ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第三回大阪落語祭・ 立春大吉寄席in高石~2023.02.08

2023-02-08 21:21:21 | 落語
第三回大阪落語祭・ 立春大吉寄席in高石~2023.02.08

一、露の新幸・・・・「金明竹」

これまた、新幸さんの十八番「金明竹」。本格的でありながら、どこか新鮮さを感じさせる新幸さん。早く師匠直伝の大ネタ聴きたいもんですな。

二、桂阿か枝・・・・「お血脈」

この頃聴く機会の多い阿か枝さんの「お血脈」。「金明竹」といえば一時、阿か枝さんでしたが、文枝師匠のはんなりした「舟弁慶」「稽古屋」など聴いてみたいですな。

三、露の紫・・・・・「合鍵の変」

おばさんが多い客席なので、ここは得意の「合鍵の変」を。嫁さんの怒りが聞く度ごとにエスカレート、ヒートアップしている。鶴二さんとの二人会などに行って大ネタ聴かせてもらわんとあきまへんな

四、桂九雀・・・・・「井戸の茶碗」

久しぶりの九雀さん。噺は「井戸の茶碗」、ただし、千代田朴斎ではなくその奥方がでてくる。でも、この噺、武士は食わねど爪楊枝で、武士の誇りが噺のキモなのに、主人公が亡くなってその奥方に入れ替わる意図は・・・・。
その娘の身なりがみすぼらしい時、さてその奥方はどんなお姿だったのか、気になりましたな

私の列には小学生子供が二人、色っぽいマクラにも大いに笑って、よしよし。
何ごとも経験、この四席で1000円とは価値ある落語会、ほんまよろしおましたな。


第三回大阪落語祭~立春大吉寄席in高石~
2023年2月8日(土)午前7:00開演
アプラたかいし

一、露の新幸・・・・「金明竹」
二、桂阿か枝・・・・「お血脈」
三、露の紫・・・・・「合鍵の変」
四、桂九雀・・・・・「井戸の茶碗」




第三回大阪落語祭・ 立春大吉寄席in高石~2023.02.08


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第三回大阪落語祭・ 立春大吉寄席~2023.02.04

2023-02-04 18:18:18 | 落語

第三回大阪落語祭・ 立春大吉寄席~2023.02.04

一、笑福亭呂翔・・・「米揚げ笊」

可愛いですな、呂翔さん。愛嬌があって、あちらこちらの先輩たちの落語会に引っ張りだこなのもうなずける。落語も途中言い間違いもあったが、それもご愛敬。上方落語会のアイドル、呂翔さん、孵化していく様を見届けるのはたのしみですな。

二、桂壱之輔・・・・「青い瞳をした会長さん」(三枝作)

この春に春之輔襲名を控えている、壱之輔さん。落語は創作、三枝さんの「青い瞳をした会長さん」。襲名後はどんな噺家さんになられるのか、今から楽しみですな。

三、桂春蝶・・・・・「やかん」

この頃、エンジンフル回転の春蝶さん。だいすきな「やかん」。前半の甚兵衛さんとの掛け合いでは、「コンビニへ300円持って行って、170円のホットドッグ買うとお釣りはいくら」とか。それを文科系と理科系の違いに押し込めたり、日頃のおもしろいと思ったことを惜しげもなく散りばめる、そのセンスと意欲、凄いです。また後半の講談で一気に数珠つなぎに語るところも凄い。
一度で二度美味しい。満足度満点の春蝶さんの一席でおました。

今月25日は岸和田の浪切のせんしゅう亭は春蝶さん、いまから楽しみでおます。

四、笑福亭鶴光・・・「試し酒」

師匠松鶴さんの思いでばなしをたっぷり。あれっ、落語は無いの?と少し不安になったところで、「試し酒」に。やはり酒の噺は笑福亭に似合いますな。

五、桂米左・・・・・「ふぐ鍋」

ききっちりと米朝さんの匂いが漂う米左さんの「ふぐ鍋」。
この冬四回目の落語の「ふぐ鍋」ですが、実際のふぐ鍋、一度も口にしてないのは寂しいことでおます。

六、桂雀三郎・・・・「寝床」

まさに、師匠枝雀さんの「寝床」。「おがぁ、おがぁ」だけで進めてしまう。奇天烈で、仕草の派手なところ、師匠の動の部分間違いなく継承されてますな。

今日は、各人の目指しておられる落語がはっきり、くっきり、見えたような素晴らしい落語ぞろい。大阪落語祭は、よろしおますな。

第三回大阪落語祭
立春大吉寄席~上方落語だらけの九日間~
2023年2月4日(土)午前15:00開演
心斎橋PARCO・SPACE14

一、笑福亭呂翔・・・「米揚げ笊」
二、桂壱之輔・・・・「青い瞳をした会長さん」(三枝作)
三、桂春蝶・・・・・「やかん」
四、笑福亭鶴光・・・「試し酒」
仲入り
五、桂米左・・・・・「ふぐ鍋」
六、桂雀三郎・・・・「寝床」












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第三回大阪落語祭・立春大吉寄席~2023.02.04

2023-02-04 14:14:14 | 落語


第三回大阪落語祭・立春大吉寄席~2023.02.04

一、桂三実・・・・「寿限無」

聞きなれた「寿限無」も若手にかかれば、一味も二味も違ったものに。三実さん、繰り返しのところは高速の早回しでしゃべり、母親の思わず言う、キムタクに松潤に「短くしょうとすれば、できるやん」のツッコミ。
こうして噺は、膨らんだり萎んだりして、進化していくんでしょうな。

二、笑福亭喬介・・「饅頭怖い」

光っさんが食べる饅頭や最中の美味しそうなこと薯蕷饅頭に、最中、栗饅頭、羽二重餅に551の豚まん。それぞれの食べる仕草は師匠譲り。まだまだ寒い冬には、豚まん食べたくなりましたな。

三、桂よね吉・・・「皿屋敷」

マクラ大好きなよね吉さん。いつものごとくマクラ長めになったので、導入のところでコンパクトな説明で短縮してからの「皿屋敷」。まあ、この頃ビデオも倍速見がはやりらしいですが、どんどん短縮版がうまれそうな、よね吉さんの「皿屋敷」でおました。

四、桂千朝・・・・「鹿政談」

今も昔も七福や樋屋寄応丸。変わらぬものの良さですな、千朝さんの落語。あの独特の口調もだんだん聞きなれて最後には心地よいリズムとなる。
実を言うと、千朝さんの落語、ほん好きでおます。「蔵丁稚」「鴻池の犬」「饅頭怖い」どれも大好きでおます。じっくり、まとめて聴きたいですな。

五、桂米紫・・・・「宗論」

米紫さんの、熱演の一席。でもこの「宗論」。普通、政治と宗教の話はご法度なんでしょうが、キリスト教、ヤソ教に仏教。信じる者は救われるとはよく云われましたが、統一教会も含めてやはり宗教はデリケートな問題ですな。

六、月亭八方・・・「四天王寺の眠り猫」

左甚五郎のお噺。こちらは四天王で、かの日光の東照宮の「眠り猫」とは対で大晦日と元旦に鳴き合うと。落語には「ねずみ」「竹の水仙」「三井の大黒」とかありますが、講談では「陽明門の間違い」というのがあるんですが、是非聞いてみたいもんですな。
八方さんの「四天王寺の眠り猫」、思わず花月かホールに居るような気楽な心持で聞かせせて貰いましたで・・・。

これだけの熱演揃いの落語が、1000円とは「大阪落語祭」よろしおます。
今年も「歳末寄席」お願いしまっせ。


第三回大阪落語祭
立春大吉寄席~上方落語だらけの九日間~
2023年2月8日(土)午前11:00開演
心斎橋PARCO・SPACE14

一、桂三実・・・・「寿限無」
二、笑福亭喬介・・「饅頭怖い」
三、桂よね吉・・・「皿屋敷」
四、桂千朝・・・・「鹿政談」
仲入り
五、桂米紫・・・・「宗論」
六、月亭八方・・・「四天王寺の眠り猫」









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2023年・謹賀新年・ごまめ~の~いちょかみ~gomame339

2023-01-01 09:09:09 | 落語


2023年・謹賀新年・ごまめ~の~いちょかみ

幾つ何十になっても、皆さんの“ごまめ”でいたいと、
今年も「ごまめのうた」歌詞を掲載させて頂きます。

    ごまめのうた
             島田陽子
  いつかて いっしょに あそびたい
  にいちゃんたちに ついてくねん
  さっさとしいや ほっとくで
  しかられたって へいきやねん
  ごまめで いれてくれるねん
    ごまめ ごまめ うれしいごまめ
    ちいさい子かて なかまやねん

  いつかて いっしょに あそびたい
  にいちゃんたちは おこらへん
  とっととしたかて おそいのン
  しゃあないいうて まってるねん
  ごまめやさかい かまへんねん
    ごまめ ごまめ うれしいごまめ
     ちいさい子かて なかまやねん
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新新作派・動楽亭~2022.11.17

2022-11-17 21:21:21 | 落語

本日は個性派揃いのご三人様の御登場。
何が起こるか、ワクワクの落語会ですな。

期待以上に中身の濃い、落語会でおました。

桂文鹿・・・・「天覧文福一門会」

初めて聞きましたが、文福一門の文福さんに文鹿さんまめださんそして仁智会長、米団治さんにざこばさん。それぞれのキャラを活かしながらの登場に親しみを感じる。まあ、自由きままに師匠も含めて一門紹介されてますが、そこにはほのかな愛情がかんじらえれますな・・・・。


露の新治・・・「千早ふる」

古典と言いながら、小ネタのギャグ満載の「千早ふる」。古典も触ればさらにこんな風に面白くなる。でも一定の枠は超えない上品さ、そこに新治さんの粋をかんじますな。

新治・文鹿・智丸・対談「掘り下げる新作論」

新作、創作、改作、古典のちょいさわり、色々ありますが、すべてに各落語家さんの個性、味、センスが表れますな・・・。

でも、すべての落語の基礎は古典、その土台があればどんな形の建造物も立つことはできますな。それがおもしろいかどうかは別のはなしですが・・・。

けっして新作が古典からの逃げ道になってはいけませんな。
やっぱり、総じて古典の上手い噺家さんの創作はやはり面白いです。

中入り

露の新治・・・「福蓑」(木村智子作)

良かったですな。落語台本コンクールの受賞作らしいですが、擬古典というか時代背景が落語史のもので、すんなり入っていけるし、ちょい人情さもあって良い噺ですな。何度も繰り返し聞きたくなる「福蓑」でおます。
作者の木村智子さんってお幾つぐらいの方か、興味わきますな・・・。

笑福亭智丸・・「念仏嫌い」

宗論みたいに各宗派のお題目が次々でてくる。抹香臭いのは結構苦手なので、なぜか馴染めない一席。でも古典と創作、両方こなす上方落語の両刀使いの智丸さんに大いに期待でおますな。


新新作派
2022年11月17日(木)午後6:30開演
動楽亭

桂文鹿・・・・「天覧文福一門会」
露の新治・・・「千早ふる」
新治・文鹿・智丸・対談「掘り下げる新作論」
中入り
露の新治・・・「福蓑」(木村智子作)
笑福亭智丸・・「念仏嫌い」




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第4回・北野田エンタメフェスティバル落語会~2022.10.30

2022-10-30 16:16:16 | 落語

第4回・北野田エンタメフェスティバル落語会~2022.10.30
第4回・北野田エンタメフェスティバル落語会~2022.10.30

コロナ禍で前回は中入りの際、全員いったん会場を出ての総入れ替えだったので、今回も中入りの時間が30分。でも、今年は沈静化のため入替えは無し、それで時間を持て余した長い長い中入りに・・。ですから12時丁度に始まって、5時半に終わるロングラン落語会に。座っているだけでお尻が痛くなりましたな。

詳細は、後日に。



一、桂小梅・・・・「平林」

「定吉、定吉は居りませんのか・・・」で、隣の落友のあずきさんとにっこり、いまあずきさんが稽古されてるのがこの「平林」。生の見本が見れるなんてラッキー、よろしいな。
小梅さんの明石での初高座も確か「平林」だったような。もう11年になるんですね。ますます、師匠に似てきた小梅さんでおました。

二、笑福亭風喬・・「相撲場風景」

笑福亭のお家芸「相撲場風景」。風喬さん、やはり松喬一門の実力派、汚くならないながらも骨太の落語、よろしおますな。

三、桂梅團治・・・「抜け雀」

この宿の場所はどこなのか、小田原、もっと大阪に近い長浜、草津。どこでも良いような気がするんですが、何となくモヤモヤ感の残る梅團治さんの「抜け雀」、これって何なんでしょうか。

一、露の端・・・・「ん廻し」

「北野田から来たのだ」のキャッチフレーズの瑞さん、さすが地元でファンの方がいっぱいの会場。噺は、往年のスターがぞくぞくでてくる「ん廻し」
、この話「ん」づくしでギャグを放り込むにはもってこいのネタ。演じるよりそれを考えてる時が楽しそうですな。

二、桂華紋・・・・「ふぐ鍋」

もう華紋さんの十八番ともいえる「ふぐ鍋」。もうぼちぼち解禁の季節になりましたな。なぜか、くどさが研ぎ落されて上品な「ふぐ鍋」に、今年もあと何回食べることができるんでしょうか。

三、桂坊枝・・・・「堪忍袋

本日一番、秀逸の坊枝さんの「堪忍袋」。ハリと勢いのある声で客席を圧倒。
よろしいな、最高でおます。

落語には声の大きさがいかに大事かようわかりますな。いま「一文笛」を稽古し始めていますが、あまりシットリとするのではなく、できる限りのメリハリのある声で秀を諭したいもんですな。

一、桂弥壱・・・・「桃太郎」

いまや「平林」とともに聞く機会の多い「桃太郎」。今迄ベテランの演じられる「桃太郎」が味があって好きだったんですが、でもこの前聞いた、秀都さんのが鮮烈。普通の「桃太郎」では物足りなくなってしまいました、こわいですな。

二、桂小鯛・・・・「親子酒」

入門されて15年、今や若手咄家グランプリに優勝して乗りに乗っている小鯛さん。でも酒飲みの噺って難しいですな。
酔ってる主人公と酔ってない演者、このころ加減が難しいですな。大ネタに挑戦、ますます聞く機会が増えそうな小鯛さんでおました。

三、桂文之助・・・「夢の酒」

よろしいな、色っぽい文之助さん。「夢の酒」、落語って「夢」にまつわる噺、多いですな。まあ、オチがいままでは嘘でした、夢でした、というもんですから、題材にはしやすいんですな。
「星野屋」や「片棒」ではないですが、またまた何度も聞きたくなる文之助さんの「夢の酒」でおました。

一、笑福亭呂翔・・「つる」

いまや、各落語会に引っ張りだこの呂翔さん。この可愛さに先輩達もイカれてるんでしょうな。「つる」といえば米朝一門という気がして、笑福亭では喬介さんと呂好さんしか聞いたことが無いんですが笑福亭が演じる「つる」。
この、単純な噺で笑いをとるとは、落語は難しいですな。

二、林家そめすけ・「私がパパよ(桂三枝作)」

「大阪人情落語24区」が聞けるかと期待していたんですが、よう考えるとここは堺市、維新がらみで結構堺と大阪はいがみ合うてますもんね。
そこは避けて三枝さん作の「私はパパよ」、よろしいな創作落語、普段の喋りマクラがたのしい、そめすけさんだけに古典より創作。やはり「大阪人情落語24区」まとめて聞きたいもんですな。

三、笑福亭竹林・・「死神」

この会の幹事役、竹林さん、北野田にすんで40年とか、地元でこんな落語会ができるなんて、これだけでも地元への恩返しですな。噺は失礼なながら風貌も似てきたような「死神」。
人の命ってわかりませんもんね、案外各人のロウソク見ると
太いの細いの、炎の勢いあるの細々と点いているだけのものと、真ん中でポキット折れていたりして怖いですな・・・。

来年も開催されそうなので、必ず参加したい落語会見っけでおます。

第4回・北野田エンタメフェスティバル落語会
2022年10月30日(日)12:00開演
堺市立東文化会館・フラットホール

第一部
一、桂小梅・・・・「平林」
二、笑福亭風喬・・「相撲場風景」
三、桂梅團治・・・「抜け雀」
第二部
一、露の端・・・・「ん廻し」
二、桂華紋・・・・「ふぐ鍋」
三、桂坊枝・・・・「堪忍袋」
第三部
一、桂弥壱・・・・「桃太郎」
二、桂小鯛・・・・「親子酒」
三、桂文之助・・・「夢の酒」
第四部
一、笑福亭呂翔・・「つる」
二、林家そめすけ・「私がパパよ(桂三枝作)」
三、笑福亭竹林・・「死神」

①、堺市立東文化会館
会場の堺市立東文化会館、終演後は日も暮れて、三日月が出ていました。

②、ほぼ全員、通しで落語を楽しまれた客席。


③、第4回・北野田エンタメフェスティバル落語会

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第14回・ぶんか寄席~2022.07.24

2022-07-24 16:16:16 | 落語
今日は、ぶんか寄席を観に「北野田に来たのだ」。

たっぷり二時間の落語会。各自十八番の演目で楽しませてもらいましたで。
詳細は後日・・・・。

一、露の端・・・・・「動物園」

「今日は北野田から、北野田に来たのだ」のキャッチフレーズで北野田出身の瑞さんの登場。10月30日開催の北野田エンタメフェスティバルの告知もしながら、ホームグランドの強み。噺は「動物園」、可愛くてこんなネタを演じると、まだまだアイドルの匂いがプンプン。

でも、10年後になっても「今日は北野田から、〇〇に来たのだ」と聴けるのでしょうか、さてどうなってるのかたのしみですな。

二、笑福亭喬介・・・「ぜんざい公社」

北野田駅前寄席をを続けておられる喬介さん、来月で90回目と、凄いですね。でも、その記念すべき一回目聴いているんですよ「ねずみ」聞いたの思い出しました。
「ぜんざい公社」と言えば、先代の春蝶さんですが、やはり喬介さんらしく明るく、楽しくなった「ぜんざい公社」に・・・。
でも、お弟子の喬明さんの落語、早く聴きたいもんですな。

三、旭堂南龍・・・・「山内一豊と千代」

春蝶さんでおなじみの「山内一豊と千代」、どちらも出は同じか・・・。でも味付けは、落語寄り、講談寄りと微妙にひらいています。

どちらが好きとはあえて言いませんが、この微妙な違い、おもしろおます。

四、桂文華・・・・・「悋気の独楽」

師匠の文枝さんの十八番の「悋気の独楽」、よろしいな。
女中のお竹どんの骨太さでこの噺は決まり。それで御寮さんの上品さ、定吉の無邪気さも際立ちますな。

千鳥橋のほうに拠点を替えられた文華さん、そちらの方へもおっかけていかんとあきまへんな。

五、桂春若・・・・・「三十石」

あの愉しい、ショートジョークで始まり、演目は前回に続いての「三十これもこれも五代目文枝さんにつけていただいたと、やはりどこははんなりしてますな。
でも今日の下座からの舟歌は喬介さん、思わず転覆しそうでしたが、これも愛嬌。朝明けの労働歌も聞けて、たっぷりと大阪の八軒屋までの船旅たのしめましたで。

第14回・ぶんか寄席
2022年7月24日(日)午後2:00開演
堺市立東文化会館

一、露の端・・・・・「動物園」
二、笑福亭喬介・・・「ぜんざい公社」
三、旭堂南龍・・・・「山内一豊と千代」
中入り
四、桂文華・・・・・「悋気の独楽」
五、桂春若・・・・・「三十石」

①、北野田・堺市立東文化会館

②、堺市立東文化会館・五階メインホール


③、本日の演目

④、第14回・ぶんか寄席

⑤、北野田エンタメフェスティバル落語会
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ほっとあわとく寄席・梅田新道~2022.06.04

2022-06-04 20:20:20 | 落語
ほっとあわとく寄席・梅田新道~2022.06.04

今日は、梅田新道にある「あわとく」さんで、伯枝師匠の落語会が。
このお店、私が生まれ育った処から50ⅿも離れていない元酒屋さんで、ご近所ではよく遊んだもんです。気になってたんですが、通るのはいつも昼間で、伯枝師匠の行きつけのお店とは聞いていたんですが、こうして訪問できるのは嬉しいもんでおます。・・・・少し前に行って、近くを探索致します。





⑪、ごまめとあわとくのマスター
55年ぶりの出会いですが、一目見てわかりました、変わりませんな。
近くのお店、“衣笠”や“川並”に“遠州”、“キャビン”の話など次々わいてきて、懐かしおました。
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「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・13」~2022.04.16

2022-04-16 13:13:13 | 落語
「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・13」
(2022.04.16)

ついに、第三クール、二年目に突入。
生徒さんも11時の部は変わらず、皆さん気心の知れたメンバーで楽しく始まる。

皆さんの新しい演目は、
人支亭白木さんが「看板の一」、ごま亭きなこさんが「あたま山」
善哉亭あずきさんが「皿屋敷」、和泉家ジャスコさんが「代脈」
五条亭楽園さんが「開帳の雪隠」、そして散歩亭ごまめが「狸賽
」ですが、
 
初稽古の日なんですが、みなさん、既に稽古されておられて素晴らしい出来。落語の作り方(台本等)も皆さん独自の方法で、アプローチの仕方がまちまちでおもしろおます。
 
この発表会は、9月ごろにあるようです・・・。


②、伯枝師匠と楽園さん。
 
③、白木さんとジャスコさん、あずきさんときなこさん。
 

④、2022年度・第1期(4月、5月、6月)
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さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

2022-01-21 16:16:16 | 落語
さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

笑点新メンバーの宮治さんも登場。
江戸の方も入ると出番の並び難しいですな・・・。

一、全員・・・・・「トーク」
最初に六人全員が登場、春蝶さんが進行役で東京勢から紹介、まずは時の人笑点新メンバーに決定の宮治さんから、内定、内示は8月にあったとか。仲間にも親にも言えなったのは辛かったでしょうな。そしてやんちゃな小痴楽さん、小辰さんはこの夏に十代目扇橋さんを襲名するとか。上方も名跡襲名お願いしたいですな。上方は、おとなしめに菊丸さん、雀太さんは雪駄を忘れて一人だけスリッパで舞台に、そしてそつなくまとめられた春蝶さん。でも落語家さんが集まるのフリートークもにぎやかで楽しいもんですな。

二、入船亭小辰・・「初天神」

小気味よい江戸風味の「初天神」江戸の方で最後まで聴いたことがないんですが凧あげまであるんでしょうか。でも、江戸の子供の方が生意気ですな。

三、桂雀太・・・・「代書」

雀太さんの十八番「代書」。よろしいな、ご自分の得意をぶつけて貰うと全体にスパーク、どんどん高座も客席も熱っぽくなっていきますな。

四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」

これも十八番「粗忽長屋」。小痴楽さんの口調よろしいな。江戸落語って感じ、ぜひ「大工調べ」なんぞ聴いてみたいですな。

五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」

この頃よく聞くんですが新作の「貢ぐ女」。まあ、モタレの位置なんで軽めは解かるんですが、ここはやはり古典をぶつけて欲しかったですな。「癪の合薬」や「湯屋番」、「ふぐ鍋」あたりで同じ噺でもこれぐらい江戸とは違うと見せつけて欲しかったですな。

六、桂宮治・・・・「棒鱈」

これは、江戸らしい噺「棒鱈」。それでも、東京の寄席で小里んさんと市弥さんで聞いたことのある話。この田舎侍の訛りとヘタな歌いっぷりがキモですな。明るいご陽気な高座。これからの宮治さん注目ですな。

七、桂春蝶・・・・「死神」

これも、この頃よく聴く春蝶さんの「死神」さん。ここは「立ち切り」かあの江戸とは一味も二味も違う「やかん」見せつけてやって欲しかったですな

今日は東西対抗で言えば、52対48で、残念ながら東軍の勝ちでおましたな。まあ、花のお江戸からわざわざ来られたので、花を持たしたとしときましょう。


さやか寄席・東西吟選落語協演会
2022年1月21日(金)午後2:00開演
SAYAKAホール・小ホール

一、全員・・・・・「トーク」
二、入船亭小辰・・「初天神」
三、桂雀太・・・・「代書」
四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」
中入り
五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」
六、桂宮治・・・・「棒鱈」
七、桂春蝶・・・・「死神」

①、SAYAKAホール


②、小ホール


③、さやか寄席・新春東西吟選落語競演会

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2021年・ごまめの落語・BEST20・・instagram OK

2021-12-30 08:08:08 | 落語
2021年・ごまめの落語・BEST20

今年は、コロナの緊急事態宣言でチケットを買っていて中止になった落語会が七公演、大阪へ出るのも自粛、近くの落語会、「和泉ワンコイン寄席」や、「せんしゅう亭」などを中心に足を運んで楽しませてもらいました。
ただし、11月末からの大阪落語会はチケットも安く、今年のストレス発散と4公演もお世話になりました。
落語会は都合34回、158の演目の中から、今年はBEST30ではなく、BEST20でおます。

例年のごとく、一人の噺家さん、ベスト、一演目にしております。


①、笑福亭鶴二、「中村仲蔵」・(4.10)~新生名人は誰だ
大当たり・・鶴二さんの「中村仲蔵」、大当たり。
仲蔵の奥さんよろしいな、旦那を励まし、旦那を遠回しに諭す。男ってやはり認めて貰いたいという動物、それが得られないときは失意のどん底、一番近くにいる師匠であり、一番のファンである、そういう意味で良い女房でおますな。
仲蔵が芸を磨き、役の工夫をして「五段目」の斧定九郎の役作りをするところ、踊りの素養のある鶴二さん、きれいな立ち姿、かっこいいですな。「百年目」「らくだ」に続いて聞きたい大ネタまた一つ「中村仲蔵」できましたな

②、桂春若、「京の茶漬」・(2.20)~泉州上方噺の会
本日の秀逸。もう何度も聴かせてもろうている春若さんの「京の茶漬」、一番前の近い席で見ただけに大阪の客人の顔の表情、心の動きが細かに伝わってくる。あまり台詞のない奥さんの表情まで伝わってくる。
続けてもう一度「京の茶漬」であっても聞きたくなるのは、春若さんの落語完成度の高い証ですな。


③、笑福亭伯枝、「ざこ八」・(11.14)~笑福亭伯枝独演会
三か月前のネタおろしも聞いたんですが、さすが本番、最高の仕上がり。やはりネタを練り上げるというのは凄いですな。「ざこ八をつぶしたんは、鶴さんおまはんのせいや」で始まる小父さんとのけんか腰の言い合い。よろしいな、変に人情噺にならずして、ざこ八とお糸さんのこれまでの年月が語られる。
ここのところだけで、鶴さん、お糸さん、小父さん、すべての人の心情が明かされる。・・・最後の終わり方は、優しさあふれる伯枝さんらしいですな。


④、桂春蝶、「やかん」・(8.8)~笑福亭鶴二独演会
よかったですな。最高でおます春蝶さんの「やかん」。知らぬものはないと広言している隠居のもとへ無理難題を吹っかけてくる主人公。その質問が秀逸、春蝶さんのセンスが際立つ。後半は「やかん」の由来を語るのに隠居大好きなデタラメの講談で煙に巻こうとする。このくだりあの「狼講談」を彷彿させる。大熱演、一つの落語で二つの落語を聞いたような充実感、何度でも聞きたくなる、十八番とも云える春蝶さんの「やかん」でおました。
知ったかぶりするものを東京の噺家仲間では「やかん」というらしい・・・知らんけど。


⑤、桂梅團治、「井戸の茶碗」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
本日の秀逸。本格落語でおました。この日16名の落語家さんが落語を、こんなM-1みたいに他の咄家さんを意識しながら、ご自分のベストの高座をぶち当てる。初めて落語に接するお客さんも多い中、お茶を濁すのではなくマクラもなしに「井戸の茶碗」を本寸法で話される梅團治さん、その真摯な姿勢に感動。良いものはやはり良い、良いものは熱く伝わりますな。


⑥、笑福亭仁智、「ハード・ラック」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
「ハードラック」・・何度聞いても楽しい名作。今日初めてこの落語に出合えた方は、「グッド・ラック」でおますな。


⑦、桂文珍、「たちきり線香」・(2.16)~動楽亭・昼席
文珍さんの「立ち切れ線香」が聞けるとは、笑いは少ないが船場の若旦那と芸妓小糸との悲恋物語、しんみりと聞かせてもらいました。
終わったら、隣のお嬢さんが涙ぐんでるのを見てこちらまでグッときましたな、コロナ禍で人との関りが避けられていますが、やはり心の襞にしみいる落語の世界ってよろしおますな。


⑧、笑福亭松枝、「軒付け」・(2.16)~泉州上方噺の会
浄瑠璃の噺なので、「寝床」か「猫忠」と思いきやなんと「軒づけ」めったに聴くことのない噺。今のカルチャーセンターではないですが、趣味の者が集い会うのはたのしみで、早くコロナ禍もおさまって天さんの「テンツテンテン」、気兼ねのう聞ける日が来てほしいですな。


⑨、桂南天、「時うどん」・(2.16)~動楽亭・昼席
モタレ役の南天さん、そこは軽く「時うどん」ですが、もちろん、南天ワールド全開に、喜六が翌日ひとりで行ってうどん屋に「おつれさんもつけましょか」というくだりで、「ここに居てるんやから、ちゃんとここを見て言うていや」と、独特のこだわりをほり込む、南天さんのこんなとこ大いに好きですな。

⑩、柳家喬太郎、「小言幸兵衛」・(7.23)~柳家喬太郎独演会
借家を借りに来た仕立て屋に息子がいると聞いてからの心中騒ぎ。こんな無茶ぶりの狂気さは喬太郎さんの十八番。


⑪、桂雀々、「代書」・(12.11)~大阪城歳末大寄席
「代書」・・十八番の、「ポーンです」。寒い冬でも、汗がでてくる大熱演。

   
⑫、立川志らく、「芝浜」・(11.27)~立川志らく独演会
これも志らくさんの十八番。恒例の師走にかけられる「芝浜」。これは東西の方で聴いていますが、やはり最初に聴いて泣かされた柳家さん喬さんのが忘れられませんな、その後の二度目の時にも泣かされました。
私にとっては「芝浜」は、泣くために聴く噺で、その涙の量が良し悪しの基準になってます。まあ、歳をとると、解かっていながら涙もろくなってますな


⑬、桂南光、「鴻池の犬」・(9.23)~上方落語競演会
南光さんの「鴻池の犬」は初めて、兄弟愛がしんみり泣かせどころですが、南光さん以外にあっさりと、でも「鯛の浜焼き」「う巻き」と次々ごちそうを。遠慮するシロに「わしゃ、こういうもん食いあきてんねん。今晩あたりあっさりと奈良漬けで茶漬けでも食いたいとおもうてんねん」この台詞よろしおますな、弟への思いが溢れてますな。落語には、お気に入りの台詞というのがありますな・・・。


⑭、笑福亭松喬、「尻餅」・(12.2)~大阪城歳末特大寄席
師走にピッタリの噺をじっくりと。


⑮、桂文鹿、「おみくじ制作所」・(12.11)~大阪落語祭・お楽しみ落語会岸和田
良かったですな、楽しい、たのしい一席、名作「おみくじ製作所」がようやく聞けましたおみくじ製作所にかかってくる電話の先の神社の名前が、米紫神社に、菊丸寺院、かい枝神宮、春蝶宮、三若寺院、福矢寺に吉弥大社などすべて同期の噺家さんが勢揃い、三金さんがないのがやはりさみしいですが。
これから初詣での季節、各神社では書き入れ時、この落語に近いおみくじや絵馬の発注、利は元にありでいろんなものの仕入れ、飾りつけの準備など、始まってるんでしょうな。


⑯、桂小春団治、「職業病」・(12.11)~大阪城歳末特大寄席
小春団治さんの十八番の創作落語。私にとって「職業病」とはなんなんでしょうな。気になりますな。


⑰、桂文三、「四人癖」・(6.27)~ラクゴリラ・25周年記念会
「四人癖」最高。落語の楽しさ全開ですな。変な蘊蓄ではなく、バカバカしくても、楽しい、そんな落語の原点みせてくれる文三さんの高座でおました。


⑱、笑福亭呂好、「盆唄」・(10.24)~角座・呂好一人勉強会
立川談四楼さんで、「ぼんぼん唄」というのを聞いたことがあるのですが、
噺が進むにつれてあの時の温かみのある落語が思い出されてきました。
呂好さんの、穏やかでしっとりとした噺よろしおますで、こんな良い落語どんどん聴かせてほしいもんでおます。


⑳、笑福亭生寿、「近日息子」・(6.27)~ラクゴリラ・25周年記念会
生寿さんもう入門15年とか、東京ならぼちぼち真打ち襲名の話が出るころですな。凄い「近日息子」見せて貰いました。言い間違いしてあやまらんとのくだり、すべてオリジナルでしょうか、斬新で、おもしろくて、噺のキモの部分に敢えてさらにバージョンアップに挑戦するとは・・・これは、ますます進化する生寿さんの高座、見逃したらあきまへんな。



来年は、落語ではなく文楽で幕開けの予定です。

一年間お世話になりました、
「ごまめ~の~いちょかみ」
来年もよろしくお願いいたします。
①、天満天神繁昌亭

②、和泉シティプラザ

③、浪切ホール

④、TTホール

⑤、太融寺

⑥、心斎橋角座
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第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11

2021-12-11 18:18:18 | 落語
第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11


①、11:30のTTホール(開演前)


②、18:30のTTホール(終演後)


③、6時間の長丁場の落語会
この16の落語に大喜利大会もありました。

④、大阪城・歳末特大寄席

今回の大阪落語祭りの目玉落語会、なんと6時間の超ロングラン落語会。
2,500円の落語会が4つも観れて、それでいて1,000円、十分の一の超お買い得。



第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席
2021年12月11日(土)12時~18時
COOL  JAPAN PARK OSAKA TTホール


一、月亭希遊・・・・「時うどん」・・希遊さん上手い、うどん旨そう。
二、桂三象・・・・・「憧れのカントリーライフ」・・三枝さんの作。
三、笑福亭松喬・・・「尻餅」・・師走にピッタリの噺をじっくりと。
四、桂雀々・・・・・「代書」・・十八番の、「ポーンです」。

一、笑福亭智六・・・「相撲場風景」・・まれの出会い、不思議なフラ。
二、桂ひろば・・・・「真田小僧」・・見た目も落語もスラリに変身。
三、桂雀三郎・・・・「ちしゃ医者」・こんな雀さんの落語好きです。
四、桂小文枝・・・・「孝行糖」・・珍しい孝行糖、やってみな、おいしいな

一、桂かい枝・・・・「初天神」・短い時間で笑いのエッセンス濃縮。
ニ、桂まん我・・・・「風邪うどん」・じっくり聴かせてもらいましたで。
三、月亭八方・・・・「SDGsエコノミ焼き」・・吉本の舞台そのまま。
四、桂梅團治・・・・「井戸の茶碗」・・本日の秀逸。本格落語でおました

一、桂三河・・・・・「お忘れ物承り所」・・三枝さん作・・・。
二、桂小春團治・・・「職業病」・・小春団治さんの十八番の創作落語。
三、桂文之助・・・・「片棒」・・次男で終わってしまったのは残念。
四、笑福亭仁智・・・「ハードラック」・・何度聞いても楽しい名作。

大喜利・司会・八光
    八方チーム (三実、小梅、あおば、生寿)の勝利
    小文枝チーム(愛染、治門、ちきん、咲之輔)


第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席~2021.12.11

第二回・大阪落語祭 大阪城歳末特大寄席
2021年12月11日(土)12:00開演
COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール


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大阪落語祭・お楽しみ寄席~2021.12.02

2021-12-02 21:39:08 | 落語
大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席~2021.12.02

良いメンバーですよね、この落語会が1000円とは、多くの人に笑っていただきたいですよね。

チケットが一枚余ったので、鶴二さんの落語仲間のB3かわさきさんにお声かけすると、ご自分は都合が悪いので奥方が代わりにとご参加、妙齢の方との落語会、こちらの方が良かったりして・・・。

一、桂雪鹿・・・・・「桃太郎」

今、落語講座であずきさんが稽古されてるのがこの「桃太郎」。聞きなれているだけに、仕草も含めてしっかりと聞き、見ると、やはりプロの噺家さん、発信の情報量の多さに、大感心。これだけやって、笑いというのが起きるのかと、押しの強さが見受けられる感心の一席でおました。

二、露の紫・・・・・「狼講釈」

今や紫さんの十八番か「狼講釈」。次から次へとでたらめ講釈が出てくるところがキモ。新治さんからの「狼講釈」か、露のの十八番でおますな。

三、桂文鹿・・・・・「おみくじ製作所」

良かったですな、楽しい、たのしい一席、名作「おみくじ製作所」がようやく聞けましたおみくじ製作所にかかってくる電話の先の神社の名前が、米紫神社に、菊丸寺院、かい枝神宮、春蝶宮、三若寺院、福矢寺に吉弥大社などすべて同期の噺家さんが勢揃い、三金さんがないのがやはりさみしいですが。

これから初詣での季節、各神社では書き入れ時、この落語に近いおみくじや絵馬の発注、利は元にありでいろんなものの仕入れ、飾りつけの準備など、始まってるんでしょうな。

四、笑福亭たま・・・「鼓ヶ滝」

文鹿さんの師匠、文福さんの話をマクラで大いにつかむ。「なぞかけ」「相撲甚句」「河内音頭」どれも「漫談」風であっても落語。そして落語には「地噺」というジャンルがあると蘊蓄を語ってから「鼓ヶ滝」へ。
智丸さん、伯枝さんと立て続けに「鼓ヶ滝」、結構ネタってブームがありますな。でもここはさすが、たまさん。一味も二味も違った語り、たまさんの狂気に満ちた西行さんでおましたで。

五、桂小枝・・・・・「動乱の幸助」

さすが“大阪落語祭”、小枝さんで「動乱の幸助」、大ネタの落語が聞けるとは・・・。途中、レポーター口調が出てくるのは愛嬌で、軽い、軽い、ふんわりとした「動乱の幸助」でおました。

大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席
2021年12月2日(木)午後2:00開演
南海浪切ホール・交流ホール

一、桂雪鹿・・・・・「桃太郎」
二、露の紫・・・・・「狼講釈」
三、桂文鹿・・・・・「おみくじ製作所」
四、笑福亭たま・・・「鼓ヶ滝」
五、桂小枝・・・・・「動乱の幸助」


①、南海浪切ホール・交流ホール


②、大阪落語祭・岸和田お楽しみ寄席
小枝師匠、浪切初登場では・・・。

③、大阪落語祭・岸和田
こんな落語会があると知って、即買いに走ったので、
整理番号、1,2、でおます。

④、“B3かわさき”さんにいただいた“あまなっと”
二色の浜・旧紀州街道筋・御菓子舗「井上甘納豆製菓」さん。
甘いのは大好き、熱いお茶と共に楽しみにつまさして貰います。

⑤、その包み紙をさっそくブックカバーに
和菓子屋さんの包み紙は、紙の厚さといい、意匠的にもピッタリ、重宝しています。


コメント (3)
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笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・2~2021.07.17

2021-07-17 10:30:00 | 落語


笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・2~2021.07.17

5月15日分が、緊急事態宣言延長につき、7月31日に延期に、今回が二回目の講座


散歩中であったり、整形外科の腰骨伸ばす機械の上では、マスク越しに遠慮しながらぶつくさと、風呂の中であったり、部屋では窓してめて近所に遠慮しながらも大声で、もう百回以上はネタ繰りって言うのを繰り返してほぼ腹に入りましたが・・人前で演るのは別物、さてどうなりますか・・でも今から、たのしみでおます。

今日はおひとりが欠席で七人が受講。演目は「初天神」がお二人、「時うどん」がお二人、「つる」、「酒の粕」、「青菜」と。
わたしは「青菜」で、キモは植木屋夫婦の仲の良さと、言葉は激しいですが割れ鍋に綴じ蓋のような関係が表現できたらと思っています。そこで嫁さんの勢い、「船弁慶」のお松か、「遊山船」のおかみさんを思って勢いよく喋っていますが。
でも伯枝さんからは、それはそれでOKですが、お屋敷の旦那さんはもっとゆっくり喋ってメリハリをと・・・全編勢いで突っ走ってしまったようで、次回はお屋敷の旦那さんと奥方の上品さを考えて喋ってみようと・・・。

それと五人の方の、お名前が決定。

散歩亭ごまめ、ごま亭きなこ、善哉亭あずき、和泉家しん吉、泉北亭ライナー、
和菓子の美味しそうな名前が続きますし、皆さん素敵なお名前でおます。


今日は、作務衣を着て、講習に。

 

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第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~

2021-06-27 11:11:11 | 落語


第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~

25周年・150回・「ラクゴリラ」記念公演

平成三年入門の同期生四人組。今や各一門の実力中堅噺家となった、生喬、南天、文三、花丸、さんの落語会に、
人数制限ながら、満員御礼の会場に上方落語ファンが駆けつける。

桂天吾・・・・「時うどん」
南天さんのお弟子の天吾さん、しっかりとしたなかに師匠南天さんのふぁっとした空気、DNAを感じる。これからいsバラクは南天さんのクローンが見れそうで、たのしみでおますな。

桂小文三・・・「東の旅・もぎ取り」
小文三さんは、文三さんのお弟子さん。東の旅の発端ではなく、見世物小屋のもぎ取りを。師匠の明るさ、陽気さ、名一杯受けてすくすく育つんでしょうな、たのしみでおます。

笑福亭生寿・・「近日息子」
生寿さんもう入門15年とか、東京ならぼちぼち真打ち襲名の話が出るころですな。凄い「近日息子」見せて貰いました。言い間違いしてあやまらんとのくだり、すべてオリジナルでしょうか、斬新で、おもしろくて、噺のキモの部分に敢えてさらにバージョンアップに挑戦するとは・・・これは、ますます進化する生寿さんの高座、見逃したらあきまへんな。

二十五周年記念口上
25年前に同期四人ではじめた落語会。最初に文三さんが作ったチラシは赤に黒字でひどい出来、そのせいではないですが、10人か20人しか集まらない会が続きましたが、芸には精進する四人ですが、営業や特にお金には無頓着で・・そのせいか、大きなもめごともなく25年続けられてきましたと・・噺家になって三十年、そのうちこうして噺家の青春時代を一緒に過ごしてきた、同士という皆さん感慨深い面持ちでいっぱいでした。更に各一門の名看板になっていただいて、令和の新四天王になってもらいたいもんですな。


桂文三・・・・「四人癖」「持参金」
「四人癖」最高。落語の楽しさ全開ですな。変な蘊蓄ではなく、バカバカしくても、楽しい、そんな落語の原点みせてくれる文三さんの高座でおました。

笑福亭生喬・・「中学生ブルース」「稲荷の侍」
長坂賢太郎さんと小佐田定雄さんの創作落語二席。普段楷書の落語を演じてくれる生喬さん、変化球の軟投派で二席とは、やはり周りの仲間がどんな落語をするか予想できるので、遊べるんでしょうな、私にとっては普段見れない生喬さんが見れて、得した感じでおました。


林家花丸・・・「茗荷宿」「替り目」
花丸さんはめったに聴くことのない「茗荷宿」と、“ごぼう天”連呼の「替り目」、実力のある噺家さんが、ちょいと遊ぶ高座、見ていて楽しおますな。

桂南天・・・・「青菜」「三十石」
あの、植木屋が剪定しているしぐさから始まる南天さんの「青菜」。そして、どぶんちょどぶんちょと舟歌たっぷりの「三十石」、声からしての南天さんの熱演と生喬さんとの下座からの掛け合い、よろしおましたな。

まずは、200回、30周年目指して、どぶんちょどぶんちょ、でおますな。

 

第150回・ラクゴリラ~25周年記念公演~
2021年6月27日(日)午前11:00開演~午後4:00終演
梅田・太融寺・本坊2階

一、桂天吾・・・・「時うどん」
二、桂文三・・・・「四人癖」
三、笑福亭生喬・・「中学生ブルース」
中入り
四、桂小文三・・・「東の旅・もぎ取り」
五、桂南天・・・・「青菜」
六、林家花丸・・・「茗荷宿」
ミニミニ抽選会
中入り
二十五周年記念口上

七、笑福亭生寿・・「近日息子」
八、笑福亭生喬・・「稲荷の侍」
九、林家花丸・・・「替り目」

中入り
十、桂文三・・・・「持参金」
十一、桂南天・・・・「三十石」
三味線・・・豊田公子、はやしや香穂


太融寺さん・本堂


人数制限のゆったりとした、満員御礼の会場。



行商に来られた風喬さんの、上方落語家似顔絵ファイル

 


風喬さんの、上方落語家似顔絵ファイル



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