・・・・・・・「皿屋敷」

大師匠の春団治さんのとは、攻め方の違う「皿屋敷」。
「貞子」は出てくるし、ドタバタ劇に、お菊さんもちょいと下品に、
それにしても、「何で、九枚、十枚・・・・挙句の果てに十八枚。お前もお菊なら
もっと勉強せえ」という客に、
「ポンポン、ポンポン言ぃなはんな。ちょっとお客や思たら偉そぉ偉そぉに、
あんたらに言われんかてな、わたいかて皿屋敷のお菊そのぐらいのことちゃんと知ってますわ」。
この口ごたえ好きですな・・・・男はこうはいきまへん、
幽霊になっても、女子はこわいですな。

まあ、最初に戻りますが、恐いのは、やはり女性でおますな・・・・・・・・。

7月・松竹若手咄家の会~お化け・幽霊噺の会~
2019年7月17日(水)午後7:00開演
心斎橋角座


一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・「借家怪談」
二、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「茶漬け幽霊」
三、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「もう半分」
仲入り
四、笑福亭喬若・・・・・・・・・・「野ざらし」
五、桂咲之輔・・・・・・・・・・・・「皿屋敷」


次回・松竹若手噺家の会
~鶴二師匠に教えてもらった噺の会~

松竹若手噺家の会~鶴二師匠に教えてもらった噺の会
2019年8月14日(水)午後2:00開演
心斎橋角座

一、笑福亭鶴二・・・・・・・「浮世根問」
二、桂咲之輔・・・・・・・・・「道具屋」
三、桂治門・・・・・・・・・・・「替り目」
仲入り
四、笑福亭松五・・・・・・・「煮売り屋」
五、笑福亭喬介・・・・・・・「七度狐」
鶴二VS松五・喬介・咲之輔・治門  「対談」

教えた師匠が、前座で開口一番、よろしおますな・・・・。


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