団四会 落語会
露の団四郎さん。
「七度狐」に「野崎詣り」「湯屋番」、どれも凄いネタ、楽しみデス。
会場は、70人ほどの大入り満員。
三人三様のファンが居られて、「待ってました」の掛け声がかかるほど、
アットホームのあたたかい雰囲気・・・よろしいですな。
一、遊人亭だん平・・・・・・・・「野崎詣り」
二、遊人亭だん々・・・・・・・・「湯野番」
三、遊人亭昌だん・・・・・・・・「七度狐」
凄いです。素人とは思えぬぐらい余裕でマクラをふって
きっちりとご自分の言葉に置きかえて、なぞっているというより、
各自の落語になっている、それだけ言葉の選び詰まりも自然んで
安心感して聞ける。
「寝床」状態とは違って、充分楽しませてもらいましたで・・・・。
四、露の団四郎・・・・・・・・・・「提灯屋」
稽古を付けられてるのが、露の団四郎師匠。
生徒は12~13名ほど居られるとか、落語会は毎月開催で・・・
とすると、4ヶ月に一回は回ってくる勘定で、年に三つはネタおろしを。
凄いですよね、失礼ながらそれなりのお年なんで、覚えるのも大変かと。
団四郎師匠は、珍しい噺「提灯屋」を、確か生喬さんで一度聴いたことがあるだけ。
符牒でスッポンを丸と呼んでいたと、親切に前ふりをして本題に。
字が書けない読めない「手紙無筆」、「浮世床」、など落語にはいろいろでてきますが、
チラシ、ちんどんや、などご近所の方に開店など知らせるには有効だったんでしょうな。この頃新聞の購読者の数もめっきり減少、新しいお知らせは、
メールやラインなどのSNSなどに変わってるんでしょうな。
噺は家紋がなぞかけ風になっていて、「捻じり梅」「竜胆崩し」「丸に柏」がでてきましたな。
羽織も着る機会も少なくなり、家代々の家紋も薄れていくんでしょうな。
次回、だん平さんの出番には是非、
それと団四郎さんの、夏の怪談噺には一度お伺いしたいもんです。
団四会・落語会
2019年4月26日(金)午後6:30開演
福島・日の出ビル3階
一、遊人亭だん平・・・・・・・・「野崎詣り」
二、遊人亭だん々・・・・・・・・「湯野番」
三、遊人亭昌だん・・・・・・・・「七度狐」
四、露の団四郎・・・・・・・・・・「提灯屋」
だん平さんと、団四郎師匠と、ごまめ。